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「添い寝はしたいけれど、赤ちゃんを大人のベッドにそのまま寝かせるのは不安」。そんな時に候補に上がるのがベッドインベッドですよね。大人のベッドや布団の上に置く小さな寝床で、周りに壁のようなクッションが付いている物が多く、「これがあれば添い寝できる」という紹介も見かけますよね。
ただ、買う前に知っておきたいことがあるんです。先に結論をひとつ。ベッドインベッドは「大人のベッドを赤ちゃんの寝床に変える道具」ではなく、「使える期間と条件がかなり限られる道具」だと思っておくと、判断を間違えにくくなります。使える期間が短い、大人の掛け布団がかぶさる、寝返りで乗り越える、洗いにくい、場所を取る。この5つのデメリットと、大人のベッドの上で使う時に守ること、布団派の家に要るか、やめる時期のサインまで、順番に見ていきましょう。
この記事は一般的な考え方をまとめたものです。赤ちゃんの寝床については、小児科やこども家庭庁など公的機関の案内が土台で、「硬い平らな面・仰向け・顔まわりに物を置かない・目を離さない」は、どの製品を使う時にも変わりません。最終的な判断は、赤ちゃんの月齢や体調に合わせて、小児科や公的な案内に従ってくださいね。
ケース別に読む:デメリットを先に知りたい人|大人のベッドの上で使いたい人|布団派で要るか迷う人|いつまで使えるか知りたい人|買うか迷っている人
デメリットの早見表——使える期間・大人の布団・寝返り・洗濯・場所
ベッドインベッドは便利そうに見えるのに、使った家からは「思ったより短かった」「結局使わなくなった」という声をよく見ます。理由を先に並べておきますね。
| デメリット | 何が起きるか | 先に知っておくと |
|---|---|---|
| 使える期間が短い | 多くの製品が「寝返りが始まるまで」を対象にしている。生後数か月で卒業になりがち | 「いつまで使うか」を先に決める。短期間ならレンタルも選択肢 |
| 大人の掛け布団がかぶさる | 同じベッドで寝ると、寝ている間に大人の布団や枕が壁を越えて赤ちゃんの顔に届くことがある | 大人の寝具が届かない距離を取る。守ることは第2章 |
| 寝返りで乗り越える | 周りの壁は柔らかくて低い。足で蹴る・体をひねる動きで壁に顔が向く、乗り越える | 兆しが見えたら使うのをやめる。サインは第4章 |
| 洗いにくい | 吐き戻しやおむつ漏れが付くのに、丸洗いできない物が多い。厚みがあって乾きにくい | 洗濯表示を買う前に見る。洗い方は別記事に |
| 場所を取る | 大人のベッドに置くと大人が寝る幅が減る。片づける時もかさばる | 使わない時の置き場所を先に決める |
表の中で、命に関わるのは2番目と3番目です。「便利かどうか」の話と「危ないかどうか」の話は、分けて考えてください。次の章で、大人のベッドの上で使う時に守ることを見ていきます。
大人のベッドの上で使うのはすすめない——それでも置くなら守ること(マットレス・掛け布団・枕・隙間)
大人のベッドは、赤ちゃんの寝床として作られていません。ベッドインベッドを置いても、その事実は変わらないんです。「これを置けば添い寝できる」ではなく、「置いたうえで、さらに守ることがある」と考えてください。守ることは7つあります。
- 硬い平らな面の上に置く。ふかふかのマットレスや柔らかい敷布団の上に置くと、本体ごと沈んで傾き、赤ちゃんの顔が壁側に向きやすくなります。硬めの面か、床に置く方が土台は安定します
- 仰向けで寝かせる。うつぶせや横向きのまま放っておかない
- 壁の中に何も入れない。タオル・ぬいぐるみ・枕・掛け布団を顔まわりに置かない。掛ける物は薄く、胸より下に。周りの壁のクッション自体も柔らかい物なので、顔が押し付けられていないかを見る
- 大人の掛け布団と枕は離す。寝ている間に布団が壁を越えて届かない距離に。大人が寝返りを打っても、手や体がかからない位置に置く
- ベッドの端と、壁との隙間に置かない。落ちる心配と、挟まる心配の両方があります
- 大人が深く眠りすぎる日は、同じベッドで使わない。お酒を飲んだ日、眠くなる薬を飲んだ日、極端に疲れている日は、公的な案内でも「同じ寝具で寝ない」方向で示されています。そういう日は、床のベビー布団や別の寝床に
- 目を離さない。同じ部屋で、様子を見に行ける距離に。月齢が低いうちは特に
顔色が悪い、呼吸の様子がいつもと違う、ぐったりしている、起こしても反応が鈍いなど、様子がおかしいと感じた時は、寝床の見直しより先に受診してください。夜間や休日で迷う時は、こども医療電話相談(#8000)に電話すると、看護師や医師が相談に乗ってくれます。
布団派の家に要る?——床にベビー布団があれば、基本は足りる
