トンボが家に入ってきた時——外へ出す方法、羽が黒いトンボの見分け方と大量発生の話

生活

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窓を開けていたら、トンボがすいっと入ってきて、天井や窓ガラスにぶつかり始めた。出ていってほしいのに、どうすればいいのか分からない。そんな場面ですよね。追いかけると余計に逃げ回るし、羽を傷めてしまいそうで気が引けます。

先に結論をひとつ。家に入ったトンボは、明るい方へ向かうと言われます。部屋を暗くして、窓を1か所だけ大きく開けると、出ていきやすくなります。どうしても捕まえたい時は、閉じた4枚の羽をまとめて軽くつまむ。この2つを軸に、羽の色の見分け方や、群れて飛ぶ姿を見た時の考え方まで、順番にまとめます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ部屋に入ってきた→暗くして窓を1か所開ける第1章へ ▶捕まえたい→閉じた羽をまとめてつまむ第2章へ ▶羽の色で見分けたい→羽の先が黒いかを見る第3章へ ▶大量に飛んでいる→季節と水辺の話第4章へ ▶子どもと観察したい→水辺は大人がそばに第5章へ ▶

ケース別に読む:部屋に入ってきた人|捕まえたい人|羽の色で見分けたい人|大量に飛んでいる人|子どもと観察したい人

4コマ漫画|トンボを外へ出す窓にコツンあ、トンボが入ってきた!1窓ガラスにぶつかるやりがちなNG追いかけて捕まえなきゃ2追い回すと逃げ回る暗くして窓を開ける照明を消して窓を1か所だけ3カーテンを閉め窓を開ける外へ出ていった出ていったよ。見守って待つ4明るい外へ飛んでいく

部屋に入ってきた時——暗くして、窓を1か所だけ大きく開ける

トンボは、外の明るさを目指して飛ぶ虫だと言われます。部屋の中で窓ガラスにぶつかるのも、ガラスの向こうの明るさを目指しているためと考えられています。つまり、出口だけが明るい状態を作ってあげれば、自分で出ていきやすくなります。

トンボを外へ出す3つの手順1部屋を暗くする照明を消してカーテンを閉める→2窓を1か所だけ大きく開けるほかは閉めておく→3離れて待つ追い回さず見守る
  • 照明を消し、カーテンを閉める。部屋全体を暗くします
  • 窓を1か所だけ大きく開ける。外が明るく見える窓をひとつ選び、カーテンをそこだけ開けます。ほかの窓は閉めたままにします
  • 離れて待つ。追い回すと、部屋の中でぶつかったり、天井の隅に張りついたりしやすくなります
  • 網戸も一緒に開ける。網戸が閉まったままだと、外へ出られません。網戸の使い方は網戸を閉めてるのに虫が入る原因で確かめられます

夜に入ってきた時は、少し事情が違います。部屋の照明がついたままだと、明るい室内に向かって飛び続けます。外が暗いと出口が見えにくいので、窓を開けたうえで部屋の照明を消し、玄関灯やベランダの明かりが窓の向こうに見える向きにしてあげてください。それでも出ない時は、朝まで暗くして待つのもひとつの方法です。

天井やカーテンレールなど、高い所に止まって動かない時は、無理に取ろうとせず、そのまま待ちます。羽を休めているだけのことがあり、しばらくすると自分で動き出します。

静かに待つ間に、お子さんが「捕まえたい」と騒ぐこともありますよね。そんな時は、「お外に帰るところを見送ろう」と声をかけると、落ち着いて待てます。

どうしても捕まえたい時——閉じた4枚の羽をまとめて軽くつまむ

窓から出ていかない時や、高い所に止まったまま動かない時は、手で捕まえる場面もあります。持ち方は「閉じた4枚の羽をまとめて軽くつまむ」です。羽は薄くて傷みやすいので、1枚だけつまんだり、強く握ったりすると傷つけてしまいます。

トンボの持ち方こうつまむ閉じた4枚の羽をまとめて軽く観察したら放すこれはNG胴体を握る羽を1枚だけつまむ強く持つ
  • 後ろから静かに。正面から手を近づけると気づかれます。止まっているトンボの後ろ側から、ゆっくり近づきます
  • 閉じた羽をまとめて軽く。羽が閉じて、背中側で重なっている時に、4枚をまとめて指でつまみます
  • 観察したら放す。長く持たず、近くの外へ放します。放す時は、手のひらにのせて、そっと離します
  • 触ったら手を洗う。野外で触った後は、石けんで洗ってください

つまむのが不安な時は、無理に捕まえなくて構いません。お子さんが触りたがっても、先に大人が持ち方を決めて、見せてあげる形にします。羽を傷めたトンボは飛びにくくなるので、扱う時間は短く切り上げてください。

