段ボールの捨て方、紐なしで出せる?——出せるかは自治体で違う。ルールの確認の仕方、紐の代わりに挟む・ガムテープ・紙袋、回収日以外に出せる場所、濡れた段ボールの扱い、溜まる前の収納と大量の時の処分

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回収日の朝、玄関に積んだ段ボールを見て「あ、紐がない」。結局また来週に持ち越して、そのうちに次の通販の箱が届いて、玄関の脇の山がまた高くなる。うちも夫の単身赴任先から荷物が届くたびに、この繰り返しでした。

先に結論をひとつ。紐なしで出せるかどうかは、住んでいる自治体で本当に違います。「畳んで重ねてあれば紐でなくてもよい」という地域もあれば、「必ず紐で十字に縛る」と決まっている地域もあって、ここで「こうすれば大丈夫」と言い切ることはできないんです。だからこの記事の主役は、自分の地域のルールをすぐに確かめる方法。そのうえで、紐の代わりや回収日以外の出し先、溜めない収納まで、順番に見ていきましょう。

紐なしで出していい?——答えは「自治体で違う」。確認の仕方3つ

段ボールは、多くの地域で「資源(古紙)」として回収され、束のまま運ばれるので、ばらけない形で出すのが基本になっています。「ばらけない形」を紐に限っているか、他の方法も認めているかが、自治体ごとの違いです。

  1. 市区町村の名前と「段ボール 出し方」で検索する。自治体の分別表のページが出てきます。「ひもで十字に縛る」と書いてあるか、「束ねる」「まとめる」と書いてあるかで、紐が必須かどうかがだいたい分かります
  2. 自治体のごみ分別アプリを入れる。品目名で検索すると出し方が出てきます。回収日の前日に通知も来るので、「紐を忘れた」がまず減ります
  3. 清掃事務所やごみの担当課に電話で聞く。「畳んでガムテープで留めて出してもいいですか」と聞けば、その場で答えてもらえます。集合住宅なら、管理会社やごみ置き場の掲示に独自ルールがあることもあります

隣の市でOKだったからうちも大丈夫、とは限らないので、引っ越したばかりの人は特に、一度だけ確認しておくと安心ですよ。

紐の代わりになる方法——挟む・ガムテープ・紙袋(可否は自治体で)

「紐でなくてもよい」と分かった時、あるいは「束ねてあれば可」と書いてあった時に使える方法です。どれも、自分の地域で認められているかを確かめてから使ってくださいね。

  • 大きな段ボール1枚で挟む。いちばん大きな段ボールを開いて、その中に小さな段ボールを重ねて入れ、両側から折って包むように挟みます。紐がなくてもばらけにくく、風にも飛びにくい形です
  • ガムテープで束ねる。畳んだ段ボールを重ねて、真ん中を布テープでぐるっと一周。手軽ですが、テープ付きで出せるかは自治体で分かれるところです。紙のテープなら可という地域も、種類を問わず可という地域もあります。分別表に「テープははがす」とあれば、束ねるのにも使わないほうが無難です
  • 紙袋に入れる。小さな段ボールは、大きめの紙袋にまとめて入れて口を折る。ただし、段ボールと雑がみを分けて集める地域では、中身が混ざると回収されないことがあるので確認を
  • 紐の代用品を使う。ビニール紐がなくても、荷造り用のテープ状の紐、いらないストッキング、段ボールを細く裂いたもので縛れます。「紐で縛る」というルール自体は守れるので、こちらのほうが安心な場面も多いです。縛り方は段ボールの簡単でゆるまない縛り方で図解しています

袋に入れて出せる?——ビニール袋は多くの地域でNG、紙袋は要確認

「縛るのが面倒だから、ゴミ袋に入れて出したい」という気持ち、よく分かります。ただ、段ボールをビニール袋(レジ袋やゴミ袋)に入れて出すのは、認めていない自治体が多いです。回収のあとで袋を破って取り出す手間がかかり、袋自体がごみになるからです。紙袋については、先ほど書いたとおり、認めている地域とそうでない地域があります。

