チーズフォンデュが余ったら——固まったチーズの使い道と、しまい方の考え方

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チーズフォンデュを楽しんだあと、鍋に、とろとろのチーズが残ってしまった。冷めるとかたまりになって、このまま捨てるのはもったいないけれど、どう使えばいいのか分からない。年末のパーティーや家族の集まりのあとに、ありがちな悩みですよね。

先に結論です。余ったチーズは、冷めると固まるので、早めに鍋から出して浅い容器に移し、冷ましてから冷蔵庫へ。使い道は、グラタンやドリア、パンにのせて焼く、スープに溶かす、のように、もう一度加熱する料理に回すのが考え方の基本です。具の残りは、チーズとは別の容器にしまいます。この記事では、使い道の早見表、しまい方、温め直し、具の扱い、お酒入りの時の注意、食べない方がいいサインを、順に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へチーズが余った→加熱する料理に回す第1章へ ▶鍋に残したまま→浅い容器で早めに冷蔵第2章へ ▶明日また食べたい→弱めの火で混ぜて温める第3章へ ▶具が余った→チーズと別にしまう第4章へ ▶お酒入りだった→子どもには出さない第5章へ ▶

ケース別に読む:使い道を知りたい|しまい方を知りたい|温め直したい|具が余った|お酒入りだった|食べない方がいいサイン

4コマ漫画|チーズフォンデュが余ったらチーズが残った鍋にチーズが残っちゃったフォンデュ鍋1食べ終えたあとの鍋置きっぱなしこのまま置いておこうかな冷めた鍋2冷めて固まり取り出しにくい浅い容器へやわらかいうちに浅い容器へ移す浅い容器3早めに冷まして冷蔵庫へグラタンに明日はグラタンにしようかな焼き色4加熱する料理に回す

使い道の早見表——もう一度加熱する料理に回す

フォンデュで余ったチーズは、すでに溶かしてあるぶん、使い道が広い食材です。ただ、冷めて固まったチーズをそのまま冷たい料理にのせても、とろけてはくれません。温かい料理か、焼く料理に合わせると考えると、迷いません。

使い道 考え方 気をつけること
グラタン・ドリア ご飯や具の上にのせて、焼き色がつくまで焼く 具には先に火を通しておく
パンにのせて焼く 固まったチーズを広げて、トースターなどで焼く 焦げやすいので、様子を見ながら
スープに溶かす 温めたスープに、少しずつ入れて溶かす 一度に入れるとダマになりやすい
パスタやリゾットのソース ゆでた麺やご飯にからめる 塩気が強くなりやすいので、味は後から整える
温かい野菜にかける ゆでた野菜や、ふかしたいもにのせる 冷たいままだと固まったままになる
使い道は加熱する料理1グラタン・ドリア具の上にのせて焼く→2パンにのせる広げて焼き色を→3スープに溶かす少しずつ入れる

フォンデュ用のチーズには、お酒や香りづけが入っていることがあります。加熱する料理に回すと、風味が少し変わることもあるので、味は味見をしながら、塩気は後から足すくらいがちょうどいいです。分量やゆで時間は、使うチーズや器で変わるので、レシピに合わせてください。

冷めて固まったチーズが、水分と脂に分かれたように見えることがあります。温め直してなめらかになることもあれば、分かれたままのこともあります。分かれたままなら、グラタンのように、ほかの具やソースと合わせる料理に向いています。

しまい方——鍋から出す・浅い容器・早めに冷ます

余ったチーズは、固まる前の、まだやわらかいうちに鍋から出すのが楽です。冷めて固まってしまうと、ゴムベラが入らず、取り出すだけで一苦労になりがちなんですよね。

しまい方の3ステップ1鍋から出す固まる前に→2浅い容器へ広げて入れる→3冷まして冷蔵粗熱が取れたら
  1. 鍋から出す:食卓に出しっぱなしにせず、火を止めたら、やわらかいうちにゴムベラで取り出します
  2. 浅い容器へ広げる:深い容器より、浅く広い容器の方が、早く冷めます。厚く入れるより、薄く広げるイメージです
  3. 粗熱が取れたら冷蔵庫へ:ふたをして冷蔵庫に入れます。ほかの食品のにおいが移らないよう、しっかり閉じます

鍋に入れたまま置いておくと、鍋の厚みで熱がなかなか抜けず、冷めるのに時間がかかります。食卓で長く出していた物は、翌日に回さない方が安心です。冷蔵した物も、何日までもつかは家の冷蔵庫や作り方で変わるので、できるだけ早めに食べ切るのが基本です。

冷凍できるかどうかは、チーズの種類や、お酒・具が入っているかで変わります。冷凍チーズの考え方は、冷凍チーズの解凍と固まった時の考え方でも見ています。冷凍する前に、まず袋やパックの表示を確かめてください。

温め直し——弱めの火で混ぜながら

翌日にもう一度フォンデュ風にしたい時は、弱めの火で、混ぜながらゆっくりが基本です。固まったチーズを強い火にかけると、鍋の底だけが焦げついて、上は固いまま、ということになりがちです。

