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「ハンドルカバーが欲しいけれど、まずは家にある物で試したい」。そう思う人は多いですよね。軍手とゴム手袋を重ねる、厚手の靴下をかぶせる、ビニール袋を巻いてみる、いろいろな方法を見かけますが、どれも同じように使えるわけではありません。
先に結論をひとつ。家にある物で代わりにするなら、防寒手袋がいちばん扱いやすく、ブレーキレバーの操作もしやすい選択です。逆に、滑りやすい物や指が分かれていない物は、走行中の操作に関わるので慎重になってください。代用の早見表、付け方と外し方、100均や防水の考え方まで、順番に見ていきましょう。
「とりあえず今日は乗り切りたい」という応急の場面でも、選ぶ物次第で操作のしやすさは大きく変わります。急いでいる時ほど、手元にある物の向き不向きを一度確認してから出かけてみてください。
ケース別に読む:代わりの物を探している人|付け方を知りたい人|外し方に困っている人|100均・防水が気になる人|転倒時が心配な人
代用の早見表——防寒手袋が扱いやすい理由
家にある物で試すなら、防寒手袋がいちばん扱いやすい代わりです。指の分かれた作りなら、レバーの操作もそのままできます。軍手にゴム手袋を重ねる方法もよく聞きますが、重なった分厚さで指先の感覚が鈍り、ブレーキレバーが握りにくくなる、雨の日や下り坂でグリップが滑るという声もあるので、慣れないうちや人通りの多い道では選ばない方が安心です。靴下やビニール袋は、指が分かれておらず操作がしづらいうえに、ビニールは特に滑りやすく、この記事ではすすめません。防寒手袋がすぐに見当たらない時は、薄手の手袋を2枚重ねる方が、軍手とゴム手袋の組み合わせより指の感覚は残りやすいです。ただし、どちらも市販のハンドルカバーほど風を防げるわけではないので、応急の代わりとして考えてください。
| 代用品 | 向き不向き | 理由 |
|---|---|---|
| 防寒手袋 | 向く | 指が分かれておりレバーを握れる。脱着も簡単 |
| 軍手+ゴム手袋 | 場面を選ぶ | 分厚くなり感覚が鈍る。雨・下り坂・混雑路は勧めない |
| 厚手の靴下 | 向かない | 指が分かれず、レバー操作がしづらい |
| ビニール袋 | 向かない | 滑る・破れる・寒さを防ぎにくい |
付け方の3ステップ——レバーを通す・スイッチを確かめる・握る動作を試す
- ハンドルカバーの中にブレーキレバーを通す
- ベル・ライトのスイッチの位置を確かめながら取り付ける
- 止まったまま、レバーを握る動作・手を抜く動作を試してみる
手袋を重ねて分厚くなっている時ほど、レバーまでの距離感がいつもと変わります。取り付けた直後は、走り出す前にその場でブレーキを軽く握ってみて、いつもと同じ強さで止まれるかを確かめておくと安心です。
手を入れたまま走ると、転倒した時にとっさに手が抜けず、地面に手をつけない・レバーの操作が遅れる・右左折の合図(手信号)が出せないという心配があります。口が広く、レバーが中でしっかり握れる作りを選び、慣れるまでは交通量の少ない道でゆっくり試してから使ってください。乗る前には必ず、ブレーキ・ベル・ライトのスイッチがカバーの上からでも動くかを一度確かめる習慣をつけておくと安心です。
外し方——ゴムを引っ張らない・レバー側から
固くて外れない時ほど、力任せに引っ張りたくなりますが、それが劣化を早める原因になります。
- ゴムの縁を無理に引っ張らない。生地が伸びたり、ひびが入る原因になります
- 左右均等に、少しずつ緩めながら外す。片側だけを一気に引くと縫い目に負担がかかります
- レバー側から順に、少しずつめくるように外す
- ゴムが噛んで動かない時は、ぬるま湯で軽く温めると縮んだゴムが緩みます
- 外した時にゴムがひび割れていた、伸びて戻らない場合は、そこで買い替えのサインです
冬の朝は特にゴムが冷えて硬くなっているので、外そうとして急に引っ張ると生地ごと裂けてしまうことがあります。室内に持ち込んで少し温まってから外す、というだけでも扱いやすさが違います。
100均・防水の話——防水は断定しない、結露に注意
「100均の物で防水は期待できる?」という質問もよく見かけます。表面に撥水加工があっても、完全防水を保証するものではありません。縫い目や口の部分から雨が入り込むことがありますし、長く使ううちに撥水の効果は落ちていきます。雨の日に使った後は、中に汗や雨が入って結露し、湿ったままになりやすいので、使い終わったら裏返して陰干ししてから、次に使うようにしてください。100均の物は価格が手頃な分、生地が薄く、寒さそのものを防ぐ力は市販の専用品より劣ることが多いです。数百円の物で応急にしのいで、頻度が高いようなら少ししっかりした物に切り替える、という考え方でも十分です。
転倒時が心配な人へ——危ない場面を先に知る
ここまで読んで、「そもそもハンドルカバー自体が不安」と感じた人もいるかもしれません。転倒した時に手が抜けない、レバーの操作が遅れる、手信号が出せないという心配は、代用品でも市販品でも共通して起こり得ます。子ども乗せや電動アシストのように重心が高い自転車ほど、とっさの操作が遅れた時の影響も大きくなるので、慎重に考えたいところです。危ない場面と、安全に使うための条件は自転車ハンドルカバーは危ない?に詳しくまとめているので、あわせて読んでみてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、代用品でも市販品でも、最後は「止まった状態で手を抜く練習をしたかどうか」で差が出ると思っています。買う前に、家にある手袋で一度試してみる価値はありますよ』
手袋か専用のハンドルカバーか迷ったら、通勤・通学で毎日乗るかどうかで考えると決めやすいです。毎日の距離が長いなら、風を防ぐ力や取り付けの安定感で専用品に分があります。週末だけ、短い距離だけという人は、手持ちの防寒手袋で十分なことも多いはずです。
あわせて読みたい
グリップのベタつきが気になる人は自転車グリップのベタつき、グリップを外して交換したい人はクロスバイクのグリップの外し方もあわせてどうぞ。掃除や家事で使う手袋の代わりを探している人はゴム手袋の代用にまとめています。
まとめ:代わりは防寒手袋がいちばん扱いやすい。乗る前にスイッチと握る動作を確認
- 代わりは防寒手袋が扱いやすい。軍手+ゴム手袋は滑る場面がある
- 付け方はレバーを通してスイッチを確認。止まって握る動作を試す
- 外し方はゴムを引っ張らず、レバー側から少しずつ
- 防水は断定しない。使ったら陰干しして結露を防ぐ
- 乗る前にブレーキ・ベル・ライトが動くか必ず確認する
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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