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「朝日で目が覚めてしまう」「西日で部屋がサウナ状態」——その悩み、遮光カーテンで大きく変わります。ただし遮光カーテンには1級・2級・3級の等級があり、選び方を間違えると「思ったより暗くならない」「昼でも真っ暗すぎる」という失敗に。等級ごとの違いと効果、部屋別の選び方をまとめました。
遮光等級 早見表
| 等級 | 遮光率 | 体感 | 向いている部屋 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 99.99%以上 | 人の顔が識別できない暗さ | 寝室・シアタールーム・夜勤の方 |
| 2級 | 99.80%以上 | 顔は分かるが読書は難しい | 寝室・リビング兼用 |
| 3級 | 99.40%以上 | 暗いが物の輪郭は分かる | リビング・子ども部屋 |
| 完全遮光 | 100% | 光を一切通さない | 光に敏感な方・映画鑑賞 |
※等級はJIS基準による分類です。同じ1級でも生地により暗さの体感は変わります。
遮光カーテンの5つの効果
- ①光を遮る:朝日・西日・街灯・車のライトをカット。睡眠の質に直結します
- ②断熱・遮熱:厚手の生地が窓からの熱の出入りを抑え、夏の冷房・冬の暖房の効きが変わります。窓は家の中で最も熱が出入りする場所(夏は日射熱の約7割が窓から)だからです
- ③省エネ:冷暖房効率が上がる分、電気代の節約に貢献
- ④プライバシー保護:夜、室内の明かりで影が外に映るのを防ぐ
- ⑤家具・床の日焼け防止:紫外線カットでフローリングやソファの色あせを抑制
部屋別の選び方
- 寝室:1級か2級。朝日をしっかり遮りたい・夜勤で昼に寝る人は1級〜完全遮光。「朝は自然光で起きたい」派はあえて2〜3級という選択も
- リビング:3級か2級。昼間に真っ暗になると照明が必須になるため、明るさとのバランスで
- 西向きの部屋:西日は低い角度から強烈に入るため、遮熱タイプの1〜2級が効果大
- 子ども部屋:3級程度で十分なことが多い。生活リズムづくりには「朝の光がある程度入る」ことも大切です
効果を最大化する取り付けのコツ
1級カーテンでも「隙間」があると光は漏れます。ポイントは隙間対策です。
- サイズはやや大きめに:幅はレール幅×1.05倍以上、丈は床上1cm(掃き出し窓)か窓枠+15〜20cm(腰窓)
- 上部の隙間:カーテンボックスやリターン仕様(両端を壁側に折り返す)で光漏れを軽減
- 両端・中央:カーテン同士の合わせ目はマグネット付きが便利
- レースカーテンとの併用:昼はレース・夜は遮光の使い分けで、明るさと断熱を両立
夏の暑さ対策としての実力
遮光カーテン(特に遮熱タイプ)は、閉めておくだけで日射熱の流入を大幅にカットできます。さらに効果を高めるなら——
- 日中の不在時はカーテンを閉めておく(帰宅時の室温が変わります)
- 窓の外側で遮る(すだれ・シェード)+内側で遮光カーテンの二段構えが最強
- エアコンの設定温度を下げる前に、まず窓対策。冷房費の節約に直結します
遮光と遮熱は別物|等級の読み方
カーテン売り場で混同されがちですが、「遮光」は光をさえぎる性能、「遮熱」は熱の出入りを抑える性能で、別々の指標です。遮光1級でも遮熱性能が低い製品はあります。
| 遮光等級 | 遮光率 | 室内の見え方 |
|---|---|---|
| 1級 | 99.99%以上 | 人の顔の表情が識別できない暗さ |
| 2級 | 99.80%以上 | 顔の表情は分かるが暗い |
| 3級 | 99.40%以上 | 事務作業には暗い程度 |
1級の中でもさらにA〜Cに分かれ、Aが最も暗くなります。寝室で朝日を完全に遮りたいなら1級A、日中も過ごすリビングなら2〜3級が目安です。1級を選ぶと昼間も真っ暗になり、常に照明が必要になるので注意してください。
効果を最大にする掛け方
- 丈は床すれすれまで:裾に隙間があると、そこから熱と光が入ります。掃き出し窓なら床から1〜2cm
- 幅は窓より広めに:レールの端まで覆い、左右の隙間をなくします
- カーテンボックスか上部の覆い:上から熱気が回り込むのを防ぎます。これがあるかないかで体感が変わります
- レースと二重にする:遮熱レースを内側に足すと、昼間も明るさを保ちつつ熱を抑えられます
- 窓とカーテンの間に空気の層:ぴったり張り付けるより、少し離すほうが断熱になります
さらに効果を上げたいなら、窓の外側で日射を止めるのが最も効率的です。すだれ、よしず、シェードを外に掛けると、室内に熱が入る前に遮れます。
遮光カーテン よくある質問
Q. 遮光と遮熱・断熱は同じ?
別の機能です。遮光=光を通さない、遮熱=熱(赤外線)を反射する、断熱=熱の伝わりを抑える。夏の暑さ対策なら「遮光1〜2級+遮熱」表記のものを選ぶと効果的です。
Q. 洗濯すると効果は落ちる?
遮光糸を織り込んだタイプは洗濯での効果低下はほぼありません。裏面コーティング(ラミネート)タイプは洗濯で劣化することがあるため、洗濯表示を確認してください。
Q. 賃貸でもできる光漏れ対策は?
カーテンレールに取り付けるカーテンボックス風カバー、マグネットでの合わせ目固定、突っ張り式のロールスクリーン併用などが原状回復不要でおすすめです。
Q. ニトリや通販の安い遮光カーテンでも効果ある?
等級表示が正しければ価格に関係なく遮光効果はあります。違いが出やすいのは生地の質感・断熱性・耐久性。まずは手頃な1級で試し、こだわりが出たらオーダーに進むので十分です。
Q. 遮光カーテンで電気代は下がる?
直射日光が入る窓では、冷房効率が上がって電気代の削減につながります。特に西日が入る部屋では体感差が大きいです。ただしカーテンだけで劇的に変わるわけではなく、窓の外での日射遮蔽+断熱と組み合わせることが前提になります。
Q. 冬も効果がある?
あります。夜間に窓から逃げる熱を抑えるので、厚手のカーテンを日没後に閉めるだけで室温の下がり方が緩やかになります。日中は開けて日射を取り込み、暗くなったら閉める——この使い分けが省エネの基本です。
Q. 洗濯できる?
洗える製品が大半ですが、遮光加工の樹脂コーティングは洗濯で傷むことがあります。洗濯表示を必ず確認し、ネットに入れて弱い水流で。乾燥機は避け、洗ったあとはカーテンレールに掛けて自然乾燥させるとシワが伸びます。
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まとめ|寝室は1〜2級、リビングは3級、隙間対策を忘れずに
遮光カーテンは「等級選び」と「隙間対策」の2つで満足度が決まります。寝室は1〜2級、リビングは2〜3級、西日の部屋は遮熱タイプを。サイズを大きめに選んで隙間を塞げば、睡眠の質も夏の電気代も目に見えて変わります。今のカーテンに不満があるなら、まず寝室の1窓から替えてみてください。


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