電子レンジの匂いを重曹で取る——においの出どころと、庫内の拭き方

家事

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電子レンジを開けた瞬間に、なんだかくさい。前に温めた物のにおいが残っている、焦げたようなにおいがする、扉を閉めても気になる。毎日使う家電だけに、においが残ると気が重いですよね。

先に結論をひとつ。電子レンジのにおいは、庫内に飛んだ汁や油、焦げが出どころのことが多いんです。重曹の前に、まず電源を切って、冷めてから庫内を拭く。重曹を使うなら、取扱説明書で使ってよいかを確かめてから、製品の表示どおりに。出どころ別に、順番を見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ出どころを知りたい→庫内の汚れが元のことが多い第1章へ ▶汁や油のにおい→冷めてから庫内を拭く第3章へ ▶重曹を使いたい→取扱説明書で確かめる第4章へ ▶またにおってくる→覆って温め、その日に拭く第5章へ ▶焦げのにおい→無理にこすらず相談第6章へ ▶

ケース別に読む:においの出どころを知りたい人|早見表で確かめたい人|庫内を拭きたい人|重曹を使いたい人|においをためたくない人|取れなくて困っている人

4コマ漫画|電子レンジの匂い①困った場面レンジを開けたらにおいがする…庫内1開けた瞬間にくさい②やりがちなNGこのまま使いつづけよう汚れ放置2汚れを残したまま使う③正しい対処電源を切って冷めてから拭く拭き掃除3冷ましてから庫内を拭く④結果扉を開けて乾かそう乾燥4拭いたあとは風を通す

においの出どころは、庫内の汚れが多い

電子レンジの中は、温めるたびに食べ物から汁や油が飛びます。目に見えない小さな飛び散りが、天井や壁、扉の内側にたまって、温めるたびに少しずつ熱せられ、においの元になっていきます。

ほかにも、ターンテーブルや受け皿に汁が染みていたり、扉のふちのゴムのすき間に汚れがたまっていたりします。においの強い物を温めたあと、においが庫内に移ることもあります。つまり、においの元を消すよりも、においの元になる汚れを取り除くほうが、遠回りに見えて近道なんです。

においの種類も手がかりになります。魚や肉のようなにおいなら汁や油、焦げ臭いなら焼けた汚れ、湿ったようなにおいなら水分がこもっている、というように、においの感じから出どころを絞り込めます。複数が混ざっていることもあるので、まず庫内を目で見て、飛び散りや焦げがないかを確かめるのがいいんです。

においの出どころ別の早見表

においの感じ 出どころ まずやること
汁や油のにおい 天井・壁・扉の内側の飛び散り 電源を切り、冷めてから拭く
焦げたにおい 庫内や受け皿の焦げ 焦げをやさしく取る。取れなければ取扱説明書の相談先へ
前に温めた物のにおい 庫内への移り 拭いて乾かし、扉を開けて風を通す
皿のにおい ターンテーブル・受け皿に染みた汁 外して洗う。取扱説明書で洗える物か確かめる
扉のふちのにおい ゴムのすき間の汚れ 固く絞った布で拭く

表のどれにも当てはまらない、煙が出る、焦げ臭さが強い、火花が見えるといったときは、使うのをやめて電源を切り、取扱説明書の相談先に連絡してください。

庫内の拭き方の順番——電源を切る・冷ます・外す・拭く・乾かす

順番を間違えないことが、安全につながります。

庫内の拭き方の順番1電源を切る冷めるまで待つ→2外せる物を外す皿は洗う→3拭いて乾かす扉は開けておく
  1. 電源を切って冷ます。使った直後の庫内は熱いので、冷めるまで待ちます。やけどに注意です
  2. 外せる物を外す。ターンテーブルや受け皿は、外して洗います。洗い方は取扱説明書で
  3. 固く絞った布で拭く。天井・壁・扉の内側・ふちのゴムを、やさしく。汚れが固いときは、水で濡らした布を庫内に置いてやわらげる方法もありますが、取扱説明書に載っている範囲で
  4. 乾かす。拭いたあとは扉を開けて、風を通します。湿ったまま閉めると、においの元になりがちです

庫内の奥や、ファンの周り、電気の部品がある場所は、分解したりのぞき込んで触ったりしないでください。拭くのは、手が届く庫内の面だけにします。

拭く布は、固く絞った清潔な布を使い、拭くごとに面を替えると汚れを広げません。洗剤を使う場合は、取扱説明書に載っている物の範囲で、使ったあとは水拭きで残さないでください。拭き終わってすぐに電源を入れず、庫内がしっかり乾いたことを確かめてから使います。

