イモリが脱走した時——家の中での捕まえ方と、脱走を防ぐ考え方

生活

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飼育ケースをのぞいたら、イモリがいない。ふたが少しずれていたかもしれない。そんな朝は、心臓がどきっとしますよね。家の中のどこかにいると思うと、気が気ではありません。

先に結論をひとつ。イモリは、皮膚から出る物で手がかぶれることがあると言われます。素手で長く触らない。触ったら石けんで手を洗う。洗うまで目をこすらない。ここを守れば、あとは落ち着いて探せます。探す時は、暗くて湿った所、家具のすき間や水回りの近くを候補にしてみてください。捕まえ方は、「容器をかぶせる→下に紙を差し込む→ケースへ戻す」の順番です。手の守り方、探す場所、捕まえ方、脱走を防ぐ考え方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ触る前に知りたい→素手で長く触らず、手洗い第1章へ ▶脱走して見つからない→暗くて湿った所から探す第2章へ ▶見つけた! どうやって?→容器→紙→ケースの順第3章へ ▶脱走を防ぎたい→ふたと登れる物を見直す第4章へ ▶ビオトープから逃げる→縁の高さと陸地の置き方第5章へ ▶鳴く? 苔を食べる?→言われていることを紹介第6章へ ▶

ケース別に読む:触る前に知りたい人|脱走して見つからない人|見つけた人|脱走を防ぎたい人|ビオトープから逃げる人|鳴く・苔が気になる人

4コマ漫画|イモリがいなくなった日1ケースが空っぽあれ? ケースが空っぽだ!ふたがずれていた2素手で追うと素手で追うと…かぶれるかも追い回さず手も守る3容器をかぶせる容器をかぶせて紙を差し込む上からそっと、下に紙4ケースへ戻すケースへ戻して手を洗おうふたを閉めて手洗い

触る前に——素手で長く触らない・触ったら手を洗う・目をこすらない

見つけてほっとすると、つい素手でつかみたくなりますよね。でも、イモリの皮膚から出る物で、手がかぶれることがあると言われます。強さは種類や個体で違うと言われるので、手が直接触れる時間を短くしておくのが、安全側の考え方です。

手を守る3つの約束1触る前に容器と紙を使う素手で長く触らない→2触った後に石けんで洗う子どもも同じ→3洗うまでは目と口に触らないこすらない
  • 触る前に。第3章の容器と紙を使えば、手で直接つかまずに済みます。どうしても触る時は、ゴム手袋が安心です
  • 触った後に。石けんで、指の間までしっかり洗います。紙や容器を持った手も、同じように洗いましょう
  • 洗うまでは。目・口・鼻に手を持っていかない。うっかりこすってしまった時は、流水でよく洗い流してください
  • お子さんが触った時も同じ。口に入れさせない。小さなお子さんは、触る時に大人がそばで見てあげてください

手が赤くなった、かゆみが続くといった時は、医療機関に相談してください。イモリに触れたこと、いつ触れたかを伝えると話が早く進みます。

どこにいる?——脱走したら暗くて湿った所から探す

脱走したイモリを探す時は、まず部屋のドアを閉めて、探す範囲を決めます。ほかの部屋へ行かれると、探す場所が一気に増えてしまうからです。ペットや小さなお子さんは別の部屋へ。足元に気をつけて、踏まないよう、ゆっくり歩いてください。

探す場所 見るところ 気をつけること
家具のすき間 ソファや棚の裏、本棚と壁の間 奥は懐中電灯で照らして見る。手を突っ込まない
水回り 洗面所・お風呂場・キッチンの床の隅、洗濯機や洗面台の下 洗剤やごみのそばは避けて、床をやさしく見る
カーテンの裾・荷物の陰 床に置いたかばんや段ボールの下 持ち上げる時に、下にいないか確かめる
玄関・ベランダの近く 靴の中、玄関マットの下、サッシの際 靴を履く前に必ずのぞく

見つからない時は、ケースのまわりから外へ向かって、床の端を順番に見ていくと整理しやすいです。窓まわりを探したついでにほこりが気になる時は、網戸掃除は外さなくていい3つの方法も合わせてどうぞ。

廊下や共用部まで出てしまったかもしれない時は、管理会社に伝えておくと、見つけた人に驚かれにくくなります。見つけた後は外へ放さず、ケースへ戻してください。

見つけた時の捕まえ方——容器をかぶせる→下に紙を差し込む→ケースへ戻す

見つけたら、その場から目を離さないのがいちばん大事です。容器と紙を取りに行く間は、家族に見ていてもらうか、自分が近くで見張れる位置に容器を置いておくと確実です。手順は、次の3つの順番です。

捕まえ方は3つの順番1容器をかぶせる口の広い容器を上からそっと→2下に紙を差し込む厚めの紙を少しずつすべらせる→3ケースへ戻す紙で口をふさぐケースの上で紙を抜く
  1. 容器をかぶせる。透明で口の広い容器を、イモリの上からそっとかぶせます。素手でつかまず、容器の口を床にゆっくり下ろすのがコツです
  2. 下に紙を差し込む。はがきくらいの厚めの紙を、容器のふちと床の間に少しずつすべらせます。イモリの体を挟まないよう、ゆっくり進めてください
  3. ケースへ戻す。紙で容器の口をふさいだまま持ち上げ、ケースの上で紙を抜きます。落ちたのを確かめたら、ふたをすぐ閉めましょう

