【図解】マンションのベランダ掃除|水を流すのはNG・新聞紙ワザで30分

マンションのベランダ掃除|水を流すのはNG・新聞紙ワザで30分のアイキャッチ画像 家事

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マンションのベランダをバケツの水でジャーッ——それ、階下や隣室とのトラブルのもとです。ベランダは専有部分ではなく「共用部分(専用使用権付き)」。排水溝は隣とつながっていて、大量の水は想定されていません。水を流さない新聞紙ワザを軸にした正しい手順と、鳥フン・コケなど汚れ別の対処を図解と4コマ漫画つきでまとめました。

図解|マンションのベランダ掃除マンションの「やってはいけない」窓・サッシ排水溝室外機物干し仕切り板→× 大量の水を流す階下・隣へ流れ苦情のもと× 高圧洗浄機規約違反のことが多い× 排水溝へごみを流す共用の排水管が詰まる水を流さない掃除の手順① ほうきで乾いたごみを掃く落ち葉・砂・ホコリを回収② 排水溝のごみを手で取るここが最重要。詰まりと虫を防ぐ③ 新聞紙+ぬるま湯で床拭き濡らした新聞紙をちぎってまき、汚れを吸わせて掃く④ 手すり・仕切り板を拭く固く絞った雑巾で。外側は無理しない⑤ デッキブラシは少量の水でバケツ1杯まで。隣と階下に配慮

掃除手順の早見表

手順 やること ポイント
① 乾き掃き ほうきで落ち葉・砂を回収 風の弱い日の午前に
② 排水溝 ごみを手で取りビニール袋へ 最重要。流さない
③ 床 濡れ新聞紙をちぎってまいて掃く ホコリを吸着して舞わない
④ 手すり・仕切り 固く絞った雑巾で拭く 外側へ身を乗り出さない
⑤ 頑固汚れ デッキブラシ+バケツ1杯まで 洗剤は使わないか最小限
頻度 月1回の軽掃除+春秋の中掃除 ためないのが一番楽

ベランダは「共用部分」:やってはいけない3つ

マンションのベランダは自分の持ち物のようでいて、法律上は共用部分(避難経路にもなる)です。掃除にもマンションならではのルールがあります。

  • 大量の水を流さない…排水溝は雨水程度の想定。あふれた水は階下のベランダや隣室側へ流れ、洗濯物・布団を濡らす事故に
  • 高圧洗浄機は規約確認…音と飛沫で禁止の物件が多い
  • 排水溝にごみ・泥を流さない…共用の竪樋が詰まると大規模な修繕になることも
  • 仕切り板(隔て板)は避難用。物を立てかけない・強くこすらない
  • 管理規約に「ベランダ清掃の注意」がある物件も。一度確認を

「実家(一軒家)のノリで水をまいたら苦情が来た」はマンションあるあるです。幸い、水をほぼ使わなくてもベランダはきれいになります。

水を流さない基本手順:新聞紙ワザが主役

図解の手順を詳しく見ていきます。所要30〜40分です。

  • ① ほうきで乾き掃き…落ち葉・砂・ホコリを集めて回収。風の弱い日の午前中が、隣に舞わせないマナー
  • ② 排水溝のごみを手で取る…ゴム手袋で落ち葉・泥・髪の毛をビニール袋へ。ここが詰まるとゲリラ豪雨で床上浸水することも
  • ③ 濡れ新聞紙ワザ…ぬるま湯で湿らせた新聞紙をちぎって床にまき、ほうきで掃き集める。新聞紙が細かい砂とホコリを吸着してくれる
  • ④ 手すり・仕切り板・室外機を拭く…固く絞った雑巾で。排気ガスの黒ずみはセスキ水を含ませると落ちやすい
  • ⑤ 残った黒ずみはデッキブラシ+バケツ1杯…水は「湿らせる」程度。流すのではなく拭き取って回収

新聞紙がなければ、床用のウェットシートや古タオルでも代用できます。ポイントは「汚れは水で流すのではなく、吸わせて・集めて・ごみとして回収する」という発想の転換です。

