ナンバープレートのビスが錆びた——回らないネジの外し方と、封印だけは触ってはいけない理由

生活

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洗車のたびに気になる、ナンバープレートの隅の赤サビ。ビスの頭から流れたサビ汁が、プレートに茶色い涙のあとを作っているアレです。車自体はきれいなのに、あの2本のビスだけで一気に古びて見えるんですよね。

ビス交換自体は10分でできる立派なDIYです。ただしナンバープレートには、触っていいビスと、法律上触ってはいけないビスがあるので、そこから話を始めます。

先に大事な話:後ろの「封印」付きビスは絶対に外さない

普通車(白ナンバーの登録車)の後部ナンバー左側のビスには、アルミのキャップ(封印)が被さっています。都道府県名の刻印が入ったあのドームです。

この封印は、運輸支局で取り付けられる公的な封印で、勝手に外すと道路運送車両法に触れます。封印が壊れた・外れた状態で走ることも違反です。封印付きビスが錆びている場合は、DIYの対象外。ディーラーか行政書士経由で「再封印」の手続きになります(数百円〜数千円程度)。

逆に言うと、前のナンバーの2本と、後ろの右側1本(軽自動車は封印がないので全部)は普通のネジ。ここは堂々と交換してOKです。

錆びて回らないビスの外し方——「押し7割・回し3割」

  1. 浸透潤滑剤をビスの頭と縁に吹いて、10分待つ。この待ち時間をケチると全部が長引きます。時間を置いてもう1回吹くとさらに効きます
  2. ドライバーはビスの溝にぴったり合うサイズを使い、押し付ける力7割・回す力3割のつもりで。斜めに当てた瞬間に溝がなめます
  3. 固い場合は回す前に、ドライバーの尻をプラハンマーでコツンと1回。衝撃でサビの固着が切れます
  4. 電動インパクトドライバーは使わないのがおすすめ。錆びたビスは頭が飛びやすく、飛ぶと難易度が跳ね上がります
ビス交換は10分DIY。ただし「封印」だけは聖域最重要:普通車の後部左側「封印」付きビスは外さない(法律違反になる)封印のサビ・破損は、ディーラー/行政書士経由で運輸支局の「再封印」手続きへ① 潤滑剤→10分浸透潤滑剤を吹いて待つ。もう1回吹くとさらに効く② 押し7割回し3割溝に合うドライバーで垂直に押しながら回す固ければ尻をコツン③ ステンレスに交換M6ステンビス+樹脂ワッシャーでもらいサビも予防なめてしまったら:輪ゴムを噛ませて回す→ダメならネジ外しビット→最後はプライヤーで頭をつかむ電動インパクトは頭が飛ぶので使わない。プレートに残ったサビ汁は中性洗剤→コンパウンド少量で盗難対策を兼ねるなら、交換ついでにロックボルト(専用工具式)にする手も

なめてしまった時のリカバリー

もし溝が潰れてしまっても、まだ手はあります。効く順に、①ビスの頭とドライバーの間に幅広の輪ゴムを噛ませて回す(ゴムが溝の隙間を埋めます)、②ホームセンターの「ネジ外しビット(エキストラクター)」を使う③頭が少しでも出ていればプライヤーでつかんで回す。ここまでやってダメなら、無理せずガソリンスタンドや整備工場へ。プロなら数分です。

交換はステンレスビス+樹脂ワッシャーで「再発込み」で断つ

  • ナンバープレートのビスは多くの車でM6サイズ。「ナンバープレート用 ステンレスビス」として2本〜4本セットで数百円です
  • ステンレスなら錆びにくく、樹脂ワッシャーを1枚挟むと、ビスとプレートの接点から出る「もらいサビ」も防げます
  • プレートに残った茶色いサビ汁は、中性洗剤で洗ってから、落ちない分だけコンパウンドを少量。強くこするとプレートの塗装が薄くなるので優しく
  • せっかく外すなら、盗難対策のロックボルト(専用工具がないと回せないタイプ)に替えるのもおすすめです。ナンバー盗難は実際にある犯罪です

作業は平地でパーキングブレーキをかけて。前後ナンバーとも、外したついでにプレート裏の水アカを拭いておくと持ちが違います。

ゆきこ( ゚Д゚)『わが家の車、納車6年でビスだけ真っ茶色。300円のステンレスビスに替えたら「車、洗った?」と夫に言われました。洗ってない。ビスの錆って、思った以上に車全体を老けさせてたみたいです』

交換用はステンレスのナンバープレートビス(ワッシャー付き)を。固着したビスには浸透潤滑剤スプレーをどうぞ。


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まとめ:封印以外は10分DIY。潤滑剤の10分をケチらない

  1. 後部左の封印付きビスは外さない。封印トラブルは再封印手続きへ
  2. 錆びたビスは潤滑剤→10分待つ→押し7割回し3割
  3. なめたら輪ゴム→ネジ外しビット→プライヤーの順でリカバリー
  4. 交換はステンレス+樹脂ワッシャーでもらいサビごと断つ
  5. ついでにロックボルト化で盗難対策も

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ナンバープレートのビス錆の早見表:普通車後部左側の封印付きビスは公的封印なので外さず、ディーラーか行政書士経由で再封印手続き。触ってよいのは前の2本と後ろ右側で軽自動車は全部。外し方は浸透潤滑剤を吹いて10分待ち、溝に合うドライバーで押し7割回し3割、固ければドライバーの尻をプラハンマーで1回叩く。なめたら輪ゴムを噛ませるかネジ外しビット。交換はM6ステンレスビスに樹脂ワッシャーを挟んでもらいサビを予防。盗難対策にはロックボルトも

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