※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
「年賀状を今年で最後にしたい。でも失礼にならない書き方が分からない」——そんな方のための年賀状じまい(終活年賀状)の文例集です。ポイントは①感謝 ②「どなた様にも」の一文 ③今後の連絡先の3点セット。年代別・理由別のそのまま使える文例と、寒中見舞いで伝える方法まで図解と4コマ漫画つきでまとめました。
じまい文面の構成早見表
| 要素 | 書き方 | ポイント |
|---|---|---|
| 新年のあいさつ | 例年どおり+日頃の感謝 | 冒頭からじまいの話をしない |
| じまいの報告 | 「本年をもちまして年賀状によるご挨拶を控えさせていただきます」 | 決意表明でなく丁寧な報告 |
| 「どなた様にも」 | 皆さまへのご挨拶を控える旨 | あなただけではない、が伝わる |
| 今後のつながり | 電話・LINE・メールなどの連絡先 | 関係を切るのではないと示す |
| 結び | 変わらぬお付き合いのお願い | 前向きに締める |
| 時期 | 最後の年賀状 or 寒中見舞い | どちらでもマナー違反ではない |
年賀状じまいは失礼ではない。ただし「型」がある
年賀状じまいは、今や幅広い世代に広がっています。高齢を理由にした「終活じまい」だけでなく、SNSでつながっている世代の「デジタル移行じまい」も増えました。やめること自体は失礼ではありません。印象を分けるのは伝え方だけです。
- 感謝を先に…長年のやり取りへのお礼から入る
- 「どなた様にも」を必ず入れる…「私だけ切られた?」という誤解を防ぐ最重要ワード
- 理由は簡潔に…高齢のため・生活様式の変化のため程度でよい
- 連絡先を添える…関係は続けたいという意思表示
- 本音(面倒・お金がかかる)は書かない
この型さえ守れば、受け取った側は「丁寧に知らせてくれた」と受け止めてくれます。逆に何も言わずフェードアウトすると、相手は翌年も出し続けて気をもむことに。きちんと伝えるのが一番の思いやりです。
そのまま使える文例:年代別・理由別
以下、使いやすい文例です。前後に通常の年賀のあいさつを添えてお使いください。
【基本形(どの年代でも)】
皆様とのご縁に心より感謝申し上げます
誠に勝手ながら 本年をもちまして どなた様への年賀状も控えさせていただくことといたしました
今後とも変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます
【高齢を理由に(親世代の代筆にも)】
長年にわたり心のこもった年賀状をいただき ありがとうございました
寄る年波を感じ 本年を最後に どなた様にも年始のご挨拶を失礼させていただきます
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
【デジタル移行(現役世代向け)】
時代の流れとともに 年賀状でのご挨拶は本年限りとし
今後はメールやSNSにて変わらずご連絡させていただければ幸いです
連絡先:(メールアドレス・LINEなど)
いずれも句読点を使わないのが年賀状の伝統的な作法です(区切りたい場合は空白で)。親しい友人には、印刷文例のあとに手書きでひと言添えると気持ちが伝わります。
寒中見舞いで伝える方法もある
「もう今年の年賀状は出さないと決めたが、いただいた相手に何も返さないのは気が引ける」——その場合は寒中見舞い(1月8日〜2月3日ごろ)で伝えられます。
- 松の内(〜1月7日)が明けてから出すのが寒中見舞い
- 年賀状をくれた相手へのお礼+じまいの報告を兼ねられる
- 喪中で年賀状を出せなかった年の切り替えにも使える
- はがきは通常はがきや冬柄の私製はがきで(年賀はがきは使わない)
【寒中見舞いの文例】
寒中お見舞い申し上げます
丁寧なお年賀状をいただきながら ご挨拶が遅れ申し訳ございません
誠に勝手ながら 本年より どなた様にも年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました
今後ともお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます
年賀状じまいのタイミングに「正解の年」はありません。思い立った年が、やめどきです。
じまいの後のつながり方
年賀状をやめても、人間関係が終わるわけではありません。じまいの後のつながり方も考えておくと安心です。
- LINE・メールの新年あいさつ…元日にひと言送るだけでも十分
- 電話…年配の親戚には正月の電話が何よりのごちそう
- 暑中見舞いだけ残す…年1回のやり取りを夏に移す手も
- 会える人とは会う…帰省・法事・同窓会が接点になる
- 親の年賀状じまいを手伝う場合は、宛名リストの整理も一緒に
特に親世代の代筆でじまいをする場合は、電話番号を大きめに書いておくと、先方からの連絡手段が残って安心です。年賀状の投函期限や書き方の基本は関連記事で解説しています。
4コマ漫画でおさらい
感謝→「どなた様にも」→連絡先。この3点セットで、円満に年賀状を卒業できます。
よくある質問
Q. 何歳くらいで年賀状じまいをする人が多い?
70代前後の「終活じまい」が最も多いとされますが、近年は30〜50代のデジタル移行じまいも一般的になりました。年齢に決まりはなく、負担を感じたときがやめどきです。
Q. 会社関係・取引先にも同じ文面でいい?
ビジネス関係は会社の方針に従うのが先決です。個人的な取引先には基本形の文例で問題ありませんが、儀礼を重んじる相手には対面や電話で先に伝えておくと丁寧です。
Q. じまいを伝えたのに翌年も年賀状が届いたら?
寒中見舞いでお礼を伝えれば十分です。再度じまいの旨を書き添えても失礼にはなりません。何もせず放置するより、ひと言返すのがスマートです。
Q. 喪中はがきと年賀状じまいを一緒にしてもいい?
喪中はがきにじまいを書き込むのは避けるのが一般的です。喪中はがきは欠礼の挨拶に徹し、じまいは翌年の寒中見舞いかその次の年賀状で伝えるのがきれいな流れです。
Q. 一部の人とだけ年賀状を続けたい。
可能ですが、「どなた様にも」と書いた相手に知られると角が立ちます。続けたい相手には じまい文面を送らない、または「ごく親しい方のみ続けます」と正直に書く方法もあります。
Q. 年賀状じまい専用のはがきはある?
印刷サービス各社が「年賀状じまい文例入り」のデザインを用意しています。自分で文面を考えるのが負担なら、テンプレートを選ぶだけで作れるサービスの利用が手軽です。
あわせて読みたい
- 【図解】年賀状はいつまでに出す?元日に届く目安は12月25日・遅れた時の挽回策
- 【図解】残暑見舞いの文例|友達・ママ友・親戚・目上別にそのまま使える例文
- 【図解】敬老の日のメッセージ|孫からの文例と書き方の型・避けたい言葉
まとめ
年賀状じまいは感謝→「どなた様にも」→今後の連絡先の3点セットで書けば失礼になりません。最後の年賀状で伝えても、年明けの寒中見舞いでも大丈夫。本音は書かず、句読点なしの作法で。やめた後はLINEや電話で、つながりは続いていきます。思い立った年が、やめどきです。


コメント