※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
握った瞬間にグリップだけがくるっと回った、引っ張ったら抜けそうだった。そんな経験をすると、次に乗る時までなんとなく不安が残りますよね。新しく交換したばかりなのに回る、長年使ったグリップがゆるゆるになった、と原因もさまざまです。坂道でブレーキと一緒に強く握った時に気づいた、という人も少なくありません。
先に結論をひとつ。回る・ゆるいグリップは、原因に合わせて「止める」か「交換する」で対処するのが基本です。応急で今日しのぐならバーテープなどの代用もありますが、そのまま乗り続けるのは避けてください。手が小さい子どもや、荷物を持って片手運転になりがちな人ほど、グリップのゆるみは影響が大きくなります。原因の見分け方、止め方の早見表、代用の方法、やってはいけないことまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:原因を見分けたい人|止め方を知りたい人|応急の代用がしたい人|NGを確認したい人|交換を考えている人
グリップがゆるい原因を見分ける——新品・古い・穴の大きさ
直し方は、原因によって変わります。同じ「グリップがゆるい」でも、新品と古いものでは対処が真逆になることもあるので、まずはどのタイプに近いか、次の表で確認してみてください。
| 状態 | 考えられる原因 | 対処の方向 |
|---|---|---|
| 新品を付けたら回る | 取り付け時の水分や洗剤の残り | 乾かせば直ることが多い(第2章) |
| 古いグリップがゆるゆる | ゴムの伸び・劣化 | 止めても戻りやすい=交換が近い |
| 穴が広くてスカスカ | ハンドルの径とサイズが合っていない | 別の径のグリップか代用へ |
新品の取り付け時は、石けん水やパーツクリーナーで滑りをよくしてから差し込むことが多いので、しばらくすると水分が抜けて自然に固定されることもあります。数日たっても回るようなら、次の章の止め方を試してみてください。子どもの自転車は特に、乗る前に大人が一度確認してあげると安心です。
止め方の早見表——乾かす・ヘアスプレー・接着剤・ワイヤー
| 方法 | やり方 | ポイント |
|---|---|---|
| 乾かす | 数日そのまま様子を見る | 新品の水分・洗剤残りにはこれで十分なことも |
| ヘアスプレー | 内側に軽く吹きつけて差し込む | 乾くと少しべたついて固定される |
| グリップ用接着剤 | 内側に薄く塗って差し込む | 完全に乾くまで乗らない |
| 細いワイヤーで縛る | グリップの端を軽く締める | 端の処理をしないと手に触れてけがの元 |
どの方法も、作業は換気の良い場所で行い、接着剤やスプレーは子どもの手の届かない所に置いてください。ワイヤーで縛る時は、端を内側に折り込むか、丸めてから固定すると安全です。どれを選ぶか迷ったら、まずはヘアスプレーから試すと、失敗しても洗い流せるので気軽に試せます。
代用の早見表——バーテープ・グリップテープ
グリップそのものが手に入らない時は、テープ類で巻いて代用する方法もあります。今日だけしのぎたい時や、休日に自転車店やホームセンターが開くまでの間をつなぎたい時に便利です。
| 代用品 | 向く場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 自転車用バーテープ | ロード系のハンドルに近い形 | すべり止め加工があると握りやすい |
| テニスのグリップテープ | 手元にある物で応急に | 薄いので何重かに巻くと安定する |
| 自己融着テープ | 雨でも滑りにくくしたい時 | 重ねて巻くと厚みが出て握りやすい |
巻く時は、根元からきつめに、半分ずつ重なるように進めていきます。巻き終わりの端が飛び出したままだと、走行中にほどけたり手に引っかかったりするので、テープで留めるか、内側に折り込んで仕上げてください。滑り止めのざらつきがある面を表にして巻くと、雨の日も握りやすくなります。
やってはいけないこと——ゆるいまま乗る・穴を開けたまま
グリップの直しは後回しにしやすい作業ですが、走り出す前にひと手間かけるだけで防げる事故もあります。次のことだけは避けてください。
- ゆるい・回るグリップのまま乗る。手がすっぽ抜けてハンドル操作を誤り、転倒につながります。特にブレーキをかける瞬間は力が集中するので危険が大きくなります
- バーエンドの穴を開けたまま乗る。転倒した時に、むき出しの穴に体やお腹が当たるとけがの原因になります。必ずキャップやテープで塞いでください
- 接着剤やスプレーが乾く前に乗る。固定が甘いまま力が加わると、余計にずれてしまいます
グリップの汚れをついでに落としたくなる人もいると思いますが、カビ取りで塩素系漂白剤と酸性の洗剤や酢を一緒に使うのは絶対にやめてください。有毒なガスが出る危険があります。ゆるみの直しとカビ落としは同時に済ませたくなる作業ですが、洗剤はよく乾かしてから、ゆるみの処置は最後に行うと段取りよく進みます。カビや臭いの落とし方は、グリップのカビ・臭いの落とし方にまとめました。
交換の目安——止めても戻る時は買い替えを
止め方をいろいろ試しても数日でまたゆるくなる、ゴムがやせて細く感じる、という場合はグリップ自体の寿命です。無理に延命するより、グリップのベタベタと加水分解の見分け方を参考に、交換を検討してください。外し方・入れ方はロックオン式・スライド式の外し方にまとまっています。新しいグリップは、手の大きさに合わせて太さを選べるので、握りにくさが気になっていた人はこの機会に見直してみるのもおすすめです。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、テープでしのぐのは今日を乗り切るための応急処置だと思っています。時間ができたらきちんと新しいグリップに替えたほうが、結局は安心して長く乗れますよ。子どもの自転車は特に、見た目より安全のほうを優先してほしいところです』
グリップ用の接着剤やヘアスプレーで止めるのが心もとない、という時は、最初から新しいグリップに交換してしまうのが確実です。バーテープなら握りやすさや色も選べるので、見た目を変えたい人にも向いています。巻き方さえ覚えれば、次にゆるんだ時も自分で対応できるようになりますよ。
あわせて読みたい
グリップの黒い点や臭いが気になる人はグリップのカビ・臭いの落とし方へ。表面がベタベタする人は、劣化の見分け方と交換の目安をグリップのベタベタと加水分解の見分け方にまとめています。グリップそのものを外して入れ替えたい人はロックオン式・スライド式の外し方へ。グリップだけでなくハンドル自体がぐらつく人はハンドルがゆるい時の確かめ方もあわせてどうぞ。
まとめ:原因を見分けて止める。ゆるいまま乗らず穴も塞ぐ
- 新品は水分・洗剤残りで回ることが多く、乾けば直ることも
- 止め方はヘアスプレー・接着剤・ワイヤーから選ぶ
- 応急ならバーテープで巻いて代用。端は必ず折り込む
- ゆるい・回るまま乗らない。バーエンドの穴も必ず塞ぐ
- 止めても戻る時は交換のサイン。無理に延命しない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



コメント