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ハーバリウムを作りたいけれど、専用のオイルは意外と高い。ベビーオイルや台所の油で代わりにならないかな、洗濯のりでも作れるって聞くけど本当なのかな。そんなふうに調べているうちに、情報がバラバラで混乱してしまった、という人も多いのではないでしょうか。
先に結論をひとつ。ハーバリウム用として売られているオイルは、無色透明で粘りが軽く、変わりにくい物が選ばれています。台所の食用油は、濁りやにおい、傷みの心配があるので向きません。洗濯のりは、水で作る別の作り方で、花の色や持ちが変わります。この記事では、代わりの候補の向き不向き、洗濯のりで作る時の注意、色付けと固まるタイプの考え方、オイルの安全な扱いを順に見ていきましょう。
ケース別に読む:専用オイルがない人|ベビーオイルや食用油が気になる人|洗濯のりで作りたい人|色付け・固まるタイプが気になる人|子どもがいる家の人
代わりの候補の早見表——透明さ・変わりにくさ・扱い
まず、代わりの候補を、見た目と扱いやすさで並べます。「向く」は、ハーバリウムを作る目的で候補になりやすいという意味で、仕上がりが必ずそうなるという意味ではありません。
| 候補 | 透明さ・変わりにくさ | 気をつけること |
|---|---|---|
| 専用のオイル | 無色透明で変わりにくい物が選ばれている | 種類で粘りや重さが違う。表示を確かめる |
| ベビーオイル | 候補になる場合がある | 香りや添加物で濁ったり、花の色が変わったりすることがある(ベビーローションの代わりの記事も参考に) |
| 食用油 | 向きにくい | 濁り、におい、傷みが出やすい |
| 洗濯のり(水で作る) | 別の作り方 | 水を使うので、花の色が抜けたり、傷んだりしやすい |
専用のオイルが選ばれる理由は、透明で、においが少なく、時間がたっても色が変わりにくいからです。ハーバリウムは瓶の中に長く飾る物なので、「濁らない」「くさくならない」ことが何よりの条件。代わりを探す時も、この3つが満たせるかを基準にすると、選びやすくなります。
瓶に入れる飾りの水分も、見落としやすいポイントです。花や葉に水分が残っていると、オイルの中で白く濁る原因になります。ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど、しっかり乾いた物を使い、瓶の中に入れる前に、表面のほこりを軽く落としておきましょう。オイルを注ぐ時は、瓶を傾けて壁を伝わせるようにゆっくり入れると、泡が少なくなり、飾りの位置も動きにくくなります。
ベビーオイルと食用油の見方——表示を見て試作から
ベビーオイルは、鉱物油を主体にした物があり、無色透明に近いので、代わりの候補としてよく名前が挙がります。ただ、製品によって、香りがついていたり、添加物が入っていたりして、成分はさまざまです。香りのある物は、時間がたつと濁りや色の変化が出ることもあります。
- 成分表示を見る。香料や植物由来の成分が多い物は、濁りやすい傾向があります
- 小さな瓶で試作する。花を入れて、しばらく様子を見てから、本番の瓶に進みます
- 肌に塗る物でも、飲み物ではない。子どもが口に入れないよう、保管に気をつけます
食用油は、台所にあって手軽ですが、ハーバリウムには向きません。光や空気にふれて傷みやすく、においが出たり、花とともに濁ったりするからです。さらに、オイルは時間がたつと変化するので、食べ物の油と同じ感覚で、長く飾る瓶に入れないほうがよいでしょう。
洗濯のりで作る時の注意——水で作る別の作り方
100均の洗濯のりと水で作る方法は、オイルを使わないので、気軽に始められます。ただし、オイルのハーバリウムとは別の物と考えてください。水を使うため、飾る物の選び方も変わります。
- 飾りは水に強い物を選ぶ。造花、樹脂の飾り、ビーズなど、水にふれても色や形が変わりにくい物が向きます。ドライフラワーなど乾燥させた花は、色が抜けたり、傷んだりしやすいので、あまり向きません
- のりの成分表示を確かめる。濁りやダマの原因になるので、洗濯のりの種類は表示で選びます
- 泡を抜く。混ぜたあとはしばらく置いて、泡が浮いてから瓶に入れます
- 水ベースなので、傷みやすい。においや濁りが出たら、飾るのをやめます
オイルのハーバリウムと同じように、ふたをしっかり閉めて、倒れて漏れないよう置いてください。水もれが起きた時は、拭き取って、飾り直さずに片づけるほうが安全です。
代わりの物で作る時は、仕上がりが専用のオイルと同じとは限らない、と前もって考えておくと気楽です。作り始める前に、小さな瓶と、少しの飾りで試作しておくと、濁り方や花の変わり方が分かり、本番の瓶を無駄にしません。試作した物は、しばらく窓から離れた日陰に置いて、様子を見てください。変化が出たら、その組み合わせは本番に使わないという目安になります。
色付けと固まるタイプの考え方
色を付けたい時は、オイルに溶ける着色剤が基本です。食用の色素や水彩絵の具は、水に溶ける性質なので、油には混ざらず、沈んで分かれたり、にごったりします。クレヨンや色鉛筆の粉を溶かす方法もありますが、濁りやすく、きれいな色にならないことがあります。
「固まるオイル」と呼ばれる物は、普通のオイルとは別の製品で、ジェル状に固めて使います。使い方、固まる速さ、保存の注意は、製品ごとに違います。必ず、パッケージの説明に従ってください。固まったあとは、飾りの位置が動かず、倒れても中身が動きにくいので、飾る位置を決めたい人に向く場合があります。
瓶は、ふたがしっかり閉まる、ガラスの瓶を選びます。口が広いと飾りを入れやすく、すき間の少ない形だと、中の飾りが動きにくくなります。
オイルを扱う時の安全——手の届かない所・火の気・割れ
- 子どもの手の届かない所に置く。オイルは飲み物ではありません。もし飲み込んだり、むせたりした時は、医療機関や中毒の相談窓口に連絡してください
- 火のそばに置かない。オイルは燃えやすい性質があるので、コンロ、ストーブ、ろうそく、お香の近くは避けます
- 瓶が割れたら、厚手の手袋で。新聞紙に包んで、割れ物として出します。小さな破片は、子どもとペットを近づけずに片づけます
- こぼしたオイルは流さない。床や棚は、新聞紙や布で拭き取ります。床が滑りやすくなるので、拭き残しにも注意します
- ふたがゆるくならないよう、倒れにくい場所へ。窓辺の直射日光や暖房のそばは避けます
ゆきこ( ゚Д゚)『高価な専用オイルを前に、悩みますよね。ただ、代わりの物で作って、すぐ濁ったり、においが出たりするより、最初の1本は専用で作るほうが、気持ちよく続けられるかもしれませんね』
あわせて読みたい
オイル系の代わりの考え方はベビーローションの代わりの記事にも通じます。古くなったハーバリウムを手放す時はハーバリウムの捨て方の記事を、オイルの処分の考え方はヘアオイルの捨て方の記事をどうぞ。
まとめ:代わりを探す前に、透明・におわない・変わりにくいを基準にする
- 専用のオイルは、透明で変わりにくい物が選ばれている。代わりもその基準で選ぶ
- ベビーオイルは、成分表示を見て試作から。香りの強い物は濁りやすい
- 食用油は向かない。濁り、におい、傷みが出やすい
- 洗濯のりは水で作る別の作り方。水に強い飾りを選ぶ
- オイルは手の届かない所と火の気に注意。飲み込んだ時は医療機関や中毒の相談窓口へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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