重曹を使う時の注意——取扱説明書で確かめてから

重曹は、庫内の汚れを拭く道具として使う方法があります。ただし、電子レンジは機種によって庫内の素材や塗装が違います。取扱説明書で重曹を使ってよいかを、先に確かめてください。書かれていない、または使わないよう書かれている場合は、水拭きと、説明書に載っている洗剤の範囲にとどめるのが安心です。

使ってよいと確かめられたら、重曹の製品の表示どおりに、水に溶かして布に含ませ、庫内を拭きます。そのあとは必ず、水拭きで重曹を残さないこと。残ると白い跡になったり、庫内の部品に付いたりします。重曹を庫内に粉のまま入れて温めることはしないでください。

アルミや塗装した面は、重曹で変色することがあります。変色の考え方は重曹で色落ちした時、水に溶け残る時は重曹が溶けない時で見てみてください。

手荒れしやすい人は、ゴム手袋を。換気も忘れずに。塩素系の漂白剤やカビ取り剤を使った場所には、その日は重曹もクエン酸も酢も持ち込まないでください。「まぜるな危険」の表示を守ります。

においをためない使い方——ふたで覆う・その日のうちに拭く

拭いても、またにおってくるのは悲しいですよね。においをためないための習慣は、小さなことの積み重ねです。

においをためない習慣OKNGふたで覆って温める扉を開けて風を通す汁が飛んだまま放置金属たわしでこする
  • 温める時はふたやラップで覆う。汁や油が飛びにくくなります。ふたは、電子レンジに使える物を
  • 汚れたら、その日のうちに拭く。固まる前なら、軽い拭き取りで済みます
  • 使ったあとは扉を少し開けて風を通す。庫内のこもった湿気とにおいが抜けやすくなります
  • においの強い物を温めたあとは換気を。次に温める物にうつりにくくなります

においの強い食べ物を温める日は、その日の最後に回すと、ほかの料理へのにおい移りが減ります。温めたあとは扉を少し開けて風を通し、においが落ち着いてから閉めます。庫内は電気の部品があるので、濡れたまま通電しないことも守ってください。

ゆきこ( ゚Д゚)『電子レンジのにおいって、気づいたときには「どこから?」と探しがちですよね。見える所だけでなく、天井と扉の内側を見るのが先だと思います』

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それでもにおうとき——取れない・焦げが強い・古い機種

拭いてもにおいが取れないときは、庫内の塗装がはがれていたり、焦げが重なっていたりする可能性があります。無理にこすり落とそうとすると、塗装を傷めて、かえって汚れがたまりやすくなってしまいます。金属のたわしや研磨剤は使わないでください。

においが強く残る、焦げ臭さが続く、庫内に傷やさびが見えるといったときは、取扱説明書の相談先に聞くのが安心です。電子レンジは電気製品なので、中を開けたり、部品を外したりして自分で直そうとしないでください。

使い始めてから年数がたつと、庫内の塗装がはがれたり、内側のすき間に汚れが入り込んだりして、においが取れにくくなることがあります。そうした場合は、買い替えや点検も選択肢です。無理に掃除を重ねるより、取扱説明書の相談先に聞いたほうが、安全で早いことが多いんです。

タッパーなど、容器のにおいが気になる場合はタッパーの匂いが取れない時に、容器ごとの消し方をまとめています。レンジの機能の違いが気になる人はオーブンレンジのスチームはいらない?も参考になります。

あわせて読みたい

重曹で色が変わるのが心配なときは重曹で色落ちした時、プラスチックの黄ばみはプラスチックの黄ばみと重曹、重曹が溶け残るときは重曹が溶けない時もどうぞ。

まとめ:においの元は汚れ。電源を切って冷ましてから拭き、重曹は説明書で確かめてから

  1. においの出どころは庫内の汚れが多い。汁や油の飛び散りと焦げが中心
  2. 電源を切り、冷めてから拭く。外せる物は外して洗い、拭いたら乾かす
  3. 重曹は取扱説明書で確かめてから。使ったあとは水拭きで残さない
  4. 分解しない。煙や焦げ臭さが強い時は使わない。相談先に連絡する
  5. 覆って温め、その日のうちに拭く。においをためない習慣を

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

電子レンジの匂いを重曹で取る早見表:においの出どころは庫内に飛んだ汁や油、焦げ、においの移りが多い。まず電源を切って冷ます。外せるターンテーブルや受け皿は外して洗う。固く絞った布で天井・壁・扉の内側・ふちを拭き、扉を開けて乾かす。重曹は取扱説明書で使ってよいかを確かめてから、製品の表示どおりに使い、水拭きで残さない。粉のまま庫内に入れて温めない。内部は分解しない。煙や焦げ臭さが強い時は使わず、取扱説明書の相談先へ。温める時はふたやラップで覆い、汚れたらその日のうちに拭く

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