発電機のアースの取り方——なぜ必要か、取り方の基本、使う場所の大前提まで

4コマ漫画:発電機のアースの取り方 防災

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停電に備えて発電機を用意したものの、いざ使う段になって「アースって取らなきゃいけないの?」「どこに何をつなげばいいの?」と手が止まってしまうことはありませんか。取扱説明書を見てもアース端子やアース棒という言葉が出てきて、初めてだと戸惑う人も多いと思います。台風や地震で急な停電になった時に慌てないためにも、平常時に一度確認しておきたいところです。

先に結論をひとつ。アースの取り方は、機種の説明書が最優先です。そして、取り方以前に絶対に守ってほしいのが、屋内・車内・テントの中など換気の悪い場所で発電機を使わないことです。なぜアースが必要か、取り方の基本、使う場所の注意まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へアースがなぜ必要か漏電した電気を地面に逃がす→第1章アース棒の打ち方は?説明書の手順を確認する→第2章使う場所と燃料の注意屋外・換気・保管を見る→第3章コンクリートで打てないメーカーに確認する→第4章

ケース別に読む:アースの仕組みを知りたい人取り方の手順を知りたい人使う場所や燃料が気になる人打てない場所で困っている人

4コマ漫画:発電機のアースの取り方

アースがなぜ必要か——漏電した電気を地面に逃がす仕組み

アースを取る目的は、発電機や接続した家電に万が一の漏電が起きた時、電気を地面に逃がして感電の危険を減らすことにあります。

アースをとる仕組み発電機漏電したら地面へ逃がす使う人を守る取れば絶対安全とは言えない

取ったからといって、感電や事故が絶対に起きなくなるわけではありません。アースはあくまで危険を減らすための備えの一つと考えて、正しい取り方や使い方と合わせて実践することが大切です。家庭用の小型発電機であっても、電化製品をコンセントにつないで使う以上、漏電の心配自体はゼロにはなりません。だからこそ、アースを含めた基本の備えを積み重ねておくことが大切になります。

取り方の基本——アース端子・アース線・アース棒

取り方の大まかな流れは、多くの機種で共通していますが、アース棒の長さや打ち込む深さ、接続する場所は機種の説明書に従ってください

手順の目安 ポイント
本体のアース端子を確認 取扱説明書に記載の位置を確認する
アース線をつなぐ 端子にしっかり接続する
アース棒を地面に打ち込む 湿った土がよいとされる・深さは機種による
接続を確認 ぐらつきがないか、緩んでいないか見る

初めて発電機を使う人は、明るい時間帯に一度、実際に手順どおり組み立てて動かしてみることをおすすめします。停電の夜に暗い中で初めて説明書を開くより、落ち着いて確認できますし、部品が足りているかもその場で分かります。

一般に、湿った土のほうが電気を通しやすいと言われますが、庭の状態や地域によって条件は様々です。うまく打ち込めない、深さが分からないという時は、無理に進めず、購入した販売店やメーカーに問い合わせてみてください。石が多くて棒が入っていかない場合に、力任せに叩き込もうとすると、棒が曲がったり、思わぬ場所に飛んで手をけがしたりする心配もあります。無理な力を加えず、入りにくい場所は別の場所を試すくらいの気持ちで進めてください。

使う場所と燃料の注意——屋外・換気・保管

アースの取り方以前に、絶対に守ってほしい大前提があります。屋内・車内・テントの中など、換気の悪い場所で発電機を運転してはいけません。排気ガスにはガスに含まれる成分があり、気づかないうちに具合が悪くなる一酸化炭素中毒の心配があるからです。

使う場所と燃料のOKとNGOK屋外の風通しのよい場所燃料は携行缶で保管排気は風下に向ける冷めてから給油するNG屋内・車内・テントで使う水道管やガス管につなぐ熱いうちに給油する濡れた手で触る

アース線は、水道管やガス管、建物の金属部分にはつながないでください。思わぬ事故につながる心配があります。燃料は灯油の持ち越しと処分の考え方と同じように、火の気のない場所で携行缶に入れて保管し、古い燃料を使い続けないようにしましょう。マフラーやエンジンは運転直後とても熱くなっているので、熱いうちに触ったり給油したりしないことも徹底してください。給油の前は必ずエンジンを止めて、しっかり冷めるまで待つ習慣をつけておくと安心です。

集合住宅や住宅密集地で発電機を使う時は、排気の向きや音にも気を配りたいところです。窓や換気口の近くを避け、隣家の生活時間帯にも配慮できると、後々のトラブルも防ぎやすくなります。停電という非常時であっても、周りへの配慮を忘れずにいたいですね。

コンクリートの上など打てない時——メーカーに確認する

マンションのベランダや、駐車場のコンクリート・アスファルトの上では、アース棒を打ち込めないことがあります。この場合、無理に打とうとせず、使っている機種のメーカーや販売店に相談するのが確実です。

建物の構造や設置場所によって対応方法が変わるので、ここでも「一般的にはこうする」という断定は避けたいところです。取扱説明書に記載がない特殊な設置環境で困った時ほど、専門知識のある窓口に確認するのが結局は早道になります。賃貸住宅の場合は、ベランダや駐車場に穴を開けるような作業になっていないかも含めて、管理会社に確認しておくとトラブルを避けやすくなります。

ゆきこ( ゚Д゚)『説明書を読むのは正直面倒に感じますけど、発電機に関しては先に目を通しておくのが安心だと思います。使う時になって焦って調べるより、備えている今のうちに確認しておくといいですよね。仕事柄、体に関わる備えほど後回しにされがちだと感じることが多いので、なおさらそう思います』

💡 この困りごとへの提案

アース線やアース棒がセットになった製品を選んでおくと、いざという時に部品を探す手間がなくなります。停電はいつ起きるか分からないので、発電機を用意する段階でアース関連の道具もひとそろい備えておくと安心です。工具箱の中に発電機一式としてまとめておけば、実際に必要になった時にあちこち探し回らずに済みます。


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まとめ:アースは説明書優先、屋内では使わない

  1. アースは漏電時に電気を地面へ逃がすための備え。断定的な安全は言えない
  2. アース棒の深さ・接続場所は機種の説明書が最優先
  3. 屋内・車内・テントの中では絶対に使わない。一酸化炭素中毒の心配
  4. 水道管・ガス管にはつながない。燃料は携行缶で保管する
  5. コンクリートで打てない時はメーカーや販売店に相談する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

発電機のアースの取り方の早見表:アースは漏電した電気をアース線とアース棒を通じて地面に逃がし感電の危険を減らすための備え。取り方はアース端子の確認からアース線の接続、アース棒を地面に打ち込むまで機種の説明書が最優先。屋内・車内・テントの中など換気の悪い場所で発電機を絶対に使わない(一酸化炭素中毒)。水道管やガス管にはつながない。燃料は携行缶で保管し熱いうちに給油しない。コンクリートで打てない時はメーカーや販売店に相談する

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