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チーズフォンデュを楽しんだあと、鍋に、とろとろのチーズが残ってしまった。冷めるとかたまりになって、このまま捨てるのはもったいないけれど、どう使えばいいのか分からない。年末のパーティーや家族の集まりのあとに、ありがちな悩みですよね。
先に結論です。余ったチーズは、冷めると固まるので、早めに鍋から出して浅い容器に移し、冷ましてから冷蔵庫へ。使い道は、グラタンやドリア、パンにのせて焼く、スープに溶かす、のように、もう一度加熱する料理に回すのが考え方の基本です。具の残りは、チーズとは別の容器にしまいます。この記事では、使い道の早見表、しまい方、温め直し、具の扱い、お酒入りの時の注意、食べない方がいいサインを、順に見ていきましょう。
ケース別に読む:使い道を知りたい|しまい方を知りたい|温め直したい|具が余った|お酒入りだった|食べない方がいいサイン
使い道の早見表——もう一度加熱する料理に回す
フォンデュで余ったチーズは、すでに溶かしてあるぶん、使い道が広い食材です。ただ、冷めて固まったチーズをそのまま冷たい料理にのせても、とろけてはくれません。温かい料理か、焼く料理に合わせると考えると、迷いません。
| 使い道 | 考え方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| グラタン・ドリア | ご飯や具の上にのせて、焼き色がつくまで焼く | 具には先に火を通しておく |
| パンにのせて焼く | 固まったチーズを広げて、トースターなどで焼く | 焦げやすいので、様子を見ながら |
| スープに溶かす | 温めたスープに、少しずつ入れて溶かす | 一度に入れるとダマになりやすい |
| パスタやリゾットのソース | ゆでた麺やご飯にからめる | 塩気が強くなりやすいので、味は後から整える |
| 温かい野菜にかける | ゆでた野菜や、ふかしたいもにのせる | 冷たいままだと固まったままになる |
フォンデュ用のチーズには、お酒や香りづけが入っていることがあります。加熱する料理に回すと、風味が少し変わることもあるので、味は味見をしながら、塩気は後から足すくらいがちょうどいいです。分量やゆで時間は、使うチーズや器で変わるので、レシピに合わせてください。
冷めて固まったチーズが、水分と脂に分かれたように見えることがあります。温め直してなめらかになることもあれば、分かれたままのこともあります。分かれたままなら、グラタンのように、ほかの具やソースと合わせる料理に向いています。
しまい方——鍋から出す・浅い容器・早めに冷ます
余ったチーズは、固まる前の、まだやわらかいうちに鍋から出すのが楽です。冷めて固まってしまうと、ゴムベラが入らず、取り出すだけで一苦労になりがちなんですよね。
- 鍋から出す:食卓に出しっぱなしにせず、火を止めたら、やわらかいうちにゴムベラで取り出します
- 浅い容器へ広げる:深い容器より、浅く広い容器の方が、早く冷めます。厚く入れるより、薄く広げるイメージです
- 粗熱が取れたら冷蔵庫へ:ふたをして冷蔵庫に入れます。ほかの食品のにおいが移らないよう、しっかり閉じます
鍋に入れたまま置いておくと、鍋の厚みで熱がなかなか抜けず、冷めるのに時間がかかります。食卓で長く出していた物は、翌日に回さない方が安心です。冷蔵した物も、何日までもつかは家の冷蔵庫や作り方で変わるので、できるだけ早めに食べ切るのが基本です。
冷凍できるかどうかは、チーズの種類や、お酒・具が入っているかで変わります。冷凍チーズの考え方は、冷凍チーズの解凍と固まった時の考え方でも見ています。冷凍する前に、まず袋やパックの表示を確かめてください。
温め直し——弱めの火で混ぜながら
翌日にもう一度フォンデュ風にしたい時は、弱めの火で、混ぜながらゆっくりが基本です。固まったチーズを強い火にかけると、鍋の底だけが焦げついて、上は固いまま、ということになりがちです。
- 焦げつきにくい鍋に移す:厚みのある鍋や、フッ素樹脂加工の鍋が向いています。固まったチーズは、小さくほぐして入れると早く溶けます
