ローイングマシンのデメリット——買う前に知っておきたい弱点の早見表(場所を取る・音と振動・フォームが難しく腰にくる・単調で続かない・処分が大変)、方式ごとの音と大きさの違い、腰を守るフォームの順番、向く人と向かない人、チューブやダンベルでの代用、買うなら見るところ

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「全身を使えて、座ったままできる」と聞いて、ローイングマシンが気になっている。でも、家で使っている人が周りに少なくて、実際のところが分からない。買ってから「置き場所がない」「腰が痛い」「飽きた」となるのは避けたいですよね。

先に結論をひとつ。ローイングマシンの弱点は「場所・音・フォーム・飽き・処分」の5つに集約されて、そのうち3つは買う前に決めておけば軽くできます。決めずに買うと、部屋の主のように鎮座したまま使われなくなりがちです。弱点の早見表、方式で違う音、腰を守るフォーム、向く人と向かない人、代用、買うなら見るところ。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ買う前に弱点を知りたい場所・音・腰・飽き・処分の5つ→第1章音と大きさが心配方式で違う。表で比較→第2章腰にくると聞いて不安脚から動かす順番。丸まったら中止→第3章自分に向いているか分からない置き場所と処分を先に決められるか→第4章買わずに似た動きをしたいチューブ・ダンベルのローイング→第5章

ケース別に読む:弱点を先に知りたい人音と大きさが心配な人腰が不安な人向いているか知りたい人買わずに代用したい人買うなら何を見るか知りたい人

デメリットの早見表——場所・音と振動・フォームと腰・単調・処分

ローイングマシンは、ボートを漕ぐ動きを室内で再現する器具です。全身を使う運動と言われますが、どんな変化が出るかは体格や頻度で違うので、この記事では効果を言い切りません。見ていくのは、買ってから「困った」になりやすい弱点の方です。

デメリット 具体的には 軽くする方法
場所を取る 長さ2m前後、幅50cm前後が目安。畳1枚分より長い 折りたたみ・立てて収納できる機種を選び、置き場所を先に決める
音と振動 方式によって風の音・水の音・軋みが出る。シートが動くレールの音も 方式選び。防振マット。時間帯を決める
フォームが難しく腰にくる 腕から引く、背中が丸まる、反り返る。腰に負担が集まりやすい 脚→体幹→腕の順を守る。軽い負荷・短時間から
単調で続かない 景色が変わらず、同じ動きの繰り返し 時間を短く決める。動画や音楽。回数や時間を記録する
処分が大変 重くて大きい。粗大ごみの扱いになることが多い 買う前に自治体の処分の流れと、分解できるかを見ておく

5つのうち、「場所」「音」「処分」は買う前に決められます。置く場所を測って、方式を選んで、処分の流れを見ておく。残りの「フォーム」と「飽き」は、使い始めてからの工夫です。第3章と第4章で見ていきましょう。

方式ごとの音と大きさ——空気・水・マグネット・油圧

「うるさい」かどうかは方式でかなり変わります。負荷の作り方で4つに分かれます。

方式 大きさ・重さ ひとこと
空気式(ファン) 風を切る音が大きめ。引くたびにブォンと鳴る 大型・重め ジムで見かける型。集合住宅は時間帯を選ぶ
水式(水タンク) 水が動く音。静かと感じる人も気になる人も 大型。水を入れると重い 木製が多く見た目は良いが、動かしにくい
マグネット式 静か。レールを滑るシートの音が主 中型。折りたたみが多い 家庭用の主流。負荷の感触は機種差が大きい
油圧式(シリンダー) 軋みやシューという音 小型・軽い 手頃。長く使うとシリンダーが劣化しやすい

静かさ重視ならマグネット式が第一候補になることが多いです。ただ、どの方式でも出るのが、シートがレールを往復する音と、脚で押した時に床へ伝わる振動。これは方式では減らせないので、硬めの防振マット・壁から離す・早朝と夜を避ける、で補います。床に響く音の考え方はステッパーがうるさい時の対処と同じです。