温め直しの3つ1焦げつかない鍋少しずつ移す→2弱めの火ゆっくり混ぜる→3中まで温めるなめらかになったら
  • 焦げつきにくい鍋に移す:厚みのある鍋や、フッ素樹脂加工の鍋が向いています。固まったチーズは、小さくほぐして入れると早く溶けます
  • 弱めの火でゴムベラで混ぜる:鍋底をなでるように、止まらずに混ぜます。ぐつぐつ煮立たせず、なめらかになるまで待ちます
  • 中までしっかり温める:冷蔵庫から出した物は、ふちだけ温まって、真ん中が冷たいことがあります。全体が温まってから食べます

電子レンジを使う時は、耐熱の容器に入れて、取扱説明書の使い方に従ってください。途中で一度混ぜると、ムラが出にくくなります。一度温め直した物を、何度も冷やして温め直すのは避けて、食べる分だけ温めるのが安心です。

具が余った時——チーズと別の容器にしまう

チーズだけでなく、パンや野菜、ソーセージなどの具も余ることがあります。具は、チーズとは別の容器にしまうのが、どれも長持ちさせやすいコツです。チーズをまとった具は、そのまま入れると、水気が出てべたついてしまうんですよね。

具 しまい方の考え方 使い道の例
パン 乾かないよう袋に入れる。チーズがついた分は取り除く トーストやラスク風に焼く
ゆで野菜 水気をふいて別の容器に。冷めてからふたをする スープやグラタンの具に
ソーセージ・肉 粗熱が取れたら早めに冷蔵。チーズと混ぜない グラタンの具に
いも類 水分が出るので、ふいてから容器へ 焼きいも風・グラタンの具に

パーティーのときは、ひとり分ずつ取り皿に分けておくと、食べきれなかった分を、しまいやすくなります。食卓で長く置いた具や、口をつけたフォークで触れた物は、翌日に回さない方が安心です。

お酒入りだった時——子どもや運転する人には出さない

フォンデュのチーズには、お酒が入っている物があります。加熱しても、アルコールが残ることがあります。余ったチーズをグラタンやスープに回す時も、同じです。

  • 子どもには出さない。余った分を使った料理も同じです
  • 運転する予定のある人にも出さない
  • お酒が苦手な人や、妊娠中の人にも、出す前に伝える
  • 入っているかどうか分からない時は、材料の表示や、作った人に確かめる

子どもと一緒に食べる予定があるなら、最初から、お酒の入っていないチーズと分けて作っておく方が、余った分も安心して使えます。お酒入りの物は、作った段階で、容器に「お酒入り」と分かるよう書いておくと、あとで取り違えを防げます。

食べない方がいいサイン——迷ったら食べない

しまっておいたチーズは、次のような様子があったら、食べません。

  • ぬめりが出ている
  • いやなにおいがする(においだけで判断せず、見た目や手ざわりと合わせて)
  • 色が変わっている、黒っぽい点がある
  • カビが見える(見える所を取り除いても、食べません)
  • 容器がふくらんでいる

しまった時の状態を思い出せない、いつ冷蔵庫に入れたか分からない、という時も、迷ったら食べないのが安心です。もったいない気持ちはあっても、おなかを壊すより、手放す方がずっと損が小さいです。

ゆきこ( ゚Д゚)『余ったチーズが、翌日のグラタンになると思うと、パーティーの片づけも少し気が楽になりますよね。しまう前に、鍋の中を見て、いつ使うかを決めておくといいと思います』

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人数分のフォークがそろっていると、取り皿ごとに使い分けやすく、後片づけもしやすくなります。


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冷凍チーズの考え方は冷凍チーズの解凍と固まった時の考え方に、固まったチーズの扱いの参考があります。

まとめ:加熱する料理に回し、浅い容器で早めに冷ます。お酒入りは子どもに出さない

  1. 余ったチーズは、もう一度加熱する料理に回す。グラタン・パンにのせる・スープが基本
  2. 固まる前に鍋から出し、浅い容器で早めに冷ます。冷めたら冷蔵庫へ
  3. 温め直しは弱めの火で、混ぜながら。中まで温め、何度も繰り返さない
  4. 具はチーズと別の容器に。食卓で長く置いた物は翌日に回さない
  5. お酒入りは子ども・運転する人に出さない。ぬめり・におい・カビがあれば食べない、迷ったら食べない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

チーズフォンデュが余った時の早見表:余ったチーズは冷めると固まるので、やわらかいうちに鍋から出して浅い容器に広げ、粗熱が取れたらふたをして冷蔵庫へ。使い道はグラタンやドリア、パンにのせて焼く、スープに溶かすなど、もう一度加熱する料理に回す。温め直しは焦げつきにくい鍋で弱めの火にかけ、混ぜながら中までしっかり温め、何度も繰り返さない。具はチーズと別の容器にしまい、食卓で長く置いた物は翌日に回さない。お酒入りのフォンデュは加熱してもアルコールが残ることがあるので、子どもと運転する人には出さない。ぬめり、いやなにおい、色の変化、カビ、容器のふくらみがあれば食べない。カビは見える所を取り除いても食べない。迷ったら食べない

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