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庭や散歩道で、茶色くて丸い虫を見かけて、「これもコガネムシ?」と首をかしげることがありますよね。コガネムシと聞くと、緑に光る姿を思い浮かべる人が多いので、茶色い虫だと、なおさら別の虫に思えてきます。小さいもの、大きいもの、黄色っぽいものまであって、迷うのも無理はありません。
先に結論をひとつ。茶色いコガネムシのように見える虫は、大きさ・つや・見かけた場所で見当をつけます。小さめで葉に集まる虫、大きめで夜の明かりに来る虫、と分けていくと整理しやすくなります。種類の名前は「〜と言われる」くらいにとどめて、確かめたい時は写真を撮って図鑑で見比べるのが確実です。
どの場合も、素手でつかまず、触れたら石けんで手を洗うのが基本です。
ケース別に読む:茶色い虫の見当をつけたい人|小さい茶色の虫が気になる人|大きい茶色の虫が気になる人|黄色っぽい虫が気になる人|臭いが気になる人|どこにいる虫か知りたい人
大きさと色の早見表——小さい茶色・大きい茶色・黄色っぽい
茶色いコガネムシの仲間は、種類がとても多いと言われます。名前を当てるのは難しいので、まず大きさとつや、見かけた場所の3点で分けてみましょう。次の表は、一般に言われている目安です。大きさは、何ミリと測るより、「米粒くらい」「指先くらい」で考えるほうが、野外では使いやすいです。
| 見る点 | 小さめの茶色 | 大きめの茶色 | 黄色っぽい |
|---|---|---|---|
| 大きさ | 米粒くらい | 指先くらい | 小さめから中くらい |
| つや | 控えめ。まだら模様のこともある | 銅色や茶色の、にぶい光 | 全体に淡く、つやは控えめ |
| 見かける場所 | 庭木や草の葉、花 | 夜の街灯、網戸、玄関灯 | 葉や花、明かりのそば |
| 名前の目安 | セマダラコガネなど | ドウガネブイブイなど | 種類の違いのほか、羽化したての虫も |
名前の目安の欄は、あくまで「そう言われることが多い」という程度です。同じ種類でも色や模様にばらつきがあり、確実に決めるには拡大した写真と図鑑が必要です。写真に撮っておくと、あとでゆっくり見比べられます。スマホのレンズに付けたカバーが固くて外れず困る時は、スマホのカメラレンズカバーの外し方も参考にしてください。
なお、茶色いからといって、コガネムシの仲間とは限りません。茶色いカナブンや、花に来る仲間もいます。見分けの考え方はカナブンとコガネムシの違いで整理しています。
小さい茶色の虫——葉に集まる、米粒くらいの虫
庭木や草の葉に集まっている、米粒くらいの茶色い虫は、コガネムシの仲間でも小さめの種類のことが多いです。遠目には地味で、近づくと細かい模様や毛が見えることがあります。葉の上でじっとしていたり、触れそうになると落ちて隠れたりします。
葉を食べる仲間が多いと言われるので、葉が穴だらけになっていたら、その虫が原因かもしれません。ただ、虫の種類は見ただけでは決められないので、素手で触らず、困る時は園芸店や自治体の案内に相談してください。土の中にいる幼虫が根を食べることもあると言われます。木が弱ってきた時も、同じ窓口に聞くと安心です。
大きい茶色の虫——夜の明かりに来る、指先くらいの虫
夜の街灯や網戸にとまる、指先くらいの茶色い虫は、体ががっしりしていて、銅色がかった光沢のあることがあります。夜に明かりへ飛んでくるのは、こうした大きめの仲間によく見られる行動と言われます。昼間は木の葉や草むらにいて、夜になって動き出すと考えられています。
家の中に入ってきた時は、カナブンが家の中にいる時にある外へ出す手順(コップをかぶせる、紙を差し込む、窓の外の植え込みへ)が、そのまま使えます。つぶしたり、素手でつかんだりしないで、ゆっくり出してあげてください。
