イソヒヨドリとヒヨドリの違い——青と茶色、黒く見える時の見わけ方

生活

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名前がよく似ているので、同じなかまの鳥だと思う人は多いですよね。でも、イソヒヨドリとヒヨドリは、別のなかまの鳥です。しかもイソヒヨドリのオスは、逆光や暗い場所だと黒っぽく見えることがあって、「黒い鳥だった」と迷う場面が出てきます。

先に結論をひとつ。ヒヨドリは全体が灰色で、ほおに茶色い部分があり、少し大きめの鳥です。イソヒヨドリのオスは頭から背中が青く、おなかが赤茶色。メスは全体が茶色っぽい鳥です。黒く見えた時は、色だけで決めず、光の向きを変えて見るのがコツです。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ灰色でほおが茶色→ヒヨドリの特徴→第1章黒っぽく見えた→光の向きを変えて見る→第2章青と赤茶色の鳥→イソヒヨドリのオス→第3章茶色でうろこ模様→イソヒヨドリのメス→第3章

ケース別に読む:ヒヨドリとの違いを知りたい人|黒っぽく見えた人|青や茶色の鳥を見た人|観察の決まりを知りたい人|迷っている人

4コマ漫画|黒く見えた鳥の見わけ方あれ、黒い鳥?1黒い鳥がいた逆光で色が分からない黒いからヒヨドリだ!2色だけで決める暗いと決めにくい位置をずらそう3向きを変える光の向きを変えて見る青と赤茶色!イソヒヨドリだ4色が見えた迷ったら写真を図鑑と

見分けの早見表——色・ほお・大きさ

まずは、3つの手がかりを並べます。名前が似ているぶん、見た目の違いを先に頭に入れておくと、見え方が変わります。

3つの姿を並べてみるヒヨドリ灰色でほおが茶色少し大きめイソヒヨドリのオス頭から背中が青いおなかは赤茶色イソヒヨドリのメス全体が茶色っぽいうろこ模様
手がかり ヒヨドリ イソヒヨドリ
全体の色 全体が灰色 オスは青と赤茶色、メスは茶色っぽい
ほお 茶色い部分がある ほおよりも、青や赤茶色を探す
大きさ ヒヨドリの方が少し大きい ヒヨドリよりやや小さめ

大きさは、センチで覚えるより「ヒヨドリの方が少し大きい」くらいの感覚で見るくらいがちょうどいいです。単独で見ると大きさは分かりにくいので、いちばん頼りになるのは色です。灰色の体にほおの茶色が見えればヒヨドリ、青や赤茶色が見えればイソヒヨドリ、と覚えておくと迷いません。

実際に鳥を前にすると、枝や建物の陰になったり、すぐ飛んでしまったりして、じっくり見られないことの方が多いものです。見る順番を決めておくと、短い時間でも手がかりが残ります。

  1. おなかの色を見る。灰色っぽいか、赤茶色かで大きく分かれます
  2. 頭から背中の色を見る。青が見えればイソヒヨドリのオスの可能性があります
  3. ほおを見る。茶色い部分があればヒヨドリの手がかりになります

3つとも確かめられなくても大丈夫です。分かった1つをメモや写真に残しておくだけで、あとで図鑑と見比べる時にぐっと楽になります。

黒く見える時——逆光・日陰・羽の角度

イソヒヨドリのオスは、青い色が光の具合で暗く沈んで、黒っぽく見えることがあります。ヒヨドリも暗い所ではくすんで見えるので、「黒い鳥」だけでは決められません。

黒く見える時の3つの手逆光色が暗く見える黒っぽくなる位置をずらす光の向きを変える日なたの色を見る写真を撮るあとで拡大する図鑑と見比べる
  • 逆光。太陽や明るい空を背にしていると、鳥の色が暗く沈んで見えます
  • 日陰。建物の影や木陰にいると、青も赤茶色も目立たなくなります
  • 羽の角度。向きによって、光る色と暗い色が入れかわります

こんな時は、鳥が逃げない範囲で立つ位置をずらし、光の向きが変わるように見てみてください。日なたの側から見ると、青や赤茶色がはっきりすることがあります。それでも決まらない時は、写真に撮って、あとで拡大して図鑑と見比べます。「黒っぽい鳥」のままにしておいても、困ることはありません。

写真を撮る時は、頭からおなかまで体全体が入る1枚と、顔のまわりをできるだけ大きく写した1枚があると、あとで見比べやすくなります。ズームで無理に寄ろうとして近づきすぎると、鳥が飛んでしまうので、離れたまま撮れる範囲で大丈夫です。晴れた日と曇りの日でも色の見え方が変わるため、同じ鳥でも写真によって印象が違うことがあります。

