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白い大きな花が咲く低木を見て、「これはノリウツギ? それともアナベル?」と迷うことはありませんか。どちらも夏に白い花をつけるので、並べて見ないと違いが分かりにくいですよね。
先に結論をひとつ。ノリウツギは円すい形(三角に近い形)の花房、アナベルは丸い手まり形の花房になると言われます。そして、どちらもその年に伸びた枝の先に花が咲くと言われ、冬に切っても咲きやすい点は似ています。花の形を見れば、まず見分けられる。そのうえで、色の変わり方や切る時の考え方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:花の形で見分けたい人|花の色の変わり方が気になる人|名前や仲間の関係を知りたい人|切る時期の考え方を知りたい人|大きくなって困っている人|安全面が気になる人
見分けの早見表——花房の形がいちばんの目印
ノリウツギとアナベルを見分けるいちばんの目印は、花房の形です。咲いている時期なら、遠くからでもだいたい分かると言われます。表にまとめます。
| 見る所 | ノリウツギ | アナベル |
|---|---|---|
| 花房の形 | 円すい形(三角に近い形) | 丸い手まり形 |
| 花のつくり | ふちに大きな花、中は小さな花が多い | 大きな花が全体にぎっしり並ぶ |
| 色の変わり方 | 白からだんだん色づくことがあると言われる | 咲き始めは黄緑、白になって、また緑がかると言われる |
| 咲く枝 | その年に伸びた枝の先と言われる | その年に伸びた枝の先と言われる |
| 木の様子 | 勢いがあり、大きくなりやすいと言われる | 株元から枝がたくさん出る |
花房の形は、咲き進むほど変化することがあります。咲き始めの丸っこい時期は、円すい形でも丸く見えることがあるので、花が満開に近い頃に見比べると見分けやすくなります。迷った時は、ほかの特徴と合わせて考えるのがおすすめです。
花の色の変わり方——白から色づく、緑から白へ
見た目の違いは、咲き進んだ時の色にも出ると言われます。アナベルは、咲き始めに黄緑がかっていて、満開で白くなり、時間がたつとまた緑がかる様子が知られています。一方、ノリウツギは、白い花がだんだんと色づいていくことがあると言われます。
ただし、色は日当たりや気温、咲いてからの日数で変わります。色だけで判断せず、花の形と合わせて見るのがコツです。園芸店の苗なら、ラベルに種類が書かれているので、まずそこを確認してください。
花の色や形は、植えた場所の条件でも違って見えます。同じ種類でも、日当たりや土の状態で、花房の大きさや色の濃さが変わることがあります。
どっちを植えるか迷っている人には、次のような見方もあります。
- 丸くまとまった花房が好みなら、アナベルの手まり形が合います
- 円すい形のすらりとした花房が好みなら、ノリウツギの仲間が合います
- 庭の広さを考えて、大きくなりやすいほうは、置き場所に余裕のある所へ
- 切り花やドライにしたい場合は、花の形と持ちの違いを、苗のラベルや園芸店で確かめる
どちらも夏の庭で白い花が目を引く低木なので、花の形の好みと、庭の広さで選ぶと、あとから困りにくくなります。
名前や仲間の関係——ミナヅキとは
ノリウツギの仲間には、ミナヅキと呼ばれるものがあると言われます。どれも円すい形の花房になるタイプとして知られているので、「ノリウツギの仲間」と覚えておけば、ほぼ困りません。
一方、アナベルはアジサイの仲間で、ノリウツギとは別の種類と言われます。同じアジサイの仲間として語られやすいので、並べて見ると似て見えるのです。
花が咲いていない時期は、葉の形や木全体の様子も見比べます。ただ、葉の形は種類や育ち方で違いが出るので、花の形ほど決め手にはなりにくいと言われます。迷ったら、写真を撮って、咲く時期にもう一度見比べるのがいちばん確実です。
切る時期の考え方——その年に伸びた枝の先に咲く
ノリウツギもアナベルも、その年に伸びた枝の先に花が咲くと言われます。そのため、冬に切っても花が咲きやすいとされています。前の年の枝に花芽をつけて、切ると咲かなくなるタイプとは、切り方の考え方が違うのが特徴です。
- 切る月は、地域や気候で変わります。月を決めてしまうより、苗のラベルや地元の園芸店の案内に合わせてください
- 花が終わったら、花房の下で、手の届く範囲の枝を整えます
- 道具は、手で使う剪定ばさみで、刃先を自分や子どもに向けません。使ったら、子どもの手の届かない所へ
切る位置や深さによって、翌年の花の大きさや数が変わることがあると言われます。強く切るほど、花房が大きく、枝が長くなる傾向があるとも言われますが、強く切りすぎると枝が倒れやすくなることもあります。迷った時は、控えめに整えるところから始めるのが無難です。
花が終わった花房は、そのまま残しておくと、冬に枯れた姿を楽しめるという見方もあります。切らずに残すか、整えるかは、庭の見た目の好みで決めて大丈夫です。ただし、雨や雪で花房が重くなり、枝が倒れることもあるので、傾いてきたら、手の届く範囲で整えます。
切った枝や花は、自治体の分け方に沿って出します。空き地や川原、山に捨てることは避けてください。
大きくなった時は手の届く範囲まで
ノリウツギは勢いがあって大きくなりやすいと言われます。庭で扱いきれなくなってきたら、手の届く範囲までを自分で整えて、それ以上は造園業者に相談するのが安全です。
- 脚立に乗らなければ届かない高さの枝は、自分で切りません
- 幹を切る、根ごと抜く、といった大がかりな作業は、業者に任せます
- 隣家に枝がはみ出している時は、勝手に切らず、話し合いで進めます
- 集合住宅の共用の庭の木は、管理規約や管理組合に確かめます
大きくなる勢いは、植えた場所の日当たりや土で変わります。まだ小さいうちに、将来どれくらい広がっても困らない場所かどうかを考えて、玄関や通路、隣との境からは離して植えておくと、あとで悩まずにすみます。
見分けがどうしてもつかない時は、咲いている花の写真を持って、園芸店や公園の緑の相談窓口で聞くと確かです。名前が分かると、切る時期や大きさの見通しも立てやすくなります。
口に入れない・ペットの安全
- 口に入れない。アジサイの仲間の葉や花は、食べたり、料理の飾りに使ったりしません。口に入れた時は、医療機関や中毒の相談窓口へ
- 猫・犬・小鳥。かじらないように、届かない場所へ
- 公園や他人の庭。咲いている枝や株を持ち帰りません
ゆきこ( ゚Д゚)『似た花を見分けるのって、パズルみたいで楽しいですよね。迷ったら、花の形を落ち着いて見るのが先だと思います』
💡 この困りごとへの提案
枝を整える時は、手になじむ剪定ばさみが一本あると、切り口がきれいになって、作業もはかどります。
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まとめ:円すい形はノリウツギ、丸い手まり形はアナベル。切る時は手の届く範囲まで
- 花房の形で見分ける。円すい形はノリウツギ、丸い手まり形はアナベル
- 色は目安にとどめる。日当たりや咲いてからの日数で変わる
- どちらもその年の枝の先に咲くと言われる。月は地域とラベルで確かめる
- 大きくなったら手の届く範囲まで。高い所や幹は造園業者へ
- 口に入れない・ペットに注意。刃物は子どもの手の届かない所へ
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手順を1枚にまとめています。



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