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「透明な液の中でラメがゆっくり落ちていくはずだったのに、なんだか白っぽく濁ってしまった」「ふたを閉めたのに、小さな泡がいつまでも残る」。手作りのスノードームでは、こんなつまずきがよく見られます。100均の瓶と洗濯のりで気軽に作れるぶん、液の選び方ひとつで仕上がりが変わってしまうんです。
先に結論をひとつ。濁りの原因は「水」「洗濯のり」「混ぜ方」「中に入れた飾り」のどれかに絞って考えると、見つけやすくなります。泡のほうは、瓶を液で満たしてから、水の中でふたを閉めると残りにくくなります。水とのりの割合は、のりの表示や作り方の説明に合わせて決めてください。濁る理由、泡の抜き方、精製水と洗濯のりの代わり、子どもと作る時の注意を、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:白く濁った人|泡が残る人|精製水がない人|洗濯のりがない人|子どもと作る人
白く濁る理由の早見表——水・洗濯のり・混ぜ方・飾り
液が白っぽくなる時は、思い当たる原因を表で一つずつ当てはめてみてください。複数が重なっていることもあります。
| 気になる様子 | 考えられる原因 | 見直すこと |
|---|---|---|
| 全体が薄く白い | 水道水に含まれる成分が出ている | 精製水に替えて作り直す |
| もやもや、ダマがある | 洗濯のりの種類が合わない、または混ぜ不足 | 成分表示を確かめ、少しずつゆっくり混ぜる |
| 液に色が移る | 飾りの塗装や布、ラメの色が溶け出した | 水に強い物を選び、先に水へ浸して確かめる |
| しばらくして濁った | 液や飾りが時間とともに変わった | 液を入れ替える(詳しくは黄ばみの記事へ) |
いちばん手がかりになるのは、濁り方が「全体にうっすら」なのか「筋やかたまり」なのかです。全体にうっすらなら水の成分、筋やかたまりならのりの溶け残り、というように、見た目から原因をたどれます。
飾りも見落としやすいところです。紙や布、塗装された小物、色のついたビーズは、液に長く浸かると色が抜けたり、表面がはがれたりします。入れる前に、コップの水に飾りだけを浸しておき、色が出ないか見てから使うと、作り直しの手間が減りますよ。
洗濯のりと水の考え方——成分表示を先に見る
スノードームの液は、水に洗濯のりを混ぜて少しとろみをつけ、ラメがゆっくり落ちるようにしたものです。ここで大事なのが、洗濯のりの成分表示。のりにはいくつか種類があり、水に溶けて透明になる物もあれば、白っぽく残る物もあります。見分け方はスライム作りの記事で詳しく触れているので、気になる人はスライムが固まらない時のまとめを参考にしてください。
水とのりの割合は、のりの種類で濃さが違い、瓶の大きさでも見え方が変わります。作り方の説明とのりの表示に合わせて、まず少なめに作って様子を見るのが、失敗しにくい進め方です。
- 水にのりを少しずつ足す。のりに水を勢いよく注ぐと、ダマになりやすくなります
- 泡立てないように混ぜる。かき混ぜ棒を大きく動かすと、空気を巻き込んで気泡のもとになります
- 混ぜたらしばらく置く。細かい泡が自然に浮いて、液が落ち着いてきます
- 濁ったら、すぐ捨てずに置いて様子を見る。もやが落ち着く場合もあれば、そのまま残る場合もあります
気泡を抜く方法——満たしてから水の中でふたをする
泡が残る大きな理由は、瓶の中に空気が残ったままふたをしてしまうことです。次の3つの手順を意識すると、泡が少なくなります。
- ゆっくり注ぐ。液を勢いよく入れると泡立ちます。瓶を少し傾けて、壁を伝わせるように入れます
- 瓶のふちまで満たして、水を張った洗い桶の中でふたを閉める。水の中なら、空気が入り込みにくくなります。濡れた手で瓶を落とさないよう、しっかり持ってください
- 逆さにして待つ。小さな泡はふたの内側に集まってくるので、ゆっくり傾けて抜いていきます
