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寒くなると、コート選びを考え始めますよね。ピーコートとダッフルコートは、どちらも冬の定番として売り場に並んでいて、違いがよく分からないまま迷うことがあります。見た目は似ているようで、よく見ると前の合わせも留め方もはっきり違うんです。
先に結論をひとつ。ピーコートは、ダブルの前合わせと大きなえりのある、丈の短いウールのコートとして売られることが多いです。ダッフルコートは、トグル(棒状のボタン)とひもで留め、フードが付いている物が多いコートです。どちらもカジュアル寄りですが、きちんと見せたい時はピーコートのほうが合わせやすい、という選び方があります。違いを早見表で見たあと、場面で選ぶ考え方、試着で見る所、手入れまで順に見ていきましょう。
ケース別に読む:違いを知りたい人|場面で選びたい人|試着で迷う人|手入れが気になる人|よくある迷いを知りたい人
先に結論——前合わせ・えり・留め具・フードで見分ける
どちらも、もとは寒い地域や海の仕事で着られた防寒着が由来と言われています。今は街着として、色や丈、生地の厚みが商品ごとに違うので、ここでは売り場に並ぶ形の目安として読んでください。
| 見る所 | ピーコート | ダッフルコート |
|---|---|---|
| 前合わせ | ダブル(左右が深く重なる) | トグルとひもで留める |
| えり・フード | 大きめのえり。立てられる物がある | フード付きの物が多い |
| 留め具 | ボタン | トグル(棒状のボタン) |
| 雰囲気 | カジュアル寄りで、きれいめにも合わせやすい | カジュアル寄りで、休日向きの印象になりやすい |
迷った時は、きちんと感を残したいか、動きやすさと防寒を優先したいか、の2つで考えると決めやすくなります。前者ならピーコート、後者ならフード付きのダッフル、というのが入口の目安です。
商品のタグや売り場の札に、素材や作りの説明が書かれています。気になるコートがある時は、先にそこを読んでみてください。
形と留め方の違い——ボタンのピーコート、トグルのダッフル
見分けやすい所は、前の留め方です。
ピーコートは、左右の身ごろが深く重なるダブルの前合わせで、ボタンが2列に並びます。重なりが深いので、前から風が入りにくいと感じやすい作りです。大きめのえりは、立てると首元を覆える物もあり、冷たい風の日に助かります。腰まわりに収まる丈の物が多く、動きやすい一方で、足元は冷えやすいことがあります。
ダッフルコートは、棒状のトグルとひも(ループ)で留めます。ボタンより大きいので、手袋をしたままでも留めやすいのが特徴です。フードが付いている物が多く、帽子の代わりに頭を覆えます。ポケットが大きめの物もあり、荷物を持たずに出かけたい日に便利です。
場面で選ぶ——通勤・休日・子どもと外遊び
見た目の好みはもちろんですが、着る場面を先に決めると、選びやすくなります。
| 場面 | 向く形 | ひとこと |
|---|---|---|
| 通勤・きれいめに | ピーコート | シャツやニットに重ねて、すっきり着やすい |
| 休日・散歩 | どちらも向く | 好みで。フードの有無で選んでもよい |
| 子どもと外遊び | フード付きのダッフル | 頭や首元を守りやすい。ひもに注意 |
| 手袋のまま着たい | トグルのダッフル | 留め具が大きく、扱いやすい |
色選びも、考え方があります。ネイビーや黒、グレーのような落ち着いた色は、手持ちの服と合わせやすく、通勤にも休日にも使えます。明るい色は気分が上がる一方で、合わせる服を選びます。まずは手持ちの服を思い浮かべて、組み合わせやすい色を選ぶと失敗しにくくなります。
子どもと外で遊ぶ日は、フードにひもが付いている物に気をつけてください。遊具に引っかかると危ないので、遊ぶ前にひもを抜く、内側にしまう、ひものない物を選ぶ、といった対策を考えます。トグルが取れかけている時は、ダッフルコートのボタンの付け方も参考にしてください。
