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手作りのポチ袋に水引を付けたい。贈り物の袋や箱に、飾りとして添えたい。そう思って手に取ったものの、「どうやって留めるの?」「ずれない?」と、手が止まること、ありますよね。水引は紐のようでいて、形を保つ性質があるので、普通の紐とは付け方が少し違います。
先に結論をひとつ。手作りの水引飾りは、封筒には糊やテープで留め、袋や箱には紐や持ち手に通して結ぶのが基本の考え方です。そして、お祝いやお悔やみなど、結び方や色の決まりが気になる場面は、のし袋の表示や、贈り先の地域のならわしに合わせてください。ここでは、手作りの飾りや贈り物のラッピングとして使う場面を中心に、付け方と代わりの物、使い終わった後の扱いを見ていきましょう。
ケース別に読む:付け方の全体を知りたい人|封筒・ポチ袋に付けたい人|袋・箱に付けたい人|決まりがある場面で使う人|水引がない人|捨て方・しまい方を知りたい人|針金入りの先端が気になる人
付け方の早見表——封筒・ポチ袋・袋・箱
水引は、まず「何に付けるか」で留め方が決まります。早見表にすると、こうなります。
| 付ける相手 | 基本の留め方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 封筒・ポチ袋 | 糊や両面テープで貼る。切り込みに通して固定する方法もある | 糊は乾いてから持ち上げる。水引の重みで傾かないか確かめる |
| 紙袋・布のポーチ | 持ち手や口の紐に通して結ぶ | 結んだあと、形を整える。ほどけやすい時は裏で縫い留める |
| 箱 | 箱にかけた紐の交差部分に添えて結ぶ | 箱を持ち上げた時に外れないか、引いて確かめる |
| カード・しおり | 台紙に糊で貼る。穴を開けて通す方法もある | 厚みが出るので、封筒に入れる時は入るか先に確かめる |
水引は、手で曲げると形が決まる性質があります。付ける前に、飾りの形を整えておくと、留める時に位置を決めやすくなります。
水引の太さや色は、付ける相手の大きさに合わせると、バランスが取れます。小さなポチ袋に太い水引を付けると、重くなって傾きやすく、大きな紙袋に細い水引では、頼りなく見えます。迷ったら、付ける面より控えめな大きさの飾りから試すと、整えやすくなります。
封筒・ポチ袋に付ける——糊やテープで留める
封筒やポチ袋に付ける時は、飾りを作ってから、貼る位置を決めます。位置が決まったら、糊や両面テープで貼って、乾くまで動かさずに置きます。
- 位置は中央か、少しずらすか。封筒のふたの折り目にかかると、閉じにくくなります
- 糊は水引の裏側に少しだけ。はみ出すと、乾いた時に封筒が波打ちます
- 重みで傾く時は、台紙を一枚重ねる。水引が封筒に直接触れる面を広くすると、安定します
- 中身を入れてから貼る。貼った後で入れようとすると、飾りが曲がります
しおりやカードの飾りにしたい時は、しおりの手作りの台紙の作り方が使えます。
袋・箱に付ける——持ち手や口の紐に通して結ぶ
紙袋やポーチ、箱に付ける時は、貼るより通して結ぶ方が、外れにくくなります。持ち手の根元や、口を閉じる紐に水引を通し、結び目を整えます。結んだ後に、そっと引いて、ゆるみがないかを確かめましょう。
水引は形を保つので、結んだあとで少し角度を変えて整えると、見栄えがよくなります。ただ、何度も曲げ直すと、中の芯が折れたり、表面の糸がほぐれたりするので、整えるのは少なめに。ほどけやすい時は、結び目の裏を、糸で小さく縫い留めておくと、持ち運んでも外れません。
箱に付ける時は、箱のふたに水平に置いて、斜めになっていないかを確かめます。水引の端が箱の角から出ていると、運ぶ途中で引っかかって外れやすくなります。端は箱の面の内側におさめ、必要なら、裏で小さなテープで留めておきましょう。
決まりがある場面——のし袋の表示と地域のならわしを確かめる