見分けの手がかりは、大きさのほかに、体の形にもあります。丸くふくらんでいるか、少し平たいか、背中に筋や模様があるか。この3点を覚えておくと、図鑑のページをめくる時に絞り込みやすくなります。夜の虫は、明かりの下で色が実物と違って見えるので、できれば昼間に同じ場所を見直すのもひとつの方法です。
黄色っぽい時——種類・羽化したて・光のせい
黄色っぽく見える茶色い虫は、理由がいくつか考えられます。
- もともと色の淡い種類。体全体が薄い茶色から黄土色の仲間もいる、と言われます
- 羽化して間もない虫。生まれたてのころは色が薄く、時間とともに濃くなる虫もいると言われます
- 光の当たり方。街灯の色や、写真のホワイトバランスで、黄色っぽく見えることがあります
いくつもの理由が重なることもあるので、色だけで名前を決めようとしなくて大丈夫です。形と大きさ、いた場所をメモして、図鑑で見比べてください。
写真を撮る時は、虫に近づきすぎないことがコツです。スマホなら、少し離れてからズームして、真上と横から1枚ずつ撮っておくと、頭の形や脚の様子が見えて、あとで調べる材料になります。虫が飛び立ったら、追いかけずに見送りましょう。
臭い時——触らない・手を洗う
コガネムシの仲間にも、つかまれると身を守るために液を出す虫がいると言われます。においの感じ方は人によって違い、気にならない人もいます。においが気になる時の決まりは、次の3つです。
- 素手でつかまない。動かしたい時は、厚めの紙を使います
- 触れたら石けんで手を洗う。においが残る時は、洗う回数を増やします
- 目や口をこすらない。洗う前に顔を触らないようにします
- 液が目や口に入った、肌が赤くなった、など気になる時は、医療機関に相談してください。液に害があるかどうかを決めつけず、気になる症状があれば相談する、で大丈夫です
- 犬や猫、小鳥が虫を口にしないよう、近づけないでください
どこにいる虫か——庭の葉・街灯・網戸
茶色い虫を見かけやすいのは、庭の葉、夜の街灯、網戸の3か所です。
昼間は葉や草むらにいて、夜になると明かりに飛んでくる、という動きが多いと言われます。窓を開けて明かりをつけていると、網戸に集まりやすくなります。網戸を閉めて、カーテンを引くだけでも、近くに寄ってくる虫は減ります。
公園や雑木林で見つけた虫は、見るだけにして、持ち帰らないでください。集合住宅の共用の植え込みで見つけた時も、そのままにして、気になる時は管理会社に伝えてください。
庭の葉が食べられている時は、虫の特定を急がず、被害の写真を撮って、園芸店や自治体の案内に相談すると安心です。
💡 この困りごとへの提案
散歩で出会った虫を、その場で調べたくなったら、ポケットに入る昆虫図鑑が便利です。写真で見比べると、大きさや色の違いがつかみやすくなります。
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家の中に入った大きめの虫はカナブンが家の中にいる時、カナブンとの見分けはカナブンとコガネムシの違いにまとめています。スマホで虫を撮る時にレンズカバーが固い場合はスマホのカメラレンズカバーの外し方もどうぞ。
まとめ:大きさ・つや・場所で見当をつけ、素手でつかまない
- 茶色い虫は、大きさ・つや・見かけた場所で見当をつける。名前は決めつけない
- 小さめで葉に集まる虫と、大きめで夜の明かりに来る虫に分けると整理しやすい
- 黄色っぽいのは、種類・羽化したて・光のせいのことがある
- 素手でつかまず、触れたら石けんで手を洗う。目や口をこすらず、気になる時は相談する
- 庭の葉が食べられたら、写真を撮って園芸店や自治体へ。公園の虫は持ち帰らない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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