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原稿用紙を前にして、題名はどこに書くんだっけ、名前は何行目だっけ、と手が止まることはありませんか。作文なら学校で習ったはずなのに、詩や短歌、レポートになると急に決まりが増えて、迷いますよね。
先に結論をひとつ。題名は1行目の上を少しあけて、名前は2行目の下に寄せるのが、よく使われる形です。詩と短歌は行の頭をそろえ、引用はかぎかっこで囲むか、本文より下げて書いて分けます。ただし、書き方は学校や課題によって違います。課題の指定と先生の指示が先です。
この記事では、縦書きの原稿用紙で、右端の列を「1行目」、ひとつひとつの四角を「マス」と呼んで説明します。自分に近いケースから読んでみてください。
ケース別に読む:題名と名前の位置を知りたい人|改行と段落が不安な人|セリフや引用を入れたい人|詩や短歌を書く人|レポートの表紙やページ数が気になる人
題名と名前の位置——1行目と2行目に何を書くか
作文でもレポートでも、いちばん迷うのが題名と名前の位置です。縦書きの原稿用紙では、次の形がよく使われます。
- 題名は1行目。いちばん上から書かず、上を少しあけて書き始めます
- 名前は2行目。下に少し余白を残して、下寄せに書きます
- 本文は名前の次の行から。名前の次の行から書く形と、1行あけてから書く形があります
| 書く物 | よく使われる形 | 学校や課題で違う所 |
|---|---|---|
| 題名 | 1行目。上を少しあけて書く | あけるマスの数、真ん中に寄せるかどうか |
| 名前 | 2行目。下に少し余白を残す | 学年やクラスも書くか、名字と名前の間のあけ方 |
| 本文の始まり | 名前の次の行から。最初のマスはあける | 1行あけて始める形にするか |
題名が長くて1行に入りきらない時は、2行に分ける形や、副題を付ける形があります。題名が2行になると、名前を書く行がひとつずれることがあるので、先生の見本があればそれに合わせるのがいちばん確かです。
名前の位置は、読書感想文でも同じ悩みが出てきます。構成や書き出しは読書感想文の書き方(低学年)、習字の紙での名前の位置は半紙の名前の位置も参考になります。
低学年のうちは、題名を書く行や名前の位置があらかじめ印刷してある用紙が配られることもあります。その場合は、印刷された位置に合わせて書けば大丈夫です。市販の原稿用紙には何も印刷されていないので、課題のプリントと見比べながら進めると間違いにくくなります。
改行と段落——行を変える時・段落を変える時
縦書きの原稿用紙は、行が右から左へ進みます。1行目を書き終えたら、左隣の2行目へ。この流れを頭に置いて、改行を見ていきましょう。
- 書き始めと段落の頭は1マスあける。文章の最初と、段落を変えて行を改める時の両方です
- 行の終わりまで書いたら、そのまま左隣の行へ続ける。言葉の途中で行が変わっても大丈夫です
- 段落を変える時は行を改める。何も書かない行を入れず、次の行の頭を1マスあけます
- 行の頭に句読点や閉じのかっこが来そうな時は、扱いが学校で違います。決まりは原稿用紙のかっこと小さい「っ」で整理しています
「段落って、どこで変えればいいの?」と聞かれることも多いですよね。目安は、話の内容や場面が変わるところです。ひとつの段落に言いたいことをひとつ、と覚えておくと、読み返した時に整います。迷ったら、鉛筆で薄く印を付けてから清書すると、書き直しが少なくて済みます。
セリフと引用——かぎかっこで分ける、長い引用は下げる
会話文(セリフ)と引用は、どちらもかぎかっこが活躍します。使い分けを表にしました。
| 場面 | よく使われる形 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| セリフ | 行を改めて、かぎかっこの開きを行の頭のマスに入れる。閉じと句点は同じマスに | 地の文に戻る時、頭を1マスあけるか |
| 短い引用 | 本文の中でかぎかっこに入れる。あとに出どころを添える | 出どころの書き方の指定 |
| 長い引用 | 行を改めて、全体を本文より下げて書く。前後は本文と分ける | 下げるマスの数、かぎかっこを付けるか |
セリフは、話す人が変わるたびに行を改めると、読む人に伝わりやすくなります。ただ、行数が限られた課題では、会話を続けて書く形にすることもあります。ここも先生の指示を先に見ておくと安心です。
