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「ママ、これ作りたい」と、工作の本のキラキラのコンパクトミラーを指さされた、という話はよく聞きます。男の子でも、おばあちゃんへのプレゼントに、と言われると親は弱いんですよね。材料は100均でひと通りそろうので、土台の選び方から作り方、安全のことまでまとめておきます。
先に結論をひとつ。土台は100均のプレーンなコンパクトミラーで十分で、飾りは「貼るだけ」でもちゃんと見栄えがします。難しいのはレジンだけで、それも大人が担当すれば安心。材料、作り方3型、子どもと作る時に気をつけたいこと、割れてしまった時の捨て方まで、順番に見ていきましょう。
材料は全部100均でそろう——土台と飾りの選び方
まず土台。100均の手芸コーナーか化粧品コーナーに、飾りのないプレーンな折りたたみミラーがあります。表面がつるっとしたプラスチックのものが貼りやすく、白か黒なら飾りの色を選びません。同じ棚に、ふたが平らな「デコ用」と書かれたものがあれば、それがいちばん向いています。
- 土台:プレーンなコンパクトミラー(ふたが平らなもの)。丸型は布を巻くのに、四角は写真を入れるのに向く
- 飾り:デコパーツ(花・リボン・パール風の粒)、ラインストーン、シール、ビーズ、レース、リボン、はぎれ布、マスキングテープ、造花
- 接着:手芸用ボンド(布・パーツ用)、両面テープ、グルーガン(大人用)、UVレジン液(大人用)
- 道具:ピンセット、つまようじ、はさみ、新聞紙、ウェットティッシュ、使い捨て手袋
デコパーツは「セット売り」を1袋買うと、色や大きさがそろっていて配置に悩みません。子どもが選ぶと大きい粒ばかりになりがちなので、大小混ぜたセットがおすすめです。マスキングテープは失敗してもはがせるので、はじめての子にちょうどいい材料。切らしていたらマスキングテープの代用になるものもあわせてどうぞ。
作り方3型——貼るだけ・布を巻く・レジンで固める
- 貼るだけ(低学年から)。ふたの表面をウェットティッシュで拭いて乾かす→鉛筆で薄く配置の下書き→手芸用ボンドをつまようじでパーツの裏に少量→ピンセットで置く→一晩乾かす。コツはボンドは米粒より少なく。はみ出すと白く残ります。シールやマスキングテープなら、貼って角を指でなでるだけ
- 布を巻く(中学年から)。ふたより一回り大きく布を切る(丸型なら直径+2cm)→ふたの表面に両面テープか薄くボンド→布を中心から外へなでて空気を抜く→縁に沿って余りを裏側へ折り込む、または縁にレースやリボンをぐるりと貼って布端を隠す。厚手の布は縁で浮くので、薄手の綿が扱いやすいです
- レジンで固める(大人が担当)。ふたの表面にマスキングテープで囲いを作る→レジン液を薄く流す→ドライフラワーやラメ、小さいパーツをピンセットで沈める→UVライトかLEDライトで硬化→表面をもう一層流して硬化→囲いを外す。換気をして、手袋をして、子どもは「配置を決める係」にすると一緒に楽しめます
子どもと一緒なら、①か②から。「配置は子ども、接着は状況で大人」と分けると、失敗も少なく、できあがりも満足のいくものになりますよ。グルーガンで留めたい時はグルーガンがない時の代用と使い分けも参考に。
子どもと作る時の安全——鏡の縁・接着剤とレジン・小さいパーツ
ここは少し長くなりますが、いちばん読んでほしいところです。楽しい工作が痛い思い出にならないように、始める前に一度目を通しておいてくださいね。
- 鏡の縁。100均のミラーは薄いガラスかアクリルで、落とすと割れたり欠けたりします。作業中に割れたら、子どもには触らせず、大人が厚手の手袋か新聞紙ごしに拾う。割れた縁は紙のように薄く鋭いので、見えない小さな破片も粘着テープでぺたぺた取っておくと安心です。割れたものは飾らず、後で書く手順で処分を
- レジン液とライト。レジン液は固まる前に肌につくとかぶれることがあるので、大人が手袋をして扱い、子どもは触らない。窓を開けて換気、においがこもる部屋ではやらない。UVライトやLEDライトは点灯中に光を直接見ない・手を入れない。固まった直後は熱を持つので、冷めてから渡す