虫取り網の代わりを作りたい人は、

虫取り網の代用、家にあるもので作れますが参考になります。ただ、家の中に入ったトンボには、網よりも先に「暗くして出口を作る」方法を試すほうが、傷つけずに済みます。

羽の色で見分けたい時——羽の先が黒い、羽が黒い、黄色と黒

「羽の先が黒い」「羽が黒っぽい」「黄色と黒の大きなトンボ」と、見た目の特徴で調べる人は多いです。見分けの目安は、次のとおりです。種類の断定まではできないので、一般的な目安として読んでください。

羽の色の見分けの目安羽の先が黒い羽の先に黒い部分ほかはすき通る色の出方は様々羽がすき通る羽全体が透明細い体の仲間も大きな体の仲間も
  • 羽の先が黒い。羽の先だけに黒っぽい部分があるトンボがいます。見る角度や光の当たり方でも違って見えます
  • 羽が全体に黒っぽい。細い体で、羽が濃い色のトンボもいると言われます。ひらひらと飛ぶ姿が特徴の仲間です
  • 黄色と黒の大きな体。体が大きく、力強く飛ぶ仲間は、ヤンマと呼ばれることがあります。一般的には、ふつうのトンボより体が大きく、飛ぶ速さも目立つと言われます

種類の名前まで知りたい時は、写真に撮って、図鑑や自治体、博物館の案内で確かめてください。見つけた場所や日付をメモしておくと、後で調べやすくなります。

大量に飛んでいる時——季節と水辺の話

夕方の空き地や公園の上で、トンボが群れて飛んでいる。それを見て「大量発生?」と心配になる人もいますよね。群れて飛ぶ姿が目立つのは、季節の変わり目や、水辺の近く、草地の上などだと言われます。年や天気で見え方が違うので、「この時期は毎年こうなる」と決めつける必要はありません。

近づいてくるように見えても、人を狙っているわけではないと言われます。じっと立っていると、まわりをぐるぐる飛んで、そのまま通り過ぎることもあります。慌てずに、そのまま通り過ぎるのを待てば足ります。

ベランダに来る時は、手すりや物干しざおに止まって休んでいることがあります。洗濯物を取り込む時は、止まっていないかを見て、室内へ入れる前に軽く振ってください。そっと近づけば、また飛んでいきます。

家のまわりに集まって気になる時は、窓や網戸を閉めて、出入りに気をつければ済みます。秋の夜に聞こえる虫の声が気になる人は鈴虫の鳴き声はいつまで?も参考になります。

水辺で観察する時——大人がそばに、柵の外には出ない

トンボを見に、池や川、田んぼ、水路の近くへ行く機会もあるでしょう。水辺では、虫より先に安全を決めておきます。

  • 大人がそばにいる。お子さんだけで水辺へ行かせず、手の届く範囲で一緒に見ます
  • 柵の外には出ない。柵やロープの外側へ入って、水の近くまで行かないでください
  • 足元のぬかるみに注意。雨のあとは、土が柔らかくなって滑りやすくなっています。履物は、脱げにくいものを選びます
  • 公園・田んぼ・私有地の決まりを守る。勝手に入らず、立入禁止や捕獲禁止の表示があれば従います。決まりが分からない時は、管理者や自治体の案内を確かめます

観察に夢中になると、時間を忘れがちです。屋外では、帽子をかぶり、水分をとりながら、無理のない範囲で楽しんでください。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、トンボが部屋に入ってくると、つい追いかけたくなりますよね。「暗くして、窓をひとつだけ開ける」を先に思い出せれば、落ち着いて待てると思います』

💡 この困りごとへの提案

観察のために、短い間だけ入れておきたい時もあるでしょう。通気のよい大きめの虫かごなら、羽を傷めにくくなります。観察が終わったら、見つけた場所の近くへ放します。


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網戸の向きや閉め方を確かめたい人は網戸を閉めてるのに虫が入る原因を、虫取り網を作りたい人は虫取り網の代用、家にあるもので作れますを、秋の虫の声は鈴虫の鳴き声はいつまで?をどうぞ。

まとめ:暗くして窓を1か所だけ開ける。持つなら閉じた4枚の羽を軽く

  1. 部屋を暗くして、窓を1か所だけ大きく開ける。追い回さず、離れて待つ
  2. 捕まえるなら、閉じた4枚の羽をまとめて軽くつまむ。観察したら放す
  3. 羽の色は一般的な目安。羽の先が黒い、羽が黒い、大きな体はヤンマ、と見て、迷ったら写真で調べる
  4. 群れて飛んでいても慌てない。そのまま通り過ぎるのを待つ
  5. 水辺は大人がそば・柵の外に出ない・ぬかるみに注意。公園や私有地の決まりを守り、触ったら手を洗う

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

トンボが家に入ってきた時の早見表:外へ出すには部屋を暗くして窓を1か所だけ大きく開け、追い回さず離れて待つ。捕まえる時は閉じた4枚の羽をまとめて軽くつまみ、観察したら放して手を洗う。羽の先が黒い、羽が黒い、黄色と黒の大きな体は一般的な目安で、迷ったら写真で調べる。群れて飛んでいても人を狙っているわけではない。水辺は大人がそば、柵の外に出ない、ぬかるみに注意、公園や私有地の決まりを守る

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