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朝の忙しい時間に、洗面台からフェイスパウダーがころん。ふたを開けたら中身がぱっくり割れて、粉がケースの中で砂みたいになっている。あの瞬間のがっかり、分かります。まだ半分以上残っているのに、ポーチに入れたら粉が漏れるし、パフで取ろうとするとかけらがぽろぽろ落ちるし。
先に結論をひとつ。割れたフェイスパウダーは、捨てなくて大丈夫です。戻す道は2つあって、ひとつは家にあるもので押し固めてプレストに戻す方法、もうひとつは割り切ってルース(粉のまま)に変えて使い切る方法。どちらも10分もかかりません。切らした時の代わり、ファンデ代わりになるかという疑問、100均のケース、パフの洗い方まで、順番に見ていきましょう。
割れたフェイスパウダーは復活できる?——戻し方は「押し固める」か「ルースにする」
プレストパウダーは、細かい粉を少量の油分と一緒にぎゅっと圧縮して固めたものです。落として割れたというのは、その圧縮がほどけただけなので、粉そのものは何も傷んでいません。だからもう一度まとめて押せば固まりますし、固めなくても粉として普通に使えるんですよね。
- 押し固めて戻す:消毒用エタノールを数滴たらして粉をしっとりさせ、ラップ越しに押して乾かす。見た目も使い心地もほぼ元通りになる。手間は10分+乾かす時間
- ルースに変える:割れた粉を細かく砕いて、ふるい付きの小さな容器に移す。押し固める手間がなく、その日から使える。持ち運びには少し不向き
毎日ポーチに入れて持ち歩くなら押し固める、家でしか使わないならルースに、と考えると迷いません。
押し固めてプレストに戻す手順——消毒用エタノールとラップだけ
- 粉をケースに集める。ケースからこぼれた粉も含めて、紙を敷いた上で作業します。大きなかけらはスプーンの背で細かく崩して、なるべく均一な粉に
- 消毒用エタノールを数滴ずつ。粉全体がしっとりして、指で押すとまとまるくらいまで。一気にかけると水たまりになって乾きにくいので、2〜3滴ずつ足していくのがコツです
- ラップをかぶせて、平らに押す。ケースの上にラップをぴんと張り、その上から指の腹で押します。四隅までしっかり。もっと固くしたい時は、ラップの上にコインやスプーンの背を当てて押すと、表面がなめらかになります
- ラップをそっと外して乾かす。ティッシュを1枚乗せてふたを開けたまま、風通しのいい所で一晩〜1日。エタノールの匂いが消えたら完成です
ここで、やらないほうがいいことも。水や化粧水で固めるのはおすすめしません。乾くのに時間がかかるうえ、水分が残るとカビや変質の心配があります。ドライヤーで急いで乾かすのも、表面だけ乾いてひびが入りやすくなるので、自然乾燥がいちばん確実です。
エタノールを使う時は、火のそばで使わない・窓を開けて換気する・子どもの手の届かない所で作業するの3つだけ守ってくださいね。同じ手順はチークにも使えるので、チークも一緒に割れてしまった人はチークが割れた時の直し方もあわせてどうぞ。
ルースに変えて使い切る——固めるのが面倒な人はこちら
「押し固めるのも待つのも面倒」という人は、ルースパウダーに変えてしまうのがいちばん早いです。割れた粉を全部細かく砕いて、ふるい(網)付きの小さな容器に移すだけ。ふるいがあると、パフやブラシに毎回ちょうどいい量だけ粉が乗るので、つけすぎも防げます。
- 容器はふるい付きのパウダーケースが理想。なければ小さなクリームケースに移して、ブラシで取る
- 粉を移す時は紙を丸めてじょうごの代わりにすると、こぼれません
- 細かい粉が舞うので、顔を近づけすぎない・吸い込まない・目に入れない。小さい子がいる家は、子どもが寝ている間か別の部屋で
フェイスパウダーを切らした時、代わりになるもの
割れたのではなく、そもそも使い切ってしまった。買いに行く時間はない。そんな朝に「家にあるもので何とかなる?」という話です。結論から言うと、その日をしのぐ代わりはありますが、どれも毎日の代用にはしないほうがいいです。
- ベビーパウダー:粉の細かさと使い心地はいちばん近い。ただ肌の色に合わせた色がついていないので、つけすぎると白く浮きます。パフに取ったら手の甲で落として、テカリやすい所だけに。あくまで一時しのぎと考えて、毎日は顔用のものに戻すのが安心です
- アイシャドウのマットな白やベージュ:鼻筋や目の下など、部分的にテカリを抑えるだけなら使えます。顔全体には量も足りないし、粒子も違うので向きません
- パウダータイプのファンデーション:持っているなら、ごく薄くはたくだけでパウダー代わりになります。いつもの半分の量で