大きさは、数字より床にテープを貼ってみるのがいちばん分かります。長さ2m、幅50cmの四角を作り、手前と奥に30cmほどの余裕があるか。折りたたんでも幅と高さは残るので、「立てた時にどこに置くか」も一緒に決めておいてください。

腰を守るフォームの順番——脚で押す・体幹を起こす・腕で引く

「腰にくる」と言われる理由は、動きの順番が逆になりやすいからなんです。正しくは脚で押す→体幹を起こす→腕で引くの順番。初めての人は、腕から引いて背中を丸め、最後に脚を伸ばす、と逆になりがちで、これは腰だけで負荷を受ける形です。

「脚で押す→体幹を起こす→腕で引く」の順番1脚で押すかかとで押し出す背中はまっすぐ腕はまだ伸ばしたまま→ 力の6割はここ2体幹を起こす骨盤から少し後ろへ腰を丸めない反りすぎない→ 丸まったら中止3腕で引くハンドルをみぞおちへ肩をすくめない戻りは逆の順で→ 腕は最後の仕上げ
  1. 脚で押す。かかとでフットプレートを押し出して、シートを後ろへ。背中はまっすぐ、腕は伸ばしたまま。力の大半はここで使うと言われます
  2. 体幹を起こす。脚が伸びきる少し手前で、骨盤から上体を少しだけ後ろに倒します。腰を丸めるのでも、反り返るのでもなく、まっすぐのまま傾ける感じ
  3. 腕で引く。最後にハンドルをみぞおちのあたりまで引きます。肩がすくむのは引きすぎのサイン。戻る時は逆の順番で、腕を伸ばしてから体を前に倒し、最後に膝を曲げます

崩れているサインは背中が丸まる・腕が先に曲がる・膝が先に伸びきる・腰が反るの4つ。どれかが出たら負荷を下げるか、その日はやめてください。最初は軽い負荷で5分から。横から動画に撮ると、自分では気づかない丸まりが見えますよ。

ここは大事なところです。腰痛がある人、関節や心臓などの持病がある人、妊娠中の人は、始める前に医師に相談してください。痛みやしびれが出て続くようなら受診を。腰痛が治る、姿勢が良くなる、と言い切ることはできません。

向く人・向かない人——置き場所と処分を先に決められるか

弱点を並べたうえで、それでも向いている人はいます。分かれ目は体力よりも、「場所」と「処分」を先に決められるかどうかです。

向く人と向かない人向く人置き場所を測って確保できるフォームを覚える時間がある短くても毎日続けたい座って行う運動を探しているジムに通う時間がない向かない人腰に不安があり医師に未相談置き場所が決まっていない景色が変わらないと飽きる賃貸で振動が心配処分の見通しがない

「飽き」は、続いている人ほど時間を短く決めているのが特徴です。30分は腰も気持ちも持ちませんが、10分なら動画1本分。回数を紙に書いて残すだけでも単調さは和らぎます。「向かない人」に2つ以上当てはまるなら、代用で試すか別の器具を考える方が納得できます。置き場所と飽きの悩みはルームランナーで後悔した理由エアロバイクで後悔した理由とよく似ているので、読み比べてみてください。

買わずに代用する——チューブ・ダンベルのローイング・ジムで試す

「引く動き」だけなら、器具なしでも近いことができます。代用で2週間続けて、それでも「欲しい」と思えるかどうか。これがいちばん失敗の少ない順番です。

  • トレーニングチューブ。床に座って両足の裏にチューブを掛け、背中をまっすぐにしたままみぞおちへ引きます。体幹を起こして腕で引く感覚はつかめます。ドアに固定する部品は、説明書の耐荷重と取り付け方を守ってください。ドア枠や鴨居に無理に固定しないこと。ゴムはひび割れると切れて顔に当たるので、劣化したら交換を
  • ダンベルのローイング。片手と片膝を台に置いて、もう片方の手でダンベルを脇腹に引き上げます。背中はまっすぐに。ペットボトルで代用するなら滑って落とさない工夫が要るので、ダンベルの代用になるものを参考に
  • ジムのマシンで試す。都度払いのジムでフォームを教わりながら数回漕いでみると、合うかどうかが体で分かります。買う前の試し方としてはいちばん確実です

