ベッドインベッドの代用——まず代用してはいけないもの(クッションやタオルの壁・授乳クッション・大人の枕)、近い形の早見表(床にベビー布団・ベビーベッドを隣に付ける・添い寝の条件)、代用の限界、買う・借りるの目安

子供・育児・子育て

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「ベッドインベッドは使う期間が短いと聞くし、買わずに何かで代用できないかな」。そう考えて、バスタオルを丸めて囲む、クッションで壁を作る、授乳クッションの真ん中に寝かせる、といった方法を思いつく人は多いですよね。写真で見ると、それらしい形にはなります。

ただ、この話は「何で代用するか」より先に、「何で代用してはいけないか」から始めないといけないんです。先に結論をひとつ。ベッドインベッドの「壁」の部分は、家にある柔らかい物では作れません。作れるのは「硬い平らな寝床」の部分だけで、それは固綿のベビー布団を床に敷けば済みます。代用してはいけないものとその理由、近い形の早見表、大人のベッドで添い寝したい時の条件、代用の限界、買う・借りるの目安まで、順番に見ていきましょう。

赤ちゃんの寝床は、小児科やこども家庭庁など公的機関の案内が土台です。「硬い平らな面・仰向け・顔まわりに物を置かない・目を離さない」は、代用でも製品でも変わりません。この記事は一般的な考え方をまとめたもので、最終的な判断は小児科や公的な案内に従ってくださいね。

あなたはどれ? 状況から自分の章へタオルやクッションで囲みたい囲わない。顔をふさぐ物になる→第1章何なら代わりになる?床に固綿のベビー布団が基本。表で比較→第2章大人のベッドで添い寝したい寝床を分ける・距離・見守れる日→第3章囲いが欲しい代用では作れない。買うかベビーベッド→第4章買う? 借りる?期間と家の環境で決める→第5章

ケース別に読む:タオルやクッションで囲みたい人何なら代わりになるか知りたい人大人のベッドで添い寝したい人囲いが欲しい人買うか借りるか迷う人

まず代用してはいけないもの——クッション・タオルの壁・授乳クッション・大人の枕

ベッドインベッドの見た目をまねると、どうしても「柔らかい物で囲む」形になります。ここが、いちばん危ないところなんです。製品の壁は、形を保つ芯が入っていて、位置がずれにくいように縫い付けられています。家にある物で囲むと、その2つがなくなります。

代用のOKとNGOK床に固綿のベビー布団を敷くベビーベッドを大人のベッドの隣に赤ちゃんの周りには何も置かない仰向けで寝かせる同じ部屋で目を離さないNG丸めたバスタオルで囲むクッションや座布団で壁を作る授乳クッションの真ん中に寝かせる大人の枕を並べて囲うソファ・ビーズクッションの上
  • 丸めたバスタオルで囲む。赤ちゃんが少し動くだけでほどけて、顔の上に乗ります。「壁」のつもりが、「顔をふさぐ布」に変わる形です
  • クッション・座布団で壁を作る。柔らかいので、顔が向いた時に沈みます。倒れてきて顔にかかることもあります
  • 授乳クッションの真ん中に寝かせる。体が丸まって、あごが胸に付く姿勢になりやすく、呼吸の通り道が狭くなると言われます。授乳の道具であって、寝床ではありません
  • 大人の枕を並べて囲う。枕そのものが顔をふさぐ物です。大人の枕は、赤ちゃんの顔まわりに置かない物の代表です
  • ソファ・ビーズクッションの上。沈んで顔が埋まる心配と、背もたれとの隙間、転落の心配があります