また、可燃ごみの袋に段ボールを入れて出すのも、資源として分けている地域では避けたほうがいいところ。「面倒だから燃えるごみ」は、一度ルールを見てからにしてくださいね。

紐なしで出せるかは自治体で違う→まず確認①ルールの確認の仕方市区町村名+出し方で検索ごみ分別アプリ清掃事務所に電話集合住宅は掲示も見る「縛る」か「束ねる」か言葉の違いを見る②紐の代わり(可否は確認)大きな1枚で挟むガムテープで束ねる →テープの可否は確認紙袋に入れる →雑がみの分け方を確認ビニール袋は多くで不可③回収日以外の出し先スーパーの回収ボックス古紙回収業者の拠点自治体の資源回収拠点地域の集団回収濡れた・汚れた物は可燃になる例が多い溜めない収納:届いたらすぐ畳む・立てて置く・ストッカーに入れて回収日ごとに出す大量の時:引っ越し業者の引き取り・許可のある回収業者。空き地や集積所以外に置かない長く溜めない(虫・湿気)/段ボールカッターは子どもの手の届かない所/出し方は自治体で確認

回収日以外に出せる場所——スーパーの回収ボックス・古紙回収の拠点

回収日を逃した、来週まで置いておく場所がない。そんな時に、自治体の回収日以外でも段ボールを持ち込める場所がいくつかあります。

  • スーパーや家電量販店の資源回収ボックス。入り口や駐車場の脇に回収箱を置いている店があります。店ごとに「その店で買った商品の箱だけ」「畳んで入れる」などの決まりがあるので、掲示を読んでから
  • 古紙回収業者の無人回収拠点。住宅街の駐車場などにある、屋根つきの回収ステーション。24時間出せる所も多く、段ボールは畳んで所定の場所に置けばよいことが多いです
  • 自治体の資源回収拠点。区役所や清掃事務所に持ち込み口がある地域もあります。曜日や時間は自治体のページで確認を

ひとつだけ気をつけてほしいのは、集積所以外の場所に置いていかないこと。回収ボックスがいっぱいでも横に積むと不法投棄になってしまいます。入らなければ持ち帰って、次の機会に。

濡れた・汚れた段ボールは?——資源にならず可燃になる例が多い

雨で濡れた段ボールや、食べ物の油がしみた宅配ピザの箱。これらは古紙として再生できないので、資源ではなく可燃ごみとして出す扱いになっている地域が多いです。ただし、ここも自治体で線引きが違うので、分別表の「汚れた紙」「油のついた紙」の項目を見てみてください。

  • 雨で濡れただけなら、乾かせば資源に出せる地域が多いです。ベランダで立てかけて乾かしてから
  • 油・食べ物の汚れは、汚れた部分だけ切り取って可燃に、きれいな部分は資源に、という出し方を案内している地域もあります
  • カビが生えた段ボールは、資源に混ぜないほうが無難。可燃で出す時も、カビを吸い込まないようにマスクをして袋に入れると安心です
  • 宛名の伝票や金具は外してから。伝票は個人情報なので、はがして破くか塗りつぶして

溜まる前の収納——立てる・ストッカーに入れる・届いたらすぐ畳む

「紐がない」「回収日を忘れた」の根っこには、段ボールが溜まってから動くという流れがあります。溜まらない仕組みにしてしまうと、出し方の悩みが半分くらい消えるんです。

  • 届いたら、その場で畳む。中身を出したら、テープをはがして畳むところまでを一続きにします。段ボールカッターや小さなカッターを玄関の高い所に置いておくと、はがす作業が楽。刃物なので、子どもの手の届かない所に置いてくださいね
  • 立てて置く。平らに積むと下のものが取れず、上に物が乗って山になります。壁とラックの間や玄関の隅に縦に立てるだけで、場所を取らず、回収日にそのまま持ち出せます
  • 段ボールストッカーを使う。畳んだ段ボールを立てて入れておき、溜まったらそのまま紐を通して縛れるタイプが便利。入る量を「一束」の上限にすれば、溜めすぎも防げます
  • ゴムベルトで壁際にまとめる。専用品がなくても、壁に立てかけてゴムベルトで束ねておくだけで倒れません。ハンガーを使った工夫はハンガーの代用品にも書いています
  • 長く溜めない。段ボールは湿気を吸いやすく、すき間が虫の隠れ場所になります。次の回収日には必ず出す、を習慣にするほうが家の中がずっと快適です


