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「ガラガラガラ」「ガンッ」という音。子どもがスケボーを始めた家で、いちばん最初にぶつかる壁がこれですよね。家の前の道路で少し滑っただけでも、夕方の静かな住宅街では想像以上に響きます。ご近所から「うるさい」と言われてしまった人も、言われる前に何とかしたい人も、この記事の対象です。
先に結論をひとつ。静かにする道具を探すより先に、「滑る場所」を見直すこと。道路はそもそも滑る場所ではなく、交通の妨げになれば法律や自治体の条例に触れることもあります。音の正体、道路で滑ることの問題、静かにする方法、滑れる場所の探し方、苦情が来た時の対応まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:音の正体を知りたい人|家の前の道路で滑っている人|静かにする方法を知りたい人|滑れる場所を探したい人|苦情が来てしまった人
音の正体——硬いウィール・路面・着地・ベアリングの4つ
スケボーの音は、ひとつではないんです。「転がる音」「着地の音」「軸の音」が混ざっていて、どれが大きいかで対策が変わります。まず自分の音がどれなのか、表で当てはめてみてください。
| 音の種類 | 正体 | 減らす1点 |
|---|---|---|
| ガラガラと転がる音 | 硬いウィールがざらついた路面を叩く音。硬さの数字が大きいほど響く | 柔らかいウィールに替える。滑らかな路面を選ぶ |
| ガンッという着地音 | オーリーなどのトリックで板が地面を叩く音。夜の住宅街でいちばん響く | トリックは家の前でやらない。練習はスケートパークかマットの上で |
| シャーという高い音 | ベアリングの油切れや、砂を噛んだ音 | 掃除と注油。手順はベアリングオイルの代用と外し方で |
| カタカタ・キシキシ | ナットのゆるみ、トラックの緩衝ゴムの劣化 | ナットを締め直す。ゴムは交換部品 |
ご近所から「うるさい」と言われる音は、たいてい硬いウィールの転がる音と、トリックの着地音です。最初に付いてくるウィールは硬めのことが多く、荒いアスファルトの上では、乗っている本人が思う以上に音が大きくなります。逆に言えば、この2つを押さえるだけで、印象はかなり変わるんです。
家の前の道路で滑るのは——交通の妨げになり、法律や条例に触れることも
ここがこの記事でいちばん大事なところです。「家の前だから」「車がほとんど通らないから」と思っていても、道路は滑る場所として想定されていません。道路交通法には、交通の多い道路でローラースケートなどに類する行為をしてはいけない、という趣旨の規定があると言われていて、スケボーもここに含まれると考えられることが多いようです。どの道路が「交通の多い道路」に当たるかは状況や警察の判断によるので、この記事で断定はしませんが、少なくとも「家の前なら大丈夫」とは言い切れない、と覚えておくと迷いません。
- 事故の心配。道路には車と自転車と歩行者がいます。スケボーはブレーキがなく、急に止まれません。曲がり角から出てきた車や、後ろから来る自転車と接触する事故は、大人でも避けにくいものです
- 条例と近所迷惑。自治体によっては、公園や道路でのスケボーを条例や公園の規則で禁じている所があります。私道であっても、音が出れば生活騒音として苦情の対象になります
- 夜間・雨天は滑らない。暗いと段差が見えず、濡れた路面はウィールが滑って転びやすくなります。音の面でも、夜は昼の何倍も響きます
- ヘルメットとプロテクター。頭・手首・ひじ・ひざ。転ぶのが前提の乗り物なので、最初から着ける習慣にしておくと迷いません。子どもの乗り物とヘルメットの考え方は三輪車にヘルメットはいらない?にもまとめています
「うるさい」と言われた時、道具で音を減らすのは対症療法です。場所を変えるのが根本の答えで、静かにする工夫はそのうえで足すもの、と考えておくといいですよ。
静かにする方法の早見表——ソフトウィール・時間帯・路面・マット
滑る場所を見直したうえで、それでも家のまわりや庭で少し練習したい時の工夫です。効く順に並べました。
| 方法 | 効き方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ソフトウィールに替える | 転がる音がいちばん減る。硬さの数字が小さいほど柔らかく静か | トリックには向かないと言われる。街乗り・練習用と割り切る |