汚れ別の対処:鳥フン・コケ・サッシの泥

ベランダ特有の汚れは、それぞれ対処が違います。

汚れ 対処
鳥のフン 乾いたまま削らない(粉を吸い込むリスク)。ぬるま湯で湿らせたペーパーでふやかして除去→アルコールで拭く。手袋・マスク着用
コケ・黒ずみ デッキブラシでこすり、拭き取り回収。日当たりの悪い北側は再発しやすいので定期的に
サッシ下の泥 加圧式スプレーボトルで少量の水+ブラシ→雑巾で回収
排気ガスの油膜 セスキ水スプレー→拭き取り
室外機まわり 吸い込み口のホコリを掃除機やブラシで。内部は業者領域

鳥フンが頻繁に落ちている場合は、手すりにとまらせない対策(テグス・忌避グッズ)も検討を。ハトが居着いてしまうと掃除では追いつかなくなります。巣を作られた場合は鳥獣保護法の関係で勝手に撤去できないことがあるため、管理会社に相談してください。

掃除ついでの「防災・防犯」チェック

せっかくベランダに出たなら、掃除ついでにこの3点も見ておくと安心です。

  • 避難ハッチ・仕切り板の前に物を置いていないか…火災時の避難経路。プランターや物置でふさぐのはNG
  • 排水溝の流れ…少量の水を流して確認。流れが悪ければ竪樋の詰まりの可能性を管理会社へ
  • 手すりのぐらつき・床のひび…気づいたら管理会社へ報告。共用部分なので修繕は管理組合の仕事
  • 台風シーズン前は飛びそうな物(すのこ・軽い鉢)を室内へ
  • 物干し金具のねじの緩みもチェック

ベランダ掃除は月1回の乾き掃き+排水溝チェックを習慣にすると、大掃除レベルの汚れがそもそもたまりません。年末の大掃除計画については大掃除の時期の記事でどうぞ。ご近所に配慮しつつ、気持ちのよいベランダを保ちましょう。

4コマ漫画でおさらい

4コマ漫画|ベランダ掃除

水は流さず、新聞紙で吸わせて集めて回収。排水溝のごみ取りだけは必ず、がマンション流です。

よくある質問

Q. どうしても水で流したいときは?

管理規約を確認のうえ、雨の日の直前・直後に最小限で、という考え方もありますが、基本はおすすめしません。汚れがひどい場合は拭き取り回収を繰り返すか、管理会社経由で許可を確認してからにしてください。

Q. ベランダ掃除に洗剤は使っていい?

流さず拭き取るのが前提なら、セスキ水や薄めた中性洗剤程度は使えます。泡が残る洗剤や大量の洗剤は、すすぎに水が必要になるので避けたほうが無難です。

Q. 掃除の頻度はどれくらい?

月1回の乾き掃き+排水溝チェックが理想です。少なくとも梅雨前・台風前・年末の年3回は排水溝を見てください。詰まったままゲリラ豪雨が来ると浸水リスクがあります。

Q. 人工芝やウッドパネルを敷いています。

年に1〜2回はめくって下を掃除してください。下に砂と湿気がたまり、コケ・虫・排水不良の原因になります。敷き直しの際に防虫・水はけをチェックしましょう。

Q. 隣のベランダから汚れが流れてきます。

直接苦情を言うとこじれやすいので、管理会社・管理組合経由で伝えてもらうのが定石です。掲示板への注意喚起という形なら角も立ちません。

Q. ベランダでの水やりの水も流しちゃだめ?

植木鉢の受け皿で受ける範囲なら問題ありません。受け皿からあふれるほどの水やりは、泥水がベランダを汚し排水溝の詰まりにもつながるので控えめに。

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まとめ

マンションのベランダは共用部分。水を流さず「吸わせて・集めて・回収する」のが正解です。乾き掃き→排水溝のごみ取り→濡れ新聞紙ワザ→拭き掃除の30分コースで、ご近所トラブルなくきれいになります。排水溝チェックだけは月1回、ゲリラ豪雨と詰まりから住まいを守ってください。

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