※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
ポーチからチークを出したら、中でばらばらに割れて粉だらけ。落とした覚えはないのに、鞄の中でぶつかっていたみたいで、開けた瞬間に粉が舞ってため息、ということありますよね。お気に入りの色ほど、なぜか割れる気がします。
先に結論をひとつ。割れたチークは、粉を集めて消毒用エタノールで押し固めれば、ほぼ元の形に戻せます。特別な道具はいらなくて、家にあるラップとスプーンでできるんです。直すのが面倒なら、粉のまま小さい容器に移して使う道もあります。手順と、やってはいけないこと、「アイシャドウ代わりに使っていい?」という疑問、ついでにチークブラシの洗い方まで、順番に見ていきましょう。
直す前に用意するもの——ラップ・スプーン・消毒用エタノール
- 消毒用エタノール(無水エタノールでも可):数滴〜小さじ半分くらい
- ラップ:粉を砕く時と押し固める時に使うので、2枚
- スプーンの背、または硬貨など平らで硬いもの
- 綿棒とティッシュ:はみ出た粉の掃除に
- スポイトがあれば便利。なければ小さじで少しずつ
作業は新聞紙かチラシを敷いた平らな机の上で。粉が飛ぶので、風のない場所を選んでくださいね。エタノールは火気厳禁です。コンロやストーブ、アロマキャンドルのそばでは使わず、窓を開けて換気しながら、子どもの手の届かない所で作業してください。
割れたチークの直し方——7つの手順で、ほぼ元通り
- 粉をケースに集める。こぼれた分は紙の上に出して、紙を折り曲げてケースに戻す。大きなかたまりが残っていても大丈夫
- ラップをかぶせて、上から砕く。スプーンの背でかたまりを押しつぶし、全体を細かい粉にする。ここで粒が残ると、あとでそこだけ浮きます
- 消毒用エタノールを数滴ずつ垂らす。粉全体がしっとりして、指で押すとまとまるくらいまで。入れすぎたら少し待って飛ばせばいいので、足りないより多めの方が失敗しにくいです
- 新しいラップをかぶせ、上から押し固める。指の腹でまん中から外へ、次にスプーンの背や硬貨で全体をぎゅっと。端も忘れずに
- ラップを外して、ティッシュを乗せて軽く押さえる。表面の余分な水分を吸わせつつ、平らにならします
- ふたを開けたまま一晩〜1日乾かす。風通しのよい日陰で。ドライヤーは使わない(理由はあとで)
- 完全に乾いたら、ブラシで表面をひと撫でして、粉がふんわり取れれば完成
直した直後は表面が少し硬く感じることがありますが、ブラシで何度か取るうちに元の感触に戻ります。色や発色は、エタノールが飛べばほぼ変わりません。ラップ越しに作業するのは、粉を指で直接触って皮脂が混ざるのを防ぐためでもあるんです。
固め直さず、粉のまま使う方法
「固め直すほどでもない」「ケースが割れてしまった」という時は、無理に戻さなくても大丈夫。粉のまま小さい容器(コスメ用の小分けポットやクリーム用の空き容器)に移して、ルースチークとして使うのも立派な直し方です。ブラシの先を軽くつけて、手の甲で余分を落としてから頬に。粉のままだとふんわりつくので、実はこっちの方が好き、という人もいます。ふたがしっかり閉まる容器を選ぶと、ポーチの中で粉が漏れません。同じ悩みのアイシャドウについてはアイシャドウが割れた時の直し方とケースの代用で書いているので、こちらもあわせてどうぞ。
やってはいけないこと——水で固める・ドライヤーで急いで乾かす
- 水で固める:一見固まりますが、乾きにくく、雑菌やカビの原因になります。顔に乗せるものなので、ここは省略しないで
- ドライヤーで急いで乾かす:表面だけ先に乾いてひび割れます。せっかく固めたのにまた割れる、の原因はほとんどこれ
- 接着剤やのりを混ぜる:肌に乗せるものに入れないでください
- 乳液やクリームを混ぜる:クリームチークにはなりません。油分で固まらず、傷みやすくなります
- 目のすぐ際に使う・目に入れる:エタノールを含んだ直後は特に。目元に使う時の考え方は次の見出しで
もうひとつ、砕く前に割れたチークの中に粉以外のもの(欠けたケースの破片や鏡のかけら)が混ざっていないかを確かめてください。鏡が割れていたら、粉だけ別の容器に移して、ケースは新聞紙で包んで捨てる方が安心です。
チークをアイシャドウやリップの代わりに使っていい?