「うちは布団で寝ているから、ベッドインベッドも要らない?」という問いには、基本は要らない、が答えです。布団派の家では、大人の布団の隣に固綿のベビー布団を敷けば、それが赤ちゃんの寝床になります。硬くて平らで、壁がないので乗り越える心配も、壁に顔が向く心配もありません。床に置くので、落ちる心配もないんです。
それでも「あると助かった」という声が出るのは、こんな場面です。
- 上の子やペットがいて、赤ちゃんの場所を目で分かるようにしたい。ただし囲いとしては頼りないので、目の届く所で使う前提で
- 帰省や旅行で、寝床ごと持ち運びたい。出先の布団が柔らかい時に、硬い面を持ち込む役目
- 日中、目の届く所で短時間ゴロンとさせる居場所にしたい。夜通しの寝床ではなく、昼間の居場所として
逆に「夜通しの寝床の代わり」として買うなら、床に敷くベビー布団の方が土台としては上です。ベビーベッドを買わずに済ませる時の考え方はベビーベッドの代わりになるものにまとまっています。ベッドインベッドを使わずに添い寝の形を作りたい人は、ベッドインベッドの代用へ。
いつまで使える?——寝返りの兆しが出たらやめる
ベッドインベッドの対象は製品によって違いますが、多くが「寝返りが始まるまで」を目安にしています。生後4〜6か月ごろに寝返りが始まる子が多いと言われますが、個人差が大きいので、月齢より「動き」で見てください。やめるサインは3つです。
- 体をひねり始めた。横向きになろうとする、足で壁を蹴る、手が壁の上にかかる。寝返りの前ぶれで、ここから先は日ごとに動きが増えます
- 壁に顔が向く。頭が壁に押し付いている、顔が壁側で止まっている、壁に寄りかかって寝ている。柔らかい壁に顔が向いた形なので、その日のうちに使うのをやめます
- 窮屈そう。足が壁に当たる、手足が外に出る。製品の対象の体重や身長を超えていないか、説明書を見直してください
やめた後の寝床は、床の固綿のベビー布団か、ベビーベッドです。「ちょっとの間だけ」と続けるのがいちばんよくある形なので、兆しが見えた日に片づけるくらいの気持ちでいると迷いません。抱っこ布団で寝てしまった時にそのまま置いておきたくなる気持ちと、その線引きは抱っこ布団で寝たらそのまま寝かせていい?と重なります。
それでも使うなら——買う前に見るところと、代わりの選択肢
「短い期間、条件を守って使いたい」という人が、買う前に見るところを並べます。
- 対象月齢・体重と、「寝返りまで」の記載。書いてない製品は、いつやめるかを自分で決めにくい
- 底の硬さ。手で押して沈む物は、そのまま顔が沈む硬さ。固綿のベビー布団くらいの硬さが目安
- 壁の高さと硬さ。低すぎると乗り越え、柔らかすぎると顔が沈む
- 洗濯表示。カバーが外れるか、丸洗いできるか、乾燥機が使えるか。洗い方の詳しい話はベッドインベッドの洗い方に
- 使う期間が短いならレンタル。数か月で卒業するなら、置き場所の悩みも減ります
買って後悔しやすい点は、ベビーベッドの話とよく似ています。ベビーベッドで後悔した理由を読むと、「使う期間」と「置き場所」の2つがどれだけ効くかが分かります。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「これを置けば添い寝できる」という売り文句より、「いつやめるか」を決めてから買う方が、ずっと安心だと思っています。使える期間が短いのは弱点ですが、短いからこそ早めにやめる判断がしやすい、とも言えますよね』
💡 この困りごとへの提案
布団派でもベッド派でも、固綿のベビー敷布団が1枚あると、ベッドインベッドを卒業した後の寝床がすぐ決まります。硬い平らな面を作る、いちばん基本の道具です。
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ベッドインベッドを使わずに添い寝の形を作りたい人はベッドインベッドの代用へ。吐き戻しやおむつ漏れで汚れた時はベッドインベッドの洗い方、ベビーベッドそのものを買わずに済ませる考え方はベビーベッドの代わりになるもの、買うかどうかで迷っている人はベビーベッドで後悔した理由にまとめています。
まとめ:使える期間は短い。大人のベッドの上でも守ることは変わらない。寝返りの兆しでやめる
- デメリットは5つ。期間が短い・大人の布団がかぶさる・寝返りで乗り越える・洗いにくい・場所を取る
- 大人のベッドでも寝床の条件は同じ。硬い平らな面・仰向け・顔まわりに物を置かない
- 大人の掛け布団と枕は離す。深く眠りすぎる日・飲酒・薬の日は同じベッドで使わない
- 布団派は基本要らない。床に固綿のベビー布団で足りる。要るのは持ち運びや日中の居場所
- 寝返りの兆しが出た日にやめる。目を離さない。様子がおかしければ受診・#8000
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手順を1枚にまとめました。



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