| 時間帯を決める | 昼間の数十分だけ、と決めるだけで苦情はかなり減る | 朝早く・夕食後・夜はやらない。休日の朝も避ける |
| 滑らかな路面を選ぶ | 荒いアスファルトよりコンクリートの方が静か | 店や施設の敷地は無断で使わない |
| マットや板の上で | 庭やガレージで着地の練習をするなら、下に敷くだけで響きが減る | マットの端に引っかからないよう、端を固定する |
| ベアリングの手入れ | 砂噛みの高い音が消える。回りも軽くなる | 可燃性のスプレーは火気厳禁・換気 |
「うるさい」と言われた家で真っ先に試されるのが、ソフトウィールへの交換です。ただ、柔らかいウィールは着地の衝撃を吸収するぶん、トリックの練習には向かないと言われています。街乗りや練習は柔らかいウィール、トリックはスケートパークで硬いウィール、と使い分けている人が多いですね。ウィールの交換は、ナットを外して付け替えるだけなので、道具さえあれば家でできます。
滑れる場所の探し方——スケートパーク・公園の可否・屋内施設
「じゃあどこで滑ればいいの」というのが、次の悩みですよね。探す順番はこうです。
- スケートパーク。自治体が運営している所と、民間の有料施設があります。「市区町村名+スケートパーク」で検索すると出てきます。無料の所は利用時間とヘルメットの決まりを確認して
- 公園。可否は公園ごとに違います。入り口の看板に「スケートボード禁止」とあれば、そこではやらない。書いていない時も、管理者(自治体の公園課など)に聞くのが確実です。人が多い時間帯は避けるのがマナー
- 屋内の施設・スクール。雨の日や冬でも滑れて、基礎を教えてもらえます。子どもが始めたばかりなら、最初の数回だけ通う家も多いです
- 自宅の庭・ガレージ。乗る・降りる・押すの基本練習なら十分。マットを敷いて、時間を決めて
キックボードで同じ悩みにぶつかった家の話は、キックボードで後悔した理由にまとめています。「どこで乗るか」を買う前に決めていなかった、という後悔がいちばん多いんです。
苦情が来た時の対応——やめて謝る・場所と時間を伝える・決め事にする
すでに「うるさい」と言われてしまった時は、言い訳をせず、順番どおりに動くのがいちばん早く収まります。
- その場でやめて、謝る。「少しだけだから」「他の子もやっている」は言わない。子どもも一緒に謝ると、相手の受け止め方が変わります
- これからの場所と時間を伝える。「道路では滑らせません」「練習はスケートパークに行きます」「家の庭では昼の何時までにします」と、相手に分かる形で。見通しがあると、相手も安心できます
- 家の決め事にする。道路は滑らない・時間・場所の3つを紙に書いて貼る。守れたらパークに連れて行く、という形にすると、子どもが自分で守れるようになります
音の苦情は、スケボーに限らず室内の運動器具でも起きます。階下への響きの考え方はルームランナーがうるさい時の対策と重なる部分が多いので、集合住宅の人はあわせてどうぞ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、道具を静かにするより、場所を変える方がずっと早いと思っています。「家の前で少しだけ」が積み重なると、ご近所との関係のほうが直しにくいんですよね』
💡 この困りごとへの提案
そのうえで、街乗りや基本の練習を少しでも静かにしたいなら、柔らかいウィールに替えるのがいちばん効きます。硬さの数字が小さい静音タイプを選んで、練習用として付け替えておくと、音の印象がかなり変わります。
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まとめ:道路で滑らないのが先。音はウィールと着地。場所と時間を決めて伝える
- 音の正体は硬いウィール・路面・着地・ベアリング。苦情の元はウィールと着地音
- 道路で滑らない。交通の妨げになり、法律や条例に触れることも。事故の心配が先
- 静かにするならソフトウィール・時間帯・マット。トリックは家の前でやらない
- 滑る場所はスケートパークが基本。公園は看板と管理者に確認する
- 苦情が来たらやめて謝り、場所と時間を伝える。ヘルメットは最初から
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手順を1枚にまとめました。



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