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カレーを作ろうと買ったココナッツミルクが、少し余ってしまった。そのまま飲めるのかな、と考えたことはありませんか。まずいという声も見かけるし、余りは冷凍できるのか、何日くらいもつのか、牛乳の代わりにならないのか。気になる点がいくつも出てきますよね。
先に結論をひとつ。料理用のココナッツミルクは濃く、飲み物用とは別の物です。そのまま飲むなら、表示とアレルギーを先に確認して、少量から、薄めて試すのが考え方の基本になります。余った時は、別の容器へ移して、保存の日数は製品の表示に従ってください。缶の中で分離する話はココナッツミルクが分離した時に分けています。
ケース別に読む:飲んでいいか知りたい人|そのまま飲みたい人|まずいと感じた人|余った人|牛乳の代わりにしたい人
料理用と飲み物用は別——表示の見方
ココナッツミルクと呼ばれる物には、いくつかの種類があります。見た目は似ていても、作られた目的が違うので、まず袋や缶の表示を見るのが先です。
| 種類 | 特徴 | そのまま飲む? |
|---|---|---|
| 料理用(缶・紙パック) | 濃く、脂分が多い。甘みがない物が多い | 飲む物としては作られていない。飲むなら少量から薄めて |
| 飲み物用(ドリンク) | 飲むために作られた物。甘みなどが加えてある場合がある | 表示どおりに |
| 粉末 | 水やお湯で溶かして使う。必要な分だけ使える | 製品の溶かし方の表示に従う。濃さを調整しやすい |
名前が似ている「ココナッツウォーター」や「ココナッツオイル」は、ココナッツミルクとは別の物です。買い間違えやすいところで、ココナッツウォーターは若いココナッツの中の液体、ココナッツオイルは油脂と、味も使い方も違います。
表示で見る所は、「飲用」と書かれているか、原材料、アレルギー表示、保存方法の4つです。「そのまま飲める」と書かれていない物は、料理用と考えておく方が無難です。
体への働きをうたう話を目にすることもありますが、この記事は食べ物としての使い方と、表示の見方に絞って考えています。体のことが気になる時は、医師に相談してください。
そのまま飲む時の考え方——少量から・薄めて
料理用のココナッツミルクを飲んでみたい場合は、次の点を守ってください。
- 表示とアレルギー表示を先に見る。家族に食物アレルギーがある時は、メーカーに確認します
- 少量から始める。濃いので、いきなり多く飲むと、合わない人もいます
- 薄める。水や、冷やした飲み物などで薄めると、飲みやすくなります。牛乳を使う場合は、乳アレルギーに気をつけてください
- 冷やして飲む。常温だと脂っぽく感じることがあります
- 体に合わない時はやめる。調子が悪くなったり、不安があれば、医師に相談してください
飲み物として試すなら、最初の一口は、少量をカップに取って水で薄め、味を見ます。口に合えば少しずつ濃さを調整する、という順番なら、無駄になりにくいです。
小さな子どもや、体調に不安がある人、持病のある人、妊娠中・授乳中の人は、飲む前に医師や管理栄養士に相談してください。食べ物の影響は人によって違うため、一般的な話で決めつけられません。
料理用と飲み物用は別、という点は、牛乳や生クリームでも似た考え方があります。生クリームをそのまま飲んでいいかも、濃い乳製品の扱いの参考になります。
まずいと感じる理由——濃さ・油っぽさ・缶のにおい
「まずい」という感想には、いくつかの理由が考えられます。
- 濃くて油っぽい。料理用は、料理に使って薄まる前提で作られています
- 甘みがない。ジュースのような味を期待すると、物足りなく感じます
- 独特の風味。ココナッツの香りが苦手な人もいます。好みの差が大きい部分です
- 缶のにおい。缶から出したばかりの時に、金属っぽく感じることがあります
もうひとつ、冷たい時と温かい時で印象が変わります。冷えると脂分が固まって舌ざわりが重くなり、温めると口当たりがなめらかになります。同じ缶でも、飲む温度で好みが分かれることがあります。
