便箋の書き方(横書き)——宛名・日付・2枚目の考え方、罫線なしの時、便箋がない時の代わり

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お礼や近況を手紙で伝えたいけれど、横書きの便箋に、宛名はどこ? 日付は? と、ペンを持ったまま止まってしまう。手紙を書く機会が減ったぶん、迷うのは自然なことですよね。縦書きなら習った記憶があっても、横書きは意外と教わっていない、という人も多いのではないでしょうか。

先に結論をひとつ。横書きの便箋は、「左上に相手の名前、その下に本文、右下に日付と自分の名前」という形がよく使われます。この形を頭に置いておけば、2枚目にまたがる時も、罫線がない便箋でも、迷いにくくなります。かしこまった手紙は縦書きが一般的と言われるので、相手と場面に合わせて選ぶのも大切です。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ横書きで書きたい→配置の形を知る第1章へ ▶住所や日付はどこ?→封筒と便箋で分ける第2章へ ▶2枚目にまたがる→1行だけ2枚目にしない第3章へ ▶罫線・便箋がない→下敷きや代わりを使う第4章へ ▶

ケース別に読む:配置の形を知りたい人|宛名・住所・日付が気になる人|2枚目にまたがる人|罫線がない人|便箋がない人

4コマ漫画|便箋の横書き1困った線がなくて曲がる…罫線がなくて曲がる2やりがちあと1行だけ…最後の1行だけ2枚目に3見直す下敷きを敷こう下敷きで線をそろえる4結果◯◯さんへ日付名前気持ちよく書けた宛名は左上、日付は右下

横書きの配置の早見図——宛名は左上、日付と名前は右下

横書きの便箋の基本は、上から下へ、3つの塊で並べる形です。

横書きの便箋の配置◯◯さんへ日付名前1宛名は左上2本文は次の行から3日付と名前は右下
  • 宛名。左上に「◯◯さんへ」のように書きます
  • 本文。宛名の次の行から、書き出します。行の最初を少し空ける人もいます
  • 日付と名前。最後の行の右下に、日付、その下に自分の名前を書きます

日付を最初に書く形もあり、どちらが間違いということではない、と言われます。この記事の図と説明は、日付と名前を最後にそろえる形でそろえています。親しい人への手紙なら、この形を覚えておけば迷いません。

本文の書き出しは、「お元気ですか」「先日はありがとうございました」のような一言から入ると、自然に始められます。季節のあいさつを入れる人もいますが、親しい相手なら、なくても失礼にはなりません。結びは、「また会えるのを楽しみにしています」「どうぞお体に気をつけて」のように、相手を気づかう一言で締めるのが、よく使われる形です。

文字の大きさは、罫線の幅におさまる程度にそろえると、読みやすくなります。大きさがばらつくと、気持ちがこもっていても雑に見えてしまうことがあるので、1行目の字の大きさを基準にして、最後までそろえていきましょう。

宛名と住所・日付の書き方

便箋の宛名には、相手の名前だけを書くのが一般的と言われます。住所は封筒に書くものなので、便箋に住所まで書かないことが多いんです。

書く所 書くこと 考え方
封筒の表 相手の住所・名前 宛名の書き方と貼る切手の位置は、郵便局の案内を見る
封筒の裏 自分の住所・名前 差出人が分かるように書く
便箋の左上 相手の名前 「◯◯さんへ」「◯◯様」など、相手との関係で選ぶ
便箋の右下 日付と自分の名前 日付は、書いた日でそろえる

目上の人や、かしこまった場面の手紙には、「拝啓」などの書き出しや結びの言葉を使う決まりが、一般的にはこう言われています。ただ、会社や地域、相手との関係でも変わるので、迷う時は、お世話になっている人や職場の先輩に聞くのがいちばん確かです。料金や封筒の大きさの区分は、日本郵便の案内を見てください。

相手の名前の書き方は、「さん」「様」のどちらでも使えますが、親しい友だちには「さん」、お世話になった人や目上の人には「様」を使う人が多いようです。名前の漢字を間違えると失礼になりやすいので、書く前に、年賀状や名簿などで確かめておくと安心です。日付は、年まで書く人も、月と日だけの人もいます。保管される手紙や、改まった手紙では、年から書いておくと、あとで読み返した時に分かりやすくなります。

お年玉袋や、年賀状・喪中はがきなど、近い話題の記事もあります。ポチ袋の入れ方、年賀状はいつまでに出す?、喪中はがきはいつまでに出す?もあわせてどうぞ。

2枚目にまたがる時の考え方

書いているうちに、1枚に収まらなくなることがあります。そんな時は、2枚目に、1行だけ、ぽつんと書かないのがきれいに見せるコツです。

2枚目にまたがる時✕最後の1行だけ2枚目→✓2枚目にも数行ぶん→名前
  • 2枚目にも数行ぶん書く。残りが少ない時は、1枚目の中身を少し短くして、バランスを取ります
  • 日付と名前は、最後の便箋の右下に。1枚目には書かない
  • 便箋の裏には書かない。透けて読みにくく、「裏に書くのは避ける」という考え方もあります

