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炭酸水を箱で買って玄関に積んで、飲み終わったペットボトルがまた山になって。あの重さとごみの多さに疲れてくると、炭酸水メーカーという選択肢がふっと頭に浮かびますよね。でも調べていくと「結局使わなくなった」「いらなかった」という声も出てきて、買い物かごの前で手が止まる。その画面を何度も閉じた、という人は多いと思います。
先に結論をひとつだけ。炭酸水メーカーがしんどくなる理由は、味でも性能でもなく「ガスシリンダーの交換」と「置き場所」であることがほとんどなんです。逆に言えば、この2つが自分の暮らしで無理なく回せるかどうかを先に確かめておけば、買ってから後悔する確率はぐっと下がります。デメリットを正直に並べたうえで、元が取れるかを自分の数字で出せる形にしていきますね。
買う前に知っておきたいデメリット6つ
口コミを読んでいて「これは事前に知っておきたかっただろうな」と感じた順に並べてみます。どれも致命的ではないのですが、暮らし方によっては大きな負担になるところです。
- ガスシリンダーの交換に手間がかかる。中身がなくなったら、空のシリンダーを持って店頭で交換するか、宅配で送って交換してもらいます。店頭交換なら在庫と営業時間に合わせて出かける必要があり、宅配なら届くまでの日数と送料がかかる。しかも空になったシリンダーは家に置いておくことになるので、その置き場所もいります
- 置き場所と高さの問題。ボトルを本体に差し込んで使うので、真上に余白がいります。キッチンの吊り戸棚の下に置こうとして「高さが足りない」となる話は本当によく見かけます。奥行きだけでなく、必ず高さも測ってから
- 専用ボトルに使用期限がある。圧力がかかる容器なので、樹脂が劣化する前に交換する決まりになっています。期限が来たら買い替えが必要で、これがずっと続く出費です。食洗機に入れられない機種も多く、洗って乾かす手間もあります
- 強い炭酸にするには回数がいる。市販の強炭酸と同じくらいにしたいなら、ガスを入れる操作を何度も繰り返すことになります。当然その分ガスの減りは早くなりますし、手動タイプなら腕もそこそこ疲れます
- 音が出る。ガスを入れるときの「ブシュッ」という音は、思っているより響きます。夜中に静かに一杯、という使い方をしたい人や、集合住宅で音が気になる人は、ここを想像しておいたほうがいいところ
- 初期費用のあとも消耗品が続く。本体、ガスシリンダー、専用ボトルと、そろえるものが複数あります。そして使うのをやめても、ガスシリンダーは家庭ごみに出せず、返却や回収の手続きがいる。買う前に「やめるときどうするか」まで見ておくと安心です
それでも使い続けている人が多い理由——メリット4つ
- 買いに行かなくていい、運ばなくていい。これが一番大きいと思います。水の重さを毎週運ぶ生活から抜けられるのは、腰にも心にもやさしい
- ペットボトルのごみが出ない。つぶして、まとめて、回収の日まで置いておく、あの一連の作業がなくなります。キッチンまわりのものを減らしたい人には効きます
- 炭酸の強さを自分で決められる。子どもには弱め、自分は強め、というふうに1杯ずつ変えられるのは市販品にはない良さ
- 割り材として使える。果汁やお酒、シロップを合わせて自由に。ただし機械に入れるのは水だけで、混ぜるのは炭酸水を作ったあとにグラスの中で、が鉄則です(理由はあとで書きます)
「元は取れる?」——金額は自分の数字を入れて計算しましょう
ここが一番知りたいところだと思うのですが、正直に言うと「何か月で元が取れます」と言い切ることはできません。本体の価格帯も、シリンダーの交換料金も、今あなたが買っている炭酸水の値段も、全部違うからです。そのかわり、迷わず計算できる式にしておきますね。紙とスマホの電卓があれば3分で出ます。
- 今の出費(1か月)= いつも買う炭酸水1本の値段 × 1日に飲む本数 × 30
- メーカーにした場合(1か月)= 本体の値段 ÷ 使うつもりの月数 +(シリンダー1本の交換料金 ÷ シリンダー1本で作れる本数 × 1か月に作る本数)+ ボトルの買い替え代 ÷ ボトルの使用期限の月数
- この2つを引き算して、差額を見る。差が小さいなら「元を取る」ではなく「運ばなくていい」に価値を感じるかどうかで決めるのが現実的です
ひとつ注意したいのが、シリンダー1本で作れる本数はあくまで目安の値だということ。強い炭酸にするほど1回あたりに使うガスが増えるので、実際の本数はカタログの数字より少なくなります。ここは炭酸水メーカーのガスがなくなるのが早いと感じる時の原因と対策で詳しく書いているので、計算の前に一度のぞいてみてください。減りを抑える使い方がわかると、計算の前提そのものが変わります。
向く家・向かない家——先にここを見ると迷いません
| こんな家には向いています | こんな家には向いていないかも |
|---|---|
