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お風呂上がりに踏んだバスマットが、前の人の分でしっとり冷たい。「これ、いつ洗ったっけ」と思いながら、また明日でいいかと洗濯かごに入れずに戻す。わが家は男の子2人が続けて入るので、最後に入る私の番にはマットがほぼ濡れ雑巾なんです。毎日洗うべきなのか、週1で足りるのか、ずっとはっきりしないままでした。
先に結論をひとつ。バスマットの洗う頻度は「素材」と「家族の人数」で決まって、綿なら週2〜3回、マイクロファイバーなら週1〜2回が目安です。そして頻度より効くのが、使ったあとに毎日干すこと。早見表、洗濯機で洗う手順、乾かない時の干し方、カビとピンク汚れの落とし方、買い替えの目安まで、順番に見ていきましょう。
洗う頻度の早見表——素材×人数で見る
「毎日」と「週1」のどちらも間違いではなくて、素材の乾きやすさと、1日に何回踏まれるかで変わります。目安を1枚にまとめました。
| 素材 | 1〜2人 | 3〜4人 | 5人以上 | 毎日すること |
|---|---|---|---|---|
| 綿(パイル・タオル地) | 週1〜2回 | 週2〜3回 | 毎日〜1日おき | 掛けて干す |
| マイクロファイバー | 週1回 | 週1〜2回 | 週2〜3回 | 掛けて干す |
| 薄手の速乾タイプ | 週1回 | 週1〜2回 | 週2回 | 掛けて干す |
| 厚手・裏面ゴム付き | 週1回 | 週1〜2回 | 2枚を交互に | 裏面を上にして干す |
| 珪藻土(硬い板) | 洗わない(水で流して乾かす・月1で削る) | 立てかけて陰干し | ||
表より前倒しにしたいサインは、踏んだ時にしっとりする・においがする・ピンク色や黒い点が出たの3つ。逆に、毎日きちんと干せているなら、表より少なめでも大丈夫なことが多いです。
毎日洗わなくていい?——「毎日干す」が頻度より効く
バスマットの困りごとは、汚れそのものより濡れたままの時間が長いことから起きます。においもカビもピンク汚れも、湿ったマットの上で菌が増える時間が原因なんです。だから毎日洗えなくても、使い終わったら床から持ち上げて、掛けて干すだけで、洗う頻度を増やすより効果があります。
- 最後に入った人が、バスマットをタオル掛けや浴室のドアに掛ける。わが家はこれを子どもの「お風呂の最後の仕事」にしています
- 床に敷きっぱなしは一番よくない。裏面が乾かず、床との間に湿気がこもります
- 家族が多い日は、2枚を交互に使うと、1枚が乾く時間を確保できます
- 浴室乾燥や扇風機の風が当たる場所なら、翌朝にはほぼ乾きます
「毎日洗わないと汚い?」と気にする人も多いのですが、足の裏の汚れは思うほど多くありません。それより乾かす時間。そう覚えておくと迷いません。
洗濯機で洗う手順——他の物と一緒に洗っていい?
バスマットを洗濯機に入れるのを「汚い」と感じる人もいますよね。足の裏を拭く布なので、性質としてはタオルと同じ仲間です。私はバスタオルやフェイスタオルと一緒に洗っています。服と分けたい人は、タオル類の日にまとめると気持ちが楽。トイレマットと一緒にするかは家庭ごとの気分で決めていいと思います。手順はこうです。
- 洗濯表示を見る。洗濯機のマークがあれば洗えます。裏面にゴムがあるものは、脱水と乾燥機に注意(あとで書きます)
- 髪の毛とほこりを取る。粘着クリーナーでひとなで。洗濯機のフィルター詰まりと、他の洗濯物に毛が付くのを防げます
- 大きめの洗濯ネットに入れる。毛足の長いものは特に。ネットに入れると裏面のゴムが洗濯槽に当たって傷むのも防げます
- 普通の洗剤で、標準コース。裏面ゴム付きは弱水流で脱水は短めに(1〜3分)
- 柔軟剤は入れないか、ごく少なめ。柔軟剤は繊維の表面をコーティングして、吸水を落とします。バスマットの命は吸水なので、ここは我慢どころ。ふわふわにしたい時は、干す前に軽く振って毛を立てるだけで十分です
- 洗い終わったらすぐ干す。洗濯機の中に置いておくと、それだけでにおいが戻ります
乾かないのはなぜ?——掛けて干す・浴室乾燥・厚さを見直す
「洗ったのに翌日まだ湿っている」は、頻度の問題ではなく干し方の問題です。厚手のバスマットは、平らに置いたままだと裏面に空気が通らず、いつまでも乾きません。
- 掛けて干す。物干しざおにまたがせるか、ピンチハンガーで四隅をつまんで、両面に風が通るように。二つ折りにして掛けると内側が乾かないので、できるだけ広げて
