ぶら下がり健康器の代用——ドア枠・鴨居・カーテンレールにぶら下がってはいけない理由、安全に近い代用(公園の鉄棒・ジムの器具・条件を満たした懸垂バー)、ぶら下がらなくても伸ばせる動き、買うなら見るところ

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「ぶら下がり健康器、欲しいけれど場所を取るし、洗濯物掛けになりそう」。そう思って、家にある物で代用できないかと探している人は多いですよね。ドア枠に手をかけてみたり、鴨居に指を引っかけてみたり。「懸垂バーで代用」「公園の鉄棒で十分」という声もあって、迷いますよね。

先に結論をひとつ。家の中の「ぶら下がれそうな場所」は、ほぼ全部が代用になりません。ドア枠も鴨居もカーテンレールも、人の体重を支える前提で作られていないからです。代用するなら、公園の鉄棒やジムの器具のように「ぶら下がるために作られた物」か、条件を満たした突っ張り式の懸垂バーまで。そしてもうひとつ、ぶら下がらなくても背中や胸を伸ばす動きはちゃんとあります。やってはいけない場所、安全に近い代用、伸ばす動き、買うなら見るところまで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ家の中でぶら下がれる場所は?ドア枠・鴨居・レールはNG→第1章買わずにぶら下がりたい公園の鉄棒・ジムが確実→第2章懸垂バーで代用したい耐荷重と設置面の条件つき→第3章ぶら下がらずに伸ばしたい壁・机・タオルで伸ばす動き→第4章やっぱり買うか迷う高さ・安定・置き場で決める→第5章

ケース別に読む:家の中でぶら下がりたい人買わずに済ませたい人懸垂バーで代用したい人ぶら下がらずに伸ばしたい人買うか迷っている人

代用してはいけない場所——ドア枠・鴨居・カーテンレール・棚・突っ張り棒

ぶら下がり健康器の代用で、いちばん多いけがのもとがここです。「一瞬だけ」「体重は軽いから」と手をかけた場所が、体重を支えきれずに外れたり、折れたりします。落ちるのは自分だけではなく、下に子どもやペットがいれば巻き込んでしまうんです。

ぶら下がる場所のOKとNGOKぶら下がるために作られた物公園の鉄棒(高さが合う物)ジムの懸垂の器具耐荷重を満たす懸垂バー動かない重い机の縁で斜め懸垂NGドア枠・鴨居に指をかけるカーテンレール・物干し竿棚・ロフトのはしご・洋服のパイプ突っ張り棒・軽い家具濡れた手・靴下のまま
  • ドア枠・鴨居。木の枠は、釘や接着で留めた化粧材です。角が欠ける、枠ごと壁から浮く、という壊れ方をします。指先で体重を支える形になるので、枠より先に指や手首を痛めることも多いです
  • カーテンレール・物干し竿。支えられるのはカーテンや洗濯物の重さまで。ねじが抜けて、壁の石こうボードごと落ちてきます
  • 棚・ロフトのはしご・クローゼットのパイプ。パイプが曲がる、受け金具が外れる。はしごは横からの力に弱い物があります
  • 突っ張り棒・突っ張り式の棚。壁を押す力だけで止まっているので、下向きの力がかかると滑って落ちます
  • 濡れた手・靴下のまま。場所がしっかりしていても、手が滑れば同じこと。足元が滑る靴下も避けたいところです

「壊れたら直せばいい」で済まないのが、賃貸のドア枠や壁です。突っ張り式の器具を外した後の跡でさえ相談が要ることは、懸垂バーの捨て方で触れています。枠が割れたとなれば、話はもっと大きくなりますよね。

安全に近い代用——公園の鉄棒・ジムの器具

家の中に代用がないなら、外に目を向けるのがいちばん早いんです。「ぶら下がるために作られた物」は、探せば近くにあります。

代用 向く人 気をつけること
公園の鉄棒 近くに公園がある。お金をかけたくない ひざを曲げれば足がつく高さの物を。雨上がりは滑る。子どもの遊ぶ時間帯は避ける
ジムの懸垂の器具 すでに通っている。使い方を見てもらいたい 初回はスタッフに使い方を聞く。混む時間は順番待ちになりやすい
公共の運動施設 ジムほど通わない。安く使いたい 器具の有無と利用時間は施設ごとに違う
突っ張り式の懸垂バー 家でやりたい。設置できる枠がある 第3章の条件を満たす物だけ。毎回乗る前に確かめる
自立式の懸垂スタンド 置き場がある 大きさはぶら下がり健康器とほぼ同じ。代用というより同類

