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お子さんの宿題で原稿用紙が出た。小さい「っ」はどこに書くの? かぎかっこは、1マス使うの? 句点が行の最初に来てしまった。大人でも、いざ教える場面になると、意外と曖昧ですよね。作文は内容より先に、マスの使い方でつまずくことが多いものです。
先に結論をひとつ。小さい字(っ・ゃ・ゅ・ょ)も句読点も、かっこも、基本は1マスを使います。行の最初に句読点や閉じかっこが来る時は、前の行の最後のマスに一緒に入れる、というのがよく使われる決まりです。ただし、学校や課題の指定がある時は、そちらが先。先生の指示と違う書き方を覚えてしまわないよう、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:早見表で全体を見たい人|小さい「っ」で迷う人|かぎかっこで迷う人|行の最初に句点が来る人|数字の書き方で迷う人
記号の書き方の早見表——縦書きの一般的な形
ここでの説明は、縦書きの原稿用紙を前提にしています。図は、右の列から左へ読み進める形です。「ゆっくり行こう。」と言った、という文を、1列6マスで書いた例を見てください。
| 書く物 | 縦書きでよく使われる書き方 |
|---|---|
| 小さい字(っ・ゃ・ゅ・ょ) | 1マスを使う。マスの右上に寄せて書く |
| 句読点(、。) | 1マスを使う。マスの右上に書く。行の最初には置かない |
| 開きかっこ(「) | 1マスを使う |
| 閉じかっこと句点(。」) | 同じマスに入れる |
| 段落の最初 | 1マス空けて書き出す |
この表は「よく使われる決まり」です。学年や先生、課題の書き方の指定によって、細かい扱いが違うことがあります。迷った時は、配られたプリントや先生の指示を見るのがいちばん確実です。
原稿用紙の1マスは、1文字を書くための枠です。マスの中央に、枠いっぱいではなく、少し余裕を持って書くと、きれいに読める文字になります。文字の大きさがそろっていると、同じ長さの文章でも、すっきり見えます。字数の数え方は、課題によって、句読点やかっこを含める場合と含めない場合があるので、指定を見てください。
小さい「っ」などの書き方——マスの右上に寄せる
小さい字は、1マスの中に、右上に寄せて書きます。図の「ゆっくり」の「っ」と、「言った」の「っ」が、これにあたります。大きな「つ」と同じ大きさで書かず、マスの中で小さく、右上に。
- っ。「ゆっくり」「言った」のように、文字の間に入る促音
- ゃ・ゅ・ょ。「しゃ」「きゅ」「ちょ」のような拗音。こちらも1マスを使って、マスの右上に寄せて書きます
- ぁ・ぃ・ぅ・ぇ・ぉ。外来の言葉などで使う小さい母音も、同じ扱いです
お子さんが迷いやすいのは、「小さい字だから、前の字と同じマスに入れる?」という疑問です。入れません。小さい字も1マスを使います。マスの数を数えて、字数の指定を守る時も、この数え方です。
小さい字の位置は、書きながら迷いやすい部分です。右上に寄せる、と覚えるのが難しい時は、「小さい字は、マスの右上のすみっこにちょこんと座る」と言葉で覚えると、お子さんにも伝わりやすくなります。鉛筆で薄くマスの右上に印を付けて練習する方法もあります。
かぎかっこと句読点の書き方——閉じかっこと句点は同じマス
会話や引用に使うかぎかっこは、開きかっこも1マスを使います。図の1列目の最初のマスが、開きかっこです。
そして、「閉じかっこ」と「句点」が続く時は、同じ1マスに一緒に入れるのが、よく使われる決まりです。図の2列目の3つ目のマスに、「。」と「」」が一緒に入っています。
- 開きかっこ。1マスを使う。行の最初に来ても、そのまま書く
- 閉じかっこと句点。同じマスに入れる
- 句点だけ・読点だけ。1マスを使い、マスの右上に書く
「閉じかっこと句点を、別のマスに書くやり方もある」という説明を見かけることもあります。学校や先生の指示によって、扱いが違うことがあるので、先生の指示が先と覚えておいてください。
