カタツムリを触る時——手を洗う理由、庭で大量に見る時と飼う前に知りたいこと

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雨上がりの庭や、アジサイの葉の上。ゆっくり動くカタツムリを見つけると、つい触ってみたくなりますよね。お子さんが「触っていい?」と聞いてくることもあります。かわいい反面、触って大丈夫なのか、少し気になります。

先に結論をひとつ。カタツムリやナメクジには、寄生虫がいることがあると言われます。素手で触ったら石けんで手を洗う。口に入れない。触った手で目や口をこすらない。この3つを先に決めておけば、観察そのものは楽しめます。お子さんには、触る前に「触ったら洗う」をセットで教えておくと安心です。体調が気になる時は、医療機関に相談してください。触った後の手洗い、触らずに移す方法、庭で大量に見る時、飼う前のこと、苔を食べるのかという疑問まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ触ってしまった→石けんで手洗い。口に入れない第1章へ ▶触らずに移したい→手袋をして葉ごと移す第2章へ ▶庭で大量に見る→落ち葉と鉢の下・共用部第3章へ ▶子どもが飼いたい→ふたのすき間と戻し方第4章へ ▶苔を食べる? マイマイ?→言われていることの紹介第5章へ ▶

ケース別に読む:触ってしまった人|触らずに移したい人|庭で大量に見る人|子どもが飼いたい人|苔やマイマイが気になる人

4コマ漫画|カタツムリを見つけた日1庭で見つけたカタツムリ いたよ!触っていい?触りたくなる気持ち2触った手のまま触った手でそのままおやつ口や目に手が行きがち3石けんで手洗いまず石けんで洗おうね洗ってから次の遊びへ4見るだけにして戻す見るだけにして元の場所へ戻そう観察のあとは元の場所へ

触った後にすること——石けんで手を洗う・目や口をこすらない

カタツムリに素手で触ったら、まず石けんで手を洗います。寄生虫がいることがあると言われるので、「触った手のまま」で次のことをしないのが大事です。ここで言う「次のこと」とは、目や口をこする、おやつをつかむ、スマホを触る、といった日常の動作のこと。ほんの少しの間でも、洗ってからにしましょう。

触った後の3つの約束1石けんで洗う指の間までしっかり子どもも同じ→2洗うまでは目と口に触らない口に入れない→3野菜は洗う庭の葉ものは食べる前に洗う
  • 石けんで洗う。手のひらだけでなく、指の間や爪の先も。水で流すだけで済ませないようにします
  • 洗うまでは目や口に触らない。お子さんには、「洗うまでは顔を触らない」と先に約束しておくと続けやすいです
  • 口に入れない。小さなお子さんは、手に持ったものを口へ運びがちです。触る時は大人がそばで見てあげてください
  • 庭の野菜やハーブは洗ってから。カタツムリがついていた葉ものは、食べる前によく洗います

お子さんが砂遊びや庭いじりの途中で触っていたことに、あとから気づく場合もあります。気づいた時点で、洗面所へ向かいましょう。

触った後に体調が気になる時は、医療機関に相談してください。カタツムリに触れたことを伝えると、話が早く進みます。

触らずに移したい時——手袋をして、葉ごと外の陰へ

玄関のたたきや、洗濯物のそばで見つけた時など、その場所から移したいことがありますよね。素手でつまむより、手袋をして、のっている葉や紙ごと持つ方が、手が直接触れずに済みます。無理に引っぱると、カタツムリの体を傷つけることもあるので、そっと動かすのがコツです。

触らずに移す3つの手順1手袋をつけるゴム手袋で直接触れない→2葉ごと移すのっている葉や紙ごと持つ→3陰に置く植え込みの陰へ置いたら手を洗う
  1. 手袋をつける。庭仕事用のゴム手袋があると、土や葉にも触れるので使い回せます
  2. 葉や紙ごと持つ。カタツムリがのっている葉を、そのまま持ち上げます。紙の端をそっと近づけて、のってもらう方法もあります
  3. 陰に置く。植え込みや鉢の陰など、暗くて湿った所へ。置いたら、そっと離れます

傷つけない、追い回さない、殺さずに見つけた場所の近くへ戻す。これが基本の形です。移し終えたら、手袋を外して手を洗いましょう。

カタツムリがいた床や壁は、使い捨ての紙で拭き取って捨てます。洗剤を使う時は、表示どおりに。塩素系と酸性タイプは混ぜると危険なので、「まぜるな危険」の表示を必ず見て、窓を開けて換気をしながら。掃除の間は手袋をして、終わったら手を洗います。網戸やサッシのまわりで見かけた時は、すき間も一緒に見直してください。網戸を閉めているのに虫が入る原因と隙間テープの貼り方と剥がし方が参考になります。

庭で大量に見る時——落ち葉・鉢の下・共用部の相談先

雨の日や雨上がりに、庭でカタツムリを何匹も見かけることがあります。落ち葉がたまった所や、鉢の下、植え込みの根元のような、湿った暗い場所には集まりやすいと言われます。こういう時は、集まる理由になっている「湿った隠れ場所」を減らすのが基本の考え方です。

