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冷凍のカキフライは好きだけれど、揚げ油を出すのが面倒。後片づけも大変だし、油はねも心配。そんなふうに、「揚げずに食べられないかな」と考える人は多いですよね。トースターで焼く、オーブンに入れる、ノンフライヤーを使う、電子レンジで温める。選べる道具はいくつもあります。
先に結論をひとつ。袋にトースター・オーブン・ノンフライヤー・電子レンジの調理方法が書いてある商品だけ、その方法で作るのが基本です。揚げる前提の商品を、揚げずに焼く時は自己判断になります。その場合は、特に「中まで熱いか」を必ず見てください。かきは加熱用ですから、ここは外せません。道具ごとの考え方を順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:袋の表示を見分けたい人|トースター・オーブンで焼きたい人|ノンフライヤーを使う人|レンジで温めたい人|衣がべちゃっとする人|中まで熱いか心配な人
まず袋の表示を見分ける——「揚げ調理済み」と「油で揚げてください」は別物
揚げない調理ができるかどうかは、袋の表示の読み方で大きく変わります。冷凍のカキフライには、大きく分けて2つのタイプがあるんです。
| 袋の書き方 | 意味の目安 | 揚げない調理の考え方 |
|---|---|---|
| 「揚げ調理済み」「温めるだけ」など | 工場ですでに揚げてある。温め直しが中心 | 袋にトースター・レンジなどの方法が書かれていることが多い。書いてある方法を選ぶ |
| 「油で揚げてください」「揚げ油で」など | 衣をつけただけで、油で火を通す前提 | 油以外の方法が書かれていなければ、自己判断。中まで熱いかを必ず確かめる |
| 方法が複数並んでいる | 商品が複数の調理に対応 | 自分が使う道具の行だけを読む |
「揚げてください」という表示のなかで、トースターやオーブンの方法が併記されている商品は、そちらも使えます。併記がない場合は、揚げる前提の衣を焼くことになるので、焦げやすく、衣がかたくなったり、逆に中まで熱が届きにくかったりします。それでも試したい時は、少量ずつ、様子を見ながら進めてください。
揚げる方法そのものを確認したい時は、冷凍カキフライは何分揚げる?に、袋の読み方をまとめています。冷凍の揚げ物全般(エビフライなど)の考え方は冷凍エビフライの揚げ方と揚げない調理が参考になります。
トースター・オーブンで焼く時の考え方——ヒーターに触れさせない
トースターやオーブンは、火力が上から下から、あるいは両方から来る道具です。揚げ物を焼く時は、次の点に気をつけましょう。
- 袋にトースター・オーブンの調理方法がある商品だけ、その方法で。時間や温度は、袋の表示を読みます
- アルミホイルやクッキングシートは、ヒーターに触れさせない。落ちたり、熱で傷んだりして、火災の原因になることがあります。クッキングシートが使えるかは、トースターの製品表示で確かめてください(考え方はトースターでクッキングシートが使えない時の代わりと同じです)
- パン粉の衣は焦げやすい。目を離さず、焦げそうな時は途中で様子を見ます
- 油が落ちる。トレーを敷いて受けると、庫内が汚れにくくなります
- 取り出す時はやけどに注意。ミトンや厚手の布巾を使い、庫内やトレーに触れないようにします
💡 この困りごとへの提案
トースターのトレー(受け皿)は、製品に合うサイズで、ヒーターに近づきすぎない形を選びます。道具は使い切れる量を買い、1回の量は袋の表示どおりにしましょう。ヒーターに触れさせない点は、トレーでもホイルでも同じです。
冷凍のコロッケをトースターで焼く時の考え方は冷凍コロッケを揚げない調理にもあります。カキフライとコロッケは中身が違うので、中まで熱いかの見方は、この記事を優先してください。
ノンフライヤーで作る時の考え方——取扱説明書が先
ノンフライヤーは、熱風で調理する家電です。冷凍食品の調理ができるかどうかは、製品によって違います。
