ヘアミルクの代用になるもの——ない時に家にあるもので代わりになる線、ボディ乳液やハンドクリームはどこまで使える?ヘアオイルとの違い、量とつけ方、子どもの寝ぐせ直し

美容

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朝、髪を乾かそうとしてヘアミルクのボトルを押したら、スカッ。振っても出てこない。買い置きはないし、このまま乾かすと毛先が広がるのは分かっている。子どもを送り出す時間は迫っているし、お店が開くのはまだ先。そんな朝、ありますよね。

先に結論をひとつ。いちばん近い代わりは「ヘアオイルをごく少量、濡れた髪に」で、洗い流さないトリートメントがあればそれでも十分です。ボディ用の乳液やハンドクリームも「今日だけ」なら使えますが、髪用ではないので線引きがあります。何がどこまで代わりになるのか、順番に見ていきましょう。

ヘアミルクがない時、代わりになるもの——近い順に4つ

ヘアミルクの役目は、髪に水分を足して、油分で軽くふたをすること。だから代用品も「水分+少しの油分」に近いものから順に選ぶと失敗しません。

  1. ヘアオイルを少量、濡れた髪に。タオルドライした髪に、いつもの半分以下の量を毛先だけ。髪が濡れていれば水分はすでにあるので、オイルでふたをするだけでミルクに近い仕上がりになります。乾いた髪につけるとべたつくので、必ず「濡れているうち」に
  2. 洗い流さないトリートメント(クリームタイプ・ミストタイプ)。ヘアミルクとほぼ同じ役目のものなので、あればこれで十分。代用というより、同じ棚の仲間です
  3. ボディ用の乳液。水分と油分のバランスはミルクに近いのですが、髪用の設計ではないので「今日だけの一時しのぎ」と考えてください。詳しくは次の見出しで
  4. ハンドクリーム。油分が多く重いので、米粒ひとつ分を手のひらでよく伸ばして、毛先だけ。広がりを抑える力は強いけれど、つけすぎると束になります

家にヘアオイルも洗い流さないトリートメントもない、という時は乳液かハンドクリームの出番ですが、その前に「水だけ」も試してみてください。寝ぐせや広がりの多くは、水で湿らせて乾かし直すだけでかなり落ち着くんです。

ボディの乳液やハンドクリームは髪に使える?——「一時しのぎ」の線引き

使えるか使えないかで言えば、一日くらいなら使えます。ただ、髪用ではないものには理由があって、そこを知ったうえで「今日だけ」と割り切るのが安心です。

  • ボディ用の乳液は、肌にとどまるように作られているので、髪につけると重さが残りやすい。量はヘアミルクの半分から。手のひらに伸ばしてから、毛先を包むように
  • ハンドクリームは油分が多く、シャンプーで落ちにくいことがある。数日続けると毛先が重くなってくるので、続けない
  • どちらも頭皮にはつけない。髪用でないものが頭皮に残ると、かゆみやべたつきのもとになります。根元から10cmくらいは避けて、毛先だけ
  • 香りの強いものは、髪につくとシャンプーの香りとぶつかる。無香料か、香りの弱いものを
  • つけた後に頭皮や首すじがかゆい・赤いと感じたら、その日のうちに洗い流して使うのをやめる。赤みやかゆみが続くようなら皮膚科で相談を

サロンでお客さまの髪を見ていると、毛先が重くぺたっとしている方に伺うと「ボディクリームを毎日つけていて」ということが時々あります。悪いわけではないのですが、あくまで切らした日の応急処置と思っておくと迷いません。

ヘアミルクとヘアオイルの違い——水分か油分か、細い髪か太い髪か

  • ヘアミルク:水分が主体で、少しの油分。軽くて、髪の内側にうるおいを足すイメージ。細い髪・軟らかい髪・ぺたんとしやすい髪向き。朝の寝ぐせ直しにも使いやすい
  • ヘアオイル:油分が主体。髪の表面を包んでツヤと重さを出す。太い髪・硬い髪・広がりやすい髪・乾燥がひどい毛先向き。ドライヤーの熱から守る役目も
  • 迷ったら、髪が細くて量が少なめならミルク、太くて多めならオイル。両方使うなら、濡れた髪にミルク→乾かしてから毛先にオイル、の順

だから「ヘアオイルはあるけれどミルクがない」という時は、オイルをいつもの半分以下の量で、濡れた髪に使えば、ミルクの軽さにかなり寄せられます。逆にオイルを切らした時の話はヘアオイルの代用になるものにまとめています。

「水分+少しの油分」に近いものから選ぶ近い順に4つ①ヘアオイルを少量 →濡れた髪に②洗い流さない トリートメント③ボディ乳液=今日だけ④ハンドクリーム =米粒ひとつ・毛先だけつけ方タオルドライの後に量はいつもの半分から手のひら全体に伸ばす毛先から内側へ根元10cmは触らないつけすぎたらタオルで毛先をはさむやめた方がいいもの香りの強いクリームメントール入りワセリン・固いバーム食用油頭皮につける使い方→どれも毛先の 応急処置と考えるミルク=水分主体・細い髪向き/オイル=油分主体・太い髪向きオイルしかない日は、いつもの半分以下の量を濡れた髪に→ミルクの軽さに寄る子どもの寝ぐせは水スプレーが最強/かゆみ・赤みが出たら洗い流して中止・続くなら皮膚科へ

