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電動歯ブラシを手頃な価格帯から探し始めると、オーラルBの棚で「PRO1」「PRO1S」「PRO2」、さらに「すみずみクリーンPRO」まで出てきて、頭の中がPROだらけになりますよね。数字も英字も似ているのに、値段は微妙に違う。「SってなんのS?」「すみずみクリーンPROはPRO1の仲間?」——調べるほど深みにはまる型番の迷路です。
先に地図をお渡しすると、公式サイトのPROシリーズ一覧に載っている現行モデルはPRO1とPRO2の2つ(執筆時点)。そして「すみずみクリーンPRO」は名前にPROが付いていますが、PROシリーズではなく別の「すみずみクリーンシリーズ」の上位版です。PRO1Sは公式一覧には単独で載っていない、通販流通でよく見かける型番——この3点さえ押さえれば、迷路はほぼ抜けられます。
この記事では、公式サイトで確認できた範囲で型番を読み解いて、iOシリーズとの住み分けまで整理します。磨き方や歯への効果のような専門的な話は歯科医院の領域なので、ここでは「見分け方と選び方の考え方」に絞りますね。
先に整理:「PRO」と名のつくものは2系統ある
オーラルBの手頃な価格帯(従来の回転式)には、公式サイト上で2つのシリーズが並んでいます。
- PROシリーズ——現行はPRO1とPRO2(執筆時点・公式一覧)。回転式の中では装備が充実した帯です
- すみずみクリーンシリーズ——エントリーの定番。標準版と、モードが1つ増えた「すみずみクリーンPRO」の2階建てになっています
ややこしさの正体はここで、「すみずみクリーンPRO」のPROは、PROシリーズのPROとは別物。「すみずみクリーンシリーズの上位版」という意味の飾りなんです。デジカメの「Pro」やスマホの「Pro」と同じで、シリーズ名ではなくグレード表現として使われている、と考えるとすっきりします。
PRO1とPRO1Sの違いは?——公式一覧にあるのはPRO1だけ
本題のPRO1Sから。まず確認できた事実を並べます。
- 公式サイトのPROシリーズ一覧に載っているのはPRO1とPRO2で、PRO1Sは単独のモデルとしては掲載されていません(執筆時点)
- PRO1Sは、Amazon限定パッケージなど通販ルートの商品としてよく流通している型番です。販売ページでは替えブラシが2本付属といった付属品構成の違いが記載されていることが多く、「機能はPRO1と同等」という説明が一般的です
つまりPRO1とPRO1Sの関係は、性能の上下というより「販売ルートとパッケージ内容の違い」として流通しているのが実態に近い、という整理になります。ただしこの点は公式の比較表で確認できる話ではないので、断定はせずこう言い換えておきます——PRO1Sを検討するときは、その販売ページの仕様欄と付属品欄を必ず確認する。替えブラシの本数ぶんの価格差なら納得ずくで選べますし、逆に中身が同じなら安いほうを選べばいいだけです。
ちなみにこの「英字つき型番は流通パッケージ」というパターンは、iOシリーズの「iO2S」などでも見かけます。上位系統の数字の読み解きはiOシリーズの違いの記事でどうぞ。
PRO1とPRO2の違いは装備の差
公式製品ページの記載をもとに、シリーズ内の違いを表にします。いずれも公称値・執筆時点です。
| 項目(公称) | PRO1 | PRO2 |
|---|---|---|
| モード数 | 3モード | 3モード |
| 過圧ストッパー | あり | あり |
| 過圧コントローラー・押し付け防止センサー | — | あり |
| 2分間タイマー(30秒毎お知らせ) | あり | あり |
| トラベルケース | — | あり(カラーにより異なる) |
どちらも3モードで、磨く仕組みは同じ回転式。PRO2はブラシを強く押し付けたときに知らせてくれる装備と、持ち運び用ケースが加わる——という関係です。力加減をランプで確認したい人や出張・旅行が多い人はPRO2、装備は最小限でいい人はPRO1、という用途の分かれ方になります。