下書きを別の紙に書いて、行の数を数えておくと、便箋の枚数が見通せます。

書き間違えた時は、修正テープや二重線で直す人もいますが、お礼やお祝いなど、改まった手紙では、新しい便箋に書き直したほうが気持ちよく受け取ってもらえる、という考え方が一般的です。親しい人への短い手紙なら、一言だけ直して送っても気になりません。

ペンの色は、黒か青が読みやすく、かしこまった手紙では、消せるタイプのペンは避ける、と言われることがあります。インクが乾く前に便箋を重ねると、写ってしまうので、書き終わったら少し置いてから重ねてください。

罫線なしの便箋に書く時——下敷きを敷く

罫線のない無地の便箋は、きれいですが、字が曲がりやすいのが悩みですよね。そんな時は、罫線入りの下敷きを便箋の下に敷くと、透けた線をガイドに書けます。

罫線なしの便箋に下敷きを敷く下敷き(罫線入り)罫線なしの便箋透けた線をガイドに

下敷きは、便箋より少し大きいものが使いやすく、便箋がずれないよう、上の端を揃えて重ねます。下敷きがない時は、罫線の入ったコピー用紙や、線を引いた薄い紙で代わりになります。便箋が厚くて透けない時は、窓にかざして書く方法もあります。

💡 この困りごとへの提案

罫線なしの便箋に、下敷きを敷く形が定番です。気に入った便箋をきれいに書きたい時の道具として、1枚あると便利です。


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カジュアルな手紙と、便箋がない時の代わり

友だちや子どもへの一言なら、形にこだわらなくて大丈夫です。「◯◯ちゃんへ」で始めて、短く、「ありがとう」と書いて、最後に名前。それだけで、気持ちはちゃんと伝わります。

子どもが書く手紙も、形が整っていなくて大丈夫です。左上に相手の名前、右下に自分の名前、という2つだけ教えてあげると、手紙らしい形になります。祖父母への一言や、学校の先生へのお礼など、短い手紙を書く練習になります。

便箋がない時の代わりには、こんな物があります。

  • 無地の紙・コピー用紙。下敷きを敷けば、便箋の代わりになります
  • 一筆箋。短い手紙向き。長い文には足りません
  • 自作の便箋。好きな紙を便箋の大きさに切り、端をそろえます。カッターを使う時は、下にマットを敷いて、子どもが使う時は大人が見ます

手紙は、改まった相手には市販の便箋を使うほうが無難、とも言われます。相手に合わせて選んでください。

余った便箋の使い道

書き損じたり、枚数が余ったりした便箋は、捨てるには惜しいですよね。メモ書きにしたり、半端な枚数を小さな手紙にしたりと、日常で使い道があります。

便箋は、まとまった枚数が残っているなら、日記帳の代わりにとじて使う人もいます。同じ柄の便箋を使い切る楽しみ方もあります。使い道が思いつかない時は、封筒とセットで保管しておくと、急に手紙を書きたくなった時に慌てません。湿気や日焼けを避けて、箱や引き出しにしまっておくと、紙が傷みにくくなります。

  • ひとことメモ。冷蔵庫に貼る伝言や、お弁当に添える一筆に
  • 下書き用。手紙の下書きを、同じ便箋に書いてみる
  • ラッピングの添え状。贈り物に短いメッセージを添えて

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、横書きの手紙は「左上・本文・右下」と覚えておけば、だいたい困らない気がします。迷ったら、まず下書きですよね』

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まとめ:左上に宛名、右下に日付と名前。2枚目は数行ぶん書く

  1. 横書きは「左上に宛名、本文、右下に日付と名前」。よく使われる形
  2. 住所は封筒に書く。料金と切手の位置は郵便局の案内で
  3. 2枚目に1行だけ書かない。数行ぶん書き、裏には書かない
  4. 罫線なしの便箋は下敷きを敷く。字がそろう
  5. かしこまった手紙は相手に合わせて。迷う時は周りの人に聞く

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

便箋の書き方(横書き)の早見表:基本の配置は左上に相手の名前、その下に本文、右下に日付と自分の名前。住所は封筒に書き、便箋には書かないことが多い。料金や切手の位置は日本郵便の案内を見る。2枚目にまたがる時は、1行だけを2枚目に書かず数行ぶん書く、日付と名前は最後の便箋の右下、便箋の裏には書かない。罫線なしの便箋は罫線入りの下敷きを敷く。便箋がない時は無地の紙に下敷き、一筆箋、自作の便箋。かしこまった手紙は縦書きが一般的と言われ、書き出しや結びは相手に合わせて周りの人に聞く。余った便箋はひとことメモや添え状に使う

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