有孔ボードを穴を開けずに使う時——壁に付ける考え方、100均のフックと飾り方

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有孔ボードを買おうとして、ふと手が止まる。壁に付けたいけれど、賃貸だから穴は開けられない。小物をすっきり掛けたいし、飾り棚のようにも使いたい。でも、壁に傷をつけずに付けられるのか、重い物を掛けて落ちないのか。気になることがたくさん出てきますよね。

先に結論をひとつ。穴を開けない方法は、大きく分けて「立てかける」「突っ張りの柱に付ける」「家具の側面に付ける」の3つです。壁に直接貼る方法もありますが、重さと、はがす時の壁紙の傷みを先に考える必要があります。付け方の違い、賃貸で先に確認すること、100均のフックの選び方、飾り方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ壁に穴を開けたくない→立てかける・突っ張る・家具に第1章へ ▶賃貸で心配→先に管理会社や大家さんへ第2章へ ▶100均のフックで足りる?→穴に合う物と重さの表示で選ぶ第3章へ ▶何を掛けて飾りたい→重い物は下・人に当たらない位置第4章へ ▶ワイヤーネットと迷う→違いを知ってから選ぶ第5章へ ▶

ケース別に読む:穴を開けずに付けたい人|賃貸で心配な人|フックを選びたい人|飾り方を知りたい人|ワイヤーネットと迷う人

4コマ漫画|有孔ボードを穴なしで1賃貸の壁に付けたい穴は開けられないどうしよう…賃貸では穴が悩みの種2やりがちなNGテープで貼る?壁紙が心配…はがす時の傷みを考える3穴なしの方法を知る立てかけ・突っ張りなら穴いらない壁に穴を開けない方法4すっきり片づく小物が見つかる助かるね重い物は下に掛ける

穴を開けずに付ける3つの方法——立てかける・突っ張る・家具に付ける

有孔ボードは、板に小さな丸い穴が並んだ形をしています。この穴にフックや棚を差して使うので、ボード自体を壁に付けるか、立たせるかが最初の分かれ道です。壁に穴を開けない方法は、次の4つが考えられます。

付け方 仕組み 向く場面 気をつけること
立てかける 床に置いて、壁にもたれさせる 軽い物を掛ける。すぐ動かしたい 倒れないよう、下に滑り止めを。背が高いと転倒しやすい
突っ張りの柱に付ける 床と天井の間に柱を立て、ボードを固定 壁を傷つけたくない。ある程度の高さが欲しい 天井の強さや取り付け面の確認が必要。説明書どおりに
家具の側面に付ける 本棚やラックの横にボードを添える デッドスペースの活用 家具が動いたり倒れたりしないか確認する
壁に粘着で貼る 粘着剤で壁に貼り付ける 軽い物を少しだけ 重さの限界と、はがす時の壁紙の傷みを考える
穴を開けずに付ける4つの方法1 立てかける2 突っ張りの柱3 家具の横4 粘着で貼る

どの方法でも、大切なのは「ぐらつかないこと」と「落ちても被害が小さいこと」です。立てかける場合は、ボードの下に滑り止めを敷き、ボードの背に重い物を載せないようにします。突っ張りの柱や家具に付ける場合は、柱や家具の説明書にある使い方と、耐えられる重さの表示を必ず確認してください。壁に穴を開ける取り付けが必要になる場合は、自分で進めず、賃貸なら管理会社へ、持ち家なら専門の業者へ相談するのが安心です。

賃貸の時——先に確認することと、跡が心配な時

賃貸の壁には、入居時の状態に戻す「原状回復」の決まりがあります。粘着のものでも、はがす時に壁紙が剥がれたり、跡が残ったりすることがあります。壁に貼る前に、管理会社や大家さんに、貼ってよいかを先に聞くのがいちばん確実です。ここで許可をもらえていれば、あとで困ることが減ります。

  • 貼ってよいか確認する。契約書や入居のしおりに書かれていることもあります
  • 目立たない場所で試す。許可があっても、まず小さな面で貼って、はがした時の様子を見ます
  • 粘着の跡が残った時は。無理にこすらず、粘着フックが取れない時の対処にある手順で落ち着いて外します
  • 壁紙が破れた時は。壁紙の破れのごまかし方を参考に、大きな破れは管理会社に相談します

壁を傷つけたくない気持ちが強い場合は、立てかけや突っ張り、家具の側面に付ける方法が向いています。リモコンのような軽い物を掛けるだけなら、ボードを使わない方法もあります。リモコンホルダーを穴を開けずに壁掛けする方法にまとまっています。

フックの選び方——100均で足りる?