- 弱めの火でゴムベラで混ぜる:鍋底をなでるように、止まらずに混ぜます。ぐつぐつ煮立たせず、なめらかになるまで待ちます
- 中までしっかり温める:冷蔵庫から出した物は、ふちだけ温まって、真ん中が冷たいことがあります。全体が温まってから食べます
電子レンジを使う時は、耐熱の容器に入れて、取扱説明書の使い方に従ってください。途中で一度混ぜると、ムラが出にくくなります。一度温め直した物を、何度も冷やして温め直すのは避けて、食べる分だけ温めるのが安心です。
具が余った時——チーズと別の容器にしまう
チーズだけでなく、パンや野菜、ソーセージなどの具も余ることがあります。具は、チーズとは別の容器にしまうのが、どれも長持ちさせやすいコツです。チーズをまとった具は、そのまま入れると、水気が出てべたついてしまうんですよね。
| 具 | しまい方の考え方 | 使い道の例 |
|---|---|---|
| パン | 乾かないよう袋に入れる。チーズがついた分は取り除く | トーストやラスク風に焼く |
| ゆで野菜 | 水気をふいて別の容器に。冷めてからふたをする | スープやグラタンの具に |
| ソーセージ・肉 | 粗熱が取れたら早めに冷蔵。チーズと混ぜない | グラタンの具に |
| いも類 | 水分が出るので、ふいてから容器へ | 焼きいも風・グラタンの具に |
パーティーのときは、ひとり分ずつ取り皿に分けておくと、食べきれなかった分を、しまいやすくなります。食卓で長く置いた具や、口をつけたフォークで触れた物は、翌日に回さない方が安心です。
お酒入りだった時——子どもや運転する人には出さない
フォンデュのチーズには、お酒が入っている物があります。加熱しても、アルコールが残ることがあります。余ったチーズをグラタンやスープに回す時も、同じです。
- 子どもには出さない。余った分を使った料理も同じです
- 運転する予定のある人にも出さない
- お酒が苦手な人や、妊娠中の人にも、出す前に伝える
- 入っているかどうか分からない時は、材料の表示や、作った人に確かめる
子どもと一緒に食べる予定があるなら、最初から、お酒の入っていないチーズと分けて作っておく方が、余った分も安心して使えます。お酒入りの物は、作った段階で、容器に「お酒入り」と分かるよう書いておくと、あとで取り違えを防げます。
食べない方がいいサイン——迷ったら食べない
しまっておいたチーズは、次のような様子があったら、食べません。
- ぬめりが出ている
- いやなにおいがする(においだけで判断せず、見た目や手ざわりと合わせて)
- 色が変わっている、黒っぽい点がある
- カビが見える(見える所を取り除いても、食べません)
- 容器がふくらんでいる
しまった時の状態を思い出せない、いつ冷蔵庫に入れたか分からない、という時も、迷ったら食べないのが安心です。もったいない気持ちはあっても、おなかを壊すより、手放す方がずっと損が小さいです。
ゆきこ( ゚Д゚)『余ったチーズが、翌日のグラタンになると思うと、パーティーの片づけも少し気が楽になりますよね。しまう前に、鍋の中を見て、いつ使うかを決めておくといいと思います』
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冷凍チーズの考え方は冷凍チーズの解凍と固まった時の考え方に、固まったチーズの扱いの参考があります。
まとめ:加熱する料理に回し、浅い容器で早めに冷ます。お酒入りは子どもに出さない
- 余ったチーズは、もう一度加熱する料理に回す。グラタン・パンにのせる・スープが基本
- 固まる前に鍋から出し、浅い容器で早めに冷ます。冷めたら冷蔵庫へ
- 温め直しは弱めの火で、混ぜながら。中まで温め、何度も繰り返さない
- 具はチーズと別の容器に。食卓で長く置いた物は翌日に回さない
- お酒入りは子ども・運転する人に出さない。ぬめり・におい・カビがあれば食べない、迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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