大量に出た時の処分——引っ越し業者・許可のある回収業者

引っ越しや大きな家具の購入で、段ボールが30枚、50枚と出た時は、集積所に一度に出すと回収されないこともあります。量が多い時は、次のような出し先を考えてみてください。

  • 引っ越し業者の段ボール引き取り。引っ越し後に段ボールを引き取るサービスをしている業者が多いです。無料か有料か、回数は業者ごとに違うので、見積もりの時に聞いておくと安心
  • 古紙回収業者に引き取りを頼む。まとまった量なら引き取りに来てくれることがあります
  • 数回に分けて集積所に出す。回収日ごとに一束ずつ。縛り方は段ボールの簡単でゆるまない縛り方
  • 不用品回収業者を使う時は、許可を確かめる。家庭ごみを集める業者には自治体の許可が必要です。連絡先のはっきりしない業者に頼むと料金のトラブルや不法投棄につながることがあるので、自治体のページで許可業者を確かめてから頼んでくださいね

ゆきこ( ゚Д゚)『わが家の段ボールの山は、夫の単身赴任先から届く荷物で育ちます。「紐がないから来週」を3回繰り返して玄関が通れなくなった時、届いた瞬間に畳んで立てる、と決めました。それだけで山が消えたので、紐の問題ではなかったんだな、と気づきました』

箱を畳むのが面倒で溜まるタイプなら、玄関に段ボールカッターを1本置いておくと、届いたその場で畳む習慣がつきやすいです。刃は子どもの手の届かない所に。

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段ボールの出し方で迷ったら、まず段ボールの簡単でゆるまない縛り方で、紐を先に床に敷く型を見てみてください。束ねるテープが切れた時はガムテープの代用になるものを。捨てる前に使い道を考えるなら、倒れない段ボールのパーテーションのように、子どもの遊びや在宅ワークの仕切りにする手もありますよ。

まとめ:紐なしで出せるかは自治体次第。確認して、代わりの方法を選び、溜めない

  1. 紐なしで出せるかは自治体で違う。市区町村名で検索・分別アプリ・電話で確認
  2. 紐の代わりは大きな1枚で挟む・ガムテープ・紙袋。可否は必ず地域のルールで
  3. ビニール袋に入れて出すのは多くの地域で不可。可燃に混ぜる前にも確認
  4. 回収日以外はスーパーの回収ボックス・古紙回収の拠点へ。集積所以外に置かない
  5. 届いたら畳んで立てる。溜めない習慣が、紐の悩みごと消してくれる

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

段ボールを紐なしで捨てる時の早見表:紐なしで出せるかは自治体で違うので、市区町村名と段ボール出し方で検索、ごみ分別アプリ、清掃事務所への電話で確認する。集合住宅は管理会社の掲示も見る。紐なしで出せる地域では、大きな段ボール1枚で挟む、ガムテープで束ねる(テープの可否は確認)、紙袋に入れる(雑がみとの分け方を確認)。ビニール袋に入れて出すのは多くの地域で不可。回収日以外はスーパーの回収ボックス、古紙回収業者の拠点、自治体の資源回収拠点、地域の集団回収へ。濡れた・汚れた段ボールは資源にならず可燃になる例が多い。溜めない収納は、届いたらすぐ畳む、立てて置く、ストッカーに入れて回収日ごとに出す。大量の時は引っ越し業者の引き取りか許可のある回収業者へ。長く溜めない、カッターは子どもの手の届かない所

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