黒っぽく見えて迷った時に、もう一つ役立つのが「周りの鳥と比べる」見方です。近くにヒヨドリのような灰色の鳥がいれば、それと見比べて、色の濃さや大きさの差を確かめられます。ただし、並んだ鳥を追いかけるように動くと驚かせるので、その場で静かに待ちます。

イソヒヨドリのオスとメス——色のおさらい

イソヒヨドリのオスは、頭から背中が青く、おなかが赤茶色をしています。メスは、全体が茶色っぽい鳥です。

オスは色が派手なので見分けやすく、メスは地味で、うろこのような模様に見えることがあります。メスだけを見た時は、茶色っぽい鳥がほかにもいるため、決めきれないことがあります。そんな時も、無理に名前をつけなくて大丈夫です。

いる場所も、見分けの手がかりになります。イソヒヨドリは海辺の岩場や港のほか、街の高い建物にもとまることがあります。場所ごとの見かけやすさはイソヒヨドリはどこにいる?にまとめています。

海辺の岩場や港で見る時は、足元のすべりやすさと波に気をつけてください。子どもと一緒なら、水辺から目を離さず、手の届く距離で見るのが安心です。

観察する時の決まり——越えてはいけない線

野鳥は、法律で守られている存在です。近くで見たい気持ちがあっても、次の線は越えないでください。

越えてはいけない線離れて静かに双眼鏡で見る同じ場所で待つえさをやらないパンも含めて呼び寄せない巣やヒナに触らないヒナは拾わないそっとしておく
  • 捕まえず、飼わず、持ち帰らない。見て、写真に残すところまでにします
  • えさ(パンを含む)をやって呼び寄せない。人からもらうことを覚えると、鳥の暮らしが変わってしまいます
  • 巣やヒナには手を出さない。落ちているように見えるヒナも、拾わずそっとしておきます
  • 巣箱やえさ台をかけて集めない。音を流して呼ぶこともしません
  • 離れて、静かに、双眼鏡や写真で。のぞき込むような近づき方はしません

場所のルールも守ってください。私有地や立入禁止の場所には入らない、枝を折らない、花や実を摘まない。子どもは大人と一緒に行動し、犬を連れている時はリードを放さないようにします。

迷った時の考え方

Q.色が分かるのに、ヒヨドリの大きさと比べないとだめ?
色がはっきり見えていれば、大きさは補助でかまいません。大きさは、周りの景色との比べ方で見え方が変わるので、決め手にしすぎないようにします。

Q.灰色にも青っぽい色にも見える時は?
光の当たり方で色が変わっている可能性があります。位置をずらして見たり、写真に撮って拡大したりして、おなかの色とほおの色を確かめてみてください。

Q.ヒヨドリは街でも見られるのに、イソヒヨドリは海の鳥なの?
イソヒヨドリも、海辺だけでなく街の建物にいることがあります。いる場所だけで決めず、青や赤茶色が見えるか、灰色でほおが茶色いかを見てください。場所は手がかりのひとつにとどめておくと、見まちがいが減ります。

Q.どうしても決められない時は?
「ヒヨドリかイソヒヨドリか分からない鳥」として、そのまま楽しんで大丈夫です。写真があれば、図鑑で見比べる楽しみも残ります。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、色だけで決めようとすると、光の具合でころころ変わって迷うと思います。写真を撮って、あとからゆっくり見比べる方が、ずっと気が楽ですよね』

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イソヒヨドリがどこで見られるかはイソヒヨドリはどこにいる?で。話は変わりますが、学校用品の洗い物で困っている人は硯(プラスチック)の洗い方もどうぞ。

まとめ:灰色でほおが茶色ならヒヨドリ。黒く見えたら光の向きを変える

  1. ヒヨドリは灰色でほおが茶色。少し大きめの鳥です
  2. イソヒヨドリのオスは青と赤茶色、メスは茶色っぽい。別のなかまです
  3. 黒っぽく見えた時は色だけで決めない。位置をずらして光の向きを変えます
  4. 決めきれない時は写真に撮る。あとで拡大して図鑑と見比べます
  5. 野鳥は法律で守られている。捕まえず、えさをやらず、巣やヒナに触りません

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

イソヒヨドリとヒヨドリの違いの早見表:名前は似ているが別のなかまの鳥。ヒヨドリは全体が灰色でほおに茶色い部分があり少し大きめ。イソヒヨドリのオスは頭から背中が青くおなかが赤茶色、メスは全体が茶色っぽい。逆光や日陰ではオスが黒っぽく見えることがあるので、色だけで決めず立つ位置をずらして光の向きを変え、写真を撮って図鑑と見比べる。野鳥は法律で守られているので、捕まえない、飼わない、えさ(パンを含む)をやらない、巣やヒナに触らない、巣箱やえさ台をかけない。私有地や立入禁止の場所に入らず、子どもは大人と一緒に、水辺では目を離さず、犬は放さない

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