「すみずみクリーンPRO」はPROシリーズじゃない
検索でよく混同されるのがここ。すみずみクリーンPROは、すみずみクリーンシリーズの3モード版です。公式のシリーズページでは次のような2階建てで並んでいます(執筆時点)。
| グレード | モード数(公称) | 付属ブラシで3タイプ |
|---|---|---|
| すみずみクリーン(標準) | 2モード | マルチアクション/やわらか/フロス |
| すみずみクリーンPRO | 3モード(超やわらかクリーンモード追加) | マルチアクション/やわらか/フロス |
おもしろいのは、すみずみクリーン系の型番違いが「最初に付いてくる替えブラシの種類」で分かれていること。マルチアクション・やわらか極細毛・歯間ワイパー付き(フロス)のどれが同梱かで商品名が変わりますが、本体側の仕組みは同じグレード内で共通です。従来型の替えブラシはシリーズをまたいで付け替えられるので、最初の1本の違いはあとからいくらでも入れ替えられます。
ゆきこ( ゚Д゚)『PROが3つあって全部意味が違うの、初見殺しすぎない…?』
iOシリーズとの住み分け:同じ丸型でも心臓部が別世代
売り場ではPRO系の隣に、価格が一段上のiOシリーズが並んでいます。同じ丸型ブラシに見えますが、PRO系・すみずみクリーン系がギアでブラシを回す従来方式なのに対し、iOは磁気駆動という新しい方式で、2020年に登場した別世代の系統です。
そして実用面でいちばん効いてくるのが替えブラシ。PRO系・すみずみクリーン系はEB系の従来型替えブラシが共通で使えますが、iOはiO専用ブラシのみ。互いに流用できません。ランニングコストも変わってくるポイントなので、詳しくはiOの替えブラシの違いの記事にまとめています。
「まず電動歯ブラシという習慣が続くか試したい」ならエントリー帯から、「画面やアプリの案内までほしい」ならiOへ——という住み分けで考えると、価格差に納得して選びやすくなります。ブラウンとオーラルBという2つのブランド名の関係が気になった方はオーラルBとブラウンの違いもどうぞ。
用途で選ぶなら:この4パターンで考える
- 電動歯ブラシ入門・価格最優先——すみずみクリーン(標準)。2モードのシンプル構成です
- 入門だけどモードに少し幅がほしい——すみずみクリーンPRO。超やわらかクリーンモードが加わった3モード構成で、付属ブラシは3タイプから選べます
- 装備は最小限でPROシリーズの帯を選びたい——PRO1。通販ではPRO1S表記のパッケージもあるので、付属品欄を見比べてお得なほうを
- 押し付けすぎのお知らせやケースまでほしい——PRO2。PROシリーズ内の装備充実版です
価格は執筆時点でも店舗やセールでよく動くので、この記事では金額を書きません。「型番の意味がわかった状態で、今日の価格を見比べる」——これがこの帯の買い物のいちばんの近道です。
在庫メモ
まとめ:PROの迷路は「2系統+流通型番」で読み解ける
- 公式のPROシリーズ現行はPRO1とPRO2(執筆時点)。PRO2は過圧のお知らせ装備とトラベルケースが加わる
- PRO1Sは公式一覧にない通販流通の型番。機能はPRO1と同等・付属品違いという説明が一般的だが、購入時は販売ページの仕様欄で必ず確認
- すみずみクリーンPROはPROシリーズではなく、すみずみクリーンシリーズの3モード版。型番違いは付属ブラシの種類の違い
- iOは磁気駆動の別系統。替えブラシも別規格で、従来型とは互いに流用できない
- 迷ったら「入門はすみずみクリーン帯、装備がほしければPRO2、案内機能までほしければiO」という用途の階段で考える
保存版:この記事の早見表
PROだらけの型番の見分け方を1枚の画像にまとめました。スマホに保存しておくと、売り場やセール品の前で「このPROはどのPRO?」となったときにすぐ確認できます。



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