冷凍の天ぷら・かき揚げはレンジ? トースター?——袋の「調理方法」で分ける考え方、レンジでべちゃっとする理由、トースターで温める時の煙と発火の注意、解凍が必要かの見方、お弁当と汁物にのせる時の考え方

食

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

冷凍庫に入っていた天ぷらやかき揚げ。さあ食べよう、という時に、レンジで温めていいのか、トースターのほうがいいのか、迷ったことはありませんか。レンジだとべちゃっとしそう、でもトースターは煙が出そうで心配、という声もよく見かけます。解凍してから温めるべきか、そのまま温めるのかも、意外と分かりにくいところです。

先に結論をひとつ。冷凍の天ぷら・かき揚げは、袋の「調理方法」の表示で温め方を分けるのがいちばん確実です。レンジ可、トースターで、揚げ直し、凍ったまま汁にのせる、の中から、書いてある方法を選びます。この記事では、時間やワット数、温度は書きません。それは商品ごとに違うので、袋を見てください。代わりに、レンジとトースターそれぞれの考え方と、安全の注意をお伝えします。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ何を見ればいい?→袋の「調理方法」第1章へ ▶レンジで温めたい→表示どおり。加熱しすぎ注意第2章へ ▶トースターでサクッと→煙と発火に注意第3章へ ▶解凍は必要?お弁当は?→表示を見る。冷ましてから第4章へ ▶うどんにのせたい→表示の食べ方を見る第5章へ ▶

ケース別に読む:袋のどこを見ればいいか知りたい人|レンジで温めたい人|トースターで温めたい人|解凍やお弁当が気になる人|汁物にのせたい人

4コマ漫画|冷凍かき揚げの温め方1凍ったかき揚げどう温める?冷凍レンジ?トースター?2ホイルがヒーターに煙が出て危ない✕ホイルをぴったり3袋の調理方法を読む網とトレーで温める調理方法✓袋の調理方法を見てから温めよう4サクッと完成取り出しはやけど注意熱いから気をつけよう

先に袋の表示を見る——レンジ・トースター・揚げ直し・汁にのせる、で分ける

冷凍の天ぷらやかき揚げは、商品によって、温め方の案内がまったく違います。レンジで温めて食べる前提の物もあれば、トースターで温める前提の物、油で揚げ直す前提の物、凍ったまま汁物に入れて食べる前提の物もあるんです。ここを見ずに自己流で温めると、衣がべちゃっとしたり、煙が出たり、固くなったりしがちです。

袋の調理方法で選ぶレンジ表示があればトースター受け皿と網を使う揚げ直し油に注意汁にのせる表示どおり
袋の表示 考え方 気をつけること
レンジで温める 表示された方法だけを守る 耐熱容器・ラップの有無、袋のままかどうかも表示どおり
トースターで温める 受け皿や網を使う 油や衣が落ちると煙や発火につながる
油で揚げ直す 少量ずつ、そばを離れない 煙が出たらすぐ火を止める。燃えた油に水をかけない
凍ったまま汁にのせる 汁の熱で温める 衣は汁を吸う。すぐ食べる

袋で見る場所は、裏面の調理方法の欄と、保存方法、アレルギー表示の3か所が基本です。かき揚げは、えびや小麦、卵など、具や衣に使われる原料が商品で違うので、食べる前にアレルギー表示も確認してください。

表に当てはまる表示が見当たらない時は、メーカーの問い合わせ先に聞くのが確実です。袋のままレンジにかけていいのは、その旨の表示がある時だけ、という考え方は、冷凍うどんを袋のままレンジにかけていいかの記事とも同じ線です。

レンジで温める——べちゃっとする理由と、加熱しすぎない考え方

レンジで天ぷらがべちゃっとするのは、よくある悩みです。レンジは食品の中の水分を温める仕組みなので、衣の中に出てきた水分が蒸気になって、衣がしっとりしやすいんですね。サクッと仕上げたい気持ちは分かりますが、レンジで揚げ物の食感を完全に取り戻すのは難しいと考えておくと、気が楽です。

  • 袋の表示どおりに温める。皿に置く、ラップをかける・かけない、袋のまま入れる・入れない、で結果が変わります
  • 加熱しすぎない。温めすぎると、衣が固くなったり、中の具が熱くなりすぎたりします。時間やワット数は、袋の表示に従ってください
  • 破裂に注意。具の水分が急に熱くなると、破裂することがあります。表示された方法どおりに
  • 取り出す時はやけど。容器も中身も熱くなっています。ミトンや布巾を使って、ゆっくり出します

レンジで温めたあとに食感を戻したい時は、トースターで温める表示がある商品に限って、次の章の方法に切り替える手もあります。ただ、レンジの直後は中が熱くなっているので、すぐ次の調理に移らず、やけどに気をつけてください。