対処は、薄める、冷やす、甘みを足す、料理に使う、のどれかです。ただし、においに違和感があり、酸っぱさを感じた時は、傷みの可能性があるので飲まないでください。
どうしても飲み物として楽しみたいなら、最初から飲み物用の製品や、粉末を選ぶ手もあります。料理用を無理に飲まなくても、飲む目的に合う物が売られています。
余った時の考え方——別の容器へ・表示を見て保存
缶に残った分は、缶のまま保存せず、別の容器へ移します。ふたのできる清潔な容器に入れて、冷蔵庫へ。冷蔵の日持ちは、未開封か開封後か、保存場所で変わります。日数は製品ごとに違うので、製品の表示と、メーカーのよくある質問を確認してください。
缶やパックの口を開けたまま、冷蔵庫に入れておくのは避けましょう。ほかの食品のにおいが移り、風味も落ちやすくなります。容器には、開けた日を書いておくと、あとで迷いません。
冷凍して使い切る考え方もあります。製品が冷凍に向くかどうかは表示で確認し、向く場合は、小分けにして凍らせると、使う分だけ取り出せます。製氷皿を使うと、少量ずつ使いやすくなります。
- 冷凍すると、解凍後に分離することがあります。混ぜ直し方はココナッツミルクが分離した時に書いています
- 解凍後の再冷凍は避ける。使う分だけ解凍します
- においの変化・泡・カビがあれば食べない。迷ったら使わない
余りが出やすい家庭なら、必要な分だけ溶かして使える粉末を選ぶのも、ひとつの考え方です。使い切れなかった缶を前に悩む時間が減ります。
ゆきこ( ゚Д゚)『余った缶を前にすると、つい「もったいない」と思ってしまいますよね。でも、無理に使い切ろうとするより、別の容器に移して、表示に沿って保存するのがいちばん確かだと思います』
使い切る方向と牛乳の代わり——向く料理・向かない料理
余ったココナッツミルクを使い切る方向は、いくつかあります。分量はレシピや製品の表示に合わせるとして、どんな料理に向くかの考え方を挙げます。
- カレーやスープ:まろやかさとコクが加わります
- デザート:ゼリーやプリン、ぜんざいなど。固める時は、凝固剤の量に注意
- 飲み物:薄めて、甘みや風味を足して
- 炊き込みご飯やおかゆ:ほのかな甘みと香りが出ます
粉末を使う場合も、溶かす水やお湯の量で濃さが変わります。製品の表示を基準にして、料理用は濃いめ、飲み物用は薄めと調整できます。使い切れる量だけ溶かせば、余りを心配する場面が減るのが、粉末の便利なところです。
牛乳の代わりにする場合は、向く料理と向かない料理があります。カレー、スープ、煮込み、デザートのように、ココナッツの風味が合う料理では代わりに使いやすい一方、牛乳のあっさりした味が前提の料理には向きません。ココナッツの香りが強く出るため、少しずつ試して調整してください。
乳製品を避けたい理由がアレルギーの場合は、ココナッツミルクの原材料や、製造工程の表示で確認してください。豆乳などの保存の考え方は豆乳の保存に分けています。
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缶の中で分かれていた時の見分けと戻し方はココナッツミルクが分離した時、濃い乳製品をそのまま飲む話は生クリームをそのまま飲んでいいか、牛乳の代わりに使う飲み物の保存は豆乳の保存もどうぞ。
まとめ:料理用は濃くて別物。飲むなら表示とアレルギーを先に、少量から薄めて
- 料理用と飲み物用は別の物。まず表示とアレルギー表示を見る
- そのまま飲むなら、少量から・薄めて・冷やして。体に合わなければやめる
- まずい理由は、濃さ・油っぽさ・甘みのなさ。薄めるか、料理に使う
- 余りは別の容器へ。日数は表示とメーカーの案内で。小分け冷凍は表示を見て
- 牛乳の代わりは、風味が合う料理で。においの変化や泡、カビがあれば食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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