秋の味覚の王様、栗。でも「茹で時間がわからない」「皮むきで指が痛い」「甘くならない」と、毎年悩みながら格闘していませんか。この記事では、栗の失敗しない茹で方と茹で時間、鬼皮・渋皮をラクにむくコツ、甘みを引き出す下準備を、家庭で実践しやすい形でまとめます。
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茹でる前に:栗の下準備で仕上がりが決まる
1. 半日〜一晩、水に浸ける
栗はまずたっぷりの水に半日〜一晩浸けます。虫止めになり、鬼皮が水分を吸ってやわらかくなるので、後の皮むきが格段にラクになります。浮いてくる栗は虫食いや実詰まりが悪い可能性が高いので取り除きましょう。
2. 甘くしたいなら「チルド室で1〜3日」
栗は0度前後の低温に置くと、でんぷんが糖化して甘みが増します。ポリ袋に入れて冷蔵庫のチルド室で1〜3日(余裕があれば1週間)置くと、茹で栗の甘さが目に見えて変わります。急がない日はぜひこのひと手間を。
栗の茹で方|茹で時間は40〜50分
1. 鍋に栗とかぶるくらいの水、塩(水1Lに小さじ1〜2)を入れる。
2. 水から中火にかけ、沸騰したら弱火に落とす。
3. 40〜50分、静かに茹でる(大粒は50分目安)。
4. 火を止めたら、茹で汁に入れたまま粗熱が取れるまで放置。急冷すると実が締まってパサつきやすくなります。
塩を入れると渋皮の渋みが和らぎ、栗の甘みが引き立ちます。圧力鍋なら加圧10分+自然放置で時短も可能です。
鬼皮・渋皮をラクにむくコツ
半分に切ってスプーンが最速
茹で栗をそのまま食べるなら、包丁で半分に切ってスプーンでほじるのが一番ラクで安全です。栗ごはんなど形を残したい場合は次の方法で。
丸ごとむくなら「お尻を切って温かいうちに」
1. 栗のお尻(ざらざらした座の部分)を薄く切り落とす。
2. 切り口から先端に向かって、鬼皮を引きはがすようにむく。
3. 渋皮は温かいうちの方がむきやすいので、鍋から数個ずつ取り出しながら作業する。
むきにくくなったら、ぬるま湯に戻すと再びむきやすくなります。生栗からむく場合も、一晩水に浸けてからお尻を落とす手順は同じです。
茹で栗の保存方法
・冷蔵:2〜3日。皮付きのままポリ袋で野菜室へ
・冷凍:約1か月。皮をむいて冷凍用袋へ。栗ごはん・スイーツ用のストックに便利
・生栗の保存:ポリ袋に入れてチルド室へ(甘みも増して一石二鳥)。1か月ほど持ちますが、早めに調理を
※茹でた栗は傷みやすいので、常温放置は避けてください。
栗の茹で方のよくある質問
Q. 茹で時間はどれくらい?
A. 水から40〜50分が目安です。沸騰後は弱火でコトコト、火を止めたら茹で汁の中で冷ますとしっとり仕上がります。
Q. 栗が甘くないのはなぜ?
A. 買ってすぐ調理すると甘みが乗っていないことが多いです。チルド室で1〜3日置いてから茹でると糖度が上がります。
Q. 皮むきで手が痛くなります
A. 一晩の水浸け+お尻カット+温かいうちの3点で大きく変わります。量が多い場合は栗むき器(栗くり坊主など)を使うと安全です。
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まとめ:栗は「一晩浸けて・チルドで甘くして・水から50分」
栗をおいしく茹でるコツは、一晩の水浸け・チルド室での糖化・塩少々で水から40〜50分・茹で汁の中で冷ますの4つ。皮むきはお尻を切って温かいうちに。むいた栗は冷凍しておけば、栗ごはんも渋皮煮も思い立った日に作れます。秋の手仕事、今年は痛い思いをせずに楽しんでください。


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