どれも「見ているから大丈夫」と思いがちですが、寝床は目を離した数分が問題になる場所です。囲う物は「ない」のが、いちばん条件に近いと覚えておくと迷いません。

近い形の早見表——床にベビー布団・ベビーベッドを隣に・添い寝の条件

「壁」をあきらめると、代わりの形はかなりはっきりします。ベッドインベッドが本来担っていた「硬い平らな面」と「大人のすぐそば」の2つを、別の方法で満たすんです。

近い形 向く場面 気をつけること
床に固綿のベビー布団 布団派の家。大人の布団の隣に敷く 大人の布団の上に重ねない。大人の掛け布団が届かない距離。床の冷え・ほこり
ベビーベッドを大人のベッドの隣に付ける ベッド派の家。夜の授乳が多い時期 柵は上げる。ベッドとの高さ差と隙間に注意。柵を下げたまま寝ない
添い寝(隣に別の寝床) 同じ部屋で近くに寝たい 赤ちゃんは自分の硬い寝床に。大人の布団に入れない。条件は第3章
クーファン(かご型) 日中の短時間、目の届く所 夜通しの寝床にしない。床に置き、高い所に置かない
ベッドインベッドのレンタル 数か月だけ使うと決めている 製品の対象月齢と「寝返りまで」を守る

表の中でいちばん基本になるのは、床に固綿のベビー布団です。硬く平らで、落ちる高さがなく、囲いがないので顔が向く先に柔らかい物がありません。ベビーベッドを買わずに済ませる時の全体の考え方はベビーベッドの代わりになるものにまとまっているので、寝床の条件から見直したい人はそちらもどうぞ。

大人のベッドで添い寝したい時の条件——寝床を分ける・距離・見守れる日

「それでもベッドで隣に寝かせたい」という気持ちは、夜中の授乳を思えば自然ですよね。公的な案内では、大人と同じ寝具で寝ることより、同じ部屋で別の寝床を示す方向が一般的です。ベッドで添い寝の形を作るなら、3つの段階で考えてください。

添い寝の形を作る3段階1寝床を分ける赤ちゃんは自分の硬い寝床に大人の布団に入れない端・壁との隙間に置かない→ 隣接ベビーベッドが近い2距離を取る大人の掛け布団と枕が届かない寝返りで手や体がかからない顔まわりに物なし→ 仰向けで寝かせる3見守れる日だけ深く眠りすぎる日は別の寝床飲酒・眠くなる薬の日は避ける寝返りが始まったら見直す→ 目を離さない
  1. 寝床を分ける。赤ちゃんは自分の硬い平らな寝床に。大人の布団やマットレスに直接寝かせない。ベッドの端や、壁との隙間に寝かせない。いちばん近い形は、柵付きのベビーベッドを大人のベッドの隣に付ける方法です
  2. 距離を取る。大人の掛け布団と枕が、寝ている間に赤ちゃんの顔に届かない距離に。大人が寝返りを打っても手や体がかからない位置に。赤ちゃんの顔まわりには何も置かず、仰向けで寝かせます
  3. 見守れる日だけ。お酒を飲んだ日、眠くなる薬を飲んだ日、極端に疲れて深く眠りそうな日は、公的な案内でも「同じ寝具で寝ない」方向で示されています。そういう日は、床のベビー布団や別の寝床に。寝返りが始まったら、形そのものを見直します

顔色が悪い、呼吸の様子がいつもと違う、ぐったりしている、起こしても反応が鈍いなど、様子がおかしいと感じた時は、寝床の見直しより先に受診してください。夜間や休日で迷う時は、こども医療電話相談(#8000)に電話すると、看護師や医師が相談に乗ってくれます。

代用の限界——「囲い」は家にある物では作れない

ここまでで分かるとおり、代用でできるのは「硬い平らな寝床を用意する」ことまでです。ベッドインベッドの壁が担っている「上の子やペットから場所を分ける」「大人が転がってこないようにする」という役目は、家にある柔らかい物では作れません。作ろうとすると、第1章のNGに戻ってしまうんです。

