サーキュレーターがうるさい——音の種類で原因は4つに分かれる(風切り音・ブーン・カタカタ・キーキー)、静かにする置き方と対処、夜に使うコツ、使うのをやめるサイン

生活

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エアコンの風を回したくてサーキュレーターを買ったら、スイッチを入れた瞬間に「思ったよりうるさい」。昼間は気にならなくても、寝室で使おうとするとブーンという低い音が耳について、結局止めてしまう。子ども部屋で使い始めた最初の夜に、子どもが「なんか音がする」と何度も起きてきて、翌日置き場所を変えて回った、という話はよく聞きます。

先に結論をひとつ。サーキュレーターの「うるさい」は1種類ではなくて、音の正体で原因も対処も変わります。風の音なのか、ブーンという振動なのか、カタカタと何かが当たる音なのか。自分の機種がどの音を出しているかが分かると、風量を下げるだけで済むのか、置き方を変えるのか、それとも使うのをやめたほうがいいのかが見えてきます。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へどの音か分からない風切り・ブーン・カタカタ・キーキー→第1章風の音・ブーンがつらい風量を下げる。床や壁から離す→第2章カタカタ・キーキーほこりとネジを見る。キーキーは相談→第2章寝室で使いたい最小風量・天井向き・枕から離す→第3章前と音が変わった急な変化・焦げ臭い・熱いは使わない→第5章

ケース別に読む:音の種類を知りたい人自分で対処したい人寝室で使いたい人やらないことを知りたい人使うのをやめるか迷う人

音の種類で原因を分ける——風切り音・ブーン・カタカタ・キーキー

  • 「ゴー」「シャー」という風の音(風切り音):羽根が空気を切る音そのもので、風量が強いほど大きくなります。サーキュレーターは扇風機より風をまっすぐ遠くへ飛ばす設計なので、同じ風量でも音が大きく感じやすい。壊れているわけではなく、機種の性格です
  • 「ブーン」「ウーン」という低い音:モーターの振動が本体や床に伝わって、共振している音。硬いフローリングに直置き、棚の上、壁のすぐそばで大きくなります。弱風のときにだけ目立つ機種もあります
  • 「カタカタ」「カラカラ」と何かが当たる音:羽根やガードにたまったほこり、ガードのネジや爪のゆるみ、羽根の取り付けがわずかにずれている、コードや置いた物がガードに触れている。多くは自分で見つけられる原因です
  • 「キーキー」「キュルキュル」という高い音:モーターの軸の油が切れかけている、または軸受けが傷んでいるサイン。長く使った機種で出やすく、これは自分で直す範囲ではありません

ここで大事なのは、買った当初からある音(風切り音・軽いブーン)と、あとから出てきた音(カタカタ・キーキー・急に大きくなったブーン)を分けることです。前者は付き合い方の話、後者は原因を探すか、使うのをやめるかの話になります。

音の種類で原因を分ける1ゴー・シャー(風切り音)羽根が空気を切る音。風量に比例する。機種の性格2ブーン・ウーン(低い音)モーターの振動が床や壁と共振。直置き・棚・壁際で大きい3カタカタ・カラカラほこり、ガードのゆるみ、羽根のずれ、コードの接触4キーキー・キュルキュル軸の油切れか軸受けの傷み。自分で直す範囲ではない買った当初からある音と、あとから出てきた音を分ける

