絵馬を家に飾ってもいい?——持ち帰った絵馬の置き場所と、願いがかなった後の扱い

生活

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お参りの帰りに授かった絵馬。願い事を書いて掛けてくる人もいれば、干支や縁起の絵柄に惹かれて持ち帰る人もいます。そして家に着いてから、「このまま飾っていいのかな」「どこに置けば失礼にならないかな」と急に迷いはじめるんですよね。

先に結論をひとつ。絵馬は奉納所に掛けるのが一般的ですが、記念に持ち帰って飾る人もいます。家に飾るなら、目線より高い、清潔で落ち着いた場所に。そして、願いがかなった時や年の区切りには、授かった所の案内に従って納め所へ返すことが多いようです。

細かい決まりは、授かった所や家ごとに違います。この記事では「だいたいこう考えられることが多い」という目安を、置き場所・飾り方・返し方・名前入りの絵馬の扱いの順に見ていきます。迷った時に確実なのは、授かった所の案内に聞くことです。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ持ち帰った絵馬がある→高くて清潔な所に置く第1章へ ▶飾り方を知りたい→立てる・かけるで選ぶ第2章へ ▶願いがかなった・たまった→授かった所へ返す第3章へ ▶名前が書いてあって心配→人目と置き場所を考える第4章へ ▶

ケース別に読む:置き場所を知りたい人|飾り方を知りたい人|返し方を知りたい人|名前入りが心配な人

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持ち帰った絵馬の置き場所——高く、清潔で、落ち着く所に

まず置き場所です。絵馬は願いを込めた物なので、床や足元の低い所には置かないのが一般的な考え方とされています。目線より高い棚の上や、飾り棚の一角など、ふだんから物を積んだり足を乗せたりしない場所が向いています。

置き場所を決める3つの目安1高い所目線より上→2清潔な所ほこりを払う→3落ち着く所人の通り道を外す
置き場所 向く点 気をつけること
棚の上・飾り棚 目線より高く、ほこりを払いやすい 物を上に重ねない。ぐらつかない面に
机や本棚の上段 毎日目に入り、読み返せる 書類や飲み物の近くは避ける
玄関まわり 出入りの時に目に入る 人の出入りが多く、ほこりや湿気が気になる所
キッチン・水まわり 向く場面は少なめ 油や湯気、水はねで傷みやすい
床・収納の奥 おすすめしにくい 見えなくなり、たまった物の下になりがち

置き場所を決めるコツは、「掃除のたびに自然とほこりを払える高さか」を考えることです。毎日目に入る場所に置いておけば、願いを思い出すきっかけにもなります。

日当たりも少し気にしてみてください。直射日光が当たる窓辺は、絵柄の色があせたり、木の板が反ったりしやすいんです。明るすぎない棚の方が、長くきれいに保てます。

置いたあとも、季節の変わり目や大掃除のタイミングで、板に割れがないか、ひもがほつれていないかを軽く見ておくと安心です。ひもが傷んでいたら、壁にかけるのをやめて、スタンドで立てる形に切り替えましょう。絵柄は正面から見えるように向きをそろえておくと、手に取る時もあわてません。

飾り方——立てて置く? 壁にかける?

飾り方は、大きく「立てて置く」と「壁にかける」の2通りです。どちらを選んでも、落ちない・倒れない・小さな子の手が届かないの3点がそろっていれば安心です。

飾り方は2通り1立てて置くスタンドを使う平らで安定した面→2壁にかけるフックで下げる重さに合う物を選ぶ
  • 立てて置く。木のスタンドや小さなイーゼルに立てかけます。置く面は平らで、ドアの開け閉めや足音でゆれない棚を選びます。絵馬の裏側のひもは、後ろに回してすっきりさせると倒れにくくなります
  • 壁にかける。ひもの輪をフックに通して下げます。フックは絵馬の重さに合う物を選び、壁の素材に合った付け方で。付けたら軽く引いて、落ちてこないかを確かめます
  • 小さな子やペットがいる家。ひもが付いた物は、引っぱったり口に入れたりしやすい高さに置かないでください。ベッドや布団の真上も避けます

壁に穴をあけたくない時は、立てて置く方が手軽です。賃貸の家やマンションで壁にフックを付けにくい場合は、スタンドを選ぶと落ち着きます。壁にフックを付ける時の考え方は、破魔矢の飾り方(マンション)の記事も参考になります。

ゆきこ( ゚Д゚)『飾る場所を最初に決めておくと、迷いがぐっと減りますよね。置き場所が決まれば、掃除のついでにほこりを払う習慣もつきやすいと思います』

💡 この困りごとへの提案

飾る場所が決まったら、絵馬が倒れにくい木のスタンドが1つあると便利です。細い板を差し込むタイプは、絵馬の厚みに合うかどうか、幅の目安を見て選んでください。


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願いがかなった後・たまった時の返し方——授かった所の納め所へ