  • 上の子やペットから分けたい。柵のあるベビーベッドか、ベビーサークルの中に硬い布団。柔らかい壁では止まりません
  • 大人が転がってくるのが心配。同じ寝具で寝ない形にする。壁で防ぐより、寝床を分ける方が確実です
  • 持ち運びたい。出先に硬い面を持ち込むなら、薄手の固綿の敷布団か、レンタルのベッドインベッドを製品の対象内で

製品のベッドインベッドにも、使える期間が短い・大人の布団がかぶさる・寝返りで乗り越えるといった弱点があります。買う側の判断材料はベッドインベッドのデメリットにまとめたので、「代用をあきらめて買う」前に読んでみてください。

買う? 借りる? の目安——期間と家の環境で

代用で済ませるか、買う・借りるかは、使う期間と家の環境の掛け算で決まります。目安はこんな感じです。

  • 布団派で、上の子もペットもいない。床に固綿のベビー布団で十分なことが多いです。ベッドインベッドは要りません
  • ベッド派で、夜の授乳が多い。柵付きのベビーベッドを隣に付ける形が近いです。買うか借りるかは、使う期間で
  • 数か月だけ、条件を守って使いたい。ベッドインベッドのレンタル。対象月齢と「寝返りまで」を守り、洗い方はベッドインベッドの洗い方で先に確かめて
  • 上の子やペットがいる。囲いが要るので、ベビーベッドかサークル。買って後悔しやすい点はベビーベッドで後悔した理由

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「囲いたい」という気持ちは、赤ちゃんを守りたい気持ちそのものなので、否定したくはないんです。ただ、その気持ちを柔らかい物で形にすると、逆の結果になりかねません。囲うより、周りに何もない方が守れる、と覚えておくのがいちばんだと思っています』

💡 この困りごとへの提案

床に敷くにしても、隣接するベビーベッドの中に敷くにしても、固綿のベビー敷布団が1枚あれば「硬い平らな面」は用意できます。代用を考える時の、いちばん基本の道具です。


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ベッドインベッドを買うかどうかで迷っている人はベッドインベッドのデメリットを先にどうぞ。汚れた時の扱いはベッドインベッドの洗い方、ベビーベッドそのものを買わずに済ませる考え方はベビーベッドの代わりになるもの、バウンサーを家にある物で代用したい時の線引きはバウンサーの代用にまとめています。

まとめ:柔らかい物で囲まない。代わりは床に固綿のベビー布団。添い寝は寝床を分けて距離を取る

  1. タオル・クッション・授乳クッション・大人の枕で囲わない。顔をふさぐ物になる
  2. 基本の代わりは床に固綿のベビー布団。硬い平らな面・仰向け・顔まわりに物なし
  3. ベッド派は柵付きベビーベッドを隣に付ける。大人の布団に入れない・隙間に注意
  4. 添い寝は寝床を分けて距離を取り、見守れる日だけ。飲酒・薬・深い眠りの日は別の寝床
  5. 囲いは代用で作れない。要るならベビーベッドかサークル。目を離さず、様子がおかしければ#8000

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ベッドインベッドの代用の早見表:まず代用してはいけないものは、丸めたバスタオルで囲む・クッションや座布団で壁を作る・授乳クッションの真ん中に寝かせる・大人の枕を並べて囲う・ソファやビーズクッションの上で、どれも顔をふさぐ物になる。近い形は、床に固綿のベビー布団を敷く、柵付きのベビーベッドを大人のベッドの隣に付ける、添い寝は隣に別の寝床、クーファンは日中の短時間、数か月ならレンタル。大人のベッドで添い寝したい時は、寝床を分ける(大人の布団に入れない・端や壁との隙間に置かない)、距離を取る(大人の掛け布団と枕が届かない・顔まわりに物なし・仰向け)、見守れる日だけ(飲酒・眠くなる薬・深く眠りすぎる日は別の寝床・寝返りが始まったら見直す)。囲いは家にある物では作れず、要るならベビーベッドかサークル。目を離さない、様子がおかしい時は受診し夜間休日はこども医療電話相談#8000へ、判断は小児科や公的機関の案内に従う

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