代用の限界は、脚で押す動きが抜けること。動き全体の置き換えではなく、「引く動きが合うか」「続けられるか」を確かめるためのもの、と考えると期待外れになりません。

買うなら見るところ——折りたたみ・方式・耐荷重・処分の流れ

代用を経て「やっぱり欲しい」となった人へ。見るところは6つです。

  • 折りたたみ・立てて収納。使わない時にどこに置くか。立てた時の高さと、倒れないか
  • 方式。静かさならマグネット式が候補に上がりやすい。負荷の段階が何段あるかも
  • 耐荷重と対応身長。レールの長さが足りないと、脚が伸びきる前に止まります。体重にも余裕を
  • シートとフットプレート。シートの滑りが悪いと音と引っかかりの元。足を固定するベルトの作りも
  • 口コミの「音」は住まいの条件で読む。一戸建ての「静か」と集合住宅の「静か」は違います
  • 処分の流れ。粗大ごみの扱いや分解して出せるかを買う前に。考え方はルームランナーの分解と処分と重なります

金額は方式と大きさで幅があるので言い切りません。ただ、安い物ほど小型の油圧式が多く、劣化が早い傾向はあります。置き場所と方式を優先して、金額は最後に見る方が後悔しにくいです。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「置き場所」と「処分」を先に決められるかどうかで、続く人と続かない人が分かれると思っています。仕事柄、フォームより先に頑張って腰に負担をかける人はよく見ます。最初は軽く、短く、が正解です』

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買う前に「引く動き」が自分に合うか試したい人は、トレーニングチューブのセットが手軽です。座って足に掛けて引くだけで、腕と背中の動きは近いものになります。ゴムの劣化は切れる原因なので、ひび割れたら交換を。


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ほかの大型器具で迷っている人はルームランナーで後悔した理由エアロバイクで後悔した理由を先にどうぞ。家にある物で始めたい人はダンベルの代用になるもの、床に響く音はステッパーがうるさい時の対処、手放す時の段取りはルームランナーの分解と処分にまとめています。

まとめ:弱点は場所・音・腰・飽き・処分。3つは買う前に決め、腰はフォームの順番で守る

  1. デメリットは5つ。場所・音と振動・フォームと腰・単調・処分。効果は言い切れない
  2. 場所・音・処分は買う前に決める。床にテープで2m×50cm。方式と処分の流れを見る
  3. 静かさならマグネット式が候補。振動はどの方式でも出るのでマットと時間帯で
  4. フォームは脚→体幹→腕の順。背中が丸まる・腕が先に曲がるなら負荷を下げるか中止
  5. 迷うならチューブ・ダンベル・ジムで試す。腰痛・持病・妊娠中は医師に相談してから

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ローイングマシンのデメリットの早見表:弱点は場所を取る・音と振動・フォームが難しく腰にくる・単調で続かない・処分が大変の5つで、場所・音・処分は買う前に決められる。置き場所は床に長さ2m幅50cmのテープを貼って確かめ、折りたたみや立て収納の場所も決める。方式は空気式が風切り音で大きめ、水式は水の音で大型、マグネット式は静かで家庭用の主流、油圧式は小型で手頃だが劣化しやすい。振動はどの方式でも出るので硬めの防振マットと時間帯で減らす。フォームは脚で押す・体幹を起こす・腕で引くの順番で、背中が丸まる・腕が先に曲がる・膝が先に伸びきる・腰が反るなら負荷を下げるか中止。向く人は置き場所と処分を先に決められる人、向かない人は腰に不安があり医師に未相談・置き場所未定・賃貸で振動が心配な人。代用はトレーニングチューブを足に掛けて引く、ダンベルのローイング、ジムで試す。腰痛・持病・妊娠中は医師に相談し、痛みやしびれが続けば受診。効果は断定しない

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