給油口まわりのサビ取り——タンクに粉を入れない安全手順と、進行を止める仕上げ

生活

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給油のたびにチラッと見える、給油口の縁の赤サビ。「まあ見えない場所だし」と閉じてしまいがちですが、ここのサビは塗装の裏側を伝って広がり、気づいた時には蓋ごと交換という進み方をします。小さいうちに止めるのが一番安上がりです。

ただし場所が場所です。すぐ奥はガソリンタンクへの入り口。削りカスや薬剤をタンク側に落とさないこと、火気を絶対に近づけないこと。この2つを守れる範囲——つまり給油口の「外側」だけを、この記事では扱います。

作業の前に:この3つだけは守ってください

  • 給油直後は作業しない。目に見えないガソリン蒸気が残っています。丸1日以上あけて、風通しのよい屋外で
  • 電動工具・ワイヤーブラシの機械がけはNG。火花のリスクと、削りカスが飛び散ってタンク側に入るリスクの両方があります。手作業で十分です
  • 給油キャップを締めた上で、開口部をマスキングテープと布で完全に養生。カスも薬剤も、タンク側には一粒も入れない前提で

手順①:まず洗って、サビの範囲を見極める

泥や埃の上から作業しても効きません。固く絞った布で拭き、サビが「点」なのか「面」なのか、塗装の膨れ(下で広がっているサイン)がないかを見ます。表面の点サビ・ビスまわりのもらいサビなら自分で対処できます。塗装がプクッと膨れている・蓋の裏まで回っている場合は板金塗装の領分です。無理せず見積もりへ。

給油口のサビは「外側だけ・手作業で・養生してから」火気厳禁/給油直後NG/電動工具NG/開口部は完全養生① 洗う・見極め点サビ→自分で対処塗装の膨れ・裏まで→板金塗装へ② サビを落とすサビ取り剤を綿棒で点づけ→拭き取りこするのは最小限③ 塗膜を閉じる防錆→タッチアップペンで薄く重ねる裸の鉄のまま放置NGタンク内部のサビは個人で触らない(薬剤・カスの混入は燃料系トラブルに直結)→業者へサビの原因:飛び石の傷・ビスのもらいサビ・水の溜まり。年1回の点検で早期発見作業は風通しのよい屋外で。静電気除去も忘れずに

手順②:サビ取り剤は「綿棒で点づけ」が基本

給油口の縁は狭くて曲面なので、スプレーではなくジェルタイプのサビ取り剤を綿棒や筆で点づけします。数分置いてサビが浮いたら布で拭き取り。落ちきらない場合だけ、目の細かい耐水ペーパー(1000番以上)で最小限だけやさしくこすります。ゴシゴシ削ると健康な塗装まで剥がして、かえってサビの入口を広げてしまいます。

ビスまわりの「もらいサビ」(ビスのサビが塗装に移ったもの)は、ビス自体がサビの供給源です。ビスごとステンレス品に交換すると再発が止まります。

手順③:落として終わりにしない——防錆と塗膜の「フタ」

サビを落とした直後の鉄は裸の状態で、そのままだと数日でまたサビ始めます。防錆剤を薄く塗り、乾いたら車体色のタッチアップペンで薄く2〜3回重ねて塗膜のフタをします。色番号は運転席ドア付近のコーションプレートに書いてあります。見えない場所なので、多少の色ズレより「塞ぐこと」を優先してください。

タンク内のサビは?——ここから先は個人で触らない

検索すると「タンク内の錆はどう落とす?」という質問も多いのですが、給油口の奥・タンク内部のサビ取りは個人ではやらないのが正解です。薬剤や剥がれたサビが燃料ポンプやインジェクターに回ると、修理費はサビ取りどころではなくなります。タンク内に明らかなサビ・給油時の異物が見える場合は、整備工場で燃料タンクの点検・洗浄を相談してください。バイクと違って車のタンクは降ろすだけでも大仕事なので、プロ領分です。

ゆきこ( ゚Д゚)『うちの車は蓋の縁に点サビ3つ。「そのうちね」と1年放置したら1つが面になってました…。綿棒でチョンチョンやるだけなら10分で終わったのに、と反省してビスも換えました』

使うものはジェルタイプのサビ取り剤と、仕上げのタッチアップペン(車体色)の2つだけです。


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まとめ:小さいうちに落として、塗膜で塞ぐ

  1. 給油直後は作業しない・火気厳禁・電動工具NG・開口部は完全養生
  2. 点サビはサビ取り剤の綿棒点づけ→拭き取り。削るのは最小限
  3. 落とした後は防錆→タッチアップで塗膜のフタ。裸のまま放置しない
  4. ビスのもらいサビはビスごとステンレスに交換で再発を止める
  5. 塗装の膨れ・タンク内部は個人で触らず業者へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

給油口まわりのサビ取り早見表:給油直後は作業せず火気厳禁、電動工具は使わず開口部をマスキングと布で完全養生して削りカスをタンク側に入れない。点サビはジェルタイプのサビ取り剤を綿棒で点づけして拭き取り、落ちない分だけ耐水ペーパー1000番以上で最小限こする。落とした後は防錆剤を塗りタッチアップペンで薄く重ねて塗膜のフタをする。ビスのもらいサビはステンレスビスに交換。塗装の膨れやタンク内部のサビは個人で触らず整備工場へ

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