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動画のとおりに混ぜたのに、いつまでもドロドロ。伸びるどころか手にまとわりつくだけの液体を前に、子どものテンションが下がっていく——スライム作りあるあるの筆頭です。
でも捨てないでください。固まらないスライムの原因は実質3つで、途中からでもだいたい立て直せます。原因の見分け方から順にどうぞ。
原因①:ホウ砂水が足りない(いちばん多い)
スライムは「PVA入りののり」と「ホウ砂(ほうしゃ)水」が反応して固まります。ベチャベチャ=反応相手のホウ砂水が足りていないのが最多原因です。
- ホウ砂水(水100ミリリットルにホウ砂小さじ1を溶かした上澄み)を小さじ1だけ追加
- 底からすくうように1〜2分しっかり混ぜる(混ぜが足りないだけで「固まらない」と誤診しがちです)
- まだゆるければ小さじ1ずつ追加。一気に入れないのが鉄則——入れすぎると今度はボソボソにちぎれる石になります
関連質問の「水っぽいスライムを固くするには?」も答えは同じで、ホウ砂水を少量ずつ+よく混ぜるです。水を入れすぎた場合は、先に余分な水を軽く捨ててからどうぞ。
原因②:のりが「PVA」じゃない
ここが見落としポイントです。洗濯のり・工作のりには種類があり、スライムになるのは「PVA(ポリビニルアルコール)」表示のあるものだけです。
- 洗濯のりのボトルの成分表示を確認。「PVA」と書いてあればOK。「でんぷん系」「CMC」はいくら混ぜても固まりません
- 工作用の液体のり(アラビックヤマトなど)はPVA系なのでスライムになります。でんぷん糊(フエキのりなど)はなりません
- のりが古くて薄まっている場合も反応が弱くなります
のりが非PVAだった場合は、残念ながらそのボウルは立て直せません。PVAのりを買ってきてやり直しです。
原因③:ホウ砂が溶け切っていない
ホウ砂は冷たい水には溶けにくいので、粉のまま沈んでいると「入れたのに固まらない」が起きます。ぬるま湯で作って、底に粉が残った状態なら上澄みだけを使うのが正解です。コンタクト洗浄液+重曹で作るレシピの場合は、洗浄液が「ホウ酸・ホウ砂配合」タイプかを確認してください(配合なしでは固まりません)。
逆に「入れすぎてボソボソ」になったら
ホウ砂水を焦って入れすぎると、ちぎれる・伸びない・ポロポロ落ちる硬化過多になります。この場合はぬるま湯を数滴ずつ足しながらこね直すと、少し戻せます。完全なゴム状まで進んでいたら、それはそれで「よく伸びないスーパーボールもどき」として第二の人生を歩んでもらいましょう。
また、作った直後はきれいだったのに数日後に水が出てきた(分離)のは、失敗ではなく劣化のサインです。保存の話は別記事にまとめています。
ゆきこ( ゚Д゚)『わが家の一敗目は「安かったから」と買った洗濯のりが、でんぷん系でした。原材料の欄を見ずにボウルの中を1時間信じ続けた夏の日。皆さんはボトルの裏から始めてください』
ホウ砂を扱う時の注意(保護者向け)
- ホウ砂・ホウ砂水は絶対に口に入れない。作業は大人が主導し、粉は子どもの手の届かない場所に保管を
- 手に傷がある時は長時間こねない(ラップ越しやビニール手袋で)
- 遊んだあとは必ず手を洗う。テーブルも水拭きを
- ホウ砂なしで作りたい方は、別記事で代わりの固め方を紹介しています
ホウ砂は薬局や通販で数百円。1箱あればスライム何十回分にもなるので、リベンジ用にどうぞ。
計量の失敗をなくしたい時は、材料が計量済みのキットが確実です。
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ホウ砂なしでスライムを固める方法とスライムの保存方法とカビ対策も公開しています。
まとめ:ホウ砂水は少しずつ、のりはPVA表示を確認
- 最多原因はホウ砂水不足。小さじ1ずつ足して底から混ぜる
- のりはPVA表示が絶対条件。でんぷん系は何をしても固まらない
- ホウ砂はぬるま湯で溶かして上澄みを使う
- 入れすぎのボソボソはぬるま湯数滴ずつで救済
- ホウ砂は誤飲厳禁・遊んだら手洗い。心配ならホウ砂なしレシピへ
保存版:この記事の早見表
立て直しの手順を1枚にまとめました。



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