※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
一日の終わりに「さあ」と座ったマッサージチェアが、うんともすんとも言わない。昨日まで普通に動いていたのに。大きくて重くて、簡単に買い替えられるものでもないので、「壊れた?修理っていくら?」と一気に不安になりますよね。
先に結論をひとつ。マッサージチェアが動かない時、口コミやメーカーの案内を読んでいると、本当に故障しているケースより、電源まわりか安全装置で「止められている」ケースのほうが目立ちます。だから、修理を呼ぶ前に自分で確かめられることがいくつかあるんです。ただし、確かめていいのは「外から見える範囲」まで。カバーを開けたり分解したりは、しないでくださいね。どこまでを自分で、どこからをメーカーに、という線引きも含めて、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:電源が入らない人|リモコンが効かない人|途中で止まる人|自分で直そうとしている人|焦げ臭い・煙が出た人|メーカーに相談する人
まず落ち着いて——「壊れた」より「止められている」ことが多い
マッサージチェアは、もみ玉やエアバッグを動かすモーターがいくつも入っていて、体を挟み込まないようにいくつもの安全装置が付いています。座っていない時は動かない、一定時間で自動停止する、熱を持ちすぎたら止まる、といった仕組みです。
この安全装置は「壊れないため」「けがをしないため」に働いているので、動かない=故障、ではありません。まずは「何かに止められていないか」を疑うと、ムダに焦らずに済みます。
自分で確かめる順番①電源まわり——コンセント・ブレーカー・主電源スイッチ
いちばん多いのがここです。確かめる前に、一度電源を切ってから始めてください。
- プラグがコンセントにしっかり刺さっているか。チェアは体重で少しずつ動くので、壁との間でプラグがゆるんでいることがあります。奥まで差し直す
- コンセント自体に電気が来ているか。別の家電(スマホの充電器など)を同じコンセントに挿して確かめる。来ていなければ、部屋のブレーカーが落ちていないか分電盤を見る
- 本体の主電源スイッチ。多くの機種は、リモコンとは別に本体の背面や側面に主電源のスイッチがあります。掃除の時に触れて切れていた、というのはよくある話です
- 延長コード・電源タップを経由していないか。説明書で「壁のコンセントに直接」となっている機種は、タップを外して直挿しにする。タップのスイッチが切れていただけ、ということもあります
- 雷や停電のあとなら。停電のあとに本体の保護機能が働いて、主電源を入れ直すまで動かないことがあります。一度主電源を切り、少し待ってから入れ直す
自分で確かめる順番②リモコン——電池・接続・表示
- 電池式のリモコンなら、電池を新しいものに。表示が薄い、ボタンの反応が鈍いは電池切れのサイン。向きの入れ間違いも多いです
- 有線のリモコンなら、コネクターの差し込み。本体側の差し込み口がゆるんでいないか、コードが椅子の下敷きになっていないか
- リモコンの表示は出るのに本体が動かない。この場合はリモコンの問題ではなく、次の安全装置か本体側の可能性が高いです
- 表示がまったく出ない。電源まわりに戻って、主電源とプラグをもう一度
自分で確かめる順番③安全装置——座面のセンサー・タイマー・過熱保護
電源もリモコンも問題ないのに動かない、途中で止まる。ここで見るのが安全装置です。機種によって仕組みは違うので、必ず説明書の「動かない時は」「安全機能」のページと照らし合わせてください。
- 座面のセンサー。人が座っていない、または座り方が浅くて体重がかかっていないと、動かない機種があります。深く座り直す。逆に、座面に重い荷物を置いたままだと誤動作することも
- タイマーの自動停止。15分など決まった時間で止まるのは仕様です。「途中で止まる」の正体がこれだった、という話はとても多いです
- 過熱保護。連続で使ったあと、モーターが熱を持つと止まって、冷めるまで動かない機種があります。30分〜1時間ほど電源を切って休ませてから、もう一度
- 背もたれやフットレストの可動範囲。壁や家具に当たっていて動けない、床のじゅうたんが巻き込まれている。周りに物がないか、椅子の後ろと足元を見る
- ふたやカバーの開閉センサー。もみ玉部分のカバーやジッパーが開いていると動かない機種があります。閉め直す
もしリモコンや本体にエラーの番号や記号が出ているなら、そこが一番の手がかりです。説明書の一覧にあれば、その指示どおりに。一覧にない、または指示どおりにしても消えないなら、それはメーカーに伝える情報になるので、写真に撮っておくと相談がスムーズです。
