※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
雨の日の登校付き添い用に、かわいい長靴を通販で買った。届いて、玄関で足を入れたら、ふくらはぎの真ん中でぴたっと止まって、それ以上入らない。足のサイズは合っているのに。片足立ちでぐいぐい押し込んで、汗だくになって、結局その日はスニーカーで濡れて帰る。長靴あるある、だと思っています。
先に結論。長靴が入らないのは、足のサイズではなく「筒周り(履き口の周囲の長さ)」が合っていないから。だから1サイズ上げても解決しません。自分のふくらはぎの一番太いところを測って、商品ページの筒周りに2〜3cm前後の余裕があるものを選ぶ。これだけで失敗がぐっと減ります。ゆったりタイプや調整できるタイプの見分け方、いま持っている長靴をなんとかする方法、脱げない・疲れない対策まで、順番にお話しします。
入らないのは足のサイズではなく「筒周り」
長靴のサイズ表記は、スニーカーと同じ「23.5cm」のような足の長さです。でも長靴には、スニーカーにはない「筒」があります。足の長さがぴったりでも、筒の周囲がふくらはぎより細ければ、そこで止まります。
商品ページには、たいてい次のような数字が並んでいます。
- 筒周り(履き口周り・履き口周囲)——履き口をぐるっと一周した長さ。ふくらはぎがここを通れるかどうか、が全部
- 筒丈(筒の高さ)——かかとから履き口までの高さ。高いほどふくらはぎの太い部分に履き口がかかる
- 足のサイズ——これは普段の靴と同じ
多くのレディース長靴は、筒周りが35〜38cm前後で作られています。ふくらはぎ周りが38cmを超える人だと、普通の長靴はかなりの確率で入りません。太いから、ではなく長靴の作りが平均寄りなだけ。「ゆったり」「ワイド」「幅広」と書かれたタイプは、筒周りが40cm台まであるものが普通にあります。
自分のふくらはぎを測って、商品ページと照らす
買う前に、一度だけ測ってください。3分で終わります。
- メジャーを用意。裁縫用の柔らかいものが測りやすい。なければひもを巻いて、あとで定規に当てる
- 立った状態で、ふくらはぎの一番太いところにメジャーを水平に巻く。座ると筋肉がゆるんで細めに出るので、立って。締めつけず、皮膚に沿わせる程度
- 左右両方を測って、太い方の数字を採用。左右で1cmくらい違う人は珍しくありません
- 長靴を履く時の靴下やタイツの厚みも考える。冬用の厚手の靴下やレギンスの上から履くなら、その分を足す
測った数字に2〜3cm前後を足したものが、選ぶ筒周りの目安です。ぴったりだと脱ぎ履きが大変で、ズボンの裾も入りません。逆に余裕がありすぎると、歩くたびにパカパカして疲れます。
もう一つ大事なのが筒丈との関係。ふくらはぎの一番太いところは、多くの人でかかとから30〜35cm前後の高さにあります。筒丈がそのあたりに来る長靴は、まさに一番太いところに履き口がかかる。だから筒周りにきちんと余裕がいります。筒丈が短ければ、太い部分より下で履き口が終わるので、筒周りの悩みそのものが消えます。
ふくらはぎが太めの人が楽になる長靴の型
「ふくらはぎが太い人の長靴は?」への答えは、素材や見た目より「型」で選ぶです。
- ゆったり・ワイド・幅広タイプ——最初からふくらはぎ周りを広く作ってあるもの。商品名や説明に「筒周りゆったり」「ふくらはぎ太めでも」と書いてあり、筒周りの数字も大きい。まずここを探す
- 履き口を調整できるタイプ——履き口の後ろにゴム(ゴアやギャザー)が入っているもの、面ファスナーやバックルのベルトで広げられるもの。数字が少し足りなくてもここで吸収できる
- サイドゴア——側面にゴムの伸びる部分があるもの。足を通す時にそこが広がるので、履くのがずいぶん楽
- ファスナー付き——側面や後ろにファスナーがあって、開けて履いて閉める。筒周りの悩みには一番確実だけれど、ファスナー部分から水がしみやすいものもあるので、止水ファスナーかどうかを見る
- ミドル丈・ショート丈——筒丈が20cm前後までなら、ふくらはぎの太い部分に履き口がかからない。「入らない」問題がまるごと消える、一番手っ取り早い逃げ道。深い水たまりには弱いけれど、通勤や送り迎えならたいてい十分
- 雪用(防寒長靴)——中に厚手の靴下、時にはボア付きの中敷きも入るので、普通の長靴よりさらに余裕がいる。筒周りの数字が同じでも中がボアで狭くなるので、雪用は目安を1cmくらい多めに
いま持っている長靴をなんとかする
