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大根をたくさんもらった、安く手に入った。そんな時に思いつくのが、干し大根です。ただ、年に一度しか作らないと、「どう切るんだっけ」「ベランダのどこに置けばいいの」「夜は出しっぱなしでいいの」と、細かいところを忘れてしまいますよね。干し大根をベランダで作る流れを、図と早見表で見ていきましょう。
先に結論をひとつ。干し大根は、薄く小さく切って、日当たりと風通しのよい所に広げ、夕方には取り込む。この3つを押さえれば、初めてでも迷いません。日数は天気や気温で大きく変わるので、「何日」と決めず、触って乾き具合を確かめます。雨の日は室内に逃がし、集合住宅では手すりの外に出さない、という点も大事です。黒い斑点が出た時の見分け方は干し大根の黒い斑点にあります。
ケース別に読む:用意する物を知りたい人|切り方を決めたい人|干す場所を決めたい人|夜・雨の日が心配な人|室内で干す人|集合住宅の人
干し大根の作り方——ベランダで作るなら、まず用意する物
用意する物は、そう多くありません。
- 大根。ひび割れや傷みの少ない、固くてしっかりした物を選びます
- 干し網かザル。大根を重ねずに広げられる物。下からも風が通るのが理想です
- 洗濯ばさみ。網やザルが風で飛ばないよう、物干しに留めておく時に使います
- 包丁とまな板。切り方が整っていると、乾き方もそろいます
大根は洗って泥を落とし、水気を拭いてから切ります。皮は、むいても残してもかまいません。皮を残すと歯ごたえが出やすく、むくと柔らかく仕上がりやすい、という違いがあります。好みで選んでください。傷んだ部分や黒ずんだ部分は、切る時に取り除きます。
干す日数は、気温、湿度、風、切り方で大きく変わります。「何日で完成」と決めずに、指で触って、しなやかさが残らなくなったかを確かめるのが確実です。曲げて、ぽきっと折れるくらい乾いたら、取り込みの目安になります。
切り方と乾く速さの早見表——千切り・短冊・いちょう・輪切り
切り方で、乾く早さも、仕上がりの食感も変わります。作りたい料理に合わせて選んでください。
| 切り方 | 乾く早さ | 仕上がりと向く料理 |
|---|---|---|
| 千切り(細い) | いちばん早い | 切り干し大根のように。煮物、和え物、みそ汁 |
| 薄い短冊切り | 早い | 食感が少し残る。炒め煮、汁物 |
| いちょう切り | ふつう | 歯ごたえが残る。煮物、汁物 |
| 輪切り(厚め) | 遅い | 煮物向き。乾くまでカビに注意 |
初めてなら、千切りか薄い短冊切りがおすすめです。薄くて細い物ほど乾くのが早く、途中で湿気やカビの心配が少なくなります。厚い輪切りは、乾くまでに時間がかかる分、雨や夜露に当たる回数も増えるので、天気が安定している時にしましょう。
切り方がそろっていると、乾き方もそろいます。太さがバラバラだと、細い所だけ先に乾いて固くなり、太い所はいつまでも湿ったまま、ということになりがちです。
どこに干す?——日当たりと風通しのよい所に、重ねず広げる
干す場所は、日当たりと風通しの両方がそろった所を選びます。日が当たっても風が通らないと、大根の水分が抜けにくく、傷みやすくなります。
- 日当たりと風通しがよい。ベランダの物干し竿のあたりが向いています
- 地面に直接置かない。ほこり、泥、虫がつきやすくなります。台や干し網の上に置いて、下にも風が通るようにします
- エアコンの室外機の風の真ん前は避ける。ほこりや熱風が当たります
- 重ならないように広げる。重なった所は風が通らず、湿気がこもります
- 鳥や虫が気になる時は、網をかぶせる、ネット付きの干し網を使う
💡 この困りごとへの提案
吊り下げて干せる野菜用のネットや干し網があると、物干し竿に掛けるだけで、大根を重ねずに広げられます。ベランダの限られた場所でも使いやすい道具です。
取り込む時間と、雨の日の逃がし方
取り込むのは、夕方、日が傾いて空気が湿ってくる前が目安です。夜は夜露がおりて、干した大根が湿ってしまいます。朝に出して、夕方に取り込む。この繰り返しです。
雨の予報の日は、朝から出さずに、室内で乾かします。干している途中に雨に当たってしまった時は、そのまま外に置かず、すぐ取り込んで、室内の風通しのよい所に広げてください。ぬれたまま置くと、傷みやすくなります。
取り込んだ大根は、触って湿っていないかを確かめます。しっとりしていたり、表面に黒い点が出ていたりする時は、干し大根の黒い斑点で見分け方を確かめてください。干す物の夜の扱いは、干し芋でも同じ考え方です。干し芋は夜も干したまま?も参考になります。
室内で干す場合——窓際と扇風機で風を通す
ベランダがない、天気が悪い日が続く、という時は、室内でも干せます。コツは、風を当てること。
- 窓際の明るい所に、網かザルを置きます
- 扇風機の弱い風を、遠くから当てます。風がないと乾きが遅く、カビやすくなります
- 重ならないように広げる。時々、手で裏返します
- 部屋の湿気が高い日は、換気もしてください
室内で干す場合も、乾き具合は触って確かめます。時間がかかるぶん、カビには気をつけて、においやぬめりがあれば食べません。扇風機の羽根に触れないよう、子どもの手の届かない所に置いてください。
マンション・集合住宅で気をつけること
ベランダで干す時は、安全と周りへの配慮も大切です。
- 手すりの外に出さない。吊るしたり、置いたりした物が落ちると、下の人にけがをさせるおそれがあります
- 干し網は飛ばないように固定する。洗濯ばさみで留める、重しを置くなどします。強い風の日は出しません
- 管理規約を確かめる。ベランダの使い方に決まりがある場合があります
- 高い所に吊るさない。脚立に乗って作業する時は平らな所で
- 鳥のふんや虫。網をかぶせて、食べる前に状態をよく見る
ゆきこ( ゚Д゚)『干し物は、天気を見て出し入れする手間がいちばんのコツだと思います。無理に毎日出さなくても大丈夫です』
よくある質問
Q. 干し大根と切り干し大根は同じ?
干した大根という点では同じ仲間です。細く切って干した物が、切り干し大根として知られています。干した後の保存や茶色くなる理由は切り干し大根の保存方法にあります。
Q. 干す前に大根を茹でたほうがいい?
作り方はいくつかあり、そのまま干す方法が一般的です。茹でる場合は、水気をよく拭いてから干してください。迷ったら、まずそのまま干す方法から。
Q. 乾いたかどうか、どう見分ける?
手で曲げて、ぽきっと折れるくらい乾いていれば目安です。しなやかさが残っている、湿っている感触なら、もう少し干します。においがおかしい、ぬめる、ふわふわしている時は食べません。
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黒い斑点が出た時の見分け方は干し大根の黒い斑点、干した物の夜の扱いは干し芋は夜も干したまま?、仕上がった干し物の保存は切り干し大根の保存方法、干す前の大根の置き方は大根の保存方法にあります。
まとめ:薄く小さく切って、風通しのよい所で重ねず干し、夕方に取り込む
- 初めては千切りか薄い短冊切り。薄く細い物ほど早く乾く
- 日当たりと風通しのよい所に、重ねず広げる。地面に直接置かない
- 夕方には取り込む。夜露と雨で湿ると傷みやすい
- 雨の日は室内で。窓際に広げて扇風機の風を当てる
- 手すりの外には出さない。干し網は固定し、管理規約を確かめる
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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