絵馬は、願いがかなった時や、年の区切りに、授かった所の納め所に返すことが多いとされています。「お礼を伝えて、役目を終えた絵馬を返す」という考え方です。いつ返すかは、授かった所の案内や、家の考え方で決めて大丈夫です。

  • 返す時期。願いがかなった時、次にお参りに行く時、年の区切りなど、家ごとのタイミングで。迷ったら授かった所の案内を見てください
  • 遠くて行けない。授かった所の案内を確かめます。受け付け方は場所によって違うので、「必ず行かなければならない」と思い詰めなくて大丈夫です
  • いくつもたまった。数が増えたら、次にお参りに行く時にまとめて持っていく考え方があります。たまる前に「この棚に置ける数まで」と決めておくのも手です

返す前に、絵馬を手に取って「ありがとう」と心の中で伝える人もいます。形式にこだわらなくても、気持ちを込めて丁寧に扱うことが大事とされています。返す日までの間は、湿気の少ない棚に置いたり、ほこりよけに薄い紙で包んだりして、傷まないように保管しておきましょう。

どうしても返しに行けず、家で手放す時は、紙で包み、住んでいる自治体の分別表で出し方を確かめるのが一般的な考え方です。出し方は自治体ごとに違うので、分別表や窓口の案内に従ってください。

家で手放す時の流れ1紙に包む感謝を込めて→2分別表を見る自治体の表で確認→3決まりに従う出し方を守る

絵馬を返す場所や納め方は、お参りした所によって違います。この記事で紹介した手順より、授かった所の案内が優先です。返し方の考え方は、おみくじの保管方法でも似た流れを紹介しているので、あわせて読んでみてください。

よくある迷い——名前が書いてある・人目・家族の考え

最後に、飾る前によく出る迷いを順に見ていきます。

  • 家族の名前や願い事が書いてある。名前や住所が見える絵馬は、個人情報でもあります。玄関先や窓際など来客の目に入る場所に長く出しておくより、家族だけが目にする棚の方が落ち着きます
  • 家族が「飾るのはちょっと」と感じている。考え方は人それぞれです。無理に飾らず、箱や引き出しにしまって大切に保管する形もあります。しまう場合も、湿気の少ない所に
  • 飾る期間が決まっていない。年の区切りに一度見直して、飾り続けるか返すかを決めるとすっきりします
  • ひとつ前の絵馬が残っている。新しい絵馬を飾る前に、前の絵馬をどうするか決めておくと、棚がいっぱいになりません

家族みんなが目にする場所に置く場合は、「ここは触らないでね」とひとこと共有しておくと、掃除の時に動かされたり、お子さんが手に取ったりするのを防げます。置き場所を家族で話し合って決めておくと、あとで迷いません。

「飾る」「しまう」「返す」のどれを選んでも、感謝を込めて丁寧に扱っていれば、それでよいとされることが多いです。形にこだわりすぎず、無理のない続け方を選んでください。

なお、縁起物の置き場所の考え方は、破魔矢の捨て方の記事もあわせてどうぞ。手放す前に授かった所の案内を確かめる、という目線は同じです。

あわせて読みたい

お参りで授かったおみくじをどうするか迷った時はおみくじの保管方法を、正月飾りの破魔矢の置き場所は破魔矢の飾り方(マンション)を、手放す時の考え方は破魔矢の捨て方をどうぞ。

まとめ:絵馬は高く清潔な所に。返す時は授かった所の案内を先に

  1. 置き場所は高く清潔な所。床や足元には置かず、目線より上の棚へ
  2. 飾り方は立てるかかけるか。落ちない・倒れない・手が届かない
  3. 返す時は授かった所の納め所へ。願いがかなった時や区切りに
  4. 家で手放す時は紙で包んで分別表。出し方は自治体の表に従う
  5. 名前入りは人目に長く出さない。迷ったら授かった所に聞く

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

絵馬を家に飾る時の早見表:置き場所は目線より高く清潔で落ち着く棚の上、床や足元は避ける。飾り方は木のスタンドで立てて置くか、フックで壁にかけるか。落ちない、倒れない、小さな子やペットの手が届かない所に置く。名前や願い事が書いてある絵馬は来客の目に入る場所に長く出さない。願いがかなった時や年の区切りには授かった所の納め所へ返す。家で手放す時は紙で包み、自治体の分別表で出し方を確かめる。迷ったら授かった所の案内に従う

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