チークとアイシャドウは同じ粉のコスメなので、「代わりに使えるのでは」と思いますよね。実際、色味としては使えないことはありません。ただ、知っておいてほしいことがあります。
- チークは頬に使う前提で作られたもので、目元用の基準で設計されているとは限りません。使えるかどうかを私が断定することはできないので、「頬用を目元に使っている」と分かったうえで、自分の判断で
- 使うなら、粘膜に近い際やまぶたの内側には乗せず、目に入りやすい人、目元が敏感な人、コンタクトの人は避ける方が無難です
- 目に入ったら流水で洗い流し、痛みや充血が続くなら眼科へ。まぶたが赤くなる、かゆいという時も、使うのをやめて皮膚科で相談を
- リップには使わないでください。口に入るものは、口に入れてよい前提で作られたものだけ。逆にリップをチークに使う方は、量を少なくすれば選択肢に入ります
チークブラシの洗い方——毛先だけ洗って、毛先を下に陰干し
チークが割れたついでに、ブラシも見直しませんか。粉が固まったブラシは色がにごり、割れたチークを直しても発色が変わって見えます。
- ぬるま湯に中性洗剤(食器用でOK)かブラシ用のクリーナーを数滴。泡立てすぎない
- 毛先だけをつけて、手のひらの上でくるくる。根元の金具まで濡らすと、接着がゆるんで毛が抜けます
- きれいなぬるま湯で、色が出なくなるまですすぐ。こすらず振り洗い
- タオルで軽く押さえて水気を取り、毛先を整える
- 毛先を下向きか横向きにして陰干し。上向きに立てると水が根元にたまります。乾くまで半日〜1日
頻度は、毎日使うなら2週間に1度くらい。普段はティッシュの上で軽く撫でて粉を落とすだけで十分です。ファンデーションのブラシやパフはもう少しこまめに洗いたいので、そちらはファンデーションのブラシとパフの洗い方にまとめています。
ゆきこ( ゚Д゚)『割れたチークを「もう捨てるしかない」とあきらめている人は本当に多いですよね。エタノールで戻せると知って「戻った!」と喜んでいる声を読むと、こちらまでうれしくなります。うちなら、捨てる前にまず一度は押し固めてみます』
消毒用エタノールは、チークだけでなくフェイスパウダーやアイシャドウが割れた時にも同じ手順で使えますし、ブラシの除菌やケースの拭き掃除にも回せるので、1本あると気が楽です。粉のまま使うなら、ふたがしっかり閉まる小分けの容器を。
あわせて読みたい
割れたコスメつながりで、アイシャドウが割れた時の直し方とケースの代用とフェイスパウダーが割れた時の復活と代用もどうぞ。手順はほぼ同じで、フェイスパウダーは粉のまま使う方が向いている話も書いています。「割れたけれど捨てたくない」といえば、マグカップの取っ手が取れた時の直し方も同じ発想で、捨てる前に一度試す価値があります。
まとめ:粉を集めて、エタノールで押し固めて、一晩乾かす
- ラップ越しに砕いて粉にし、消毒用エタノールを数滴。しっとりするまで
- 新しいラップの上から押し固め、ふたを開けて一晩乾かす。ドライヤーはNG
- 面倒なら粉のまま小さい容器に移して、ルースチークとして使う
- 水で固めない・接着剤を混ぜない。エタノールは火気厳禁で換気を
- アイシャドウ代わりは目元用の基準ではないと知ったうえで。リップには使わない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



コメント