| 毎日炭酸水を飲む習慣がある | 飲むのは週末だけ、来客のときだけ |
| ペットボトルのごみを減らしたい | ごみ出しに困っていない |
| 買い物のたびに水を運ぶのがつらい | 買い物のついでで苦にならない |
| 近くに交換できるお店がある、または宅配交換に抵抗がない | 交換に行く時間が取れない、送料をかけたくない |
| 本体と空シリンダーの置き場所がある | キッチンに余白がない、高さが足りない |
| 炭酸の強さを飲む人に合わせて変えたい | いつも同じ市販品で満足している |
もし「向かない家」に3つ以上当てはまったなら、無理に買わなくていいと思います。ものを減らしたい方向で考えているなら、水切りかごはいらない?置かない暮らしの実際のように、キッチンの持ちものそのものを見直すほうが暮らしは軽くなりますよ。
買う前に見る4点
- ガスの入手方法。家の近くに店頭交換できるお店があるか、宅配交換のみか。宅配なら1本あたりの送料と、届くまでの日数を確認
- 専用ボトルの本数と使用期限。付属が1本なのか2本なのか。冷蔵庫で冷やしておくには2本あると回しやすいです。期限が何年のものかもチェック
- 電源が要るか、要らないか。電源不要のタイプはコンセントの位置に縛られないので、置き場所の自由度が段違い。キッチンが狭い家ほどここが効きます
- 本体の高さと重さ。ボトルを差し込む分の上の余白まで含めて測る。掃除のときに動かせる重さかどうかも意外と大事です
これだけは守ってください——破裂とけがを防ぐ4つの約束
ここだけは、やわらかい言い方をしません。圧力のかかる道具なので、守らないと本当にけがにつながります。
- 水以外を入れない。ジュース、牛乳、お酒、シロップを機械の中で炭酸にしないでください。対応していると書かれた機種でない限り、糖分や乳のたんぱく質が一気に泡立ってあふれ、機械の内部を傷めます。作るのは水だけ、味付けはグラスの中でが守り方です
- 専用ボトルの使用期限を守る。ボトルの底や側面に年月が刻まれています。期限を過ぎた樹脂は劣化していて、圧力に耐えられずに破裂する危険があります。「まだ割れていないから大丈夫」は通用しないところ。表示が読めなくなったら買い替えを
- ガスシリンダーを高温の場所に置かない。コンロのそば、直射日光の当たる窓辺、暖房の吹き出し口の前、真夏の車内。中は高い圧力がかかっているので、温度が上がると危険です。買い物の帰りに車へ置きっぱなしにしない、も同じ理由
- 自分でシリンダーを開けない、改造しない。残りが気になっても、中身を出したり分解したりは絶対にしないでください。対応していない他社のシリンダーを無理に取り付けるのも同じく危険です。空になったものは家庭ごみに出さず、購入したお店やメーカーの交換・回収の窓口へ
あと1つ足すなら、子どもだけで操作させないこと。「ブシュッ」が楽しくて何度も押したがるので、わが家ならきっと取り合いになります。使うのは大人と一緒に、と最初に決めておくのがいいと思います。
ゆきこ( ゚Д゚)『炭酸水を箱買いしていると、玄関に積んだ段ボールを見るたびに「またこれを運ぶのか」とため息が出ますよね。口コミを読んでいて一番なるほどと思ったのは、やめた人の理由がだいたい「交換が面倒」だったこと。味が嫌になった人はほとんどいないんです。つまり買う前に見るべきは味じゃなくて、交換の動線なんですよね』
もし買う方向で見ているなら、私が最初に絞り込むのは電源が要らないタイプです。コンセントに縛られないぶん置き場所を選べて、この記事のデメリット2つ目がまるごと軽くなるので。防災の備えとして水のストックを見直している方は、備蓄用の水は何本いる?家族分の考え方とあわせて、家の中の水まわりを一度に整理してしまうのもおすすめです。
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買ったあとに一番よく出てくる悩みが「ガスの減りが早い気がする」です。炭酸水メーカーのガスがなくなるのが早い時に見る4つの原因で、水温や操作のしかたで大きく変わる話をまとめました。キッチンのものを減らす話としては水切りかごはいらない?置かない暮らしの実際を、水のストックの考え方は備蓄用の水は何本いる?家族分の考え方をどうぞ。
まとめ:しんどさはガス交換と置き場所に出る
- デメリットはガス交換の手間・置き場所・ボトルの期限が三大どころ
- 強炭酸にするほどガスの減りは早くなる。カタログの本数は目安
- 元が取れるかは自分の飲む本数と交換料金を式に入れて計算する
- 買う前に見るのはガスの入手方法・ボトル・電源・高さの4点
- 水以外を入れない、期限切れボトルを使わない。高温もだめです
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手順を1枚にまとめました。



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