買い直す前に、手元の長靴でできることもあります。ただし限界はあるので、無理はしないでください。
- 履き口を外側に折り返す——筒丈が短くなって、ふくらはぎの太い部分より下で履き口が終わるようになる。ゴム製の長靴なら折ってもたいてい大丈夫。内側の色や柄が見えて、意外とかわいい
- 靴下を薄くする——厚手の靴下1枚で周囲は1cm前後変わる。冬は足元だけ薄手にして、上に暖かいものを
- ズボンの裾を中に入れない——裾を筒の中に入れると、その布の分だけ狭くなる。裾は長靴の外に出すか、細身のレギンスに替える
- ストレッチ素材(ネオプレンやナイロン混)の長靴は、履いているうちに少し伸びる——最初は渋くても、数回履くとなじんでくることがある。ただし塩化ビニールやゴム単体の長靴はほぼ伸びません
- 履き口を無理に広げない——ドライヤーで温めて広げる、何かを詰めて一晩置く、という方法を見かけますが、ゴムや塩化ビニールは伸ばすと裂ける・ひび割れることがあります。裂けたら防水の意味がなくなるので、この方法は勧めません
折り返しと靴下と裾、この3つで「あと1〜2cm」は埋まります。それでも入らないなら、その長靴は筒周りが根本的に合っていないので、次の項を見て買い替えを。
脱げない・疲れない対策——「大きめがいい?」への答え
ふくらはぎで悩む人ほど、つい「大きめを買えば入るはず」と考えがち。でも足のサイズを上げても筒周りはほとんど変わらず、代わりに脱げやすい・疲れやすいという別の悩みが生まれます。
- 足のサイズは、普段の靴+0.5cm程度まで。長靴はかかとが固定されない作りなので、大きすぎると歩くたびに足が中で動いて、かかとが浮いて脱げる
- インソール(中敷き)を入れる——足の遊びを消すと、脱げにくく、疲れにくくなる。クッション性のあるものにすると、底の硬い長靴でも足裏の痛みが減る
- かかとの合う靴下——長靴の中で靴下が滑ると、それだけで疲れる。滑り止め付きや、少し厚手でかかとにフィットするもの
- 長靴が疲れるのは重さと底の硬さが原因——ゴム長靴は片足で500g前後を超えるものも珍しくない。長く歩く日は、軽量タイプ(ポリウレタンや発泡素材)か、ミドル丈にすると楽
- 筒周りの余裕は2〜3cmまで——ゆるすぎるとふくらはぎで支えられず、歩くたびに筒が揺れて疲れる。「入るけどぶかぶか」も、実は疲れの原因
通販で買う時に必ず見ること、子ども用と男性用も一言
長靴は店頭に種類が少なくて、通販に頼りがち。だからこそ、注文前にこれだけは見てください。
- 筒周り・筒丈の数字が書いてあるか。書いていない商品は、質問するか避ける
- サイズ交換・返品の条件——「室内での試着のみ」「タグを外していない」「到着から何日以内」「送料はどちら負担か」。長靴は一度外で履くと交換できないことがほとんどなので、届いたらまず室内で、靴下とズボンを実際に履く時の状態で試す
- レビューで「ふくらはぎ」「筒」の言葉を探す——同じ悩みの人が「入った」「入らなかった」と書いていることが多く、数字より参考になる
子どもの長靴は、筒周りで困ることはあまりなく、むしろ大きめを買って脱げる方が問題。足のサイズは+1cmまで、中敷きで調整が基本です。男性用は筒周りが40cm台からのものが多いので、ふくらはぎが太めの女性が男女兼用や男性用の小さいサイズを選ぶのも、実は堅実な手です。デザインは減りますが、入らない悩みからは確実に解放されます。
ゆきこ( ゚Д゚)『通販で買ったロング丈の長靴が、ふくらはぎの真ん中で止まって、玄関で片足立ちのまま5分。商品ページに「筒周り36cm」ってちゃんと書いてあったんです。私が測っていなかっただけ。今はミドル丈のサイドゴアで、息子たちの送り迎えは無敵です』
あわせて読みたい
長靴を買い直すまでの間、雨の日をどうしのぐかは長靴の代用になるもの——手持ちの靴と防水スプレーでしのぐ方法にまとめています。急な雨の日にどうぞ。
まとめ:筒周りを測って、2〜3cmの余裕で選ぶ
- 入らないのは足のサイズではなく筒周り。1サイズ上げても解決しない
- 立ってふくらはぎの一番太い所を測り、+2〜3cm前後の筒周りを商品ページで探す
- 楽なのはゆったりタイプ・ゴムやバックルで調整・サイドゴア・ファスナー付き。ミドル丈なら悩みごと消える
- 手持ちの長靴は履き口の折り返し・薄い靴下・裾を外に。無理に伸ばすと裂ける
- 脱げない・疲れないには大きすぎない足サイズとインソール。通販はサイズ交換の条件を先に確認
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。


コメント