- 片栗粉やコーンスターチ:ネットで見かける方法ですが、私はおすすめしません。食品なので汗や皮脂と混ざるとダマになって固まりやすく、時間がたつと衛生面でも気になります
- 何も乗せない:下地とファンデーションのあとにティッシュで軽く押さえるだけでも、余分な油分が取れて崩れにくくなります
肌に合わないものを乗せた時に赤みやかゆみが出たら、その時点でやめて洗い流してくださいね。長引くようなら皮膚科に相談を。
フェイスパウダーだけでファンデ代わりになる?——なる日と、ならない日
これはよく聞かれる質問で、答えは「薄いカバーでいい日ならなる、色ムラをしっかり隠したい日はならない」です。フェイスパウダーは色がついているものでも、ファンデーションほど色をのせる力はありません。その代わり、粉っぽくならず素肌っぽく仕上がるのが強みなんですよね。
- 向いている日:休日、近所への買い物、マスクの日、肌の調子がいい日、汗をかく予定の日。下地+パウダーだけだと、崩れても汚くなりにくい
- 向かない日:くすみやクマ、赤みをしっかりカバーしたい日。パウダーを重ねても厚くなるだけ
- 下地は要ります。パウダーは粉なので、素肌に直接乗せると乾燥して見えやすく、密着も弱くて午後には落ちています。日焼け止めや下地でいったん肌を整えてから
- 気になる所だけコンシーラーで点カバーして、その上からパウダー。これがファンデーションを使わない日のいちばん自然な組み合わせです
「ファンデーションが毛穴に落ちる」のが嫌でパウダーだけにしたい人は、原因が下地側にあることも多いので、ファンデーションが毛穴落ちする時の直し方も読んでみてください。
ケースが壊れた時——100均で代わりになる容器
中身は無事なのに、ふたのヒンジが折れた、ミラーが割れた、留め具がバカになった。こういう時は、100均の容器で十分間に合います。
- ふるい付きパウダーケース:ルースに変えた粉を入れるなら、これが定番。コスメコーナーか旅行用品コーナーに
- 詰め替え用のコンパクト(中皿付き):押し固めて戻した粉を入れるならこちら。元の中皿の直径を測ってから買いに行くと失敗しません。ミラー付きを選ぶと外出先でも困らない
- 元の中皿がそのまま使えるなら、新しいケースの底に弱めの両面テープで固定。あとで外して次の中皿に替えられます
アイシャドウのケースが割れた時も同じ考え方で選べるので、アイシャドウが割れた時のケースの代用も参考にどうぞ。
パフの洗い方と頻度——粉を戻す前に、パフも一度きれいに
せっかく粉を戻しても、パフが皮脂でぺたっとしていると、粉の付きが悪くなります。洗い方は簡単です。
- ぬるま湯に中性洗剤(食器用でも可)か専用のクリーナーを溶かし、パフを浸して押し洗い。もまない、こすらない
- 茶色い水が出なくなるまで、水を替えてすすぐ
- タオルで挟んで水気を取り、形を整えて陰干し。直射日光やドライヤーはスポンジが硬くなる原因に
頻度は週に1回が目安。毎日使うなら2つ用意して交互に使うと、乾かす時間に困りません。
ゆきこ( ゚Д゚)『施術前に使うパウダーをお客さまの前で落として割った、という話はサロンではよくある失敗です。ラップ越しにぎゅっと押して一晩置いたらちゃんとプレストに戻った、という声を読んで、なるほどと思いました。うちなら、割れても慌てずまず粉を集めるところから始めます』
割れるたびに買い替えるより、ふるい付きのパウダーケースか詰め替え用のコンパクトを1つ持っておくと、割れた粉もサンプルの粉もまとめて使い切れて、ポーチの中も軽くなりますよ。
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割れたコスメの復活は、粉ものならほぼ同じ手順です。チークが割れた時の直し方とアイシャドウが割れた時のケースの代用もあわせてどうぞ。粉の付きが悪いと感じたら、ファンデーションのブラシとパフの洗い方で道具を一度きれいにしてみてくださいね。
まとめ:割れても捨てない、固めるかルースに、代用は一時しのぎ
- 割れた粉は傷んでいない。押し固めて戻すか、ルースに変えて使い切る
- 戻すなら消毒用エタノール数滴+ラップ越しに押して一晩。水やドライヤーは使わない
- 代わりはベビーパウダーやマット白シャドウを部分的に。片栗粉はおすすめしない
- ファンデ代わりは薄いカバーの日ならOK。下地は要る、色ムラはコンシーラーと
- ケースは100均のふるい付きケースや詰め替えコンパクトで。パフは週1で押し洗い
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手順を1枚にまとめました。



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