有孔ボードのフックは、100均で売られているものも多く、手軽に試せます。ただ、買う前に確かめたいことがいくつかあります。

  • 穴の大きさと間隔に合うこと。ボードによって穴の大きさや間隔が違うので、フックの対応サイズの表示とボードを見比べます
  • 差し込んだあとに抜けにくいこと。フックの先が引っかかる形や、抜け止めがある物のほうが、掛けた物が落ちにくいです
  • 掛ける物の重さが、表示の範囲に収まること。フックにもボード自体にも、耐えられる重さの表示があります。数字は商品ごとに違うため、必ず表示を見てください
  • 長さや形が用途に合うこと。ペン立てなら受け皿のついた物、鍵なら小さな丸いフック、と使い分けます

100均のフックでも、軽い物を掛けるのにはしっかり役立ちます。ただ、重い物や落ちると危ない物を掛けるときは、無理をせず、耐荷重の高いフックや別の収納を考えるほうが安心です。ゆきこ( ゚Д゚)『賃貸だと壁に穴を開けられない分、立てかけるのは気軽でいいですよね。ただ、倒れないことだけは、先に確かめておきたいです』

💡 この困りごとへの提案

フックは、掛けたい物が決まってから選ぶと無駄が出ません。まず1つ2つ試して、足りなければ足していく買い方がおすすめです。


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飾り方——グッズ・額縁・ペン立てを掛けるコツ

好きなグッズや額縁、ペン立てを掛けたくなりますよね。見た目も大事ですが、重い物は下、軽い物は上に置くと、ボード全体のバランスが安定します。

掛ける場所のOKとNG✓重い物は下・軽い物は上✕ベッドやソファの上は避ける
  • グッズ・小物。軽い物はフックで、少し重い物はかごや棚つきのフックを使います。掛ける物の重さは、使うフックの表示の範囲内にします
  • 額縁。フレームの裏の掛け具が穴に合うかを見ます。重い額縁は無理せず、立てかけて飾る方法も向いています
  • ペン立て。筆記用具の重さが偏ると倒れやすいので、受け皿のある物か、深さのある物を選びます。子どもが使う文具は、はさみやカッターの刃先が上を向かない入れ方にします
  • よく使う物は取りやすい高さに。高い所に手を伸ばす場合は、踏み台を使います。踏み台は平らな床に置き、不安定な椅子には乗らないでください

もうひとつ大切なのが、落ちても人に当たらない位置かどうかです。ベッドやソファの真上、子どもやペットがよく通る道は避けます。地震で揺れた時にボードやフックから物が落ちることもあるので、割れやすい物や重い物は低い位置に掛けるほうが安心です。

ワイヤーネットとの違い——そして切る・加工する時

有孔ボードとよく比べられるのが、ワイヤーネットです。どちらも壁面収納に使えますが、得意なことが違います。

項目 有孔ボード ワイヤーネット
見た目 板に丸い穴が並ぶ。やわらかい印象 金網のような格子。すっきりした印象
掛けられる物 専用のフックや棚。穴に差して使う S字フックやかごなど、種類が多い
置いた時の様子 板なので背面の壁が見えにくい 格子なので壁が透けて見える
重さ 板の厚みや材質で違う 網の太さや大きさで違う

板の見た目が好きなら有孔ボード、フックの種類を選びたいならワイヤーネット、という考え方で選ぶ人が多いようです。どちらも、耐えられる重さは商品ごとに違うため、表示を確認してください。

ボードのサイズを調整したい時に、切る作業が必要になることもあります。切る作業は大人が行い、子どもが近づかない所でしてください。のこぎりやカッターは、下にマットや新聞紙を敷いて、手袋をして、刃先が自分に向かない向きで使います。切り口にはささくれが出やすいので、やすりで整えると安心です。サイズの調整は、購入時にカットの相談ができるか、売り場に聞いてみる方法もあります。

あわせて読みたい

リモコンのような軽い物を壁に掛けたい時はリモコンホルダーを穴を開けずに壁掛けする方法を。粘着の跡が残った時は粘着フックが取れない時の対処、壁紙が破れた時は壁紙の破れのごまかし方が参考になります。突っ張り棒の使い方で迷う時は突っ張り棒が落ちる時の対処もどうぞ。

まとめ:穴を開けない付け方は3つ。賃貸は先に確認、重い物は下に

  1. 穴を開けない付け方は「立てかける」「突っ張りの柱」「家具の側面」。粘着で貼るなら重さと跡を考える
  2. 賃貸は先に管理会社や大家さんに聞く。原状回復の決まりを確かめてから
  3. フックは穴の大きさと間隔に合う物を。掛ける物の重さは商品の表示の範囲で
  4. 重い物は下、軽い物は上。ベッドやソファの上、子どもとペットの通り道は避ける
  5. 切る作業は大人が。取り付け工事が必要な時は管理会社や業者に相談する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

有孔ボードを穴を開けずに使う早見表:付け方は、床に置いて壁にもたれさせる立てかけ、床と天井の間に立てた突っ張りの柱に付ける、本棚など家具の側面に添える、軽い物だけ粘着で貼るの4つ。賃貸では貼る前に管理会社や大家さんに確認する。フックは穴の大きさと間隔に合う物を選び、重さは商品の表示の範囲で使う。飾る時は重い物は下、軽い物は上。ベッドやソファの上、子どもとペットの通り道は避ける。踏み台は平らな床で。ワイヤーネットは金網状でフックの種類が多い。切る作業は大人が手袋をして行う

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