追い回したり、つかんだりしないこと。慌てて動くと、イモリがさらに奥へ逃げてしまいます。ケースに戻したら、使った容器と紙は洗い、石けんで手を洗います。壁際や家具のきわにいる時は、容器を壁に沿わせるようにかぶせると、紙を差し込みやすくなります。

戻したあと、ケースのまわりを見直す時間をとってください。どこから出たのかが分かれば、次の脱走を防げます。

脱走を防ぐ考え方——ふたのすき間・登れる物・重し

イモリは、水草や陸地、ケースの中の物を足がかりにして登ることがあると言われます。脱走を防ぐには、出口になるすき間をなくす、足がかりを縁に近づけない、の2つが基本です。

脱走を防ぐ見直しこうするこれは避けるふたをすき間なく閉める重しでずれを防ぐ石や流木は縁から離すふたの切れ込みを小さくふたを半開きにする縁のすぐ下に陸地水草や石が縁より高い外へ伸びるコード
  • ふたはすき間なく。ふたと本体の間に、細いすき間が残っていないか確かめます。フィルターのホースやコードを通す切れ込みは、小さくしておきましょう
  • 重しでずれを防ぐ。ふたが軽くてずれる時は、ふたの上に重い物をのせる考え方があります。ふたの端がずれていないか、毎日見る習慣がつくと安心です
  • 陸地や流木は縁から離す。石や流木が縁のすぐ下にあると、足がかりになります。縁から距離をとって置きましょう
  • 水草は縁を越えない長さに。外へ垂れた水草は、橋のようになることがあります

水槽の掃除や水替えのあとは、ふたの閉め忘れが起きやすいタイミングです。掃除の手順は水槽のフィルターの掃除の仕方にまとめています。作業の最後に「ふたを閉めた」と声に出して確かめるだけでも違います。

ビオトープから逃げる時——縁の高さと陸地の置き方

屋外の水鉢やビオトープから出てしまう時は、縁の高さと、縁の近くにある物を見直します。水面から縁までの高さが低いと、登りやすくなるので、水位は縁より下に保ちます。縁に近い所に石や水草があると、そこを足がかりにすることがあります。

  • 石や流木などの陸地は、中央寄りに置く
  • 水鉢の周りに、よじ登れる物(植木鉢や板)を置かない
  • 縁から垂れ下がる草は短く切る
  • ベランダでは、手すりの外へ落ちないよう、置く位置を壁側に

陸地を自作する時は、石や流木を水面から少し出し、ぐらつかないように置きます。置いたあとで、縁との距離を目で確かめてください。集合住宅のベランダや共用部に置いている場合は、管理規約と管理会社の決まりが先になります。

ケース内の水草や苔の手入れはメダカの水槽のコケ、そのままでいい?にまとめています。生き物の種類は違っても、水槽の苔の考え方が参考になります。

鳴く? 苔を食べる?——言われていることの紹介

検索すると「イモリ 鳴く」「イモリ 苔 食べる」という言葉が出てきます。鳴くと言われることはありますが、水槽の周りで聞こえる音は、フィルターやポンプの音のこともあります。気になる時は、飼育書や、両生類を診られる動物病院で聞いてみてください。

水槽の苔をつついている姿を見て、食べていると思う人もいます。ただ、何をどのくらい与えるかは、種類と飼い方で変わります。餌については、飼育書か、両生類を診られる動物病院で確かめてください。

いつもと様子が違う時は、動物病院へ。両生類や爬虫類を診られる所を、あらかじめ調べておくと安心です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、いなくなった瞬間は頭が真っ白になりますよね。でも、容器と紙が手元にあれば、あとは順番どおりに進めるだけだと思います』

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窓まわりの掃除は網戸掃除は外さなくていい3つの方法、水槽の掃除は水槽のフィルターの掃除の仕方、水槽の苔はメダカの水槽のコケ、そのままでいい?にまとめています。家の周りの生き物では、ダンゴムシが家の中に出る時とカタツムリを触る時もどうぞ。

まとめ:素手で長く触らず、容器と紙の順番で戻す

  1. 素手で長く触らない。触ったら石けんで洗い、洗うまで目をこすらない
  2. 探す時はドアを閉めて範囲を決める。暗くて湿った所から見る
  3. 捕まえ方は容器→紙→ケースの順。追い回さず、紙で口をふさいで運ぶ
  4. 脱走を防ぐのはふたと足がかり。すき間をなくし、陸地を縁から離す
  5. 様子が違う時は動物病院へ。両生類を診られる所を調べておく

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

イモリが脱走した時の早見表:皮膚から出る物で手がかぶれることがあると言われるため、素手で長く触らず、触ったら石けんで手を洗い、洗うまで目をこすらない。探す時はドアを閉めて範囲を決め、家具のすき間、水回り、カーテンの裾、玄関の靴の中など暗くて湿った所から見る。捕まえ方は、容器をかぶせる、下に紙を差し込む、ケースへ戻す、の順番で追い回さない。脱走を防ぐには、ふたをすき間なく閉め、重しでずれを防ぎ、陸地や流木を縁から離し、水草を縁より低く。ビオトープは縁の高さと陸地の位置を見直す。鳴く、苔を食べるは言われていることの紹介で、様子が違う時は両生類を診られる動物病院へ

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