会話文の「」の中でも、小さい字や句読点の扱いは変わりません。文の途中にある読点は、1マスに右上へ。最後の句点は、閉じかっこと一緒に同じマスへ、という流れです。書き終わったら、声に出して読みながら、マスの使い方を確かめると、見落としが減ります。
💡 この困りごとへの提案
マス目の練習には、400字詰めの原稿用紙が使いやすく、短い文章を何度か書いて、字の大きさや位置に慣れていきます。
行の最初に句読点が来る時——前の行の最後のマスへ
書いていくと、行の最初に句点や読点、閉じかっこが来てしまうことがあります。これはよくある場面で、原稿用紙では「行の最初には句読点を置かない」のが、一般的な決まりです。
- 前の行の最後のマスに、一緒に入れる。図のように、最後の文字と同じマスに書きます
- マスの外に書くよう指示する学校や先生もあります。配られたプリントで確かめます
- 字を詰めて調整しない。決まった書き方があるので、字の大きさを変えて合わせようとしない
これは、はみ出す時の考え方です。行の最後に1文字だけ残る時や、開きかっこが行の最後に来る時など、細かい場合の扱いは、課題の指定を見てください。作文や読書感想文など、書く内容によっても、指示が違うことがあります。読書感想文の組み立て方は読書感想文の書き方(低学年)にまとまっています。
数字の書き方——縦書きは漢数字が多い
数字は、縦書きと横書きで、書き方が変わります。
- 縦書き。漢数字で書くことが多い。「三月」のように、1字ずつマスに入れる
- 横書き。算用数字を使い、2桁の数字を1マスに2字入れる書き方もある
- どちらにするか。課題の指定と先生の指示が先。学年によって、決まりが違うこともあります
数字は、迷う人が多い部分です。「縦書きなのに算用数字を使っていいの?」という疑問も、先生の指示で決まります。迷った時は、課題のプリントを見て、例が載っていれば、同じ形で書くのが安全です。
小数点・記号は課題の指定を見る
小数点や、疑問符、感嘆符、三点リーダーなどの記号は、学年や先生の指示で、扱いが大きく変わります。「疑問符のあとは1マス空ける」と教える先生もいれば、使わない書き方にしている学年もあります。記号は、課題のプリントや先生の説明を見て、その形に合わせるのが確実です。
学校の作文で、記号の使い方を細かく直される場面もありますが、まずは基本の1マスのルールを守れていれば、大きな失敗にはなりにくいものです。慣れてくると、自然とマスの感覚が身に付きます。
家で見守る時は、直した部分を責めずに、「ここは1マスだね」と一緒に確かめるくらいが、ちょうどいい関わり方です。間違いを見つけたら、消しゴムで丁寧に消して書き直す練習をすると、きれいな原稿用紙に仕上がります。消す時は、紙が破れないように、軽くこするのがコツです。
提出前には、名前や学年が正しい位置に書かれているか、題名のあとが空いているかも、あわせて確かめます。これらの位置も、先生の指示や課題の例に合わせてください。詩やレポートで書き方が変わる場面は、原稿用紙で詩やレポートを書く時で扱っています。
ゆきこ( ゚Д゚)『小さい字も句読点も「1マス使う」と覚えておくと、迷いにくいですよね。細かい扱いは、先生の指示がいちばん強い、と思っておくと安心です』
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詩やレポート、引用の書き方は原稿用紙で詩やレポートを書く時、習字の半紙に名前を書く位置は習字の半紙の名前の位置、読書感想文の組み立ては読書感想文の書き方(低学年)にまとまっています。
まとめ:1マスが基本。行の最初の句読点は前の行の最後へ。先生の指示が先
- 小さい字・句読点・かっこは1マスを使う。小さい字と句読点はマスの右上
- 閉じかっこと句点は同じマスに入れるのが、よく使われる形
- 行の最初に句読点は置かない。前の行の最後のマスに一緒に入れる
- 数字は、縦書きなら漢数字が多い。課題の指定を見る
- 学校や課題の指定、先生の指示が先。迷ったら先生に聞く
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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