オーラルB iOシリーズの違いは?iO2からiO10まで、数字が変わると何が変わるのか

生活

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電動歯ブラシ売り場でオーラルBのiOシリーズを見ると、iO2、iO4、iO5、iO10……と数字違いの箱がずらり。値段は数千円から数万円まで開きがあるのに、見た目はどれも似ていて、「この数字、いったい何が変わるの?」と固まってしまいますよね。

先に全体の地図をお渡しすると、iOの数字は「グレードの目印」で、磨く動きの心臓部は全モデル共通です。公式の仕様一覧を見ると、変わっているのは主にモード数・ディスプレイ・アプリ連携(磨き位置の検知)の3つ。つまり「高いほどよく磨ける」というより、「高いほど案内役が賢くなる」という並び方なんです。

この記事では、公式サイトで確認できた現行ラインナップをもとに、数字で何が変わるのか、従来の回転式と何が違うのか、そして用途でどれを選ぶかを順番に整理します。なお、磨き方や歯への効果のような専門的な判断は歯科医院の領域なので、ここでは製品の「仕組みと見分け方」に絞りますね。

iOシリーズの位置づけマップ iO9・iO10:全部入りの最上位 モード多め・磨き位置の検知がこまかい iO5〜iO8:画面つきの中間グレード ディスプレイとアプリ連携で案内してくれる iO2〜iO4:モードをしぼった手軽版 はじめてのiOの入り口。操作がシンプル 土台は全モデル共通:丸型+磁気駆動 数字がちがっても磨く心臓部は同じ設計 ※数字=グレードの目印。替えブラシは共通

先に全体像:数字はグレード、磨く心臓部は全モデル共通

公式サイトのシリーズ一覧に載っている現行モデルは、iO2・iO3・iO4・iO5・iO6・iO7・iO8・iO9・iO10の9つです(執筆時点)。数字が大きいほど上位グレードで、価格も上がっていきます。

ここで押さえておきたいのが、公式の仕様表で「丸型回転」「遠心マイクロモーション」「スマート押し付け防止センサー」は全モデル共通とされていること。つまりブラシを動かす仕組みそのものは、いちばん手頃なiO2も最上位のiO10も同じ設計思想なんです。

だから数字の差は、エンジンの差というより「装備の差」。カーナビや安全装備がグレードで増えていく車の関係に近くて、走る仕組み自体は同じ、と考えると売り場の景色がすっきり見えてきます。

そもそもiOは、従来の回転式と何が違う?

iOシリーズは2020年10月に日本で発売された、オーラルBの中では新しい系統です。発売時のP&Gのプレスリリースによると、心臓部には「リニアマグネティックシステム」という磁気駆動の仕組みが使われています。リニアモーターカーと同じ原理をうたった駆動方式で、これに丸型ブラシの回転を組み合わせ、毛先を細かく振動させる「遠心マイクロモーション」という技術が公式の看板になっています。

従来のオーラルB(PROシリーズやすみずみクリーンシリーズ)は、モーターの力をギアで伝えて丸型ブラシを回転・振動させるタイプ。「丸いブラシが回る」という見た目は同じでも、動かし方の仕組みが世代ごと変わったのがiOです。手に取ると動作音や振動の質感も別物なので、店頭のデモ機がある売り場なら触り比べてみると違いがわかりやすいですよ。

ちなみに、箱に「BRAUN」と「Oral-B」の2つのロゴが並んでいる理由が気になった方は、オーラルBとブラウンの違いの記事でブランドの関係を整理しています。

数字で変わるのは主に3つ:モード数・ディスプレイ・磨き位置の検知

公式の比較表をもとに、数字ごとの違いを表にまとめます。数値はいずれも公式サイト記載の公称値で、執筆時点のものです。

モデル モード数(公称値) ディスプレイ 磨き位置の検知(公称)
iO10・iO9 7モード インタラクティブ表示 16か所で立体検知
iO8 6モード カラー表示 6か所検知
iO7・iO6 5モード カラー表示 6か所検知
iO5 5モード モノクロ表示 6か所検知
iO4 4モード モノクロ表示 —(公式製品ページ参照)
iO3・iO2 3モード —(モード表示ランプ等)

表を眺めると、数字が上がるにつれて「モードが増える」「画面が豪華になる」「アプリと連携して磨き位置を検知する範囲が広がる」という3段階の階段になっているのが見えてきます。逆に言えば、この3つに魅力を感じなければ、数字を上げる理由は薄くなる、ということでもあります。