同じ冷凍の揚げ物でも、冷凍ポテトは表示の見方が違ってきます。表示で分ける型は冷凍ポテトをレンジで温めていいかにまとめています。

トースターで温める——煙と発火に注意。アルミホイルはヒーターに触れさせない

サクッとさせたいなら、トースターという選択肢があります。ただし、揚げ物をトースターで温める時は、油や衣が落ちることを前提にしてください。落ちた油や衣がヒーターに触れると、煙が出たり、発火につながったりすることがあります。

トースターのヒーターに注意✓✕ヒーターから離すヒーターに触れる受け皿を掃除する。そばを離れない。取り出しはやけど注意
  • ヒーターに触れさせない。アルミホイルやクッキングシートを使う時は、ヒーターに触れない位置に置きます。ふわっと浮くと触れやすいので、しっかり敷いて。使える物の考え方はトースターでクッキングシートの代わりの記事にあります
  • 受け皿を掃除する。落ちた油や衣がたまっていると、煙の原因になります。トースターの受け皿は、使う前に確認を
  • そばを離れない。焼きすぎると、衣が焦げて煙が出ます。煙が出たら、様子を見て、必要なら電源を切ってください
  • 取り出す時はやけど。トレーもトースターの中も熱くなっています。ミトンを使って

焦げくさいにおいや魚くささが移った時は、トースターの焦げくさい・魚くさいもどうぞ。温める時の時間や温度は、袋の表示を見て、その範囲で。

解凍は必要? お弁当に入れる時は——表示を見て、温めて冷ましてから

「解凍してから温めるべき?」という疑問は、袋の表示で解決します。凍ったまま温めると書かれた物は、そのまま。解凍してから温める、と書かれた物は、その手順どおりに。自己判断で自然解凍すると、食感が悪くなったり、傷みやすくなったりします。

お弁当に入れる時は、注意が必要です。天ぷらやかき揚げは、衣が水分を吸いやすく、傷みやすい食品でもあります。自然解凍でよいと書かれていない物は、温めて、しっかり冷ましてから詰めてください。保冷剤を使い、夏や車の中は特に注意します。天ぷら全般の傷みやすさは、天ぷらの保存の記事も参考になります。

汁物にのせる・手作りの天ぷらは別——考え方の分かれ目

うどんやそばに、冷凍のかき揚げをのせたい人も多いと思います。商品によっては「凍ったまま汁にのせる」と書かれています。その場合は、汁の熱で温まる前提なので、表示どおりにします。衣は汁を吸って柔らかくなるので、食べる直前にのせるのが基本です。

なお、この記事で書いているのは、市販の冷凍の天ぷら・かき揚げの話です。手作りの天ぷらや、お惣菜の天ぷらの温め直しは、別の考え方になります。詳しくは天ぷらの保存と温め直しにまとめています。

ゆきこ( ゚Д゚)『冷凍の天ぷらって、袋の裏の調理方法を読まずに、自分のやり方で温めちゃう人が多い気がします。トースターの時だけは、袋の表示と安全をいっしょに確認してほしいなと思います』

💡 この困りごとへの提案

トースターで温める機会が多い人は、網付きのトレーがあると、落ちた油や衣を受けられて扱いやすくなります。ただ、トレーを使っても、ヒーターに触れさせない置き方と、受け皿の掃除は変わりません。買う時は、耐熱の表示と、お手持ちのトースターに入る大きさを確かめてください。


トースター用の網付きトレーをAmazonで探す

あわせて読みたい

手作りや惣菜の天ぷらの温め直しは天ぷらの保存と温め直し、冷凍ポテトの温め方は冷凍ポテトをレンジで温めていいか、トースターでの調理はトースターでクッキングシートの代わり、袋のままレンジにかける考え方は冷凍うどんを袋のままレンジにかけていいかがおすすめです。

まとめ:冷凍の天ぷら・かき揚げは、袋の調理方法で分け、トースターは煙と発火に注意

  1. まず袋の「調理方法」を見る。レンジ・トースター・揚げ直し・汁にのせる、で違う
  2. レンジは表示どおりに。べちゃっとしやすい。加熱しすぎと取り出しのやけどに注意
  3. トースターは受け皿と網を使う。アルミホイルをヒーターに触れさせず、そばを離れない
  4. 解凍の要不要も表示で決める。お弁当は温めて冷ましてから詰める
  5. 汁にのせるなら食べる直前に。手作りや惣菜の天ぷらは別の記事へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

冷凍の天ぷら・かき揚げの温め方の早見表:まず袋の調理方法の表示を見る。レンジは表示どおりに、皿やラップや袋のままかも表示どおり、加熱しすぎない、破裂と取り出す時のやけどに注意。トースターは受け皿や網を使い、油や衣が落ちて煙や発火につながるので、アルミホイルやクッキングシートをヒーターに触れさせず、受け皿を掃除し、そばを離れない。取り出す時はやけど。揚げ直しは少量ずつ、煙が出たらすぐ火を止め、燃えた油に水をかけない。解凍が必要かも表示で決め、自然解凍は表示がある物だけ。お弁当は温めて冷まして保冷剤と一緒に。汁にのせる時は食べる直前に。時間・ワット数・温度は袋の表示に従う

コメント

タイトルとURLをコピーしました