代用品の量とつけ方——「毛先だけ・タオルドライ後・手のひらで伸ばす」

  1. タオルドライで水気をしっかり取る。ぽたぽた落ちない程度まで。濡れすぎていると代用品が流れて均一につきません
  2. 量はいつものヘアミルクの半分から。ヘアオイルなら1〜2滴、乳液なら小豆1粒、ハンドクリームなら米粒1つ。足りなければ足す、が鉄則
  3. 手のひら全体に薄く伸ばす。指の間まで。手に白く残っているうちは多すぎです
  4. 毛先から中間へ、内側から。髪の表面を上からなでると、表面だけべたつきます。髪の内側に手を入れて、毛先を握るように
  5. 根元10cmは触らない。頭皮につけない、を守るいちばん簡単な方法です
  6. ドライヤーで乾かす。代用品はミルクより重いものが多いので、根元から風を当てて、毛先は最後にすると重くなりません

つけすぎた時は、乾かす前ならタオルで毛先を軽くはさんで余分を取る、乾いた後なら根元だけ水で湿らせて乾かし直すと、ぺたんこ感がかなり戻りますよ。

子どもの寝ぐせ直しに使える?——基本は「水スプレー」、代用品はほんの少し

朝いちばんの困りごとは、子どもの後頭部の寝ぐせですよね。ここは大人の髪と同じに考えなくて大丈夫。子どもの髪は細くて量も少ないので、代用品を使うより、水で湿らせるほうが早くて確実なんです。

  • 霧吹きで寝ぐせの根元をしっかり湿らせる。毛先だけ濡らしても直りません。根元が乾いたまま形を覚えているので
  • 手ぐしでなでつけて、ドライヤーの弱風で根元から乾かす。これだけで大半は直ります
  • それでも広がる時だけ、ヘアオイルを1滴を手のひらに伸ばして毛先をなでる程度。乳液やハンドクリームは、子どもの髪には重すぎるので基本は使わない
  • 頭皮にはつけない。子どもは汗をかきやすく、頭皮に残ったものがかゆみにつながりやすいので
  • スプレーボトルに水を入れて洗面所に置いておく。うちはこれで朝の5分が変わりました

やめた方がいいもの——香料の強いもの・清涼感のあるもの・頭皮につく使い方

  • 香りの強いボディクリーム・香水入りのもの。髪は香りを長く抱え込むので、一日中まとわりつきます。電車や職場で自分が思う以上に香ります
  • メントールなど清涼感のあるもの。毛先につけたつもりでも汗で流れて頭皮や目のまわりに届くと、しみたりヒリヒリしたりします
  • ワセリンや固いバーム。少量なら毛先のまとめには使えますが、シャンプー1回では落ちきらないことがあり、翌日も重さが残ります
  • 食用油。酸化して匂いが出ますし、落ちにくい。「オイルなら同じ」ではありません
  • 頭皮につく使い方。何を使うにしても、根元にたっぷりは避ける。代用品はすべて「毛先の応急処置」です

肌に合わないものは髪にも合わないことが多いので、体に使って赤くなったことのあるものは髪にも使わない、と覚えておくと安心です。

ゆきこ( ゚Д゚)『子どもの寝ぐせが芸術的で、ヘアミルクを切らした朝に焦ってハンドクリームをつけたら後頭部だけ束になって登校していった、という話はよく聞きます。うちなら、洗面所に霧吹きを常備しておきます。正直、子どもの髪は水が最強です』

とはいえ、代用品はやっぱり「今日だけ」の話。一度切らして困った経験があるなら、詰め替えかミニサイズをひとつストックしておくと、朝の焦りがなくなります。無香料か香りの弱いものだと、子どもと兼用しやすいですよ。


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ヘアオイル派の方はヘアオイルの代用になるものもどうぞ。久しぶりに出したオイルが変な匂いになっていたらヘアオイルが臭い時の原因と酸化の見分け方を。同じ「切らした時」の話として、リップクリームの代用になるものも書いています。

まとめ:近いのはオイルを少量、乳液とハンドクリームは今日だけ、頭皮にはつけない

  1. いちばん近い代わりはヘアオイルを少量、濡れた髪に。洗い流さないトリートメントでも可
  2. ボディ乳液・ハンドクリームは一時しのぎ。量は半分から、毛先だけ、続けない
  3. ミルクは水分主体で細い髪向き、オイルは油分主体で太い髪向き
  4. つけ方はタオルドライ後・手のひらで伸ばす・根元10cmは触らない
  5. 子どもの寝ぐせは水スプレーが最強。かゆみ・赤みが出たら中止して皮膚科へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ヘアミルクの代用の早見表:いちばん近い代わりはヘアオイルを少量、濡れた髪の毛先に。洗い流さないトリートメントがあればそれで十分。ボディ用の乳液は今日だけの一時しのぎで量は半分から、ハンドクリームは米粒ひとつを手のひらで伸ばして毛先だけ、どちらも続けない。つけ方はタオルドライ後、手のひら全体に伸ばす、毛先から内側へ、根元10cmは触らず頭皮につけない。ヘアミルクは水分主体で細い髪向き、ヘアオイルは油分主体で太い髪向き。子どもの寝ぐせは霧吹きで根元を湿らせて乾かし直すのが最強。香りの強いもの、メントール入り、ワセリンや固いバーム、食用油は避ける。かゆみや赤みが出たら洗い流して中止、続くなら皮膚科へ

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