公園の鉄棒でぶら下がる時のコツは、足がつく高さを選ぶこと。ひざを曲げて、体重を少しずつ手に預けていき、離す時も足をついてから手を離します。いきなり全体重をかけると、肩や手首に急に負担がかかるんです。雨上がりの鉄棒は本当によく滑ります。

ここで一言添えておきたいことがあります。「ぶら下がると背が伸びる」「腰痛が治る」といった話をよく見ますが、体格や症状によって感じ方は違い、効果を断定することはできません。肩・腰・手首に痛みやしびれが出たら中止して、続くようなら受診してください。持病がある人、妊娠中の人、手術の後の人は、始める前に医師に相談を。

突っ張り式の懸垂バーで代用する時の条件——設置面・耐荷重・毎回の確認

「家でやりたい」となると、候補に上がるのが突っ張り式の懸垂バーです。ぶら下がり健康器より小さく、片づけもできる。ただし、ドア枠に圧をかけて固定する道具なので、条件を満たさない枠に付けると、第1章のドア枠と同じ壊れ方をします。順番はこの3つです。

「設置面→説明書どおり→毎回確かめる」の3つ1設置面を確かめる枠の裏に柱があるか薄い化粧材だけならNG幅が対応範囲に入るか→ 迷ったら付けない2説明書どおりに耐荷重は体重より余裕当て板を広く・水平に違う付け方をしない→ 反動をつけない3乗る前に毎回手で押して動かないかゆるみ・サビ・ぐらつき下に物・人がいないか→ 少しでも動くなら乗らない
  1. 設置面を確かめる。ドア枠の裏に柱や下地があるか、枠の幅が製品の対応範囲に入るか。枠が薄い化粧材だけの物や、幅が範囲の端ぎりぎりの物は避けます。迷ったら付けない、が正解です
  2. 説明書どおりに付ける。耐荷重は自分の体重より余裕のある数字を。当て板は広く、バーは水平に。ねじ込みの回数や、レバーの向きは説明書の指定どおりに。「もう少し高い位置に」と説明書と違う付け方をすると、固定の力が変わります
  3. 乗る前に毎回確かめる。手で押して動かないか、ねじのゆるみ・サビ・ぐらつきがないか、下に物や人がいないか。木の枠は季節の湿度で少し動くので、「前に付けたから大丈夫」は通用しません。少しでも動くなら乗らないでください

乗る時は、反動をつけずに静かに。ぶら下がり健康器と違って、突っ張り式は「揺れ」に弱いんです。付けた後の跡や、外す時の落下については懸垂バーの捨て方にまとめているので、付ける前にどうぞ。

ぶら下がらなくても伸ばせる動き——壁・机・タオル

そもそも、ぶら下がり健康器が欲しい理由をたどると、「体を伸ばしたい」「背中を反らせたい」「肩まわりをほぐしたい」にたどり着く人が多いんです。この目的なら、ぶら下がらなくてもできる動きがあります。道具は壁・机・タオルで足ります。

動き やり方 気をつけること
壁に手をついて胸を伸ばす 壁に両手をつき、一歩下がってお辞儀をするように腰を引く 腰を反らしすぎない。首は力を抜く
机の縁を持って背中を伸ばす 動かない机の縁を両手で持ち、お尻を後ろに引いて背中を伸ばす 机が動かないこと。体重を全部預けない
タオルを持って腕を上げる 両手でタオルの端を持ち、頭の上へ。そのまま左右にゆっくり倒す 肩に痛みが出たら止める。息を止めない
四つばいから手を前に 四つばいになり、お尻をかかとに近づけながら手を前に伸ばす ひざが痛い人はタオルを敷く
寝転んで伸びる 仰向けで両手を頭の上に伸ばし、つま先まで伸びる 腰が浮くほど反らない

どれも「気持ちいい」と感じる範囲までで、伸ばした状態を数秒キープして戻す、を数回。反動をつけたり、痛いところまで伸ばしたりする必要はありません。自分で力加減を決められるのが、この方法のいいところなんです。