- 小さいパーツ。ラインストーンやビーズは、下に小さいきょうだいがいる家ではとくに注意。作業はテーブルの上だけ、床に落ちたものはその場で拾う、終わったら数を数えて袋に戻す。口に入れる年齢の子がいる間は、作業する時間と場所を分けるのがいちばん確実です
- グルーガン。先端と溶けたボンドがとても熱くなるので大人が扱う。使い終わったら子どもの手の届かない所で冷ます
- ボンド・はさみ。手芸用ボンドは口に入れない、手についたらすぐ拭く。はさみは子ども用の先の丸いものを
- 肌が赤くなった、かゆいと言い出した時は、すぐ石けんで洗い流して作業をやめる。赤みやかゆみが続くようなら皮膚科で相談を
プレゼントにする時のコツ——名前・写真・メッセージで「その人だけの1枚」に
- 名前や頭文字を入れる。アルファベットのシールやビーズをひとつ置くだけで、ぐっと「その人のもの」になります
- 写真を入れる。四角いミラーのふたに、ふたの大きさに切った写真を両面テープで貼り、上から透明のシートやレジンでカバー。子どもと祖父母の写真は間違いなく喜ばれます
- 裏にメッセージ。ふたの裏側や鏡のまわりの縁に、小さく手書きの一言を。マスキングテープに書いて貼れば、失敗してもやり直せます
- 渡す前に一晩置く。ボンドが乾いていないと、袋の中でパーツがずれます。乾いたら軽く振って、取れそうな所を足し貼り
- 小さい袋に入れて。100均の透明袋にリボンを結ぶだけで、ちゃんとした贈り物に見えます
手作りの鏡はポーチに入れて持ち歩かれることが多いので、パーツが引っかからないよう、とがった飾りは避けて、表面をなるべく平らに仕上げると長持ちします。入れるポーチのお手入れは化粧ポーチの洗い方にまとめています。
割れた鏡の捨て方——新聞紙で包んで「割れ物」と書く
作業中に割れてしまった時も、長く使った鏡がだめになった時も、捨て方は同じです。
- 厚手の手袋か、新聞紙ごしに破片を集める。細かい破片は粘着テープで取る
- 新聞紙や厚紙で何重にも包む。角が出ないように
- 包みの外側に「割れ物」「キケン」「ガラス」と大きく書く。収集の方がけがをしないために
- 自治体の分別に従う。鏡は「不燃ごみ」か「危険ごみ」の扱いが多いですが、地域で違うので分別表を確認
- プラスチックのふたと鏡が分けられるなら分ける。無理にはがして割るくらいなら、そのまま不燃ごみに
子どもが見ている前で片づける時は、「割れたガラスは大人が片づけるもの」と伝えるいい機会でもあります。これを伝えておくと、割れた食器も自分で触らなくなった、という話をよく聞きます。
ゆきこ( ゚Д゚)『子どもが選んだパーツが全部「特大」で、ふたに3個しか乗らない鏡ができあがった、という話はよく聞きますよね。それでもおばあちゃんが「重厚感がある」と喜んで毎日ポーチに入れてくれる、というところまで含めて手作りのよさだと思います。デコパーツは大人が大小混ぜたセットを買っておくべし、が教訓です』
100均のパーツで足りない時や、まとめて何個も作る時は、デコパーツとレジン液がひとまとめになったセットがあると、あちこち探さずに済んで楽ですよ。
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接着で迷ったらグルーガンがない時の代用と使い分けを。マスキングテープを切らした時はマスキングテープの代用になるもの、できあがった鏡を入れるポーチのお手入れは化粧ポーチの洗い方もどうぞ。
まとめ:土台は100均のプレーン、貼るだけで十分、レジンと割れた鏡は大人が
- 材料は全部100均。土台はふたが平らなプレーンなミラー、飾りは大小混ぜたセット
- 作り方は貼るだけ・布を巻く・レジンで固めるの3型。子どもとは①か②から
- 割れた鏡の縁は大人が手袋で。レジンとライトは大人・換気・手袋
- 小さいパーツは誤飲注意。テーブルの上だけ、終わったら数える
- 割れた鏡は新聞紙で包んで「割れ物」と書き、自治体の分別へ
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手順を1枚にまとめました。



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