自分でできる対処——風量・置き場所・ゴムマット・ほこり

  1. 風量を一段下げる。風切り音は風量とほぼ比例します。空気を回すだけなら、最強でなくても部屋の対角に向けて弱〜中で十分なことが多いです。「強くしないと届かない」と感じるときは、置き場所と向きを先に見直してみてください
  2. 床から離す・硬い面に直置きしない。ブーンという共振は、本体の脚が床や棚を太鼓のように鳴らしている状態です。カーペットやラグの上に置く、棚の上なら布を1枚かませる、壁から10cm以上離す。それだけで音の質が変わることがあります
  3. ゴムの防振マットを敷く。ラグがない部屋や、フローリングに直置きするしかない場所では、脚の下に厚みのあるゴムマットを敷くと、振動が床に伝わりにくくなります。洗濯機や冷蔵庫の下に敷くものと同じ考え方で、切って脚の数だけ使えるものが扱いやすいです
  4. ガードと羽根のほこりを落とす。カタカタ音のいちばんよくある原因です。必ず電源プラグを抜いてから、ガードの外側から掃除機とブラシでほこりを取る。ガードが外れない機種の掃除の仕方はサーキュレーターのカバーが外れない時の掃除の仕方にまとめています
  5. ガードのネジ・爪、コードの位置を見る。ガードを手で軽く押してカタつくなら、説明書にあるネジや爪を指定どおりに締め直す。コードが本体の下敷きになっていたり、近くに置いたカーテンや紙がガードに触れていたりしないかも見てみてください
  6. 首振りを止めて使う。首振りのギアの音が気になる機種は、固定して使うと静かになります。首振りそのものが動かないときはサーキュレーターが左右に動かない時の切り分けを参考にどうぞ
音の種類で原因を分ける→自分でできる範囲で直すゴー・シャー=風切り音原因:風量風量を一段下げる向きと置き場所を先に見直す故障ではないブーン・ウーン=振動の共振原因:床・棚・壁ラグの上に置くゴムマットを敷く壁から10cm離す急に大きくなれば注意カタカタ=何かが当たる原因:ほこり・ゆるみ電源を抜いてほこりを落とすネジ・爪・コード確認直らなければメーカーキーキー=軸の油切れ原因:軸受けの傷み自分で注油しない分解しない→メーカーへ古い機種は買い替えもやらないこと:分解・注油/ガードを外して回す/羽根を外して回す(指・髪の巻き込み)掃除は必ず電源プラグを抜いてから使うのをやめるサイン:異音が急に大きくなった/焦げ臭い/本体が熱い/火花→プラグを抜く

夜に使うためのコツ——音を「減らす」より「気にならなくする」

寝室で使うときは、音をゼロにするのではなく、耳につかない音にする、という考え方のほうが現実的です。

  • 風量は最小、向きは天井か壁。人に直接当てず、天井や壁に向けて空気を回すと、弱風でも部屋全体の空気は動きます。風切り音も小さく、体も冷えすぎません
  • 枕から離して、頭の側に置かない。足元側の壁際、ラグの上に。距離が倍になるだけで、感じる音の大きさはかなり変わります
  • 首振りは止める。ギアのカチカチという音は、静かな夜にいちばん目立ちます
  • タイマーを使う。寝入りの1〜2時間だけ回して切る。エアコンとの組み合わせなら、それで十分なことが多いです。つけっぱなしの考え方は既存の記事にも書いています
  • ブーンが気になるなら壁から離す。壁のそばに置くと、壁が反射板になって低い音が部屋に広がります
夜に使うコツ——音を「気にならなくする」1風量は最小、向きは天井か壁人に直接当てず、弱風で部屋の空気を回す2枕から離す足元側の壁際、ラグの上。距離が倍で音はかなり違う3首振りは止めるギアのカチカチは静かな夜にいちばん目立つ4タイマーを使う寝入りの1〜2時間だけ回して切る5壁から離す壁が反射板になって低い音が部屋に広がる

ゆきこ( ゚Д゚)『子どもが「音がする」と言った夜、フローリング直置きをラグの上に移して首振りを止めて弱にしたら、翌朝「昨日は静かだった」と言われた、という話を読んで、なるほどと思いました。本体は何も変えていないんですよね。置き方ひとつで寝られるかどうかが決まる、というのは正直よく分かります。』

フローリングやカーペットの薄い部屋で、どうしてもブーンという振動が気になるときは、脚の下に厚みのあるゴムの防振マットを敷くと、床に伝わる振動が減って音の質がやわらぎます。洗濯機用のように厚いものを、脚の数だけ切って使えるタイプが扱いやすいですよ。

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やらないほうがいいこと——分解・注油・ガードを外して回す