- 取扱説明書で、冷凍食品の調理ができるかを確かめる。できないとされている製品もあります
- 入れてよい量を守る。詰め込みすぎると熱風が回らず、衣が湿ったり、中が冷たいまま残ったりします
- 袋の表示にノンフライヤーの記載があれば、そちらを優先。ない場合は自己判断になるので、少量ずつ。中まで熱いかを必ず割って見てください
- 取り出す時はやけどに注意。バスケットも庫内も熱くなっています
冷凍食品全般とノンフライヤーの相性や、入れる量の考え方はノンフライヤーで冷凍食品を調理する記事で詳しく見られます。
電子レンジだけで温める時の考え方——表示がある時だけ
電子レンジは手軽ですが、揚げ物の衣はしっとり寄りになりやすいです。サクッとした食感を求める場合は、トースターやノンフライヤーのほうが向いています。
- 袋のままレンジにかけるのは、表示がある時だけ。ない時は、耐熱の皿にのせるなど、表示の方法で
- 加熱ムラが出やすい。中心が冷たい時は、途中で向きを変えたり、並べ方を変えたりします
- 時間とワット数は、袋の表示に従う。機種によって出力が違うため、数字は商品ごとに確かめます
- 取り出す時のやけど。皿もかきも、蒸気も熱くなっています
かきは加熱用です。レンジだけで温めた場合も、最後に割って中が熱いかを見ることは変わりません。
衣がべちゃっとする時の見直し
揚げない調理で最も多い悩みが、衣のべちゃっと感です。理由と対応は、次のように整理できます。
- 水分が逃げていない。皿やトレーに直接のせると、下面が蒸れます。網や受け皿で下に空気を通します
- 詰め込みすぎている。間隔をあけて並べると、熱が回ります
- レンジだけで温めた。レンジは水分を飛ばしにくいため、仕上げにトースターなどを使う手があります(袋の表示があれば、その方法に従う)
- 解凍してから焼いた。解凍した物は水分が出て、衣が湿りやすいです。凍ったまま焼く表示なら、凍ったまま
ゆきこ( ゚Д゚)『揚げないで食べる時ほど、「中まで熱いか」を丁寧に見る人でありたいなと思うんです。見た目がおいしそうでも、割ってみて確かめるのが、いちばん落ち着きます』
中まで熱いかの見方と、袋の状態
揚げない調理でも、確かめることは同じです。
- 割って、中の熱さと色を見る。衣の色だけでは決めません
- 生っぽい時は、加熱し直す。袋の方法の範囲で、もう一回火を通します
- 加熱の温度や時間の目安は、厚生労働省など公的機関のページで確かめます
生っぽい時の見分け方や、体調が心配な時の考え方は冷凍カキフライであたる? 生っぽい時の見方にまとめています。
袋の状態も見ておきましょう。次のような時は、使うのをやめてください。
- 袋がふくらんでいる、液が漏れている
- 霜が大量についている、溶けて固まり直した跡がある、衣がくっついている
- 酸っぱいにおいやぬめりがある
白く乾いてパサパサなのは、冷凍焼けの可能性があります。傷みとは別のもので、においやぬめりがなければ区別がつきます。迷ったら使いません。いったん溶けた物は再冷凍せず、開けた後は袋の口をしっかり閉じてください。
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まとめ:表示のある方法で。ヒーターに触れさせず、最後は中まで熱いかを見る
- 袋の表示にある方法を選ぶ。揚げる前提の商品を焼く時は自己判断です
- トースター・オーブンは、ヒーターにホイルやシートを触れさせない。取り出す時はやけどに注意
- ノンフライヤーは取扱説明書が先。入れる量を守ります
- レンジは袋の表示がある時だけ。加熱ムラを減らし、突然の蒸気に注意
- 最後は割って、中まで熱いかを見る。生っぽければ加熱し直します
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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