自分でやるのはここまで——カバーを開けない・分解しない・無理に体を入れない
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。上の①〜③を試しても動かないなら、そこから先は自分で触らないと決めてください。
- カバーを開けない、ネジを外さない。中には電気の配線と、モーター、ばね、金属の部品がぎっしり入っています。通電した状態で触れる危険があるだけでなく、一度開けると元に戻せず、保証も切れます。分解を考えている人はマッサージチェアの分解は自分でやらないほうがいい理由を先に読んでください
- 止まった状態で、無理に体を入れたり引き抜いたりしない。もみ玉が背中に当たったまま止まった、足がフットレストに挟まったまま、という時は、まず電源を切って、リモコンや本体の「戻す」「解除」操作があれば説明書のとおりに。それでも動かないなら、力ずくで抜こうとせず、家族に手伝ってもらってゆっくり体をずらす。無理に引くと、体のほうを痛めます
- 本体を揺すったり、叩いたり、傾けたりしない。重量物なので、倒れたら大きなけがにつながります
- 水や洗剤で拭いて直そうとしない。電気の道具なので、内部に水が入ると別の故障を招きます
異臭・焦げ臭い・煙・激しい異音——すぐプラグを抜いて、使うのをやめる
「動かない」に加えて、こんな様子があれば、確かめる作業自体をやめて、すぐプラグを抜いてください。
- 焦げたようなにおい、プラスチックが溶けるようなにおい
- 本体やコードから煙が出た、プラグやコードが熱い、変色している
- ガリガリ・バキッという大きな音がしてから動かなくなった
- コードに傷や折れ、断線しかけている箇所がある
冷めたからといって自分で入れ直さず、そのままメーカーか販売店に連絡を。子どもやペットが近づかないように、リモコンも一緒に手の届かない所へ置いておくと安心です。
メーカー・販売店へ相談する——保証・出張修理・修理か買い替えの目安
マッサージチェアは重くて大きいので、多くのメーカーが出張修理に対応しています。相談の時に手元にあると話が早いものを並べておきますね。
- 型番と購入時期。本体の背面や説明書の表紙にあります。保証書があれば一緒に
- どう動かないか。「電源は入るが動かない」「途中で止まる」「特定の動きだけしない」。エラー表示は写真で
- 自分で確かめたこと。上の①〜③をやった、と伝えると、同じ確認を繰り返さずに済みます
- 設置場所の状況。2階か、搬入経路が狭いか。出張修理の段取りに関わります
修理するか買い替えるかは、見積もりを取ってから決めるのがいちばん確実です。修理費用は、故障の場所と部品、出張の距離で大きく変わるので、私からは金額を言えません。保証期間内なら先に保証の範囲を確認し、期間が過ぎていれば「見積もりだけ」を頼めるかを聞いてみてください。買い替えに傾いたら、マッサージチェアのデメリットとマッサージチェアで後悔した理由で、次に同じ後悔をしないための見どころを先に読んでおくと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『「チェアが壊れた」と電話が来て、行ってみたら掃除機をかけた時に本体の主電源が切れていただけ、という話は本当によく聞きます。プラグの差し直しと主電源、この2つで動くことが多いんですよね。焦る前に、まず電源。私も家電がおかしい時は、同じ手順で疑うようにしています』
リモコンが効かない時に意外と多いのが電池切れです。予備の電池を1組だけ決まった場所に置いておくと、「壊れた?」と焦る回数がぐっと減ります。なお、マッサージチェアは壁のコンセントに直接挿すのが基本で、電源タップや延長コードの使用を禁じている機種が多いので、そこは説明書どおりに。
あわせて読みたい
動かないついでに「もう分解して処分しようかな」と考えている人は、マッサージチェアの分解は自分でやらないほうがいい理由と頼み先へ。買い替えを考えるならマッサージチェアで後悔した理由と失敗しない選び方と、マッサージチェアのデメリットもあわせてどうぞ。
まとめ:電源→リモコン→安全装置の順に見て、それ以上は触らずメーカーへ
- 動かないの多くは故障ではなく「止められている」。まず電源まわりを疑う
- 順番は電源→リモコン→安全装置。座面センサー・タイマー・過熱保護は説明書で照らす
- カバーを開けない・分解しない・無理に体を入れない。ここから先は自分で触らない
- 異臭・焦げ臭い・煙はすぐプラグを抜いて使用中止。冷めても入れ直さない
- メーカー・販売店に型番と症状を伝える。修理か買い替えは見積もりで決める
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



コメント