- 浴室乾燥・扇風機・サーキュレーター。梅雨や冬は自然乾燥だと丸1日かかることも。風を当てるだけで乾く時間が半分以下になります
- 裏面にゴムがあるものは乾燥機に入れない。ゴムが熱で溶けたり、ぼろぼろになって洗濯機や乾燥機の中に散ったりします。直射日光も避けて、裏面を上にして陰干し
- それでも乾かないなら、厚さを見直す。ふかふかの厚手は気持ちいいけれど、家族が多い家では乾く時間が足りません。薄手の速乾タイプに替えると、洗う頻度も上げやすくなります
カビ・ピンク汚れが出た時——酸素系漂白剤のつけ置き
裏面に黒い点、表面の縁がうっすらピンク。どちらも湿ったままの時間が長かったサインです。ピンクは赤色酵母という菌で、黒い点はカビ。どちらも酸素系漂白剤のつけ置きで対応します。
- 洗面器やバケツに40〜50度のお湯をためて、酸素系漂白剤(粉末)を表示の量だけ溶かす。手荒れしやすい人はゴム手袋を
- バスマットを沈めて30分〜1時間つけ置き。ピンク汚れは30分でほぼ落ち、黒い点は1時間ほど
- そのまま洗濯機に入れて、普段どおり洗って、しっかり干す
- 落ちきらない黒い点は、繊維の奥まで根が入っています。何度やっても残るなら買い替えの目安に
ここでひとつだけ。酸素系漂白剤と塩素系漂白剤を混ぜないでください。有害なガスが出るおそれがあります。つけ置きの残り湯に塩素系のカビ取り剤を足す、というのが一番やりがちな失敗です。使うならどちらか一方に決めて、日を分けてくださいね。ピンク汚れの仕組みや再発を防ぐ習慣はタオルのピンク汚れの正体と落とし方で詳しく書いています。
洗えないバスマット(珪藻土)はどうする?
珪藻土の硬い板タイプは、洗濯機どころか洗剤で洗うのもNGです。洗剤の成分が穴に入り込んで、吸わなくなってしまいます。使ったら立てかけて陰干し、汚れは水で流す、月に1回くらい紙やすりで表面を削る。これが手入れのすべてで、「洗う頻度」という考え方自体がありません。削っても吸わない・臭いが取れない・ひびが入った時が寿命で、捨て方には少しコツがあります。珪藻土バスマットの捨て方で、捨てる前に確かめることから書いています。
買い替えの目安——洗っても戻るなら寿命
- 洗ってもにおいが戻る。繊維の奥に菌が残っていて、洗濯では届かなくなっています。酸素系のつけ置きで戻らなければ寿命
- 吸わなくなった。柔軟剤の蓄積か、繊維がへたっているか。踏んでも足が濡れたままなら替え時
- 裏のゴムがべたつく・粉を吹く。床が汚れるだけでなく、洗濯機を傷める原因に
- 黒い点がつけ置きでも落ちない
- 目安として半年〜1年で替える人が多いです。家族が多い家ほど早め
ゆきこ( ゚Д゚)『男の子2人のあとに入ると、バスマットはほぼ水たまりです。毎日洗うのは無理だったので「最後の人が掛けて干す」をルールにしたら、においも週2回の洗濯で気にならなくなりました。厚手のふかふかは憧れだったけど、乾かないので薄手の速乾に替えたのが、うちの正解でした』
「乾かない」「洗う頻度を上げたい」という人は、薄手の速乾タイプを1枚足して交互に使うと、1枚が乾く時間が取れて、洗う回数の悩みがだいぶ軽くなりますよ。
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バスマットと同じ日に洗うと決めておくと楽なのが、トイレマットです。トイレマットは洗濯機で洗っていい?で、単独・ネット・最後に洗濯槽の型を書いています。「洗ったのに臭う」の正体はタオルが洗っても臭い時のリセット方法と同じ仕組みなので、においが戻る人はこちらもどうぞ。珪藻土を使っていて捨て時に迷ったら珪藻土バスマットの捨て方へ。
まとめ:頻度は素材と人数で決めて、毎日干す。柔軟剤は控えめに
- 頻度の目安は綿で週2〜3回、マイクロファイバーで週1〜2回。人数が多いほど前倒し
- 頻度より効くのは使ったら掛けて干すこと。家族が多いなら2枚を交互に
- 洗濯機ではタオルと一緒でOK。ネットに入れて、柔軟剤は控えめ、すぐ干す
- カビ・ピンク汚れは酸素系漂白剤のつけ置き。塩素系と混ぜない
- 洗ってもにおいが戻る・吸わない・ゴムが粉を吹くなら買い替え
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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