ここも同じで、痛みやしびれが出たら中止、続くなら受診を。「これで腰痛が治る」とは言えませんし、症状によっては伸ばさない方がいい場合もあります。すでに痛みがある人は、動きを始める前に医師に相談してくださいね。

買うなら見るところ——高さ・安定・置き場・耐荷重

ここまで読んで「やっぱり家でぶら下がりたい」と思った人へ。ぶら下がり健康器は、買った後に「置き場」と「安定」で後悔する声が多い道具です。選ぶ時は、この5つを見てください。

  • 高さの調整の幅。ひざを曲げれば足がつく高さから始められるか。天井の高さに収まるかも一緒に
  • 脚の広さと本体の重さ。脚が狭くて軽い物は、ぶら下がった時にぐらつきます
  • 耐荷重。体重より余裕のある数字。家族で使うなら、いちばん重い人に合わせて
  • 置き場。横幅と奥行きに加えて、乗り降りする前後の空間も要ります。大きな器具の置き場で困る話はスタンディングデスクを買って後悔した理由と同じ形です
  • 使わなくなった時。折りたためるか、分解できるか。処分の手間まで見ておくと、あとで楽です

買って後悔しやすい点はぶら下がり健康器を買って後悔した理由に口コミごとまとまっています。「背中を鍛えたい」が本当の目的なら、場所を取らないダンベルという道もあって、その落とし穴はダンベルを買って後悔した理由で。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ぶら下がり健康器は「家のどこに置くか」で答えが出る家が多いと思っています。置けないから代用を探しているなら、代用も置けないことが多いんですよね。ドア枠に指をかけるくらいなら、公園の鉄棒まで歩く方がよほど体にいいですよ』

💡 この困りごとへの提案

家でぶら下がるなら、条件を満たした突っ張り式の懸垂バーが、ぶら下がり健康器よりずっと小さく収まります。選ぶ時は、耐荷重の表示がはっきりしていて、当て板が広く、対応する枠の幅が書いてある物を。


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買うかどうかで迷っている人は、ぶら下がり健康器を買って後悔した理由を先にどうぞ。突っ張り式の懸垂バーを付ける前に、外す時の落下や枠の跡まで知っておきたい人は懸垂バーの捨て方、ぶら下がる以外の方法で背中を鍛えたい人はダンベルを買って後悔した理由、大きな器具の置き場で悩んでいる人はスタンディングデスクを買って後悔した理由にまとめています。

まとめ:ドア枠・鴨居は代用にならない。鉄棒か条件つきの懸垂バー。伸ばすだけなら壁と机で

  1. ドア枠・鴨居・レール・棚・突っ張り棒にぶら下がらない。体重を支える前提の物ではない
  2. 安全に近い代用は公園の鉄棒とジムの器具。足がつく高さで、少しずつ体重を預ける
  3. 懸垂バーは設置面・説明書・毎回の確認の3条件。少しでも動くなら乗らない
  4. 伸ばすだけなら壁・机・タオルで足りる。気持ちいい範囲で、反動をつけない
  5. 痛み・しびれは中止して受診。効果は人によって違い、断定できない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ぶら下がり健康器の代用の早見表:代用してはいけない場所はドア枠・鴨居・カーテンレール・物干し竿・棚・ロフトのはしご・クローゼットのパイプ・突っ張り棒・軽い家具で、人の体重を支える前提ではなく壊れて落ちる、下に子どもやペットを置かない。安全に近い代用は公園の鉄棒(ひざを曲げれば足がつく高さ・雨上がりは滑る)とジムや公共施設の器具。突っ張り式の懸垂バーで代用するなら、枠の裏に柱があるか・幅が対応範囲か、耐荷重は体重より余裕で説明書どおりに水平に、乗る前に毎回押して動かないか確かめ、少しでも動くなら乗らない。ぶら下がらなくても壁に手をついて胸を伸ばす、動かない机の縁で背中を伸ばす、タオルを持って腕を上げる動きで伸ばせる。肩・腰・手首の痛みやしびれは中止して受診、効果は断定できない。買うなら高さの幅・脚の広さ・耐荷重・置き場・処分の手間を見る

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