引用で大切なのは、元の文章を変えずに写すことと、どこから持ってきたかを書くことです。本や記事の名前、書いた人、ページなど、書く項目や順番は課題で指定されることがあります。引用した部分と自分の考えが混ざらないよう、引用のあとで自分の言葉に切り替えると、読みやすくなります。
セリフを書く時に迷いやすいのが、会話のあとに地の文へ戻る場面です。かぎかっこを閉じたら、ふつうは行を改めて、頭を1マスあけて地の文を始めます。会話と会話の間に短い地の文を挟む形もあるので、国語の教科書の文章を見本にすると、行の改め方がつかみやすくなります。
詩と短歌——行の頭をそろえて書く形
詩は、作文と違って行の頭をそろえて書きます。段落の頭を1マスあける作文の決まりとは別物なので、混ざりやすいところです。
- 題名と名前は作文と同じ位置の形がよく使われます(1行目に題名、2行目に名前)
- 詩の行は、作者が区切った通りに行を改め、頭のマスをそろえます
- 連(詩のまとまり)の間は1行あけます。図の5行目が、何も書かない行です
- 1行が長くて入りきらない時は、次の行の頭を少し下げて続ける形などがあります。先生の指示に合わせてください
短歌は、1首を続けて1行に書く形と、上の句と下の句で行を分ける形があります。作者の名前は、題名の次の行の下寄せに書くことが多いです。どちらの形にするかは、見本がある課題なら見本どおりが基本です。
詩や短歌は、1マスずつの言葉の置き方がそのまま作品の見た目になります。清書の前に、自由帳に先に書いて行の長さを確かめておくと、直しが少なく済みます。自由帳の選び方は自由帳は100均で足りる?にまとめています。
レポートの表紙・ページ数・参考文献——課題の指定に従う
レポートは、作文よりも決まりが課題ごとに変わりやすい分野です。原稿用紙に書くのか、別の用紙に書くのか、縦書きか横書きかも含めて、まず課題の説明を見てください。
| 項目 | 考え方 | 先に確かめること |
|---|---|---|
| 表紙 | 題名・名前・提出日などを別の紙に書く形がある | 表紙が必要か、書く項目は何か |
| ページ数 | 1枚ごとに番号を付ける形がある | 番号の位置、枚数や字数の指定 |
| 参考文献 | 本文の最後に、使った本や資料の出どころを並べる | 書く項目の順番、形式の指定 |
字数やページ数の決まりは、課題の指定がそのまま基準になります。「何マスまで」「何枚まで」と書いてある時は、その範囲に収めるのが先です。綴じ方(ホチキスやクリップなど)や、提出前に名前を書く場所も、指定があれば従います。
参考文献は、本文の最後に別の行を立てて、使った本や資料を並べるのが一般的な形です。並べる順番(書いた人の五十音順、使った順など)や、書名・著者・出版社・出た年といった項目は、課題で決まっていることがあります。インターネットの記事を使った時は、見た日や、どこの何という記事かも書き残しておくと、あとで探し直せます。
表紙に書く項目は、課題によって「題名・科目名・名前・提出日」のように並びます。原稿用紙の1行目に書く題名と、表紙の題名は同じ言葉にそろえておくと、受け取る側が迷いません。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、原稿用紙の書き方はこれが正解、というより「先生の見本がいちばん強い」と思います。迷ったら先に聞いてしまうのが、結局いちばん早いですよね』
💡 この困りごとへの提案
縦書きで清書する課題なら、縦書きの原稿用紙が手元にそろっていると、練習から本番まで同じ形で進められます。
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記号や小さい字の入れ方は原稿用紙のかっこと小さい「っ」で、文章の組み立ては読書感想文の書き方(低学年)で、習字の名前の位置は半紙の名前の位置で確かめられます。下書き用のノートは自由帳は100均で足りる?もどうぞ。
まとめ:課題の指定と先生の指示が先。迷ったら見本に合わせる
- 題名は1行目、名前は2行目の下寄せが、よく使われる形です
- 書き始めと段落の頭は1マスあける。段落を変える時は行を改めます
- セリフはかぎかっこ、長い引用は本文より下げて。出どころも添えます
- 詩と短歌は行の頭をそろえる。詩のまとまりの間は1行あけます
- 表紙・ページ数・参考文献は課題の指定に従う。迷ったら先生に聞きます
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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