庭で大量に見る時の見直しこうするこれは避ける落ち葉を集めて捨てる鉢の下の板をどける水たまりを減らす共用部は管理会社へ落ち葉をためたまま鉢の下に板を敷く素手で次々つかむ共用部を勝手に手入れ
  • 落ち葉は、たまる前に掃いて集め、ごみの出し方は住んでいる自治体の決まりに沿って
  • 鉢の下の板や古い受け皿は、いったんどけて、風が通るように
  • 水たまりができやすい所は、ほうきで水を流して乾きやすく
  • 見つけたカタツムリは、手袋をして外の別の場所へ移す

雨の日だけ見かけて、晴れると見なくなる、という話もよくあります。カタツムリは乾いた場所が得意ではなく、雨や湿気のある時に動き回ると言われます。庭のどこで見かけたかをメモしておくと、湿気のたまり場が分かって、片づける場所を絞れます。

集合住宅の共用の花壇や植え込み、廊下の植木鉢などは、個人の判断で手を入れず、管理規約と管理会社に先に相談してください。賃貸の専用庭にも、貸主さんの決まりがあることがあります。迷ったら、管理会社か大家さんに聞くのがいちばん早く済みます。

雨のあとに庭へ出た靴は、泥と湿気で臭いやすくなります。濡れた靴の手入れは靴の臭いが洗っても取れない時の洗い方にまとめています。

子どもが飼いたい時——ふたのすき間と、観察のあとの戻し方

「家で飼いたい」とお子さんに言われると、悩みますよね。飼う場合は、観察する間だけ、ふた付きのケースに入れる考え方が安心です。飼い方の細かい決まりは、飼育書や図鑑で確かめてください。

  • ふたはすき間なく閉める。ふたがずれると、外へ出てしまうことがあります。ふたの端がずれていないか、毎回見ましょう
  • ケースの置き場所。家族が日常的に手を触れる所や、食べ物のそばは避けます
  • 世話のあとは手を洗う。ケースを洗う時は手袋をして、洗い終わったら石けんで手を洗います
  • 観察が終わったら戻す。見つけた場所の近くへ、手袋をして移します

お子さんと一緒に飼うなら、世話の係を決めておくと続けやすいです。ふたを閉める、ケースを洗う、手を洗う、の3つを、毎回セットで行うよう声をかけてあげてください。

脱走した時は、床や壁を見て、見つけたら手袋をして葉や紙ごと持ち上げ、ケースへ戻します。ふたを閉める前に、ケースの縁に残っていないか確かめてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、カタツムリを見つけた時のわくわくを、「汚いから触らないで」で終わらせたくないですよね。「触ったら石けんで洗う」を合言葉にすると、見る時間も楽しくなると思います』

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苔を食べる? マイマイとの違い——言われていることの紹介

検索すると「カタツムリ 苔 食べる」という言葉も出てきます。苔や葉の上を動いている姿から、そう言われることがあります。ただ、何をどのくらい与えるかは、種類と飼い方で変わります。餌については、飼育書や図鑑で確かめてください。

「カタツムリとマイマイの違いは?」と気になる人もいます。種類の名前に「マイマイ」と付くものが多く、同じ仲間をさす呼び方として使われることがあります。地域によって呼び名が違う場合もあるので、詳しくは図鑑で見てみてください。見つけた種類が気になる時は、殻の形や色、見つけた場所を写真に撮っておくと、調べる時に役立ちます。

あわせて読みたい

すき間をふさぐ道具は隙間テープの貼り方と剥がし方、網戸の端から入る時は網戸を閉めているのに虫が入る原因、濡れた靴の手入れは靴の臭いが洗っても取れない時の洗い方にまとめています。家の周りの生き物では、ダンゴムシが家の中に出る時とイモリが脱走した時もどうぞ。

まとめ:触ったら石けんで手を洗う。口に入れず、元の場所へ

  1. 触ったら石けんで手を洗う。洗うまで目や口に触らない・口に入れない
  2. 触らずに移すなら手袋と葉ごと。傷つけず、見つけた場所の近くへ戻す
  3. 庭で大量に見る時は湿った隠れ場所を減らす。共用部は管理会社へ相談
  4. 飼うならふたのすき間と手洗い。観察が終わったら元の場所へ戻す
  5. 体調が気になる時は医療機関へ。触れたことを伝える

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

カタツムリを触る時の早見表:カタツムリやナメクジには寄生虫がいることがあると言われるため、触ったら石けんで手を洗い、洗うまで目や口をこすらず、口に入れない。庭の野菜や葉ものは食べる前に洗う。触らずに移すなら、手袋をして、のっている葉や紙ごと持ち、植え込みの陰へ。傷つけず、追い回さず、見つけた場所の近くへ戻す。庭で大量に見る時は、落ち葉と鉢の下の板を片づけて湿った隠れ場所を減らし、共用部は管理会社に相談。飼う時はふたをすき間なく閉め、世話のあとは手を洗い、観察が終わったら元の場所へ戻す。体調が気になる時は医療機関へ

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