それでも小さな泡が一粒二粒残ることはあります。ふたの裏に溜まった泡は、そっと傾けて動かしてみましょう。泡が何度もふえてくる場合は、ふたのすき間から空気が入っているのかもしれません。ふたの固定に防水の接着剤を使う時は、換気をして、乾くまで動かさず、子どもの手の届かない所に置いてください。
精製水と洗濯のりの代わり——あるものでやりくりする時の目安
手元に精製水がない、洗濯のりを買い忘れた、という日もありますよね。代わりになりそうな物を、向き不向きで並べます。
| 代わりの物 | 向く場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 湯冷まし(沸かして冷ました水) | 精製水がない時の候補 | 熱いうちは扱わない。冷めきってから使う |
| 水道水のまま | 練習で試作する時 | 白く濁りやすい。完成品には向きにくい |
| ミネラルを含む飲料水 | 基本はおすすめしにくい | 成分が出て白っぽくなることがある |
| 液体のり(成分表示を確認) | 洗濯のりがない時 | 種類で濃さが違う。少量で試す(液体のりの代わりの記事) |
| グリセリン | ラメの落ちる速さを調整したい時 | ドラッグストアなどで買える。子どもが口に入れないよう保管する |
💡 この困りごとへの提案
精製水は、ふつうの水より余計な成分が少ない水のことです。薬局やドラッグストアで探せますし、濁りを避けたい時の頼りになります。コンタクトレンズ用の保存液とは別の物なので、間違えないようにしましょう。
グリセリンを足すと、ラメの落ちる速さがゆっくりになります。ただ、入れすぎると液が重たくなって、ラメが舞い上がりにくくなることもあるので、少しずつ足して、振って様子を見るのが無難です。製品の説明書きがある場合は、それに合わせてください。
100均の物で作る時と、子どもと作る時の注意
100均の瓶と洗濯のりで作る人は多く、手軽なぶん、安全の確認も大切です。瓶を選ぶ時は、ふたの内側にゴムなどのパッキンが付いていて、閉めた時にすき間ができにくい物のほうが、水漏れの心配が少なくなります。逆さにしてみて、にじむ様子がないか、飾りを入れる前に水だけで試しておくと安心して作れます。
- 液を口に入れない。見た目は水のようでも、飲む物ではありません。もし飲み込んだり、むせたりした時は、医療機関や中毒の相談窓口に連絡してください
- 飲み物の容器を使う時は、中身と間違えない。ラベルをはがして、家の人にも「飲めない」と分かるようにしておきます
- 小さな飾りは子どもの口に入る大きさ。ビーズ、ラメ、小さな人形は、手の届かない所に置いておきます
- ガラスの瓶は割れることがある。作業は平らで広い台の上で。割れた時の片づけは、厚手の手袋をして、新聞紙で包んで出します(割れた時のまとめへ)
- 液は流しやトイレに流さない。余った液や、作り直しで出た古い液は、新聞紙や布に吸わせて、自治体の出し方に合わせて処分します
ゆきこ( ゚Д゚)『濁った液を見ると、がっかりしますよね。でも原因を一つずつ消していけば、次はきれいに作りやすくなると思います。まず水と洗濯のりの表示から見直すのが、遠回りに見えて近道ですよ』
あわせて読みたい
洗濯のりの種類で迷ったら、スライムが固まらない時のまとめが参考になります。液体のりで代わりにしたい人は液体のりの代わりの記事を、完成したあとに黄ばんだり水が漏れたりした時はスノードームが黄ばむ時の記事をどうぞ。瓶の割れや処分の考え方はラムネ瓶の捨て方と開け方にも通じます。
まとめ:濁りは水・のり・混ぜ方・飾りの順に見て、泡は満たして水の中で閉める
- 濁りは4つに分けて見る。水、洗濯のり、混ぜ方、中の飾りの順に当てはめる
- 水は精製水が基本。ない時は湯冷ましを冷ましきってから使う
- 洗濯のりは成分表示を先に確認。割合は表示や作り方の説明に合わせる
- 泡は満たして水の中でふたを閉める。注ぐ時と混ぜる時に泡立てない
- 液は口に入れない。流しにも流さない。ガラスの割れと小さな飾りにも気をつける
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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