ここまでは、ポチ袋や贈り物のラッピングなど、自由に選べる場面の話です。一方で、お祝いやお悔やみの場面では、水引の結び方や色、本数に、決まりやならわしがあります。この決まりは、地域や家、贈る相手によって違うことがあるので、手作りで済ませるのではなく、のし袋に書かれた表示や、贈り先の地域のならわしに合わせるのが基本です。
迷う時は、のし袋に付いている水引の表示を見るか、贈り先の地域に詳しい人や、贈り物を扱うお店に聞いてください。お歳暮のような贈り物の時期や、表書きの考え方は、お歳暮はいつまでに贈る?で確かめられます。
水引がない時の代わり——紙紐・リボン・糸で
手元に水引がない時は、飾りとして使うなら、似た役割の物で代わりになります。ただし、お祝いやお悔やみなどの正式な場面には使わない前提で選んでください。
- 紙紐(ペーパーコード)。形を保ちやすく、水引に近い雰囲気です。色数が多く、手に入りやすい紐です
- リボン。結んだ形が柔らかくなります。幅の細い物の方が、封筒に付けやすいです
- 刺繍糸・毛糸。何本かまとめて編むと、太さが出ます。ほどけにくいように、端を結んで止めます
- 麻ひも。素朴な雰囲気になります。ほつれやすいので、端を軽く結んでおきます
代わりの物は、水引のように曲げた形を保てない物が多いので、貼る位置や結び目で固定する手立てが要ります。形をしっかり保ちたい時は、芯の入った紙紐や、細めのワイヤー入りの紐を選ぶ方法もあります。
色選びでは、贈る場面に合う色かどうかも、頭の片隅に置いておきましょう。同じ色でも、場面によって受け取る側の印象が変わることがあります。手作りの飾りでも、お祝いやお悔やみに近い場面で使う時は、のし袋の表示や、贈り先の地域のならわしに合わせる、という考え方に戻ると、迷いが減ります。
使い終わった水引の扱い——捨て方としまい方
使い終わった水引や、余った切れ端は、自治体の分別表で確かめて出してください。紙や糸でできた物と、針金が入った物とで、分け方が違う自治体もあります。迷った時は、自治体の窓口や分別の案内で聞くのがいちばん確かです。
とっておきたい時は、湿気の少ない場所で、つぶれない箱や袋にしまいます。湿気が多いと、糊が緩んだり、色が移ったりします。直射日光も、色あせの原因になるので避けましょう。
針金入りの先端と、子どもの手の届かない所
水引の中には、針金や芯の入った物があります。切った先端が、むき出しでとがっていることがあるので、先端は内側へ折り込むか、テープで覆ってから使ってください。指を刺したり、袋の中身を傷つけたりしないためです。
切る時は、水引に合った道具を使います。針金入りの水引は、はさみの刃が傷むことがあるので、商品の表示や説明書に合う道具を選んでください。刃物は大人が使い、切れ端は拾い集めます。切れ端や小さな飾りは、小さな子どもの口に入る大きさです。手の届かない所にしまいましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『水引って、きれいに結べると、それだけで贈り物の印象が変わりますよね。ただ決まりが関わる場面は、自己流より表示やならわしを確かめる方が、結局は気持ちよく渡せると思います』
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まとめ:封筒は貼る、袋は通して結ぶ。決まりのある場面は表示とならわしを確かめる
- 付け方は相手で決める。封筒は糊やテープ、袋や箱は通して結ぶ
- 貼る時は、糊を少なめにして乾かす。中身を入れてから貼る
- お祝いやお悔やみは、のし袋の表示と地域のならわしを確かめる
- 水引がない時は紙紐・リボン・糸が代わり。正式な場面には使わない
- 針金入りは先端を内側へ。切れ端は子どもの手の届かない所に置く
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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