  • 分解して注油しない。「キーキーは油を差せば直る」という話を見かけますが、モーターの軸受けには専用の潤滑剤が使われていて、家庭にある油を差すとほこりを呼んだり、樹脂の部品を傷めたりすることがあります。分解した時点で保証も切れます。異音の原因が軸なら、メーカーの窓口に相談するのがいちばん確実です
  • ガードを外したまま回さない。掃除の途中でガードを外したまま試運転するのは、指や髪、子どもの手が羽根に巻き込まれる事故のもとです。ガードは必ず元どおりに固定してから電源を入れる
  • 羽根を外して回さない。羽根のないモーターを回してもバランスが崩れるだけで、音の原因は分かりません
  • 本体を叩いたり、揺すったりして直そうとしない。一時的に音が止まっても、内部のずれが広がって別の音が出ることがあります

使うのをやめるサイン——「前と変わった」を目安に

音だけで「壊れている」「安全」と言い切ることはできませんが、次のどれかに当たったら、プラグを抜いて、それ以上使わないのが安心です。

  • 異音が急に大きくなった、いつもと違う音に変わった
  • 焦げ臭い、プラスチックが熱くなったようなにおいがする
  • 本体の背中(モーター部分)が触っていられないほど熱い
  • 電源を入れた瞬間にパチッと火花が見えた、風が出ない、回転が明らかに遅い
  • 羽根が目で見てぐらついている、ガードが変形している

買ってからの年数が長く、キーキー音が出ているなら、修理より買い替えのほうが現実的なことも多いです。そのときは「静音」の表示より、最小風量のときの音の目安(dB表示)と、モーターの種類を見ると、寝室向きかどうかが分かりやすいです。選び方でつまずきやすいところはサーキュレーターで後悔した理由をまとめた記事に、扇風機で足りるかどうかはサーキュレーターと扇風機の違いにまとめています。

使うのをやめるサイン——「前と変わった」を目安にプラグを抜いて、それ以上使わない異音が急に大きくなった・音が変わった焦げ臭い・プラスチックが熱くなったにおいモーター部分が触っていられないほど熱い火花が見えた・風が出ない・回転が遅い羽根がぐらつく・ガードが変形している買い替えるなら見るところ「静音」の表示より最小風量の音(dB表示)モーターの種類年数が長くキーキー音なら買い替えが現実的

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音の原因がほこりなら、サーキュレーターのカバーが外れない時の掃除の仕方で外さずに落とす手順を。首振りだけが動かない、片側で止まる、という症状はサーキュレーターが左右に動かない時の切り分けで順番に見ています。

まとめ:音の種類で原因を分けて、置き方で減らし、変化が出たら使わない

  1. 「うるさい」は風切り音・ブーン・カタカタ・キーキーの4種類で原因が違う
  2. 風切り音は風量を下げる、ブーンはラグやゴムマットで床から離す
  3. カタカタは電源を抜いてほこりとネジ・爪・コードを見る
  4. 分解・注油・ガードを外して回すはしない。キーキーはメーカーへ
  5. 急に大きくなった・焦げ臭い・熱いはプラグを抜いて使わない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

サーキュレーターがうるさい時の早見表:音の種類で原因を分ける。ゴーやシャーの風切り音は風量が原因で、風量を一段下げて向きと置き場所を見直す。ブーンやウーンの低い音はモーターの振動が床や棚や壁に共振している音で、ラグの上に置く、ゴムの防振マットを敷く、壁から10cm離す。カタカタは羽根やガードのほこり、ガードのネジや爪のゆるみ、コードの接触が原因で、電源プラグを抜いてからほこりを落とし、ネジと爪とコードを確かめる。キーキーは軸の油切れで、自分で注油や分解をせずメーカーへ。夜に使うなら風量は最小で天井や壁に向け、枕から離し、首振りを止め、タイマーを使う。やらないことは分解と注油、ガードを外して回す、羽根を外して回す。使うのをやめるサインは異音が急に大きくなった、焦げ臭い、本体が熱い、火花で、プラグを抜いて使わない

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