付属品(トラベルケースや充電器の仕様など)もグレードや販売パッケージで変わります。ここは同じ数字でも店舗限定セットなどで差が出やすい部分なので、購入前に商品ページの付属品欄で確認しておくと安心です。

用途で選ぶなら:3つの入り口で考える

「どれが一番いいか」ではなく「自分の使い方にどれが合うか」で入り口を選ぶと迷いにくくなります。

  • とにかくシンプルに使いたい——iO2〜iO4。ボタンを押して磨くだけ、という使い方ならモード3〜4つで十分回ります。iOの磨き心地だけを手頃に試したい人の入り口です
  • 磨けているか画面で確かめたい——iO5〜iO8。ディスプレイとアプリ連携があるので、磨いた位置の記録を見ながら習慣を整えたい人向け。中間グレードは型落ちセールの対象にもなりやすい帯です
  • 装備は全部欲しい——iO9・iO10。検知が16か所ときめ細かく、モードも最多。最上位のiO10は2023年7月にアジアで初めて発売された比較的新しいモデルで、価格もシリーズの天井です

ゆきこ( ゚Д゚)『数字ぜんぶ性能差だと思ってた…案内役の豪華さの差だったのね』

迷ったときの考え方として、「アプリを開く自分が想像できるか」を基準にするのも一つの手です。連携機能は上位グレードの価格差の大きな部分を占めるので、スマホと連携する習慣がなさそうなら下位グレード、記録を見るのが好きなら上位、という分け方が価格と満足の釣り合いを取りやすいです。

「iO2S」のような英字つき型番を見かけたら

通販サイトでは「iO2S」のような、公式のシリーズ一覧には単独で載っていない型番を見かけることがあります。こうした英字つきは販売ルート向けのパッケージ違いや仕様調整版として流通していることが多いので、モード数や付属ブラシの本数がその販売ページでどう書かれているかを確認してから選ぶのが確実です。同じ「S付き」の悩みはPROシリーズのPRO1とPRO1Sの違いでも出てくるので、そちらの記事でも整理しています。

替えブラシはiO全機種で共通、ただし「iO専用」

ランニングコストの話も欠かせません。iOシリーズの替えブラシは、iO2でもiO10でも共通で使えます。数字ごとに専用ブラシを買い分ける必要はありません。

ただし重要な注意がひとつ。iOの替えブラシは「iO専用」で、従来のPROシリーズやすみずみクリーンシリーズの替えブラシとは互いに流用できません。取り付けの構造が別物だからです。家族で新旧のオーラルBが混在していると買い間違いが起きやすいポイントなので、種類の選び分けと合わせてiOの替えブラシの違いの記事で詳しくまとめています。

従来型(PRO・すみずみクリーン)との住み分けも一応チェック

iOだけが選択肢ではありません。オーラルBには従来の回転式であるPROシリーズやすみずみクリーンシリーズも現役で並んでいて、こちらは本体価格も替えブラシ代もぐっと手頃です。

電動歯ブラシそのものが初めてで、まず回転式の感覚を試してみたい——という段階なら、従来型から入るのも十分合理的な道です。エントリー帯の型番の読み解き(PRO1・PRO1S・PRO2・すみずみクリーンPRO)はPRO1系の違いの記事に分けたので、予算重視の方はそちらからどうぞ。

在庫メモ

まとめ:数字=案内役の豪華さ。心臓部は共通だから用途で選べる

  1. 現行iOはiO2〜iO10の9モデル(執筆時点・公式サイト)。数字はグレードの目印
  2. 丸型回転・磁気駆動の心臓部は全モデル共通。数字で変わるのはモード数・ディスプレイ・磨き位置の検知という「装備」
  3. シンプル派はiO2〜iO4、画面で確認したい人はiO5〜iO8、全部入りはiO9・iO10という3つの入り口で考えると迷いにくい
  4. 替えブラシはiO全機種共通、ただしiO専用。従来型のブラシとは互いに流用できない
  5. 最新の仕様・価格・付属品は購入前に公式サイトと販売ページで確認を。英字つき型番はパッケージ内容の確認がとくに大事

保存版:この記事の早見表

iOシリーズの選び方を1枚の画像にまとめました。スマホに保存しておけば、売り場で数字の洪水に飲まれそうになったときも、これを見ればすぐ立ち位置を思い出せます。

オーラルB iOシリーズの選び方カード:数字はグレードの目印で磨く心臓部は全モデル共通、iO2からiO4はシンプル派向け、iO5からiO8は画面とアプリ連携つき、iO9とiO10は全部入り、替えブラシはiO共通だがiO専用で従来型と流用不可

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