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庭や玄関で、黒っぽい虫が地面をせかせかと歩いているのを見ると、「これは何の虫だろう」と気になりますよね。名前を調べると「オサムシ」と「ゴミムシ」が出てきて、どちらなのか迷う人も多いようです。
先に結論です。どちらも地面を歩く黒っぽい虫のなかまです。オサムシは体が大きめで、後ろの羽が退化していて飛べないものが多く、ゴミムシは小さめのものが多く、飛ぶものもいます。そして、どちらも触ると、においのある液を出すことがあるので、素手でつかまないのが決まりです。見分け方と、家の中に入った時の対応を順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:名前が知りたい人|触ってにおいがした人|家の中に入っている人|見分けがつかない人|子どもやペットが心配な人
見分けの早見表——大きさ・飛ぶか・いる場所
見る所は3つだけです。細かい種類までは考えず、まずは大きめか小さめか、飛ぶかどうかで分けてみましょう。
| 見る所 | オサムシ | ゴミムシ |
|---|---|---|
| 大きさ | 大きめのものが多い | 小さめのものが多い |
| 飛ぶか | 後ろの羽が退化して、飛べないものが多い | 飛ぶものもいる |
| いる場所 | 地面を歩き回る | 石の下や明かりの近く |
あくまで目安です。大きさは見る人の感じ方で変わりますし、種類がたくさんいるので、表のとおりにならない虫もいます。「だいたいこちらかな」くらいに考えておくと、迷いすぎずに済みます。
頭と胸が細長く、全体が大きめの黒っぽい虫なら、オサムシのなかまの中でもマイマイカブリかもしれません。オサムシとマイマイカブリの違いで、頭と胸の形を見比べられます。
見た場所も、手がかりのひとつになります。オサムシは地面の上を歩き回っていることが多く、ゴミムシは石の下や明かりの近くで見かけることがあります。玄関の隅や靴の近く、庭の植木鉢のまわりなど、見かけた場所をメモしておくと、あとで図鑑を見る時に役立ちます。
夜に明かりの近くで見た、羽を広げて飛んだ、という場合は、
ゴミムシのほうが近いと考えられます。ただし、飛ぶ姿を見られないことも多いので、決め手にはしないでください。
触るとにおいのある液を出すことがある——素手でつかまない
どちらの虫も、触ると、においのある液を出すことがあります。においの正体が分からなくても、対応は変わりません。覚えておくことは、次の3つだけです。
- 素手でつかまない。においの液がつくと、落ちにくく感じることがあります
- 触ったら石けんで手を洗う。においが気になる時も、まず洗います
- 目や口のまわりをさわらない。手を洗う前に顔に触れないようにします
うっかり触ってしまったら、あわてず、そのまま流しへ行って石けんで洗いましょう。洗ったあとも目がちくちくする、赤くなる、といった様子が続く時は、無理せず医療機関に相談してください。
子どもは、虫を見ると手を伸ばしたくなります。小さな子には、「触らないで、見るだけ」と先に伝えておくと安心です。犬や猫も、追いかけて口に入れてしまうことがあるので、外で見つけたら近づけないようにしてください。
家の中に入ってきた時——コップと紙で外へ出す
玄関や床を歩いている時は、慌てなくて大丈夫です。素手でつかまず、コップをかぶせて下に紙を差し込み、そのまま外の草や木の根元へ放す。手順は3つです。
- コップをかぶせる。虫が止まった時を待って、上から透明なコップをゆっくりかぶせます
- 紙を差し込む。コップと床の間に、少し硬さのある紙をすべらせてふたをします
- 外へ放す。コップと紙を合わせたまま外へ出て、草や木の根元へ放します
歩く速さがあるので、追いかけると逃げ回って、見失いやすくなります。止まるまで少し待ってからかぶせるほうが、うまくいきます。見失った時は、部屋のドアを閉めておけば、ほかの部屋へ広がりません。
コップをかぶせる時は、虫の動きが落ち着いている時を選び、手を近づけすぎないようにします。ふたにする紙を差し込む時は、コップの縁をしっかり押さえて、すき間から出ないようにゆっくり進めてください。うまくいかなくても、やり直せば大丈夫です。
外へ出す間は、子どもとペットに別の部屋で待ってもらうと安心です。使ったコップと紙は洗うか処分して、食器とは分けておき、外へ出せたら手を洗っておきます。
家の中へ入りやすい日があるなら、入り口の見直しも役に立ちます。窓や網戸のすき間は、網戸を閉めてるのに虫が入る原因で確かめられます。
名前が決まらない時——写真を撮って図鑑と見比べる
黒っぽい歩く虫は、似たものがたくさんいます。その場で無理に名前を決めなくても、困ることはありません。気になる時は、虫を捕まえずに、離れた所から写真に撮ります。
- 真上から全体を撮ると、体の形が分かります
- 横から撮ると、脚の長さや頭の形が見えます
- 全体が入る距離から撮ります。近づきすぎず、虫に触れない距離を保ってください
撮った写真は、昆虫図鑑と見比べると手がかりが増えます。体が黒っぽくて足が長めなのか、全体が丸みを帯びているのか。まずはそこから見てみましょう。
外で見つけた時は、そのままそっとしておきます。追いかけたり、石や落ち葉をひっくり返したりしなくて大丈夫です。庭の鉢の下などを動かす時は、手袋をして、虫がいないか確かめてからにしましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『黒い虫は、見た目だけで名前を決めようとしなくていいと思います。触らないで、外へ出して、手を洗う。そこまでできれば安心ですよね』
💡 この困りごとへの提案
庭で見かけた小さな虫を、触らずに近くで見たい時は、昆虫図鑑があると便利です。写真と見比べながら、名前を調べる楽しみも増えます。
子どもとペットのために——見るだけにして、手を洗う
- 子どもには、「触らないで見るだけ」と先に伝えておきます
- 犬や猫は、虫に近づけず、リードや抱っこで離れます
- 触ってしまったら、石けんで手を洗い、洗う前に目や口のまわりをさわらないようにします
- 虫を飼うことはしません。外で見つけても、持ち帰らず、そっと見送ります
よくある疑問——どっちか分からない?つかんでもいい?
Q. 大きいか小さいかで、決まりますか?
目安にはなりますが、決め手にはなりません。迷ったら写真を撮って図鑑と見比べてください。
Q. 飛ぶのを見たら、ゴミムシですか?
飛ぶものがいるのはゴミムシですが、飛ぶ姿を見られることは少ないので、見た目と合わせて考えてください。
Q. 素手でつかんでもいいですか?
つかまないでください。においのある液を出すことがあります。コップと紙を使ってください。
Q. 触ってしまいました。
石けんで手を洗い、目や口のまわりをさわらないようにします。
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頭と胸が細長い虫はオサムシとマイマイカブリの違いで、虫の入り口の見直しは網戸を閉めてるのに虫が入る原因で確かめられます。水まわりの黒ずみなら、風呂椅子の汚れ・水垢・黒ずみの落とし方も参考になります。
まとめ:大きさと飛ぶかを見て、素手でつかまず、手を洗う
- どちらも地面を歩く黒っぽい虫。オサムシは大きめで飛べないものが多く、ゴミムシは小さめで飛ぶものもいます
- 触ると、においのある液を出すことがあるので、素手でつかみません
- 触ったら石けんで手を洗い、目や口のまわりをさわりません
- 家の中では、コップをかぶせ、下に紙を差し込み、外の草や木の根元へ放します
- 決めきれない時は、写真を撮って図鑑と見比べます。子どもとペットは近づけません
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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