試着で迷ったら——肩・袖丈・着丈を確かめる
形が決まっても、体に合わなければ着る機会が減ってしまいます。ウールのコートは厚みがあって重く感じることもあるので、試着の時に次の3つを確かめておくと安心です。
- 肩。腕を前に出したり、上に伸ばしたりして、突っ張らないかを確かめます。肩の線が合っていると、重さが分散して楽です
- 袖丈。中に着る厚手のニットを着たまま試します。手首が出すぎたり、袖が長すぎたりしないか見てください
- 着丈。座った時に裾がつかえないか、電車や自転車で邪魔にならないかを確かめます
中に着る服を持っていくと、実際の着ぶくれ具合が分かります。サイズの表記は商品ごとに違うので、数字だけで決めず、売り場の表示と試着の感触を合わせて選んでください。
手入れの考え方——ブラシと洗濯表示
ウールのコートは、毎日洗う服ではありません。普段の手入れは、洋服ブラシでほこりを払うことが基本です。毛並みに沿って、上から下へなでるようにかけると、ほこりが落ちます。毛羽立ちが気になってきた時は、ウールコートの毛羽立ちの直し方で別に見ています。
- 洗えるかどうかは洗濯表示で。家庭で洗えない表示の物もあります。タグを先に見てください
- 雨や雪で濡れたら、乾いた布で水気を押さえ、ハンガーにかけて風通しのよい所で乾かします
- 暖房の風を直接当てない。形が崩れたり、生地が傷んだりしがちです
長くしまう時は、通気のあるカバーをかけます。ビニールのカバーに入れたままだと湿気がこもりやすいので、しまう前にコートがしっかり乾いているかを確かめてください。
帰宅したら、コートは早めにハンガーにかけます。肩の形が崩れにくい、厚みのあるハンガーを選ぶと、型が保ちやすくなります。
よくある迷い——どっちがカジュアル? 子どもっぽくならない?
Q. どちらがカジュアルですか?
どちらもカジュアル寄りです。フードやトグルのあるダッフルは、休日向きの印象になりやすく、ピーコートはシャツやニットに重ねてきれいめに着やすい、と感じることがあります。
Q. ダッフルは子どもっぽく見えませんか?
色や丈、生地の質感で印象は変わります。無地で落ち着いた色を選び、丈が体に合っていれば、大人が着ても自然に見えます。
Q. 重く感じる時は?
ウールは厚みがあるので、重く感じることがあります。肩に重さがのるかどうかは、試着で確かめるのが確実です。肩が合うだけで、軽く感じることもあります。
Q. 中に厚手のニットを着たい時は?
厚手のニットを着たまま試着してください。身幅や袖まわりに余裕のある物が、動きやすくなります。
ゆきこ( ゚Д゚)『形の違いが分かると、買ってから後悔しにくいと思います。手袋のままでも留めやすいか、袖丈が合うかは、試着で確かめると安心ですよね』
💡 この困りごとへの提案
コートを長く着るなら、洋服ブラシが一本あると手入れが楽になります。着たあとに軽く払うだけで、ほこりが落ちやすくなります。
あわせて読みたい
トグルが取れた時はダッフルコートのボタンの付け方、毛羽立ちが気になる時はウールコートの毛羽立ちの直し方、丈の長いコートと比べたい時はチェスターコートとピーコートにまとめています。
まとめ:留め方と、着る場面で選ぶ
- ピーコートはダブルの前合わせと大きなえり。きれいめにも合わせやすい
- ダッフルはトグルとひもで留め、フード付きが多い。手袋のまま留めやすい
- 子どもと遊ぶ日は、フードのひもに注意。遊ぶ前に抜く、しまう
- 試着では肩・袖丈・着丈を確かめる。中に着る服を持っていく
- 手入れは洋服ブラシと洗濯表示から。濡れたら乾いた布で押さえて陰で乾かす
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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